全897件 (897件中 1-50件目)
アメリカでは夏の終わりには黄色いジャケットを着て過ぎゆく季節を惜しむ習慣があります。黄色がドレスコードのパーティもあってイエロージャケットと呼ばれます。・・嘘です。イエロージャケットっていうのは、小型のスズメバチ。その名の通り黄色に黒の縞が入った体で、一見ミツバチ?と思わせる姿ではあるものの、スズメバチだけあって攻撃的で、晩夏が活動のピークらしい。肉食なので庭でバーベキューとかしてるとよく飛んできます。で、そんなイエロージャケットに先日まんまと刺されちゃいました。さらに悪いことに、奴らうちの前庭に巣を作っていました・・。というのも、うちの前庭には真ん中にピラカンサの茂みがあるんだけど、何年も手入れしてないので、枝がボーボーで、しかも中の方からどんどん枯れて、枯れた枝がもつれあって飛び出したり中が空洞になってたり、その上に雑草やら枯葉が堆積したりして、とにかくみっともない。さすがに見苦しく、もはや剪定鋏でなんとかなるレベルですらないので、コードレスの小型チェーンソーを買って枯れた枝を切ったりして、なんとか見られるようにしようと奮闘しているところなのですが、とにかく枝がもつれあってぐちゃぐちゃで、こんなだと茂みの下から動物の死骸とか出てきても驚かないよなーと思いながら片付けてたんだけど(カタツムリの殻がものすごい数出てくる)、なんと動物じゃなくてイエロージャケットが巣を作っていたんですねーー。知らなかったんだけど、スズメバチの中でもイエロージャケットは地面の穴の中に巣を作るんだそうです。で、縄張り意識が強いので、巣を攻撃されたと思ったら集団で向かってくるわけですよ。私は知らないうちに巣の近くに踏み込んでたみたいで、数匹が足に群がってきて、あっという間に足首近くを刺されました。慌てて刺してきたハチを掴んで捨ててその場所を離れ(追いかけては来なかったのでとりあえずほっとした)、刺されたところを洗ってから様子見。一応私はアレルギーはないはずでも、万が一を心配したけど、刺されたところがすごく腫れて痛いだけで息が苦しくなったりはしなかったので、とりあえず安心した。というのもスズメバチ系でアナフィキラシー起こすのでアウトドアではエピペン持ち歩く人が身近にいるのでね(=相棒)。刺されたところはとりあえず氷当てて冷やしたけど、歩いても横になって足を上げててもズキズキ痛いので、抗ヒスタミン剤とイブプロフェンを飲みました(ベネドリル2錠飲んだら副作用の眠気がすごかった)。翌日からは痛みはひいたけど猛烈に痒くなり、抗ヒスタミン剤クリームと愛用の液体ムヒをひたすら塗り続けました。連日薬塗りたくってたら、皮膚がボロボロむけてきてびびったけど、掻きこわすよりマシだし。ちなみに1週間経ってもまだ腫れてて痒いです。刺されたところじゃなくてその周りの方が痒い。うちの辺りではイエロージャケットは珍しくはないんだけど、気にして見てるとやっぱりいつもよりも家の周りで目につくような気がするのは巣が家の近くにあるからか。うちは相棒がアレルギーあるし、巣があるのが前庭の中でも歩道に近いところだし、危ないから対策したほうがいいかな?と思って、近所の荒物屋さんでスプレーとトラップを買ってきた。まずはトラップを家の前の玄関からも裏庭の入り口からも離れたところに吊るしてみた。夕方に吊るして、次の日の朝にはもう10匹以上入ってたので、それなりに有効みたい。スプレーの方も、一応目をつけたあたりに噴射してみたけど、茂みと枯れ枝が邪魔で巣の入り口が見えるわけじゃないのであんまり効果的じゃない気がする。枯れ枝を片付けるのに近づくとまた刺されそうだし、どうせイエロージャケットの巣は毎年お引越しするそうなので、一番数が多くて攻撃的な今の時期に無理して駆除するのはやめとこうかと思う。