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能天気 南風一どこかの首相がいうように「明日は今日よりきっとよくなる」と何の根拠もなく断言できる人は幸いなるかな私も昨年から一日一日を「ただ今日眠ればまた新しい明日がやってくる」と思って毎日判で押したような暮らしを続けたそしたら 確かに再び昨年と何の変りもない日々が再び巡ってきて「さて今日はいつの日を生きているのやら?」と一年前の今日と一年後の今日の区別がつかなくなって一年前の今日と一年後の今日がすっかりつながってしまって一年前と今年が同じ年になってしまった結局一年前の今日を再び今年も生きていて一年が経ったことなんて全然感じられず「明日は今日と同じような今日になって 結局明日は何処にもなかった」そんな感じの一年だったかな
2024/06/03
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一目惚れかストーカは紙一重? 南風一TVや新聞でストーカ殺人事件の記事を見ない日はないそれほどストーカ殺人が増えているということで痛ましい限りと思うその一方で誰でも(より男性の方がそれに近い体験があるかも知れない)「もしかして私も同じ立場に立っていたかも知れない」と胸をなでおろしているもう一人の自分はいないだろうか?私は大学生であったとき古本屋街でたまたま見かけた清楚な女子大生風の女性がすぐ目の前の横道へ逸れて行ったのでついその後ろをふらふらと付いて行った記憶がある何もストーカをしようという気はなくただもう少し長くその女性を見ていたいと思ったからだったと思うスタイルが良くてぴったりとしたスカートからすらりと伸びた脚は強烈なセックスアピールがあった長い髪が風になびいて非常に健康的な清潔感があったその女性は自炊をしているらしく米屋に入ってコメを買っていたそれから暫くアパートや一軒家が立ち並んだ細道を歩いていたかと思うとその中の一棟のアパートらしき建物の一階の真ん中の部屋に入って行ったさて私はどうしたものか?と迷ったが彼女が入った建物の後ろにも道があったのでその道を通ってみることにしたその横道へ逸れてみると道はちょうど彼女が入ったアパートの一段上の土地を通っていたその道から彼女が入ったアパートの部屋が丸見えだった彼女が入った部屋の辺りは?と思って下を見るとなんと窓の物干しにはハンガーがかかっていてそこには女性用の白いショーツとブラジャーが干してあった私は彼女が付けていたであろうショーツとブラジャーに違いないとは想像したがよりによってすぐ上の道からこんなに丸見えの場所によくもまあ大切なショーツとブラジャーを干しているなんて何て無防備と言おうか、それとも年齢に似合わない無防備さというか、無邪気さに私の恋心は一瞬にして吹き飛んでしまった「単なるバカか田舎娘」(差別用語で申し訳ない)私のストーカ染みた尾行は一瞬で興ざめとなったこれにて一件落着と相成る(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/02
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蛇は蛇なりに 南風一 妻と話していてこの10年は蛇を見かけなくなったけれど蛇は蛇なりに苦労して生活している実態を知った突然蛇に遭遇したときは本当に突然なので驚くだけで気持ち悪いという感想を持つだけなのにたとえば十数年単位の行動を振り返ってみると妻が夕方に雨戸を閉めようとして戸袋から蛇が顔を出したので「こんなところに蛇が住んでいるんだ」とびっくりしたというまた同じころ私が生ごみをごみ収集場へ持って行こうとして何気なく顔を上げたところ金木犀の枝の上から蛇が見下ろしている姿が見えてぎょっと驚くことがあったまたその夏は日照りで田んぼも水路も水が枯れて動物や鳥や虫たちには随分つらい年だった朝起きて朝刊を取りに郵便受けの手前まで行ってふと地面を見ると下水の枡の穴から頭を穴に突っ込んで水を飲んでいたのか尻尾の方だけが外に出ている蛇を見つけてぎょっと驚いたまた同じ年の朝何気なく散水栓を見ると水受けのたまり水を飲みに来たらしく蛇が散水栓の下に長々と寝そべっているのにはびっくりした一回や瞬時のことではなく長い年月尺度で見ると蛇は蛇なりに人間と同じように苦労して生きていることを知る(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/02
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大学時代の恩師の言葉 南風一数学の勉強がしたいと言って大学5年生のとき(すなわち1年留年して)経済史の先生から頼み込んでもらって理工系大学院へ進学するまでの約1年間だけ数学を教わった先生だった(私など)何処の馬の骨とも分からない学生にしか過ぎないのに本当によく面倒を見てもらった大学院修士試験には指導教官の推薦状が要るというのでまだゼミで4か月ほどの付き合いしかなかったのにその先生に推薦状を書いてもらった先生の推薦状1本で大学院に合格した可能性もあるので本来は先生が住んでいる方角に足を向けて寝られないくらい恩義がある先生だった(仮にその先生の名前をK.M先生と表現する)大学院修士1年目の終わりごろに一度は私の結婚の媒酌人を修士課程の指導教官に頼んだくせに結局媒酌人を大学時代の経済史の恩師に替えたこともあって大学院の指導教官と上手く行ってなかったそんなときに私の勉強方法のことで指導教官から「きみの勉強方法はなっていない」と叱責されたことで私はやる気を失っていた大学時代の恩師K.Mには推薦状を書いて貰った手前大学院を辞めるにしても一言断りを入れておいた方がベターだろうと思ってK.M先生へ電話した私が大学院を辞めようと思うと伝えると電話の向こうからK.M先生が珍しく強い口調で話すのだった「焦っちゃいけない 辛抱強く続ければ、必ずできる」数学の先生にしては私の性格をよく知っているというか一介の教え子にしか過ぎない私のことを全面的に信頼している先生の言葉に私は少なからず自分の弱気さというか「いわれなき退学理由」が恥ずかしくなったそれで博士課程には進学しないにしろ修士課程は絶対に修了してから辞めてやると決心したのだったK.M先生の方にはますます足を向けて寝られなくなった(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/01
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学年と四季の巡り 南風一子どものころ小学校2年生から始まる新学期は小学校1年生の日々の繰り返しに過ぎなくて学年が一つ進級するからといって取り立てて嬉しいとも悲しいとも思わなかったところが小学校6年生から中学1年生に進学するときは妙に嬉しくて新しい学年が始まるという心機一転の期待に胸を膨らませたものだったそれは中学校3年生から高校1年生に進学するとき高校4年生(すなわち一浪したということ)から大学一年生に進学するときも大学5年生(すなわち1年留年したということ)から修士課程一年生に進学するときも同じように嬉しくて新しい学年に胸を躍らせた大学院修士を修了してからは春の訪れが学年の巡りと同じような働きをしたはずだけどなぜか また春が巡って来るからといって取り立てて胸が躍ることもなかった社会人になってからは新年度になったからといってもこれといった感動的な出来事や計画があるわけでもなしただ季節の巡りとして日々を流していたのかも知れない定年退職後に再就職してからはそれまでと同じ週休2日の繰り返しに過ぎないけれど定年前とは違って週休2日が終われば新しい週が始まると思えば日曜日の夜はウキウキしながら就寝している月曜日になったからといって何か新しいことが始まるわけでもないし取り立てて楽しい事が待っているわけでもないそれでも平凡な日々がまた5日間続くと思えば妙に安らぎというか安心を感じている再びの定年まで健康でつつがなく暮らすということ以外に楽しい生活はないこの取り立てて何もない暮らしを続けていくという中に幸福が住んでいるのかなと思っている(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/01
