南風一の世界

南風一の世界

2017/02/04
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テーマ: 詩(171)
カテゴリ: カテゴリ未分類

   以心伝心   南風一

川端康成は70歳を超えて16歳の少女に恋した
川端康成くらいになれば妻子がいたところで
少女の一人や二人を恋することも小説創作のための
仕入れみたいなもので
家族も含め誰も怪しむことはなかったのだろう

それに比べて1サラリーマンが
妻子もいるのに
行きつけの薬局の薬剤師に惚れたとあれば
その先 身の振り方を含めて
家続や親戚との付き合いをどうするのかという難問に
立ち至る

何より惚れた薬剤師にも親家族はいるし
社会的な立ち位置といったポジションもある
そちらの方にも義理立てしなければならない
若い女性に惚れることは簡単だけど
社会的な関係をきちんと作ることが難しい

たとえ当初は惚れた腫れたと言ったところで
セックスだって毎日し続ければ
1、 2か月で飽きて来るだろう
よく持って1年も続けばいいところだろう

若い女性は確かに魅力的
でもご馳走とて毎日続ければ飽きてくる
行き着く先が見えているのに
破滅へGOなんてとても正気の沙汰ではない

薬を貰うとき
あれこれ質問されて
こちらはただ「はい」「はい」とか「調子いいです」と
答えるだけ
そのたびに美人の薬剤師さんの瞳を見つめて
「それにしても美しい!セックスしたい」と胸の内で叫んでいるけれど
さて彼女には伝わったかな

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Last updated  2017/02/04 04:53:32 PM
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