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肉が続くとやっぱり魚が食べたくなる。
この日はメバチマグロが安い。
やや薄めに引いて、醤油とみりんに漬け込む。
お皿の外側から並べていって、八重咲きの花(?)のようにする。
ゴマと海苔を散らし中央に青ネギを盛って柚子胡椒を乗せたら、マグロのヅケの柚子胡椒添え。
九州では柚子胡椒やカボス胡椒で刺身を食べさせることもある。
これがなかなか旨い。
別の日。
この日はなんとなく鯛茶の気分。
いつもの愛媛風のゴマだれじゃなくて、シンプルに琉球(大分の郷土料理)にする。
鯛を薄めに引き、醤油と酒とみりんに漬け込む。
ゴマと青ネギをたっぷり。
刺身としてこのまま食べてもいいし、熱々ご飯に乗せてもいい。
でも、薬味の海苔とネギとワサビを乗せて熱いダシをかけた鯛茶漬けが一番。
ダシはカツオだしに塩で軽く味付けしたもの。
やっぱり鯛は今が旬だね。
ほんと旨い。
旨過ぎる。
別の日のスーパー。
太めの青ネギが安い、というか安過ぎ。
キハダマグロの中トロも安かった。
日本料理の季節感で言うと「走り」だね。
マグロと青ネギでヌタにでもするかな、、、と思ったけど、なんか気分じゃない。
あ、そうだ。
カツオ昆布ダシを多めにとる。
みりん、砂糖、薄口醤油、塩で味を調整。
マグロは薄めに引く。
鍋になるホットプレートを出して、ダシを張る。
ネギを入れて、マグロをしゃぶしゃぶ。
青ネギのねぎま鍋。
うまぁ~い。
うわぁ、こりゃ本当に旨い。
大満足の鍋。
この日もまたいつものようにスーパーに立ち寄る。
あ、ブリの柵が半額の200円になってる。
日本料理の季節感で言うと「名残(なごり)」かな。
また琉球にしちゃお。
家に帰って、ブリの柵を薄めに切り、醤油と酒とみりんとゴマに漬け込む。
大分では漬けてすぐ食べるけど、この日は別のものを食べる予定なので、このまま冷蔵庫に入れて一晩寝かせる。
翌日。
これは大森の老舗、守半(もりはん)の海苔。
守半の焼き海苔はちょっと高いけど、このもみ海苔だけは210円。
超お買い得。
このまま食べても旨いし、ワサビ醤油にちょんとつけて熱燗をクイッといきたい感じ。
炊き立てご飯に海苔を散らして、ブリの琉球を乗せ、漬け汁を廻し掛ける。
青ネギとわさびを添えて、あとは熱々のお茶をかけるだけ。
もちろん琉球丼として食べても旨い。
熱々のお茶をかけるとブリの表面が霜降り状態になり、刺身とは違う食感に変わる。
ワサビを溶いて、サラサラっといく。
旨い、あぁ旨い。
ただのお茶なのに、なんでこんなにおいしいんだろう。
旨い。
やばい、止まらない。
当然、おかわり。
旨かった。
お腹いっぱい。
まだ残っているから明日も琉球茶漬けにしちゃおうかな。
琉球って何でこんなに旨いんだろう。