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楽しいことに熱中=(イコール)幸福 南風一ショウヘイ オオタニが野球をすることが楽しいというのと同様に私も大学を留年すると決めた時学者になるとして自分の好きな専門分野で勝負せずに何が楽しいと言えようかと思って経済学から数学分野へ鞍替えを図ることにした理工系修士課程にはうまく滑り込んだけれどいよいよ博士課程に進む段になると研究で飯を食っていく覚悟が必要となるちょうど修士課程の1年目を終えるところで指導教官から本音の助言を受けた多分私がいい気な調子で論文紹介などをやっていたから先生からすれば、そろそろ本格的な専門家の研究スタイルを身に付けてもらわなければ研究者としてものにはならないという危惧を抱いたのだろう「きみの勉強方法はなっていない」当時は、そう言われても「それなら どうすればいいのか?その方法を教えてくれずにただ私を否定するだけならば 誰だってできる」と先生の言葉に反発しか感じなかったしかしその先生の言葉で私は研究者への道を諦めた自分でも多分一人前の研究者にはなれないと思ったから周りの先輩院生のようには数学的な視点からの問題意識を着想できなかったからとても数学的に理論を進化ないし深化させていく自信はなかったでも数学的に考えるということは好きだあるいは専門的な視点からすれば入門程度の概念や定理であったとしてもそれを学習することが楽しいということだってあるそういうわけで「私の好き」な対象は趣味というか一人遊びのレベルに留めることにしたただ楽しいからやる熱中して取り組んでいること自体が時間を忘れて幸福な時間に浸れるから楽しいということもあろう世の中にはそんな楽しみ方もあるんだよと今でもそう思う(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/31
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理解を超越した関係 南風一仕事から帰り際に出口や自転車置き場でただ顔を見るから挨拶する(そして帰路に就く)そんな関係の人がいるでも今日は当たり前に挨拶して玄関口から出てきたのにまた自転車置き場で(ただ顔を見知っているから惰性で挨拶しているに過ぎない)彼女に出くわしたから(彼女の方は通用口から自転車置き場に出てきていた)私と同じ職場の同僚とも挨拶を交わして話し込んでいたから同僚へ挨拶を送るのと同時に先ほどエレベータの出口ですでに挨拶を交わした彼女にも二度目の「お疲れ様」という言葉を投げてしまったさすがに私から二度目の挨拶を投げかけられた彼女の方は「この人誰だろう?」というような不思議なものを見るような視線を投げて寄越したその仕草から「なんーだ 6日に一回くらい仕事から帰るとき挨拶を交わしているのに 図らずも私に対する認識が全く無いことが判明してしまった」それから私の方が先に自転車に乗って出発したはずなのに途中の信号機のある交差点で自転車に乗った彼女が素知らぬ顔して私の自転車を追い越して行った彼女の後姿を見送りながら挨拶を交わすこと以外に彼女のことは何も知らないことに気づく彼女は50歳前後の既婚女性だろうということしか知らないそして17時15分が来れば同じ建物から出て家路を急ぐそんなこと以外に何も知らない彼女が自転車に乗って遠ざかっていく後ろ姿を見送りながら彼女は職場を出て 一度家路に就けば外で私の姿など認識の対象にも上がらない挨拶はするけれど何も知らないただ同じ建物に勤務するだけの関係だから一旦戸外に出れば お互いを認識することは全くできないそんな関係の人はそこら中に存在する(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/30
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死に臨んで 南風一1985年の日航ジャンボ機の墜落事故時にはジャンボ機が群馬県の御巣鷹山に激突して果てるまでふらふら飛行を続けていたから乗客の何人かは家族あての遺書を書き残している墜落すれば間違いなく死ぬという極限状態においても自分の死後の家族の行く末に思いを馳せる父親の遺書には涙を誘うものがあるたまたま事故機に搭乗して死への旅立ちを共にした520人は(彼らには誠に不謹慎な推測とは承知しているが)もし自分以外の519人の姿が傍になかったらおそらく墜落までの時間に耐えられなかったのではないかと想像するそういう意味では死へ旅立つ仲間たちが一緒に居てくれて(一面では)心強かったのではあるまいかと想像するだからといって死の怖さや事故の悲惨さが否定されることは勿論ない520人のご冥福を祈る(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/29
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ショウヘイ オオタニの魅力 南風一日本人にとってドジャースの大谷翔平が光り輝く太陽や彗星のように魅力的に見えるのには訳がある理由その1: 大谷翔平は重苦しい日本社会のしがらみに染まっていない 縦横無尽かつ自由奔放に活躍するその姿は 個人の能力本位の成績を見せつけていて日本社会のべったりとした因習や年功や門地など出生に係わる環境要因に一切縛られるところがないそういう実力本位の圧倒的な雄姿に多くの日本人が「自分も大谷翔平のように在れたらいいな」と自分の姿を投影して大きなカタルシスを得ているのだろうだから大谷翔平の活躍にはいつも拍手喝采するが実は日本人は自分自身に向かって拍手喝采を送っているのだ(なぜなら自分は不甲斐なくて大谷翔平のようには活躍できないけれど 大谷翔平は自分に不可能なことを(代わりに)見事にやってのけている)そういうスーパースターなのだアメリカ人にもやや日本人に共感するところがあって二刀流という超人的な活躍を見せる大谷翔平の姿に純粋な驚きと尊敬の眼差しを向けているのだと思うしかしアメリカ人の場合は日本人のようなカタルシスを感じるというのではなく宇宙人とかamazingと感じるのだろう(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/29
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K.M先生13回忌の報せ 南風一K.M先生のことを書いた直後にK.M先生のゼミOBから先生の13回忌OB・OG会開催の案内状が届いた余りのタイミングの良さにK.M先生があらかじめ私の脳の中で報せをくれたのかなと思った先生の13回忌といってもことさら東京まで行かなくても(わざわざお墓参りをしなくても)いつでも先生のことを思い出したり先生との思い出の記憶を呼び覚ますことくらいならいつでも何処でも朝飯前なので特別に機会を持って感傷に浸る必要もあるまいとも考えた案内状の返事を返す前に一晩寝て考えたそしたら今や生前のK.M先生のことを共に語り偲び合える人も限られてしまってそんな人たちとK.M先生の話をするのも 楽しいひと時に違いないと思い直して先生の13回忌OB・OG会に参加することにした一緒に勉強したり他愛ない話をしたひと時のことを思い出すだけで楽しくなるK.M先生のような人も確かに存在したなかなか奇特な、欲のない、清廉な先生であった(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/28
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痛みと生きがいの論考 南風一今日は低気圧が通ってその所為で頭痛がするのかなと思っていたこめかみの上の血管に触ると痛みがあるたったこれだけの痛みに過ぎないのにいつもなら「生きがいとは?」とか雲を掴むような事象のことばかり考えているのに今日に限っては そんな「生きがい」のことより自分の卑近な頭痛の方が気分を滅入らせる人間というか(私は)これほど弱いものなんだと納得する風呂に入って身体を温めれば頭痛も治るかと思って風呂に入って洗髪をしていて ふと気付いた「そうか!」左耳の穴に水が入って中耳炎になったのかも知れない水が左耳の穴に入ったりすれば当然中耳が化膿してこめかみ辺りが痛くなろうし頭痛もするだろうそんな当たり前のことにも気づかずにただこめかみの痛みや頭痛の痛みに滅入っていたこめかみの痛みや頭痛がないときだけに現れる「生きがい考察」なんて随分現金でお安い「生きがい」の論考だなと悲しくなる(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/27
