Tomorrow is another day

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2018.05.29
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カテゴリ: 認知症の母
独身で実家に住む兄が高熱が続き入院した。

最初の検査では原因が分からず
次の日の検査で「ウイルス性髄膜炎」と判明。

点滴ですぐに熱が下がるのかと思いきや
これが1週間経っても下がらない…

なかなかやっかいです。

お見舞いに父・母・姉とともに行くと
母は「ケガしちゃったの?」と兄に聞く。

母自身が自転車で転んで大腿骨を骨折して
入院したことがあるから
そのイメージなのでしょうか。
(その入院をきっかけに認知症の症状が出始めた)

「違うよ、病気になっちゃったんだよ」
と言うと納得するが
数分後にまた「ケガでもしたの?」と言う。

父は「だから、違うって言ってるだろ!」と
毎回声を荒立てる。

母は認知症なんだから仕方ないのにね。
父は毎回イラっとして、疲れないのだろうか。


兄は話こそできるが、
吐き気で食べることもできないため
体力がだいぶ落ちているようだった。

早く良くなってほしいものです。


兄は独身ですでに結婚もあきらめている。
(と、勝手に私は思っている)
姉や私は、
今となっては兄が高齢の両親と一緒にいてくれるから
助かるね、なんて言っていたが

こうなってみると、一気に不安になった。

結婚していない兄は
病気になっても面倒を見てくれる嫁がいない。

これで今もしもお父さんが倒れたりしたら
どうにもならないね、と。

それに。

よくよく考えると
兄が元気だとしても、
昼間は働いて家にいないのだから
やはり父が倒れたりしたら、
面倒を見る人は私たちしかいないし
母を一人にもしておけないね、と。

大腿骨の骨折をきっかけに
すっかり歩くのが遅くなった母と
変わらない速度で歩く父。

そう、父も病気こそしていないけれど
確実に体力が落ちてきている。

もう80歳だからね。


何かあったら、
今の生活はすぐに保てなくなるのだろう。
そしてそれは、
そう遠くはない未来なのかもしれない。

今はきっと、
ギリギリのバランスで生活しているのだ。

でも。

もしも何かあったら
姉と(兄と)頑張るしかない!

人は誰でも、老いていくんだものね。





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最終更新日  2018.05.29 07:00:12
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