荒物屋さんのおじさんに聞いたところでは、とりあえず一番数が多い今は数減らしのためにトラップを仕掛けて、あと冬眠を終えた新女王が新たな巣探しのために古い巣から出てくる春先にまたトラップ仕掛けるいいらしいです。半年後、覚えといてちゃんとやらないと!今回、刺された後のケアや駆除を考えたことで、イエロージャケットのことをいろいろ調べました。ついでに他の「ハチ」系の虫についてもちょっと学習。まず、同じ蜂系でも、「蜂(bee)」と「スズメバチ(wasp)」の2つに大きく分かれ、この2つはだいぶ扱いというか認識が違います。ざっくりいうと、beeは「かわいい、受粉を媒介するから大事にしなくちゃ」という益虫扱い。waspは「危険、駆除対象」という害虫的扱いです。ビーにはhoneybee(ミツバチ)とbumblebee(マルハナバチ)がいます。黄色と黒の縞々で細身なのがミツバチ、縞々じゃなくてふわふわしてて丸っこいのがマルハナバチ。ミツバチは1回刺したら死んじゃうけどマルハナバチは何回も刺せます。ミツバチは冬用に巣に余分蜂蜜を溜め込むけど、マルハナバチは冬眠するので余分の蜂蜜は作りません。honeybeeもbumblebeeも花の蜜や花粉、果物の汁を餌とし、受粉を媒介するのでとても大事にされてます。蜂の数が少なくなってるからこのままだと農業とかまずいという共通認識があるし、蜂の好きな植物を植えたbee gardenというガーデニングカテゴリーもあるくらい。ただビーの中にもcarpenter beeという受粉媒介はするけど木に穴を開けて巣を作るので一概に益虫とも害虫とも言えないハチもいるらしい。なんか塀とか家の壁とかにも穴を開けるので「持ち家の敵」とも言われてるとか。で、ワスプはワスプでいろんな種類がいる。うちの辺りに多いのはなんといってもyellowjacket。あとpaper wasp、mud dabber、digger wasp、tarantula hawksなんてのもいるらしい。攻撃力高くて危険度大のhornetもメジャーですが、うちのあたりにはそんなにはいないらしいのでちょっと安心。何年か前に「アジアからキラーホーネッツ(日本でいうオオスズメバチ)がアメリカに上陸した!」って話題になってましたが、その後は見つかってないみたいですね。当初は通称Asian giant hornetと呼ばれていたけど、その後northern giant hornetに統一されたとか。ここにもPC(ポリティカルコレクトネス)の波か?ワスプの主食はタンパク質(虫など)で受粉の仲介はしないので、beeのような「愛され」ではなく「嫌われ者」です。まあ他の害虫を食べてくれるのはありがたくもあるんだけど、外でご飯食べてたりバーベキューしたりしてるとニオイに釣られて寄ってくるのが鬱陶しいんだよね。払ったりするのを攻撃とみなされて刺されることもあるし。特に夏は活動のピークなので数も多いし攻撃性も一段と高くなってるらしい。そういえば先日、うちの相棒も自転車レース中に自転車で走ってただけなのに顔にぶつかってきたイエロージャケットにまんまと刺されました。アレルギーあるので慌ててリタイヤして救護所に駆け込んで抗ヒスタミン剤注射&氷で刺されたところを冷やしたので、唇が腫れ上がるだけで済みましたが。とりあえずうちのイエロージャケット対策はトラップをあと2〜3個増やして数を減らして刺される可能性を下げつつ、巣については近くに寄って刺激しないよう、前庭の手入れもその部分は手をつけず冬を待つ感じにしようかと思います。どうせ全体的に見苦しいので、他にも手入れ必要な部分は多々あるのでね。。
2023.08.20
コメント(0)