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王権の継承を見る 南風一私は30歳過ぎに出身地の地方都市にUターンしてから60歳の定年まで一つの伝統的な地方企業に勤務したから入社時の社長から数えると都合4人の社長に仕えたことになる30年間のサラリーマン生活など小説のようには面白いことは少なかったけれど中世の王権の継承のように地方企業の社長継承という事案に三回立ち会ったことになるから社長という王権継承について多少の知見を持つこととなった一番最初の入社時の社長は太平洋戦争が終わった後に創業家以外の出身社長として初めて就任したサラリーマン社長であったしかしその社長は創業家出身の子孫が立派に親の社業を切り盛りできるまでのワンポイント登板のはずだった(会社の古参社員の大半は、そう思っているように見えた)ところが何を思ったのか、やはりサラリーマン社長ではあっても長い間、権力の座に就いていると自分の血を継ぐ者に代表権を継承させたいと思うようになるらしいそこで件の社長が考え出したのが創業家の出身の専務の上に(嫌がらせのように)自分の子飼いの役員の一人を副社長として昇格させ創業家の専務が自分から会社を去っていくように仕向けたのだったその次に打った手は件の副社長をそのままにして本来的に本命と考えていた(すなわち実力があり、自分の意のままになる)常務を新社長に据えて自分は会長として退いたそれと同時に自分には息子がいなかったから娘婿として会社の取締役支店長をしていた男はまだ若かったし本社経験が浅かったから(次の社長に据えるための準備として)常務取締役営業部長として迎え入れることも忘れなかった自分は会長職に横滑りして娘婿を次の社長へ昇格させる機会を窺っていたさて会長の娘婿は順調に昇進して本部所管の常務になっていたところが事態は会長の思うようにはいかず娘婿が所管する部門で不祥事件が発生した当初その事件は娘婿が責任を問われる所管の役員だったから何を思ったか、当初、その事件は所管官庁に報告されていなかった(後で、組織的隠ぺい事件と言われても仕方がない形となった)事態は一層悪い方向へ行くものでそれとは別の不祥事件が発生した折に(その後、どういうルートで最初の不祥事件が当局の知ることとなったのか 事情は分からないけれど)最初の不祥事件が発覚し(当局の知るところとなり)会長の娘婿が責任を問われることとなる当局は所管の役員である常務取締役の辞任だけでは許してくれず会長か社長のどちらか、あるいは両方の辞任を求めたものと思われるもちろん、本来娘婿までのワンポイント社長と思われた現社長の方が辞職することとなったそれまで、娘婿が社長に就く前に現社長が退くことなど夢にも想定していなかった会長は自分の意気のかかった平取締役を急遽常務取締役に引き上げ現社長が退くタイミングで(ほんの数か月後に)新社長に据えてしまった新たに社長となった男はもともと社長の器ではなかったし帝王学の教育も受けていなかったから筋が悪かった本当に稚拙な企業経営であった会長の娘婿は社長に出世していく芽がなくなったからいつの間にか会社を辞めていた取引先の役員として引き取られたが余り成果が出せなかったものか数年でその会社を辞して会長の家の隣家でくすぶっていたとのことである会長の方は長生きしたとのことである(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/26
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芥川龍之介の自死とその時代 南風一私の恩師は経済史家である売り出し中の若いころには地主制の研究や労働者・農民の研究といった着想も資料調査の綿密性も超一級品の非常に素晴らしい研究をされた先生であるその後 米国にある日本関係の資料を調査するために米国へ留学した頃から公的な文書資料を活用するとはいえやや文献学者に為り下がったような残念な研究態度に陥ってしまったように思うその先生が大学学部のゼミで自分の著した「昭和の恐慌」なる本に係る意見を求めたので私はその本のまず冒頭近くにある芥川龍之介の「ぼんやりした不安」を引用して芥川龍之介の死を「昭和初期の思想的底流を象徴する文学的事件」と表現した点に先生の経済史家としての大いなる堕落を見たのであったその理由は 先生の表現する言葉の裏にはその表現が正しいという客観的な資料の裏付けが見られないため先生の表現が正しいとも誤りとも判断が付かないという非常に似非科学的なものになっているという批判であった先生が根拠とした資料は芥川自身の小説や遺書、宮本顕治の評論などでありとても経済学者が依拠するような資料ではない一体「昭和初期の思想的底流」とは何なのか?それと芥川龍之介の自死がどう関係するのか?芥川龍之介の自死がなぜ「文学的事件」と表現されなければならないのか?芥川龍之介は確かに短編小説を書いただろうがその自死は単に「個人の死」にしか過ぎない現代的な表現でいえば なぜ「統合失調症」に罹ったような人の自死をそこまで文学的だの、社会的思想だのと結びつける必要性があるのだろうか?芥川龍之介の自死は なんの経済的なデータや資料とも結びついていないだから芥川龍之介の自死を経済と結びつけてあれこれ推測することは社会科学ではない私が先生の著書に不快感を抱いたのは この点であるしかしこの点を先生に直接ぶつけるには大いなる勇気を必要としたから私が意見として述べたのは「芥川龍之介の自死」を社会的状況から説明するよりも病気の方から説明する方が正解に近づけるのではないですか?という点であった先生は特に何とも返答しなかった(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/25
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入社と退職の理由 南風一大谷翔平とMLBドジャース球団が交わした契約書には「もしドジャースのオーナーか編成本部長がドジャースを去ったときは契約を解除する」という条項が入っているというまさしくショウヘイは球団のオーナーや編成本部長の意気に賛同してドジャース球団に入団したのであるショウヘイはドジャースをワールドシリーズで優勝させるドジャースのオーナーや編成本部長はショウヘイが持てる実力を発揮できるように援助と協力を惜しまないそんな前提があった上でのショウヘイとドジャースとの入団契約だった我が身を振り返って私が定年まで勤めた会社へ転職したときの決め手は転職時の人事部長からの言葉であったしその人事部長が(予想通り)社長になったから会社に留まって働いていたところがその社長が会社の不祥事件の責任を取って辞めてしまった後はもう私の立場など糸の切れた凧と同様なもので会社には当時の人事部長と私との間の意気投合など知る者とて何処にもいないから本当は私が会社に留まる理由などすでに無かったのだろうと思う私は生活に困るから定年までその会社に勤めたショウヘイに比べたら 何て悲しい理由だったのかなと思う(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/25
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知者の空間-豊かで楽しい 南風一私の大学時代の恩師はもうすでに亡くなったけれど(多分今でも)知る人ぞ知る高名な数学者だった目は鋭いけれど(先生は学生の頃、よく街を歩いていて因縁を付けられたと嘆いていた)話してみれば直ぐわかるのだが温厚で極めて穏やかな先生だった先生は数学者なので実生活を生きる知恵には長けておらず処世という点では極めて不器用であった大学と自宅の間を一週間に一度くらい電車と徒歩で往復するのが精々であとはもっぱら自宅で専門書を読んだり論文や専門書の執筆に明け暮れていた気球上の空間における行動範囲は極めて限られていたけれど頭脳上の空間における思考範囲は極めて広く深かったと思う数学のこと以外は余り興味がないのかと思えば全然そんなことはなく白洲正子さんのことは物凄くよく知っていて随筆集もよく読んでいたらしいまた学生時代には八千草薫が好きで一度でいいから会ってみたいと願っていたとか結構普通の真面目な学生らしかった奥様は今の上皇后美智子様と女学生時代の同級生ということだった奥様も先生に似て 物静かで控えめな、しっかりした性格の方だったけれど施設に入所したという娘さんの知らせを受けてからもう5、6年が過ぎてしまった数学者の先生の地球上における行動や交友の空間は極めて小さかったと思うけれど先生の頭脳における思考の空間は極めて広く豊かで楽しかったものだろうと今でもそう思うし、そう納得している(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/25
