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まさ@ あついな~ おもろい中国ビジネス楽しみにしてますよ…
2005年02月13日
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カテゴリ: 中国への想い
私の夢のような中国旅行が残すところ1日となったこの日、名残りを惜しむようにゆっくりとショッピングをした。次の日、予想もしない出来事が起こることも知らずに。。。

■北京の銀座、王府井

北京にある王府井(わんふーちん)の由来はその昔、皇族が住んでいたこの地(王府)に、井戸があったことから付いたらしい。
そのまんまだ・・・。

前回も言った通り、上海の南京路の2倍はあろうかと言う歩行者天国になっていて、大勢の人で賑わっている。超巨大な百貨店「新東安市場」や近代的なモールの「東方新天地」などがあり、日本の伊勢丹なんかもある。「北京の銀座」なんて呼ばれている。

オヤジはぐったり疲れて、全然うまく無いコーヒーが出てくるスターバックスで待機。私とオカンは色々とお店を回ることに。

流石に北京銀座だけあって、そんなには安く無い。ここではサングラスや甥っ子へのおもちゃなどを購入した。中国の大きなデパートは吹き抜けになっている事が多くて綺麗だ。お店の数も多いが、同じような物を売っている所が多すぎて迷うのが玉に傷。

王府井の真中ぐらいまでテクテクと歩くと何やら怪しい屋台横丁を発見!「王府井小吃街」と書いてある。後でガイドブックで見ると、結構有名な横丁らしい。

王府井小吃街
王府井小吃街

近くまで来ると異臭が漂ってきた。モワモワとどのお店(屋台)からも灰色の煙が上がっている。店員はイソイソと何かの生き物の肉を焼いている。ただ一つだけ、それが何なのかわかった物があった。「サソリ」だ。

「オカン、サソリ焼いてるよ!」と私が言うと、「あらまぁ~」と極普通のリアクションのオカン。もうその程度では驚かないようだ。他にもヒトデみたいなものを焼いていた。二人は自然とその横丁から離れた。。。

サソリとヒトデ
サソリとヒトデ。精力つきそうだけど、見た目は星みたいだけど、
やっぱり無理。

■北京の空の下で

オカンが買い物をしている時に私は外で一人で待っていた時、中国人男性に話し掛けられた。「~はどっちかな?それから今何時?」という感じだ。ただ、どっちに何があるのかわからないし、自分の時計は日本時間のままだ。結局、私は「対不起(ごめんなさい)」と言って、時計をしているのにもかかわらず謝ってしまった。その中国人男性は奥さんと子供を連れて田舎から出てきたらしく、次の人に聞きに行っていた。中国人に見られたのは嬉しかったが、ちゃんと答えられなかったのがとても悔しかった。もう夕暮れ時だった。
今は中国語の勉強をしている最中だが、中国で道案内をできるぐらいまでになりたい。

■それは自分の明日の為

買い物タイムが終了と同時に、王府井の中央にある「好友世界商場」というデパートの前でみんなと合流だ。

夜の王府井
夜の王府井

オヤジが集合場所に来る途中で、ある小さな子供に呼び止められたそうだ。

その時のやりとりはこうだ。

その子はオヤジが水分補給の為に持ち歩いていたミネラルウォーターを指差して、「欲しい」と言った。何度もせがまれ、オヤジは戸惑いながらも自分の水を渡そうとすると、「そうじゃなくて、そのペットボトルをくれ」という事だったらしい。仕方なくオヤジは中身を全部捨てて容器をあげたのだった。

はじめは強引な清掃だなぁと思ったが、彼女曰く、ペットボトルを業者に渡すと幾らかになるから、そうして終わりそうな人の物を回収しているのだそうだ。

生活の為とは言え、人が飲んでる途中でも容器を回収しようとするエネルギーは凄い。。。

■サプライズ!

ホテルに戻って、みんなで施設内にあるレストランで食事をすることになった。それぞれ正装になった。

当然だ。ここは最上級ホテルで、そのレストランだ。デニ屋に来ているのとは違う。「歓迎光臨!」レストランの入り口には、ドキドキするぐらいスリッドの入ったチャイナドレスを来たお姉さん方が出迎えてくれる。彼女が一緒にいるので決して見れないが、チラッと見たところでは凄かった。サービスだと確信した。

先に来ていた彼女はくびれが強調される黒のドレスに、軽くまとまったソバージュの髪、化粧は軽目で、嫌味の無いピヤスとシンプルな腕時計が光っていた。余計や色が主張が無いコーディネートは細身で長身の彼女の存在感を更に強めた。

彼女のお母さんは、深紅の鮮やかなドレスを身にまとい、短く纏まった髪で登場。情熱家であると共に芯の強さを持つ人柄が服装にも表れている。ただ、微笑みが絶えないあたりが仄かに可愛らしさを演出する。

彼女のお父さんは、頑強な肉体の上から見るからに上等なシャツを
来て、控えめな色のネクタイを締めている。腰に巻いたベルトには携帯ホルダーがついているが、軍隊時代では拳銃があった場所だろうか。歩き方も堂々として風格がり、彼女のお母さんが見初めるのもわかる気がした。

オヤジは背広、オカンはドレス。私はシャツにズボンだった。

なぜこれほどキッチリとドレスアップするのかと言うと、サプライズがあったからなのだ。本人は覚えていなかったが、実はその日は
オカンの誕生日だった。

みんなが集って乾杯に移るのかと思ったその時、部屋(個室)が真っ暗になった。

中国語版ハッピーバースデーの曲と共に現れたのは大きなケーキ。
「生日快楽!」(お誕生日おめでとう!)の文字が自分の前まで来て、初めて気だ付いたオカンは子供の頃に戻ったかのように微笑んだ。
誕生日おめでとう
しぇんりーくぁいらー!(誕生日おめでとう!)

蝋燭を吹き消したら、今度は彼女のお父さんから立派な花束が。オカンは目をうるうるさせながら感謝の小さな拍手をいつまでもしていた。

■もっとサプライズ!!

その後は、豪勢な料理と乾杯の嵐でたちまち満腹になってしまった。中国のケーキは不味いという噂だったが、その時に食べた誕生ケーキはたいそう美味かった。

期待もしていなかったサプライズを中国最後の夜にプレゼントされたオカンは終始笑顔だった。

次の日の朝、荷物を詰め込んでパンパンに膨れ上がったカバンを持って車に乗せた。ドカッとトランクを閉めた瞬間、嫌~な予感が走った。例えるなら、高校の定期テストで試験開始直前に自分だけ勉強範囲を大きく間違えてたのを気づくような感じだ。

「あれっ?パスポートどうしたっけ?」

瞬時にパニックに陥った!!順繰りに荷物を詰めたからスーツケースには入っていない。それじゃあ違うカバンの中か?親に渡した?
いやいや、そう言えば日本から来る時に小さいショルダーをしていたけど、今ここには無いゾ??

思い出した!葫芦島で車を乗り換えた時に置き忘れたんだ!
直ぐに彼女のお母さんは連絡を取ってくれた。そして北京から高速で4時間の所に私のパスポートはあったのだ。。。

日本旅券
旅行中のパスポートは肌身離さずが原則です。これほんと。

よりによって、とんでもない時にとんてもないミスを侵してしまった。彼女は信じられないという顔をしている。周りの人の顔が見れない。ただ、謝るしかなかった。初めての大事な中国で、人生最大の失敗をしてしまった。。。

中国への熱い想いをぶつけてみる。【圧倒的な生活エネルギーその7】終わり





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最終更新日  2005年02月14日 00時03分56秒
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