私はスラムダンク大好きです。漫画全巻アメリカに持ってきてうちの本棚に並べてあるし、画集も2冊とも持ってるし、「続きを考えてみた」系とかの二次小説も読んでるくらいの好きレベルです。なので映画になるって聞いた時はほんと嬉しかった!ただアメリカには来ないだろーなと諦めてて、DVD化またはストリーム化されたら絶対観ようと心に決めてました。ほんとは2月に日本に帰った時に一人で映画館行きたかったんだけど、一応家族旅行だったので時間取れなくて涙を呑んで断念したからね・・。なのでとうとうアメリカでも上映される!って予定が発表された時はもー大・歓喜、大・興奮でした!絶対観に行く!!!ということで、満を持してアメリカの映画館で「ザ・ファースト・スラムダンク」観てきました!スラムダンクを全く知らないうちの男子2名(相棒とピコちん)も一緒です。感想は・・まずはスラムダンクのキャラが喋って動いてるのに感動。実は私は原則漫画オンリーでテレビアニメは観たことないんですよ。なのでキャラが動いてるのがとにかく嬉しかった。しかもキャラの絵が綺麗で(漫画の最後あたりの絵の感じ)、試合中の動きも滑らかでスピード感と迫力もあってとっても良かった!!!特に試合の中で、漫画でもあった沢北が視線の動きでフェイクかけるところがアニメで表現されてたのはすごい感動した!あとゴール下のポジションどりとかもアニメでしっかり描かれてたり。あと背景とかの全体的な作画もとっても素敵だった。沖縄の風景とかリョーちんの家の中の感じとか。特にリョーちんの小学校時代のチームの試合のあった体育館の空気感がなんかすごいリアルに感じられた(独特の暗さみたいなとことか)。私が見たのは日本語音声・英語字幕版だったんだけど、「ゴリ」がゴリラじゃなくてゴリアテ(Goliath)って訳されてたのがへーって感じでした。ちなみにリョーちんが呼ぶ「ダンナ」は「Big Man」、花道の「メガネ君」は「Specs」、「オヤジ」は「Old Man」だった(と思う)。「キツネ」はそのまま「Fox」でしたね。「丸ゴリ」も英訳あったけど忘れた!わたし的にはリョーちんのオリジナルストーリーについては微妙というかなくても良かったかなって感じではあったのですが、映画単体で成り立つストーリーの必要性はまあわかるし、うちの相棒やピコちんのようにこの映画が初スラムダンク体験になる観客にとっては理解しやすいナラティブだったようです。原作では主役はリョーちんじゃなくて「赤頭」だったんだよと言ったら2人ともびっくりしてた。ピコちんは花道の過激な行動やギャグシーンなどでケラケラ笑ったりもしてました。あと相棒は深津と沢北の見分けがついてなかった。どっちのことも「あのDevin Booker(に似てるキャラ)が・・」とか言ってて(似てるか?)。中学時代のミッチーの髪型違うじゃん!(映画内でキャラの視認性を確保する必要上からかと推測はする)とか、試合後のあのシーンまでの「タメ」が長すぎないか?とか、まあ細かいところでちょっと思った部分もあったけど、でも、とにかく、結論としては、やっぱりスラムダンクは最高で、この映画もとっても良かった!!!ということです。ということで、また漫画を第1巻から読み返し〜。いやもう何回何十回読み返したかも思い出せないほどですが、それでも毎回読んでて楽しいんだからやっぱりスラムダンクは最高ですね。
2023.07.31
コメント(0)
私は果物はたいていなんでも好きだけど、トップ3を選ぶとしたら、さくらんぼ(特にレニエ種)、びわ、柿(固くて甘い富有柿)、次点でスイカ、です。この中で、ほぼ年間通してスーパーにあるスイカはもちろん、さくらんぼと柿もシーズンになればちゃんと(しかも割とたっぷり)入手できるんだけど、ビワだけは流通にのらないのかアメリカに来てからずっと去年まで一度も食べられなかったの。スーパーでもファーマーズマーケットでもビワが売られてるのは見たことないんだけど、実はお庭にビワの木があるお家はけっこうあるんだよね。今の家の前に住んだ貸家の庭にもあって、収穫を楽しみにしてたのに、シーズンを待たずして半年で引っ越さないといけないことになって超がっかりした。