音楽三昧+α

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2019.08.09
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テーマ: ジャズ(202)
カテゴリ: ジャズ



 ​ https://www.amazon.co.jp/dp/B00IUMI5MU
 50年代、マイルス・ディヴィスのサイドマンとしてジャズ・シーンの注目を集めたジョン・コルトレーン。のちに独立し、自らのジャズスタイルを確立させるべく、さまざまな方法を模索していた。このアルバムはそうした試みが実を結び、新時代のテナーサックス奏者コルトレーンの革新性が誰の目にも明らかとなった、記念碑的アルバムである。
 アドリブの基本原理となるコードチェンジを極限まで押し進めた、きわめてメカニカルな演奏は、当時のサイドマンには演奏が困難だった。途中でメンバーの交代も行われた結果、生まれたのがこの作品だ。しかし、聴いてみると実にスムースに演奏が展開されており、何度か聴けば音楽が論理的に構築されている様子がわかってくる。完成度の高い作品だ。(後藤雅洋)
 ジャイアント・ステップス(Giant Steps)
 カズン・マリー(Cousin Mary)
 カウントダウン(Countdown)
 スパイラル(Spiral)
 シーダズ・ソング・フルート(Syeeda's Song Flute)
 ネイマ(Naima)
 ミスターP.C.(Mr. P.C.)
 ジャイアント・ステップス(Giant Steps)(別テイク)
 録音:
  <セッション-A>
   1959年5月5日(BND-1,3,5,7)
   ジョン・コルトレーン(テナー・サックス)
   トミー・フラナガン(ピアノ)
   ポール・チェンバース(ベース)
   アート・テイラー(ドラム)
  <セッション-B>
   1959年5月4日(BND-2,4)
   ジョン・コルトレーン(テナー・サックス)
   トミー・フラナガン(ピアノ)
   ポール・チェンバース(ベース)
   アート・テイラー(ドラム)
  <セッション-C>
   1959年12月2日(BND-6)
   ジョン・コルトレーン(テナー・サックス)
   ウィントン・ケリー(ピアノ)
   ポール・チェンバース(ベース)
   ジミー・コブ(ドラム)
  <セッション-D>
   1959年4月1日(BND-8)
   ジョン・コルトレーン(テナー・サックス)
   シダー・ウォルトン(ピアノ)
   ポール・チェンバース(ベース)
   レックス・ハンフリーズ(ドラム)
  全セッション共、ニューヨーク、アトランティック・スタジオにて


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Last updated  2019.08.09 15:26:24
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