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まさ@ あついな~ おもろい中国ビジネス楽しみにしてますよ…
2005年02月14日
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カテゴリ: 中国への想い
「帰国日、空港に向かう直前にパスポートを紛失した事に気がつく」
言葉で書くだけでも憂鬱になるのに、実際に体現していまった私。
それを救ってくれたのはやっぱり彼女のお母さんだった。

■救い様も無い時の救い

真夏なのにその場は嫌になるぐらい凍りついていた。
顔も上げられずにいる私に対して、彼女のお母さんは中国語で何やら言った。めまいがしそうだった。落胆の言葉を浴びせられても仕方が無い。しかし、通訳をしてくれる彼女の口からは意外な言葉が出た。

「神様が我々2つの家、特に彼(私)との別れを惜しんで、更にもう一日一緒にいられるようにしてくださったのよ。」

彼女のお母さんから後光が射して眩しかった。無神論者だが、確かにその時、神様からの救いの声を聞いた。

後光
後光(この方は彼女のお母さんではありません。)

結局、私の両親は先に帰国し、私は彼女と彼女のお母さんとてもう一日北京に泊まることになった。

今度は両親を空港へ“見送り”に行く事となった私は、それでもやはり落ち込んでいた。自分の軽率な行動により周りに心配をかけ、
スケジュールを乱してしまった。しかも、私のパスポートは葫芦島にいる彼女の従妹が夜間バスを乗り継いで持って来てくれる事になったのだ。初めての北京で右も左もわからないのに。。。

自己嫌悪に陥っていた私を彼女のお母さんは幾度も慰めてくれた。
その優しさが身に染みた。

■みんな中国に残りなさい

空港で親を見送った後、北京にあるホテルに向かう私と彼女と彼女のお母さん。(彼女のお父さんは仕事の為、帰った。)

ホテルにチェックインして部屋で落ち着いていた時だった。2部屋あるうちの、彼女のお母さん部屋が何やら騒がしい。すると、突然彼女が呼ばれた。何だろう?と色々と憶測してみる。また、何かハプニングでも起こったのか?私は厄病神なのか。。。

真剣や顔つきで彼女が戻って来た。

「あなたの両親が飛行機に乗り遅れたわ。これから迎えに来ましょう!」そう言って、微笑んだ。

「えっ?本当に!?」

信じられなかった。両親は出発の1時間ぐらい前にはチェックインの列に並んだのだから。何かアクシデントでもあったのだろう。

彼女と彼女のお母さんはもはやこの状況を楽しんでいた。神様は彼氏の他に、その両親まで中国に残れと言ったのだった。

空港に着くと、はにかんだ両親がいた。チェックインの為に列に並んだが、ちょうど中国人の団体客も同時刻に殺到して作業が遅々として進まなかったらしい。結局、時間に間に合うことなくGATEは閉じられ、その他大勢の中国人達と共に空港に残されたのだ。

北京首都国際空港
北京首都国際空港内

それを聞いた彼女のお母さんは怒った!空港の管理者に対して激しく詰め寄った。
が、しかし流石に先方もどうしようもないらしく、結局翌日の便を手配してその日は北京を再度観光する事となった。
彼女曰く、中国の空港のこういったサービスの悪さは最近特に問題になっているとのこと。これも経験か。

■最後の夜

人数が増え、延泊することとなった我々の為に、彼女のお母さんは王府井近くのこれまた豪華なホテルを手配してくれた。

夕刻近くなってホテル近くのレストランで食事をし、王府井で最後の買い物を楽しんだ。オカンは宝石を買ってご満悦だ。それからあの一度は通り過ぎた「王府井小吃街」の横丁にも行った。串焼きしか無いのかと思いきや、結構中は広くて、“タイヤ”の切れ端で水彩画のような絵を描くサービスなど珍しいものが沢山あった。

王府井の夜
王府井の夜は10時を過ぎても賑やか


その後私のパスポートをはるばる持ってきてくれた彼女の従妹と合流した。お礼の意味でバックを買ってあげた。ブランドはわからないそうだが、従妹は凄く喜んでくれた。


中国最後の夜、彼女と二人で人力車をチャーターした。
北京の街は故宮から天安門広場の他にも歴史がありそうな建物が幾つもあり、それぞれライトアップされて幻想的な雰囲気だった。

北京の夜
北京の夜

生暖かい風と車の排気ガスと生臭い匂いが混ざり合い、舐めるように絡んで来る。タクシーがクラクションを鳴らしながら走り過ぎていく。怪しい夜店の人が大声で叫んでいる。民家の窓からはテレビの音が漏れ、暗い道端で話し込んでいる人達の笑い声がする。

二人共喋らなかったが、

彼女「中国っていい所でしょ?」

私「うん、いいね」

と心で会話した。

12時を少し回った夜風の中に中国の生活エネルギーを感じ取った。




中国への熱い想いをぶつけてみる。【圧倒的な生活エネルギーその8】終わり 

次回からは「【3】日本でも中国でも、これまであった中国人は心温かい人が多かったから」について書こうと思います。





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最終更新日  2005年02月14日 22時50分35秒
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