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アジア大会決勝、北朝鮮に1対3で敗れました。
でも、銀メダルおめでとう!
以前の日記にも書きましたが、勝負に徹してヨルダン相手に12点取ったのが効きました。おかげでトーナメントの相手が格下ばかりになりましたからね。多分、北朝鮮のブロックにいれば、メダルすら逃したでしょう。今のなでしこでは中国、韓国相手でも勝ちきるのは難しいと思います。
でも、アジアで第2位になれたことは喜んでいいと思います。とはいえ、アジアの強豪相手に苦戦するようでは世界を相手にどれだけ成績を残せるか不安です。きっと、来年のワールドカップも優勝を期待されるはずです。でも、今のままでは予選突破すら厳しいでしょうね。
一番の原因は人選ミスだと思います。海外組を招集できなかったのかもしれませんが、今回のメンバーの実力不足は誰も否定しないでしょう。国内にもいい選手がたくさんいるのに、なぜか選ばれていませんでした。監督やスタッフの戦術にあわないのか、理由はわかりませんけどね。
今回の戦い方は選手の力量に合わせたのか、以前のなでしこのような全員守備、全員攻撃という形がみられませんでした。ただ、この戦い方では点は取れないし失点の危険が高まります。こうしてみると、ワールドカップ出場時のレギュラーはレベルが高かったんですね。今回、宮間選手のセットプレーがなければ試合にならなかったんじゃないかという感じです。
国内で活躍が目立つといっても、相手がなでしこリーグクラスでは本当の実力ははかれません。現になでしこリーグで活躍している選手も、中国や北朝鮮の選手を相手にすると実力のなさが露呈します。1対1にも弱いし、厳しいボールを処理できないし、ボールをもってからの判断も遅いし悪いし。必死に食らいつくという姿勢も欠けていました。特に攻撃陣は駄目でしたね。ワールドクラスのシュートは数えるほどでした。サイドバックの攻撃参加も迫力がないし、クロスの精度も低いし、シュートも甘いし(それにしても、ベトナムのキーパーはすごかった)。これでは世界では通用しないでしょう。今回はそれがわかったんじゃないかな。
アジアはまだ格差が大きくて、ヨルダンやベトナム、香港などは、下手をするとなでしこリーグの上位チームでも勝てそうなレベルです。でも、アジアの強豪である北朝鮮、中国、韓国の実力は今のなでしこより上かもしれません。ヨルダンで大量得点したおかげで、そのチームと決勝まで当たらずにすんだわけで(中国とは予選を戦って引き分けていますが)、下手をするとトーナメントの初戦で中国に負けてメダルを逃していたかもしれません。
でも、なでしこが成長するためには、そのくらいのダメージを受けてもよかったのかもしれません。銀メダルは立派だけど、それは組み合わせのおかげだということを肝に銘じて、さらなるレベルアップを図ってほしいです。でないと、ワールドカップ連覇なんて不可能です。それにワールドカップとなれば海外組も招集されるでしょう。
海外組の若手である、大儀見、岩淵、熊谷あたりは間違いなく、今回のメンバーを押しのけるだけの実力があります。しかも、海外で鍛えられているから、よりパワーアップしていることでしょう。ベテランであっても、大野、近賀、安藤あたりは、まだまだ、今の選手より実力は上です。来年まで衰えていなければ、そして、今のなでしこの選手がレベルアップしなければ、今のなでしこのメンバーはほとんど選ばれないはずです。
今回の銀メダルは素直に喜べないかもしれません。でも、アジアで第2位になったのだから、それはそれとして喜びましょう。今回の大会で僕が及第点をつけられるのは宮間、川澄、岩清水、坂口、菅澤くらいかな。残りの選手は頑張らないとこれが本当に代表最後になるかもしれませんからね。今喜ばないと、もう二度と喜ぶチャンスがこないかもしれません。幸い、ワールドカップの出場権は得ていますが、このままだと予選を突破することさえ難しいでしょう。今の主力だっていつ怪我をして引退を余儀なくされるかわかりません。だからこそ、喜べるときに喜んでおきましょう。
ということで、
なでしこ、銀メダルおめでとう!