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チャンスはいつも気まぐれ 南風一今日は午後2時半から午後3時半まで時間休暇を取って外出していた用事が終わって職場に帰ったところで玄関口から大勢の人たちが出てくるところに出くわした「何やらイベントでも開催されていたのかな」と思いながらエレベータ前まで進んだところで参加者を見送るために1階まで降りてきたのであろうそこには きみの姿があった私がエレベータに乗り込もうとするときみも一緒にエレベータに乗り込んできた私が「何か催しものでもあったのですか?」と尋ねたら「ええ 〇〇委員の研修会があったのです」と私に向かっていろいろと説明してくれる私は狭いエレベータの空間の中で10センチくらいの近さで きみと向かい合いながら道理で今日のきみの髪はきれいに梳かれてスーツ姿のブラウスの胸の模様が美しいそしていつも通りきみの眼差しの柔らかさきみのマスクの上の眼元や頬や表情を見つめながら「もし彼女を抱くならば 今しかない」と思いつつ「そんなこと できるはずないしね」とも思いつつ口ではきみの発する言葉に対して「そうですか」と相づちを打ってきみの顔ばかり見ているうちに3、4秒も経過すると エレベータは5階に到着した私は先に降りてきみは研修会の片づけをすると言ってそのまま7階へ上がって行ったチャンスはいつも予期せず訪れていたずら顔をして 去って行く「今度 またね って」言ったりはしないけれど(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/24
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楽しいこと 南風一夕暮れ時に一緒に遊んでいた友だちのお母さんが「そろそろ、家に帰りましょ」と友だちを迎えに来たとき私は「もっともっと遊んでいたかったのに」と日暮れを恨めしく思ったものだった子どものころ友だちと時間が経つのを忘れるほど遊び惚(ほう)けた草野球だったり缶蹴りだったり鬼ごっこだったりよくもあれだけいろいろ遊ぶことを考え出して夕暮れまで遊び続けたものだと思う(今ならもうそんな友だちを見つけ出すのも難しいのだろう)(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/22
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一番快適なとき 南風一五月が一番快適なときだとすれば五月が一番快適だということに気づかない五月が一番快適であったと五月が過ぎ去って初めてそういうことに気づく四季や時間の中を泳いでいるに過ぎない人間には五月が一番快適なときだったと後でも気づくことができるのは幸いなのかもしれないでなければ五月以外のもっと苦しく面白くないときや季節に耐えられないからねそれも仕方ないのかな(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/21
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この30年以前からそうだったのかも? 南風一日本の大手の電気メーカーや自動車メーカーのエンジニアならば定年後は高給(日本の年収の10倍以上の報酬)で中国や台湾や韓国のメーカーに迎えられるという日本社会にいる限りは会社の給与水準の価値しかない社員が他の中国や台湾や韓国では大いに付加価値をもたらす人材でありこういう数十年の技術を備えた人材は宝の山に見えることだろう他方、金融サービス業ではどうか?と言えばメガバンクから地方銀行まで金太郎飴みたいに同じようなサービスメニューしかなく差別化できないから銀行名の前に財閥名や地域名を付けてあたかも付加価値を持っているように見せかけている日本の金融業でノーベル賞級の商品・サービスを生み出した会社をとんと聞かないせいぜい、新規性があるといえば、コンビニ銀行やソニー銀行、ネット銀行くらいのものであるだから金融業や電力大手を始めとした古い規制産業において何か新規性のある目の覚めるような内容の商品やサービスが生み出されて世界や日本中から評判になったという話を聞かないむしろこの30年間に聞いてきたものといえば福島第一原発事故による放射能汚染やビッグモータの不正保険金請求事件に端をした司法当局の調査から出てくるものといえば大企業を対象とした団体保険料の談合事件とか本当にあなたたちは国内的には立派な偏差値の高い大学を卒業した人たちでありながら企業の独創性や付加価値という点ではほとんど寄与しない違法行為の繰り返しでとにかく営業成績が高い人が出世し偉くなったのねと欧米を始めとしたOECD諸国の中でもこの30年間の国民所得の伸びがビリになっている理由や原因が分かろうというものである日本企業や日本社会の集団のレベルはみんな等しく貧しく、しかし自分だけは稼ぎたいと思っている人ばかりの集まりとなって結局30年間会社で働いたところで何一つ新奇な商品やサービスを生み出さないむしろ出る杭を嫌うのだから新奇なものが出てくるはずがない(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/20
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統合失調症のこと 南風一私の妻の病名は「統合失調症」「頭の中の人が悪口を言う」と言う「どんな悪口か?」と問えば「(あらゆることらしいが) 例えば食事時ならば、食べてはいけないとか 食事の後の皿洗いならば、してはいけないとか」と言うらしい要するに「なまけ病か?」と思ってしまうのだが当人にとっては(頭の中では)真実らしく、なまけ病とかの生易しいものではないらしい「頭の中の人って、具体的に誰か?」と問えば「大学の後輩」と応える「その大学の後輩は女か男か?」と問えば「男」と応えるうーん私はいろいろな事情なり理由らしきことを考えるがどれも正しくないらしい「きみ以外の先輩にも意地悪をしていたの?」と問えば「ほかの人には、分からない」と応える「きみに気があったのじゃないの」と問えば「分からない」と応える私の狭い経験からすれば大学研究室で異性の先輩を相手に堂々と悪口を言ったり、いじめができるという行為自体がそもそも現実に存在するものかどうかちょっと信じられない妻とはいえ統合失調症という病気だから後輩が悪口を言うということ自体が病気のなせる業(わざ)かな?とも推察するそれとも妻のいう後輩の男が何の理由か知らないが妻が意地悪と受け取るような何かを言うかしたという事実が現実にあったのかも知れないしかし大学時代から40年以上が過ぎるのに大学の研究室時代のことを未だに言い続ける以上は何か悪口に類する言葉か意地悪が実際にあったのかも知れない私はその場に居合わせなかったから妻の言うことが正しいのか間違っているのか、分からないしかし私は妻のことが好きで大学生時代から妻と付き合っていた立場からすればその後輩という男の度胸の良さというか「先輩の異性に向かってよく悪口や意地悪ができたものだ」と呆れてしまう妻の病気が言わせる妄想なのかどうかそれは分からないけれどいつも妻に悪口を言うという妻の頭の中の後輩の男に嫉妬を感じる「どうして自分の悪口を言う後輩の男の声が四六時中聞こえているんだ?」「妻の方にも何か引け目に感じるところがあったのじゃないか?」私には妻の妄想が全く理解できないから妻の妄想を全く馬鹿げているとしか表現できない(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/15
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今日の悟り-幸福の姿 南風一幸福には形があると思っていた例えば職業とか仕事とか好きな人の姿形とかでも幸福には形がないということを悟った具体的に何かをしているとか試験を突破するために勉強をしているとか試合で勝つために練習をしているとかそんなことに幸せがあるのではないでは幸せは何処にあるのか?と問えば幸せは特に何かを目標にするとか金儲けの仕事にあるのではなく何も求めない金も求めない時間の束縛にも縛られないただ気の向くままに思いつくままに太陽の移動に任せて(すなわち時の経過に任せて)だらだらと時間を過ごす(時間を費やす対象は何でも構わない)そんな時間を生きる中に幸せが存在すると悟った(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/14