そんな私のビワ欠乏症に終止符を打たれたのが去年。ご近所SNSに「庭のビワ勝手にとってくれていいよ〜」と投稿してくれた超親切な人がいて、ありがたくそこのお宅の前庭にあるビワの木から実を収穫させていただけたのです。夢にまで見た(見てない)ビワを久々に食べられてとっても嬉しかった!そして今年もビワのシーズンがやってきました。またSNSチェックしなきゃ〜と思っていたところ、相棒の自転車仲間から「家のビワの木、取りきれないくらい実がついてるからぜひ取って。ハシゴも出しとくから!」というありがたくも太っ腹なオファーをいただきました。さっそくランチタイムにお邪魔して、奥さんにご挨拶して、U-Pick開始!持参のエコバッグ2つ分にたっぷり美味しそうなビワを収穫させていただきました。ハシゴのおかげで木の上の方に生っている美味しそうな実もばっちりゲット。去年は木の上のは指を咥えて諦めるしかなかったからなー。奥さんはビワ美味しいけど皮剥いたり種取ったりするのが面倒なので食べないそう。前に通りすがりのご近所さん?に欲しいと言われて「どうぞ」と言ったら「採って箱に入れて出しといてくれれば取りにくるから」と言われたそうで「そこまでしてもらってもらう必要はないけど、好きな人が自分で採ってってくれるならありがたいわー」と言っていた。いやー、月初めのさくらんぼ狩りに続き、ひと月のうちにトップ3好きな果物のうち2種類も大量に堪能できるなんて超ハッピーです!1/4ほどはもう食べた後でもこの量・・食べ切れなさそうだったら冷凍!
2023.06.26
コメント(0)
カリフォルニアといえば農業王国で、特にナッツ類や果物の生産がとても盛ん。シリコンバレーとかサンフランシスコとか都会なイメージがある(あるのか?)ベイエリアでも、少し外に出れば農業地帯が広がっていて、ファーマーズマーケットでは農園直送の野菜や果物が山積みで売られているし、「U Pick」と呼ばれる果物狩りができる果樹園もたくさんあります。この辺で果物狩りといえば、苺とさくらんぼが人気、という気がする。ストーンフルーツ(桃、アプリコット、ネクタリン、プラム)とか林檎とかのU-Pickもあるけど、苺やさくらんぼほどメジャーじゃないというか。ストーンフルーツや柑橘系は庭に木がある家も多い(うちにも桃とネクタリンある)からわざわざ遠出して果樹園まで行かないし、あとシーズンになればファーマーズマーケットで山積みで売ってるし。苺とさくらんぼもファーマーズマーケットで売ってるけどちょっとプレミアムというか山積みではないのよね。ベイエリアで苺狩りなら南の沿岸部のワトソンヴィル、さくらんぼ狩りなら北東(内陸部)のブレントウッドがそれぞれ名所です。いくつも農園があって、シーズンにはベイエリア中心部からたくさんの人が訪れます。、、と知った風に書いていますが、私ベイエリア在住歴20年にして、さくらんぼ狩りに行ったのは実は去年が初めてだったのよね。で、行って楽しかったので、今年も行ってきたわけです。先日の同窓会で旧交を温めたビジネススクールのクラスメートファミリー(まあ毎年キャンプとか行ってる友達だけど)2家族と一緒に。カリフォルニアで栽培されているさくらんぼは6種類あるらしいけど、ブレントウッドのさくらんぼ農園ではレニエ、ビング、コーラルシャンパンの3種類が多い印象。このうちいわゆるアメリカンチェリーとして思い浮かべるダークレッドの大粒のさくらんぼがビングとかコーラルで、レニエは日本のみたいな黄〜ピンク色のさくらんぼ。爽やかな甘さのレニエは生食用、しっかり甘いダークチェリーは生食にもお菓子作りにも適している。去年はシーズン終わりかけ時期だったのでオープンしてる農園が限られてたんだけど、今はシーズン真っ盛りということでたくさんの農園が「U-Pick」の看板を出してオープンしてました。