Tomorrow is another day

Tomorrow is another day

2018.07.09
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カテゴリ: 映画♪
パルムドールに輝いた是枝監督の「万引き家族」を観てきました。

(以下、ネタバレありなので、
これから観る方はご注意ください)

「家族のかたち」「家族の絆」を
考えさせられる映画でした。

血のつながりがあれば「家族」なのか?
これは、是枝監督の
「そして父になる」でも感じたテーマですね。

今回は、
いわゆる普通のつながりでない
「家族」の物語でした。

子供に万引きさせるようなひどい家族です。
いや、正確には家族ではないのですが。

それでも、私には「家族の愛」が感じられたのです。

両親代わりの大人は法的に見れば悪い人たちでした。
でも、人間って多面的な生き物なんです。
悪い大人でも「愛」は持てる。

そして、娘を虐待する家族との対比。

たとえ「愛」や「情」があっても
血のつながりや法的な根拠がなければ、
「家族」や「親子」とは、認められない。

逆に「愛」や「情」がなくて
子供を虐待していても
「家族」と認められてしまう。

ちょっと前に
虐待のニュースが話題になっていたせいもあり
なおさら色々と切なく考えさせられました。

子供は何を求めているのか?
やっぱり「愛情」なんだよね。

そこに「愛」があれば
たとえ血のつながりがなくても
「家族」って言ってもいいじゃない?

でも「万引きしている家族」は
子を育てるには
向いているとも言えなくて…

最後は切ない現実的な終わりでした。



それにしても!
リリー・フランキーは味がありすぎです。

どうしようもないのに情がある男が本当にお似合い。
そして子役たちも素晴らしかったです。





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最終更新日  2018.07.09 22:31:20
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