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うっかりやり過ごす5月の幸せ 南風一今日は5月13日何が幸せといって一年の中で5月ほど幸せな季節はない秋から冬の間には早く秋と冬が過ぎ去ることばかりを念じて一日一日をやり過ごす春が来てようやく5月が近づいてきたときは早く5月が到来することばかりを願ういよいよ5月が来て本当は5月の到来を喜ぶべきときなのに雨がよく降るだの昨年は5月中旬に梅雨入りしたから今年も5月中・下旬には梅雨入りするのだろうかとか案じたりしてそれまで待ち焦がれていた季節が到来して5月は休むともなく一日一日と足早に過ぎていくのに快適で清々しい5月を楽しむことをすっかり忘れて生きているまるで人生の一番幸せだった季節に気づくことなくうっかりやり過ごしてしまって過ぎ去ってしまった5月の季節と同じようにうっかり過ごしてしまった時期が人生の一番幸せな時季だったのだなと後で気づいているなぜ一番幸せな季節を存分に楽しまなかったのだろうなんて(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/13
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詩を読むということ 南風一久々に図書館の新刊本棚で「近代詩500」(近代史500年ではない)という本を見かけたので借りてみた家に帰って本を開いてみると近代の西洋と日本の詩人の詩が載っていた(中身も見ずに図書館で貸し出し手続きをすすめたのだった)ロバート・ヴライニングだの高村光太郎だのかつて教科書で親しんだ詩人たちの詩が載っていた確かに私は若いころ本屋や古本屋に行けば詩集ばかり買って帰って読んでいた時期があったなぜ詩ばかりを読んでいたのか?結局生身の相談相手がいなかったから詩や本の中に相談相手を求め、探し続けていくしかなかったのだろうと思う自分の満たされない思いというか(そんな)悩みについてピッタリとした回答を書いている詩人や本というものはそんなになかった(というかそんな希望通りの詩人や本が存在するはずもなかった)そこのところを勘違いして(人生経験がない)若者からすれば詩や本の中に何か(自分と)同じようなことを考えて正解を見出している詩人や本があるのではないかと思い込んでいた今64歳になって昔のように詩や本の中に人生の生きがいや悩みに関する正解を求めることの虚しさや愚かさといったものは分かっているでも人生の一時期(特にまだ世の中のことを知らない若者が世に出る前)に人生の答えらしきものを探して詩や本を読むということには大いに意義があると思う決して詩人や本の中の物語や主人公のようには行かなくてもそういう生き方や考え方があると知ることそういう詩や本の中の考え方を自分ならどうするか?と我が身に照らして生きていく(反面教師にして考える)姿勢には大いに意義があろうと思う(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/12
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5月の夕方の空 南風一貰ったばかりの処方箋を持ってたった今出てきた病院の駐車場を斜めに横切ってつい4日前に歩いた同じ経路を蟻のようにもう一度歩き始めた向こうから歩いてきた私と同じようなスーツ姿の男とすれ違って私も 向こうの男から見れば逆の立場で同じようなスーツ姿の男に見えるのだろうと考えながら64歳になった定年退職後の再雇用男がなぜ昼日中の3時過ぎに会社を早退してのこのこ病院の駐車場を歩いているのか?これは私の同級生にも昔の職場の同僚にも想像がつかないことだろうし(そもそも私が定年退職後も会社勤めをしていることとか 私がこんな地方都市のこんなところにいるとかも知らないのに)誰がGWの終わりに風邪をこじらせて内科医院で喉の鎮痛剤や抗生剤、とんぷく薬を処方してもらって何とか生きた心地を取り戻している極楽気分なんかに気づくことがあろうか?情けないことだけどこの無関心さというか全く誰にも今の私の境遇が知られていないという気づきほど私を愉快にするものはない私がどこで生きようが私がどこで病気をして苦しもうが私がどこで野垂れ死のうが誰も気づかないし誰も気にしないこれほど愉快で楽しいことがこの世の中にあるだろうか?とついそんな気分に浸ってしまった5月の夕方の駐車場だった(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/10
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タケノコの匂い 南風一今日家にたどり着いたところで斜め向かいの家の奥さんが立っていてにこにこして迎えてくれるので「なぜ今日はこんな風に、にこにこ顔で迎えてくれるのかな?」と不思議に感じたところで事情が分かった「会社でタケノコをたくさん貰ったので、もしよろしかったら 食べていただけませんか?」という言葉かけだった私は二つ返事で「はい、ありがたくいただきます」と応えた奥さんの方は「いえ嫌だったら無理にとは言いませんから」とまだそんなことを呟いていた私は自転車を留めながら「やっぱり可愛い奥さんだな」と関係ないことを考えながら奥さんからタケノコが入った袋(なんと3本も!)を受け取って再びお礼を言ったタケノコの皮を剥きながらタケノコの皮はちょうど精気の匂いがすることに気づいた松の雄花が咲いたときの匂いも精気の匂いと同じそれからウルシの新緑時の匂いも精気の匂いと同じ「うーん この精気の匂いはどう解釈すればいいのかな?」とろくでもないことを考えていた匂いからしてタケノコを食べれば随分精が付くと思われた(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/09
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死ぬほど苦しい 南風一人は人生において「死ぬほど苦しい」と思うしかも何度でも「死ぬほど苦しい」と思うある時は人生の岐路においてある時は境遇においてそしてある時は病気とか怪我そしてまたある時は家族や子供のことで「死ぬほど苦しい」と思うでもよく考えてみたらその時は確かにそう思ったのだろうけれどどれが本当の「死ぬほど苦しい」だったのかはよくわからないいつもそう思うときは「死ぬほど苦しい」のだけれど結局は生きてきたから死ぬほどの苦しさを脱してきたのだろうなかなか凄いことだなと最近逆にそう思い出した(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/08
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ショウヘイは呼吸するが如くに安打する 南風一5月に入って特にブレーブス戦に対するショウヘイの打撃は芸術的ですらある5月5日(日本時間では5月6日)のショウヘイの打撃はホームラン2本、ヒット2本という当たりバッターボックスで構えるショウヘイの姿はどっしりとしてピッチャーが投げるどんな球でも対応できるという安定感があった4月のショウヘイとは違ってストライクにならないボールには簡単に手を出さないボールをバットの芯で確実に捉えることができればどんな球でもホームランに持って行きそうな勢いだった5月に入ってショウヘイには力強さが戻ってきた昨年のエンゼルス時代の絶好調のショウヘイの姿だったショウヘイの季節がやってきた今年もホームランを大量生産するぞかっ飛ばせショウヘイ!(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/06
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新緑に細胞喜ぶ 南風一今日(憲法記念日)は3か月ぶりに山の太陽光発電所に出かけて草木の伐採を少しして除草剤を撒いてきた午前9時半に家を出て家に帰って来たのは午後1時頃鋸ぎりや長柄鎌や除草剤を仕舞ってついでに家の通気口にセットしていた発泡スチロールもすべて取り除いて初夏の準備をした草木の伐採や除草剤散布は結構体力が必要で鋸や鎌を使って草木を刈り取ると汗が噴き出してくる眼鏡にしたたり落ちる汗を拭いながらまた暑い陽射しに疲れてしばしば木陰で水分を補給しながら何とかパネルにかかって邪魔になっている草木の目ぼしいものについては片付けることができた「これでよし」と勝手に終わりに決めて木陰で汗でびしょびしょのシャツやジャージを新しいものに替えて早々に退散することにした山の上から眺める眼下には海が広がり周りの山々は新緑一色水分補給で喉を潤しながら暫くGWの景色を楽しんだ私も動物の仲間らしく3時間ほど汗をかいて草木を伐採しただけなのにその心地よいことよ運動って最高!と思う(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/03
