とある化学教師でググって

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2019.12.02
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カテゴリ: 化学授業ネタ
​​​​こんにちは,とある化学教師こと,宮元です。

いつもと違った出だしですが,今回は「​ 理科教育アドベントカレンダー ​」に
参加させていただいているので,はじめましての方こんにちは,という感じです。
12/25まで毎日理科関係のブログが更新されるという面白い企画です。ぜひご覧くださいね。

私は​ こういったもの ​です(html名刺です。)

とはいえ,急遽書くことにした話題なので乱筆となっています,ご了承を…
学術的な話は専門家の方にお譲りして,ちょっと軽いお話をいたします。



というわけで,今回は「化学」から少し離れて「科学…サイエンス」の視点で見ていきます。


紹介するのはいつもこのブログで掲載している「サイエンスブレイク」です。

「理科通信を発行したらどうなるのか?」
「意味があるのか?」

「そもそもどんな理科通信を出すのか?」
「ためになるのか?」

みたいな話をつれづれに書いてみたいと思います。


サイエンスブレイクとは何か?​ これ ​です。いわゆる理科通信です。
以前,南日本新聞さんにも取り上げていただきましたが, 生徒の疑問に科学的に答える というのがコンセプトです。

たとえばひとつ紹介すると,


こちらの記事 ​でも掲載しているものです。​

そのほかの記事もありますので,ご覧くださいね。(以降の文章を読むなら,いくつかサイエンスブレイクを読んでおいてもらえるとわかりやすいと思います。)

【サイエンスブレイク一覧】

だからなんだよ,という話ですが,こういった理科通信を毎週~隔週発行してはや7年目,
200号​あたりまできております。


ああ,読むのをやめる方がいそうですよね。でもいいです。
何のために出すのか?

正直なところ,現在の勤務校では「理科」はあまり重視されません。

以前の勤務校では化学の教員として地方公立大から難関大まで入試に向けた対策をがっつりやっていて,生徒のモチベーションも高かったです。ところが現在の勤務校は専門校。大学受験は必要なく,いわゆる5教科よりも専門科目や各種検定の資格取得が重視されます。理科教員も私だけ,一人で専門外の生物や科学と人間生活も授業する状態です。
加えて,なかなか義務教育段階で「授業」を50分座席に座って受けるという形式に慣れてきていない生徒もみられ,授業のスタイルを見直す必要に迫られました。

ここで簡単な考え方として,授業を細かく区切るという方法があります。(また後日詳細は掲載するかもしれません。)

10分(小テスト)+15分(講義)+5分(ブレイクタイム)+15分(講義)+5分(まとめ)

集中力が保つ15分くらいを限界に,活動を切り替えていきます。
これで,ちゃんと席について学習するという基本的学習習慣を少しずつ身に着けることもできます。

で,間の5分,休憩=ブレイクタイムに雑談をしてもいいですが,つまらないので,やはり,理科に興味・関心を持ってもらいたいという点から始めたのが理科通信=サイエンスブレイクです。

「質問BOX」を用意していて,そこに入る質問に答える形式でやっています。
くだらなーい質問にも答えるのが,ミソです。

科学的な考え方「実証性・再現性・客観性」 を入れて生徒の疑問を解決します!
と言いたいところですが,もっと根本的な部分 「論理的」 という部分を重視しています。

疑問に対して,○○とは××なので,××を解決するには△△である。
みたいな,根拠を明確にして,論理的にやや面白く疑問を解決していくわけです。

結論から言えば,ためになっています。

①いろいろなことに疑問を持つようになった。
②疑問に対して自分で調べるようになった。
③理科に興味を持つようになった。

①について,学習意欲が低い生徒は世の中の何事にも大して疑問を持たず暮らしている場合も多いです。疑問を持つようになると, 知識が増える楽しみを知る 生徒も増えてきます。また,あまり「文章」を読む経験がない,教科書に拒否反応を覚える生徒も,うまくいけば手に取ってくれます。

②については,簡易的な「自由研究」を課題として定期的に設定しています。自分で疑問に思ったことをレポート形式で調べてまとめるものですが,理科通信を参考に,「結構自由に調べて,論理的に解決していいんだ」という視点で文章にまとめる力がついてきます。(この辺も後日別記事にすると思います)

③については,まったく理科に興味を持っていなかった生徒も,だれか同じ学校の生徒のくだらない質問をきっかけに,理科ってもしかしたら楽しいかも?と考えてくれているようです。

主体的・対話的で深い学び ,というのが叫ばれています。「疑問」をフックに,主体性を引き出し,教員との対話,友人との対話,自己との対話を深め,読んだり表現したりする言語活動につながります。そして,疑問についてより深く自分自身で(最初はネットでもなんでもいいんです)調べて深い学びへと入っていく, きっかけづくりとしての理科通信 になっているのかなと自負しています。




そんな難しい話でもなく,なんだか日ごろの授業でマンネリを感じている先生方
教科通信を出すにもどうすれば?という方に,この, 疑問解決というスタイルを提案 して今回はおしまいです。(またサイエンスブレイクについては書きます。)​​ ​​ ​​





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最終更新日  2019.12.02 23:51:52
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