今はコーラルがピークで、ビングは実り始めたところらしい。今回は農園で待ち合わせなので、数あるブレントウッドのさくらんぼ農園の中でも大規模な方に入る「Nunn Better Farm」に行き先を決めて集合。ピーク週末ということで朝7時から開いていたけど、私たちが待ち合わせした朝9時になって格段に人が多くなってきました。広くとられた駐車場も私たちが帰る頃には満車に近くなってた。入り口でバケツをもらって、広い果樹園のどの辺にいけばいいかをざっくり教えてもらい、果樹の列の間を歩いていって、よさそうなさくらんぼを摘む。収穫したさくらんぼは全部買い取る対象なので、美味しそうなのを選ぶのが大事。果物が長持ちするよう軸をつけたまま摘むように気を付ける。びっしり実ったさくらんぼ。これはコーラルシャンパン。こんな木が列になって何エーカーにも広がっている私はレニエが好きなので、この辺のコーラルの木の列の奥の方にいけはレニエの木があるよ〜、と教えてもらった方に向かって進んでいったんだけど、一番奥まで行っても結局みつかりませんでした。もっと探す?と友達が聞いてくれたんだけど、もうその時点でコーラルだけでバケツいっぱいになってたのでもういいやってことで、そのまま戻って計量&お支払いのブースに並んだ。レニエ計ってもらってる人もいたのでレニエの木もあったのは確かなんだけど。計ってもらったところ、私とピコちんはなんと15ポンド(7kgくらいか)も収穫してた。。調子に乗ってどんどん摘んだからなあ。。1ポンド4ドルなので60ドル。大手果樹園なせいか少しお高め(他の小規模な農園では1ポンド3ドル50セントの看板出してるところもあった)でしたが、摘むの楽しいし、新鮮なさくらんぼ嬉しいし、さくらんぼ狩りはやっぱりサイコーです。15パウンド!せっかくなので公園でピクニックランチしよう、ということで、ブレントウッドのダウンタウンにあるその名も「シティ・パーク」に移動して、芝生の上にピクニックブランケットを広げてお弁当orテイクアウトしてきたランチを食べながらお喋り。ブレントウッドのダウンタウンではファーマーズマーケットも開催されてて、公園で遊んでたり図書館を訪れている家族連れやティーンのグループもたくさんいて、とっても楽しい雰囲気に溢れていた。公園には80s〜90sの音楽が流れてて、ばっちり世代な私たちは気分も上がりまくり。この辺の音楽ってジャンルとして確立してるのか、ピコちんはじめ子供たちも聞いたことある曲たくさんって言ってた。うちからブレントウッドまでは通常1時間半もあれば行けるんだけど、帰路は高速の通行止めにまんまと引っかかってしまい(Googleマップどうして避けてくれなかったの・・)30分以上ほとんど動かない渋滞にはまった挙句にUターンして抜け出したり、丘の上の住宅地を抜け道したりして、なんと3時間以上もかかってやっとの思いで家に辿り着きました。15パウンドも収穫しちゃったので、翌日は半日使ってさくらんぼの処理。お裾分けした約2パウンド以外の全部を洗って、どんどん「チェリーピッター」で種を抜いていく。チェリーピッターというのはホチキス型の穴あけポンチみたいなもので、握ると金属の突起がさくらんぼの真ん中に刺さって種を押し出すようにできています。去年もさくらんぼ狩りで大量に収穫したのでAmazonで買いました。今年も活躍! 種を抜いたさくらんぼで、チェリークラフティを焼いて、コンポートも作って(メイソンジャー3個分)、残りは冷凍。抜いた種も果肉がついててなんかもったいない感じだったので、メイソンジャーにぎっしり詰めて100%ウォッカを注いでみた。チェリーブランデーならぬチェリーウォッカができるかな?と。あーでもお砂糖入れた方がよかったかな。チェリークラフティチェリーコンポートと冷凍用手を伸ばしてさくらんぼの収穫に励んだせいか、ひたすらピッターを握りしめて種を抜きまくったせいか、翌日いつもより右肩の痛みが強くなって、理学療法士さんに追加でストレッチをしてもらう羽目になりましたが・・。