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今年のGWに思う 南風一昨年のGWのことは昨日のGWのことのように憶えているその点からすれば1年なんてあっという間に違いないが今年のGWの後半が明日(5月3日)から5月7日(この日は有給休暇)まであるが5日間の休みというのは随分長い休みに感じるから5連休の方が実感としては長いのかも知れない5連休よりも1年が短いというのは1年がすぐに過ぎるということでありこのカレンダーの日めくり感覚で生きて行けば来年の完全リタイアなどすぐにやってきてしまう(泣く)そんな風にして自分が生きて来たことも若いころ妻とセックスして3人の子どもを授かって3人の子どもたちは家を巣立ってしまって気が付けば余生がすっかり少なくなって自分では知らないうちに彼岸の彼方へ旅立っていることだろう時間の経過なんてそんなものだろう自分のことなど今意識があると思っているが明日にはその意識が消えているかも知れない(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/02
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まだ調整中だよ 南風一現在の大谷翔平は新しいチームに入って新しいピッチャーに対応していかなければならないからまだいろいろ失敗を重ねているところだと思うそんな調整などマイナーリーグに落ちてやれというところだろうがそういうわけにもいかないから大リーグで勝負しながら打撃を調整していくしかないまあそう開き直って自分の対応能力を信じてトライアル&エラーで日々精進していくしかない自分を信じて試行錯誤していけくじけるな翔平(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/01
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無いものねだり 南風一得点圏ランナーがいる場面で大谷翔平に打順が巡ってきたとき私たちは大谷翔平にホームラン一発を期待するところが大谷翔平は得点圏ランナーがいる場面では凡退する確率が結構高い最近ではドジャーズが負けた時など特に大谷翔平の打撃スタイルに対する批判的な意見のオンパレードとなる曰く「もっとドジャースの勝利に寄与したいのならば 自分の一発頼みの打撃スタイルを変更して 安打することに重点を置くべきだ」ということらしいまあ 大谷翔平にもベッツやフリーマンのようになれということだろうがそれは酷というものだ大谷翔平は今年は右ひじのリハビリのために打撃に専念しているだけで本来“ピッチャー”として二刀流でドジャースの勝利に貢献するのだから打撃にベッツやフリーマンのような打率や打点の貢献を求めてはいけないまあ大谷翔平には大谷翔平の打撃スタイルを尊重するしかないだろうその良さを買ってドジャースは大谷翔平を高額年俸で買ったのだからピッチャーとしての貢献がないからといって打撃に安打製造機の役割を求めてはならない大谷翔平はたとえ得点圏で三振や凡退をしたところで観客を呼び込むのだから大谷翔平スタイルの打撃を維持してもらうべきである大谷翔平には彼のチームへの貢献スタイルがあるのだから得点圏での一撃必勝を期待するのは大谷翔平の“良さ”を台なしにするものだと思う得点圏では滅法弱いというのは“ピッチャー大谷翔平”の良さと理解すべきだと思う決して大谷翔平にイチローや吉田タカマサのような安打製造機の役割を求めてはならない無いものねだりしても仕方ないだろう(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/04/29
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岩石を推測する 南風一花崗岩や玄武岩のサンプルをたくさん拾って帰ったそれから3年余りが経ってときどき磨きをかける花崗岩はあるが玄武岩の方は花崗岩ほどきれいになる気もしなかったから3年間ほとんど雨露のかかる軒下に並べておいたその、ごつごつ転がっている玄武岩の幾つかを見てその形状の変遷が推測できることとなった玄武岩の穴あきは火山からマグマが噴火した際にマグマが急速に冷却した際にできたガスの噴出口と思っていたところが玄武岩の塊の幾つかを観察するとガス口のように穴が開いた個所と同じような位置に赤茶けた鉄分の固まりが点在する玄武岩がある当初ガス口と思っていた玄武岩の穴は実は鉄分の固まりが酸化して錆びて溶け出してできた穴であることが推測できた鉄はマグマの熱水が花崗岩とか深成岩の隙間に侵入して析出する場合とマグマの中の鉄分が噴火してそのまま玄武岩の中に鉄として析出する場合がある(と推測できる)岩石サンプルの形状比較から岩石の形状変遷が推測できる場合がある(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/04/29
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昭和の日に思う 南風一GWの初め昭和の日の天気は曇り午後から雨というので今日は太陽光発電所のある山に行ってパネルの周辺の草木に除草剤を撒きに行くのを思いとどまることにした些細な決断に過ぎないけれどこんな些細な決断に考慮した点は以下のとおり1.除草剤を撒いた4時間以内に雨が降れば除草剤の効果がない 今日は正午頃から雨が降るという天気予報だが 午前9時に除草剤を撒き始めたとしても4時間以内に雨が降る確率が高いから 除草剤の効果が期待できない2.パネル周辺の雑草や草木の繁茂具合を確認した直近日は1月か2月の下旬だった それ以降はパネル周辺の植物の繁茂状況を確認していない 昨年GW頃に除草剤を撒いたときはその後の雑草や草木の繁茂を抑えることができ 梅雨が明けた7月中旬でも例年より雑草や草木が多く茂っていなかった 以上のことから今年もGW時期の除草剤は絶対に実行すべきという動機はあるので 一度パネル周辺の状況を確認しておきたいという希望は持っている また除草剤散布ができなくても太陽光発電所のある山野へ出向くことの精神的な 解放感や自然と触れ合う満足感は期待できる3.雨が降り出しそうな日にパネル周辺を確認するために出向いたところで 半日程度で除草剤散布以外に実行できる作業は限られる そういうわけで所要時間を使って(車に乗って)パネル周辺に出向いたところで 除草目的に寄与するようなコストパフォーマンスは得られない GWの後半の天気のいい日に出向いて パネル周辺の植物の繁茂状況を見分する ことと 除草作業を一度に実施した方がコストパフォーマンスがより良くなる4.GWの後半は晴れの日が続くと思われる 時間軸をGWの前半に限らずにGWの後半にも広げることで 選択肢が広がりよりコストパフォーマンスが良い日が期待できる5.昭和の日の過ごし方として効果の期待できない除草剤散布や雑草繁茂見分よりも 自宅でだらだら時間を過ごした方が身体的及び精神的な満足度が高い なぜなら昨日午後から孫が遊びに来ていて夜9時半まであれこれ気を使ったから 翌日(昭和の日)は少しのんびりと過ごしたいという気持ちがある そういうわけでパネル周辺を見分するという動機は極めて弱められることとなる以上のとおり 太陽光発電所の草木の繁茂状況を見に行くかどうかの判断だけにこれだけのことを考慮するこれがもっと金銭の多寡にかかわったり人生を左右するような事象や事件だったりすればどれだけ事実や予想(予見)や条件を考慮しなければいけないのだろうか?そうしてみれば生きて行くというのはなかなか大変なことに違いない(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/04/29
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何にもない日 南風一今日はGWの走りの土曜日早朝に妻とセックスして朝食を取ってMLBの大谷翔平の活躍を見ながら掃除機をかけたドジャースの勝利がほぼ固まったところで病院に薬を取りに行った戻ってきて賞味期限が迫ったカップ麺を食べて気になっていた拾ってきた石を磨いてみた石は磨いてみると珪藻土だった先日雨の日に車で仕事から帰ったときタイヤで踏んづけて壊してしまった塵取りの柄の代わりに箒の長い柄を取り付けた箒でごみをかき集めるときわざわざかがまなくていいので塵集めが楽になるこれぞ「怪我の功名」ならぬ「破損の功名」と思うことにするそんなわけで私のGWの走りの日はいつものように些事で埋まってしまったのでした(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/04/27
