新小6にはずっと前から、特殊算3問ずつをやっている。
しかし、一向に手ごたえがない。それは学校では扱わない中学入試独特の単元だからだ。
従って、塾で学習した内容を次回の授業までに理解しておかないと、解けないわけだ。
そこで、もうこれではだめだと思ったのだろう。昨日2人の生徒が「教えてください。」とやってきた。
「そういうこと!」など言いながらとりあえず本人の中で理解したようだ。
近年の子供たちは格段に学ぶ力が落ちている。
基礎力や基本知識が乏しいまま、その場限りで解決できる問題をクループ学習なんかで数多くやっているからか?
灘でも同じような学習をやっていると聞いたが、それはね、それだけの知識や思考力を鍛えまくっている精鋭集団だからやれるのであろう。
だから、まず学ぶという基礎学力の習得を数多くやってほしい。
これまでが「詰め込みすぎ」と言われ、このような方向転換をやっているが結果はいかがなものだろうか。
かつての、「ゆとり教育」の幻影をやはり思い出さざるを得ないような気がする。
その反動で学ぶことは実際多くなった小学生。でも、やっていることはその量に追い付いていないのが現実。
この、状況を理解してどう切り抜けていくのかを考えるのが「塾の腕の見せ所」。
この春から、昨年以上に頑張ります!
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