2023.06.10
コメント(0)
母の日だしどっか行きたいとこあったら家族3人で行こう?と言われて、2番目に思いついたのがサンノゼのジャパンタウン。もう10年以上も行ってないし、最近リニューアルして綺麗になったって話も聞いたし、日系人博物館にも行ったことないからこの機会に行ってみようかと!ちなみに1番目に思いついたのは「近場(ベイエリア内)で野草の花を見るハイキング」でした。今年は雨季に雨が多かったのでスーパーブルームだっていうし。でも近場のスポットは駐車場混むから朝早く行かないといけないって聞いて&歩くのちょっとめんどくさくなって、結局2番目のオプションを選択した・・。それはさておき、サンノゼ・ジャパンタウン。すっきりした通りと広めの歩道、「日本町」のバナーや史跡の解説が置かれ、日本食レストランや日本の小物のお店が並んでいて、ジャパニーズサブカルなミュラル(壁画)があちこちに描かれてたりして、小さいけど楽しい街並みでした。前回来たのはピコが2歳か3歳くらいだったので10年前、夏の盆踊りの時だったので、通りは閉鎖されてたし人混みがすごかった。ふだんの街並みを見るのはそれこそ15年とかそれくらいだと思うし、その頃も確か日本食レストランにランチで行っただけなので、街を散策するのは実はこれが初めてかも。同じジャパンタウンでもサンフランシスコの方がまだ行く機会多かったよね。サンノゼ日系アメリカ人博物館はお店が並ぶジャクソン通りから角を曲がったところにある、日本風の建物。展示室に入ると、左側が初期の日系移民社会に関する展示(当時の日本町の住宅地図とか家やお店で使われてた道具や機材、コミュニティイベントや家族の写真、それぞれについての解説など)があり、右側が強制収容に関する展示のセクションになっていた。日系人の強制収容は西海岸4州(カリフォルニア、オレゴン、ワシントン、アリゾナ)に在住の日系人&日本人が対象で、サンノゼの日系人コミュニティももちろんほとんど?全員?が10ヶ所の収容所のどれかに送られた。収容所はだいたいが砂漠などの気候の厳しいところにあり、仮設住宅などの設備も最低限のもので、日系人は大変に不自由な生活を強いられたそう。10ヶ所の収容所のそれぞれについての解説もあり、「マンザナールやトゥールレイクは名前聞いたことあるけど・・」みたいな私のような無知な人にはとても勉強になった。マンザナールは山崎豊子の小説やアンセルアダムスの写真で知名度高いし、トゥールレイクと「No-Noボーイズ(アメリカに忠誠を誓わなかった日系人男性)」くらいは私でも聞いたことあったし。てか何ヶ所あったかとか考えたことなかったし、はるばるアーカンソーとかテキサスにも収容所あったってことも知らなかった!博物館には強制収容所のバラックの屋内再現展示もあった。梁も柱もむき出しの木造の一部屋の小屋に、料理用を兼ねた薪か石炭ストーブ、たらいのトイレ、テーブルと椅子、軍用みたいな幅の狭いベッドが6つ、あとはたんすなどが置かれている。ベッドの周りなどはシーツをカーテンにして多少のプライバシーが守られるように工夫されてたけど、基本的には間仕切りなし。なんというかヨセミテとかビッグサーとかのテントキャビンみたいな感じ。キャンプみたいな非日常&短期滞在なら不便さも楽しめるけど、長期で複数人が暮らすにはきつい環境。板を打ちつけただけの壁では暑さ寒さも凌げないし、すきま風とか砂埃とかもすごそう。あとトイレが部屋内にあるのがプライバシーなさすぎだし衛生的にも非常によろしくない。うちの相棒も半分日系人なんだけど、相棒親族はハワイ在住だったので幸い強制収容にはかからずにすんだ。ハワイは日系人が多すぎて、強制収容したら地元社会への打撃が大きすぎるっていうのと、人数が多すぎて収容しきれない、ということだったらしい。