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春夏秋冬の一喜一憂 南風一草木に春夏秋冬があるように人にも社会集団にも会社にも地域社会にも春夏秋冬がある春夏には人々は活動的になり金を稼いで子どもを育てて家を建てる秋冬には厳寒や寒風に耐え身を縮めて静かに時が過ぎゆくのを待つそうして再び待ちに待った春夏の訪れを迎えそんな繰り返しを何度も繰り返して営みの苦しさを紛らせて季節の移ろいに浸っている草木や地球の移ろいと同じように自分の生の営みも春夏秋冬に同化して季節の移ろいに一喜一憂している(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/04/26
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世の中を泳ぐ 南風一学校ではプールでの泳ぎ方を教えるけれど社会や世の中の泳ぎ方を教えない先生自身が社会や世の中の渡り方があまりうまい方ではないと思うので先生にそんなことを求めるのは土台無理というものだそこで私は社会や世の中の渡り方を自分で試行錯誤してきた余り成功した方ではないがそれでも失業することもなく厚生年金保険料は延べ38年間支払ってきて65歳以降の年金額は、妻の年金額と合わせれば今の安月給より多くなる妻はほんの少ししかOL勤務していないのでほぼ国民年金しかないそれでも私の厚生年金額と合わせれば まあ生活に困ることはない自分では仕事の評価には不満があったが仕事自体は嫌いでもなかったまた38年間携わった仕事の困難度は高くなかったので特に苦労することもなかった楽な仕事だった特に才能も強烈な努力も必要でなかったから恐らく仕事に対する評価もそれほど高くなかったのだろうと思う(何よりどの業界においても事務やシステムといった部門は 金を稼がないからという理由で余り高い評価は受けない)まあそんなわけで特に苦しむこともなく楽な世渡りができた38年間だった(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/04/25
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楽器屋の前を通るとき 南風一通勤の途中である楽器屋の前を通ることがあるそんなときときどき昔好きだった彼女のことを思い出す高校から下校している途中でばったり吹奏楽部の男子部員だったのだろうか(それとも彼女のボーイフレンド?)きみと男子学生が楽器屋の前まで歩いてきたところにばったり出くわしたことがある「やあ お帰りですか?」私は彼女にそんな言葉をかけてそのまま駅の方へ向かって歩き出した彼女がたとえ吹奏楽部の男子部員であったとしても下校時に男子学生と親しそうに歩いている姿を見ることは余り愉快なことではない当然のごとくこの時のことはその後の二人の展開に(無言のことながら)重苦しい影を落とした私がそのときの男子学生との関係を彼女に尋ねることはなかったまた彼女の方からその点について釈明もなかったまあそんな具合で大切なことに触れることもなく結婚だけ確約する(させる?)なんて彼女と私は土台無理な間柄に違いなかった互いに何を勘違いしていたのだろう?なんて今だからそう思う(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/04/24
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SHOW TIME(翔平タイム) 南風一MLBやNLBの野球観戦は言うに及ばずスポーツ観戦が見る人に喜びや生きる活力をもたらすという効用は確かにあるだろう休日やナイターで贔屓の選手が活躍するところを観戦するために日々働いている人もたくさんいることだろうまた賭け事が好きな人ならばスポーツの賭け事に一喜一憂している御仁もいることだろう(違法な信用貸しの資金を元手としたギャンブルがご法度なことは 水原一平さんの例を持ち出すことなく言語道断であることは論を待たない)しかし世の人々をある種のリスクを選好するかどうかという観点から分類すると「堅実」か「リスクを好む」の二種に分類される所得をはじめとした生活上のリスクを好まない人ならば安定的な収入や身分が保障される公務員を好むだろう他方で堅実な暮らしはつまらないという人は一攫千金や一発逆転型のリスクをいとわない「勝負師型」の仕事を好むだろう(何を隠そうスポーツ選手は実はリスク選好タイプの職業である)趣味としてお小遣い程度の金額内で遊べるリスクならば憂さ晴らし的に賭けてもいいというリスク中立に近い堅実な普通の職業人もいようかように賭け事という観点からリスクを好むか好まないかという点から人々を分類したときSHOW TIMEを生きがいにして暮らしている人々は大勢存在するその点でMLBをはじめとしたスポーツ興行の社会的な意義や効用といったものは確かに大きい(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/04/21
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老後の後悔なんて ある? 南風一若い頃ならああしておけば良かったとかこうしておけば良かったとか過ぎ去ってしまったことの後悔は色々あるだろうそういう若い頃の後悔を反省して老後の暮らしや行動を改めるだから老後の後悔なんてものはないなお言うならば老後(すなわち現役を引退する)の前に死んでしまえば(残念ながらその人は老後を経験することがなかったから)やはり老後の後悔はない(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/04/20
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松永さんの願い 池袋の母子死亡事故から 南風一高齢ドライバーによる池袋の母子死亡事故からもう5年になるという松永さんが奥さんと出会ったときのことや奥さんをデートに誘ってプロポーズしたときの話を読んで事件の被害者の裏側にある人生の物語が途中でぷっつりと途絶えてその突然の物語の喪失が松永さんの人生にどれほどの打撃を与えたかを想像するとき松永さんの悲しみや如何ばかりかと思う悲しんだところで奥さんも娘さんも帰って来ないからその冷酷な事実が続くことにこれからも耐えて生きて行かなければならないそんな苦しい思いをするくらいなら一思いに死のうと何度か思ったこともあるというそれでも気を取り直して交通事故を無くするためにはどうしたら良いかを考える活動に参加したという松永さんにとって奥さんや娘さんにしてあげられる供養はそれくらいしかないということかもしれない交通事故の被害者や被害者の家族は悲惨悲惨な交通事故はこの世から根絶したいそれが生き残った松永さんのせめてもの願い(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/04/19
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人の評価とは? 南風一研究者の評価はノーベル賞に代表されるようにその業績の画期性と価値によって評価される同様にスポーツ選手の評価も競技における記録やパフォーマンスによって評価されるところがドジャースに移った大谷翔平のように幾ら安打数が多くても得点圏での安打数が少ないと得点を稼げていないから価値がないように言われるところがドジャースの勝利への貢献という観点で考えると安打数が多いということは3番のフリーマン選手をはじめとした次の選手へ得点チャンスをつないだことになるから次の選手が安打すればすなわちチームの勝利に(間接的に)貢献したということになるかように組織でプレイする場合には組織の業績にどれだけ貢献したかによって個人の評価が決まる大谷翔平はエンゼルスで個人としての成績は極めて良かった加えて投手と野手の二刀流で勝利に貢献したから報酬というチーム内の評価も極めて高かった普通の人ならチームにおける業績と個人の成績の両方がVeryGoodならばお山の大将にもなれるしそれで満足するものだが大谷翔平のようにチームのワールドシリーズでの優勝を目標におくプロスポーツ選手などそうそういるものではない個人的な打撃成績や報酬の高さなどは問題外でそこにはチームとしての目標を達成したときの幸福感に純粋に浸りたいという競技者としての幸福感の追求しかない大谷翔平は恐るべきスポーツ選手といえよう(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/04/18
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電気化学と電磁気学 人が思いつくことなど 南風一図書館で手に取った電気化学と電磁気学の本を読んでなるほどと納得した私が庵治石を磨いたりコイルの電圧計や単なる鉄の鎖を地面や樹木や水や庵治石に近づけたとき感知する電気(すなわち電磁気)についてすでに先人が学問的にしっかり究明していた私が経済学部から理工系システム科学専攻の大学院に進んでゲーム論のゼミで研究室の助手と勉強会をやっていたとき私がよく思い付きでゲーム論に関するアイデアを出すとその都度ゼミの助手から助言された「普通に誰でも思いつくようなことは大抵すでに誰かが論文を書いているから 何か新しい課題を見つけるには 論文を読んで勉強する方が早いよ」ということだった人が思いつくことなど高が知れていると納得した(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/04/16
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アメリカの良心 南風一・司法省 大岡裁きの 迅速さアメリカの懐は深いミズハライッペイさんとオオタニショウヘイさんの関係する銀行口座窃盗という事案に対し約2週間という異例のスピードで告訴を行った加えて調査結果の公表とオオタニショウヘイさんは被害者と思われるという異例の見解まで公表したまさに時宜を得た迅速処理と大方の人の関心事には適格な回答で応えるアメリカには日本国が失って久しい大岡裁きの迅速さと良心がある(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/04/14
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快適な人生 南風一人にとって何が一番快適なのか?と訊ねたら「そりゃ勿論 嘘だろうと本人の錯覚に過ぎないとしても 生活していくためのお金に悩まされることなく 日々を気ままに生きていくこと」 (もちろん病気にかかっていないという前提もあるが)そんな人生を送れたらまさしくその人の生活は快適に違いない現代の日本社会においてそんな快適な人生を送るためにはどれほどの努力が必要か?その努力もその人の能力を大幅に超えるものでは努力が苦痛になって元も子もないから適度な努力と忍耐で到達できる生活がちょうどいいそんな風にして私は快適な人生を手に入れただろうか?(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/04/12
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ただ日々を生きることが人生 南風一日々を生きることに価値があるとか有意義だとかそんなものがあるわけない一日はただ太陽が昇って沈んだり雨雲が空を覆って一日中太陽が隠れて見えなかったりするけれど地球が太陽に向かってくるりと一回転するだけのことに過ぎないそんな地球の一回転を一日と呼んでいるだけに過ぎないだからそんな一日や一日の繰り返しに過ぎない日々のことに何らかの意味付けをするのはほとんど無意味に違いないしかあ~し 人と人の関係は別ものと言える親子とか親友とか友だちとか同僚とか向こう三軒両隣とか人同士の関係性には意味がある好きとか嫌いとか社交とか儀礼とか義務とか善意とかそんな人間同士の関係性を持つことに日々人が生きることの意味があり価値がある人と他人との関係は色々な感情の衣をまとうが人同士が死ぬことですべては消え去るその意味では人は一日や日々を生きていることがすなわち人生そのもので一日や日々を離れてその人の人生はないことになる(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/04/10
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大谷翔平の悲しさ 南風一MLBはプロスポーツ集団である以上そこで金を稼ぐのが大谷翔平の証明である大谷翔平が活躍することが彼の能力の証明であり同時に能力に見合う報酬の高さの証明にもなる大谷翔平の能力はMLBや報酬の高さという金額を離れて存在することはない大谷翔平は自分の能力をMLBから離れて証明することができないそこが水原一平さんに裏切られた不幸の根源でもある(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/04/09
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コンビニって? 南風一コンビニという業態は世界に冠たる日本の商社の作り出したもの単に昔の万(よろず)屋や個人商店をチェーン店化したものに過ぎないと言うなかれ店舗の中に陳列されているものと言えばさして従来のショッピングセンターや生活雑貨店パン屋や弁当屋の陳列棚と変わりがない売り場面積は狭くて商品種類は少ないしかしあれば便利がいいなあという商品は大抵置いてあるそんな昔の万屋や小型のショッピングセンターに過ぎない業態が現代に亡霊のように生まれ変わって幅を利かせる従業員やアルバイトならばコンビニの何処に生きがいや遣り甲斐を見出すというのだろう?コンビニの陳列棚に並べる商品の数々を作って納品する方がよほど面白いだろうにとも思うのだがそこは職業選択の自由でありコンビニの経営者になったりアルバイト勤務が楽しいという人もいるまた客としてコンビニを利用するのが楽しいという御仁も存在するコンビニに日本人の幸福さの向上や厚生の進歩を見ることができるか?そこが問題であるコンビニは単なる昔の万屋に過ぎないと思うのだが従来通りの万屋なら子・孫は親や祖父母の個人商店など継がないコンビニ経営ならば継ぐだろうか?否 やっぱり継がないだろうコンビニなんてそれだけのものだと思う(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/04/08
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平安や幸せ感は時代にかかわりなく 南風一子どものころ時代が進むにつれ人々の幸せも進んでいくと素直に信じた自分が親になり定年を迎えいよいよ一線を退く時期が近づくにつれ幸せというものは時代には関係なく社会や国際社会の状況には関係なく訪れもするし存在もする時代とは無関係に国際関係とは無関係に幸せは心の中にある不幸にも自分の住む社会や国が戦争状態の混乱の中にあってもあるいは不完全な資本主義や不十分な社会福祉状況の中にあっても幸せの中に生きることはできるし幸せは社会や国際状況と無関係に存在する(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/04/07
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私の恋焦がれた彼女 南風一TVで卓球の石川佳純を見ていてふと昔好きだった彼女のことを思い出した確かに16歳の高校生だった彼女は石川佳純に似たキュートな女性だった通学電車の中で見かける彼女は二・三人の友達とお喋りばかりして天真爛漫で快活な娘そのものだった俺は多分そんな快活さに惹かれたのだろうと思うそんな快活そのものだった彼女なのになぜ高校を卒業して大学に入ってからの彼女はあんなに冷たかったのだろう?結局俺のことなんて何とも思っていなかったのだろうそんなわけだったから俺からさよならと去って行ったところで何の支障もなかったのだろうこちら側の思いとは裏腹の冷淡な対応を繰り返されてもなぜ俺はあんなに未練がましく彼女に恋焦がれたのだろうか?今となっては理解もできないしよくそんな心境になれたものだと不思議に感じている(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/04/05
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桜と一年 南風一今日昼めし時にふらりと桜の開花具合を確かめたくて職場近くの小学校や高校の校庭や公園を経巡ってみたすぐ近くの高校の道路に面した南側の桜はほぼ満開に近かったそこからまっすぐ南へ折れて小学校の正門側の塀に沿って咲く桜並木もほぼ満開を迎えて白く脱色したような淡いピンク色の桜は目が覚めるような清涼感を漂わせているそういえばこの光景はつい先日見たばかりような気もするがよく振り返ってみるとその満開の桜の光景は一年前の記憶だった一年前にも同じように満開の桜を見て今日と同じようなことを考えていたそういう意味では一年の経過なんて桜が咲くほんの一週間の長さと同じなのかも知れないなと思った(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/04/04
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