私たちの両親の年代から上で本土に住んでた日系人はだいたい強制収容された。有名どころでは俳優のジョージ・タケイとかパット・モリタ、芸術家のイサム・ノグチとかも。同じ敵性外国人でもドイツ系やイタリア系は対象とせず日系人だけが強制収容されたのはやっぱり人種差別が大いに関係してたと思う。こういう苦難の時代を経て、またゼロから(というよりマイナスから)民族グループとしての評価を築き上げてくれた先人の皆様のおかげで、日系アメリカ人が社会に溶け込んで概ね好意的に受け止められている今がある訳です。同じ日系でアメリカに住む者として、また日系アメリカ人を家族に持つ者として(私自身はあくまで日本人ですが、相棒とピコちんは日系アメリカ人ですから)、感謝の念を新たにしました。博物館の後は、せっかく来た久しぶりのジャパンタウンを散策。同じ日本っぽい雑貨屋さんでも、今どき風なファンシーグッズのお店もあれば、昔ながらの瀬戸物や人形、折紙、書道用品なんかを扱うお店もあり、なかなかおもしろい。裏原宿にありそうなデザインTシャツのショップや、キャラクターグッズと観葉植物を一緒に扱うお店もあった。午後3時前というかなり中途半端な時間のせいでレストランは開いてないところが多かったけど、いくつか開いてたお店の中から「しゃぶしゃぶ」をチョイスして遅い昼ご飯兼早めの夕ご飯。浮世絵の壁紙がナイスなお店でした!
2023.05.14
コメント(0)
フローズンショルダー=Adhesive Capsulitis=癒着性間接包炎、つまり四十肩/五十肩のことです。今回は右肩で発症しちゃいました。何年か前にも、左肩を痛めて何度か医者&理学療法に行き、結局コルチゾン注射でも治らずに四十肩発症させちゃって、しかもけっこう進行させちゃって、最後は地獄の拷問な理学療法セッションに24回も通ってようやく治癒した、、ということがありましたが、今度は右肩で「あ、これ・・」と嫌な感じに覚えのある痛みが。。まだ主な症状は痛みだけで、腕が上がらないとかの動きの範囲が制限されるところまではいってないので、とりあえず医者でコルチゾン注射打ってもらって痛みは緩和。ただ痛みが全くなくなったわけじゃないので、念の為に理学療法も処方してもらいました。とにかく五十肩に進行させたくなかったので。肩の理学療法といえば、ということで、以前もお世話になって全幅の信頼を置く理学療法士さんのところにまた通うことにしました。実は前回の治療があまりにも痛かったので日和って他の理学療法士さん(腰でお世話になったとことか)にしようかとも一瞬考えたのですが、相棒に「短期的な痛みじゃなくて長期的な利点を考えなよ」と諭されまして。相変わらずストレッチは痛いですが、前回ほどには五十肩の程度が進んでなかったのが幸いして、まだ悲鳴もあげてないし泣いてもないです。この調子なら前より早く治るんじゃないかと期待。それにしても、全体的に割と頑丈にできてる方だと自負する私ですが、歳には勝てないというかあちこちにガタが来るのは避けられないみたい。20代の頃にぎっくり腰をやって以来の腰痛は数度の追加イベント(車にはねられて圧迫骨折したりとかね)により恒常化してるし、先日は硬い床でフラ踊りすぎたせいでヒップボーン(寛骨)を痛めたし、右手の中指を軽く突き指したっぽいのがいつまで経っても完治しないし(普段は全然平気なのにふとした拍子に痛い)。今回の右肩の痛みは、原因ははっきりはわからないんだけど、たぶん車を運転する時に助手席とか後ろの席にバッグを置いたり持ち上げたりしたのが悪かったんだと思う(アメリカでは左ハンドルなのでそういうのは右手でやる)。あともしかしたらピアノを弾く時の手首の角度も影響してるかもしれないとピアノの先生に言われて、手首をまっすぐ保てるような弾き方と姿勢を指導もしてもらいました。いやー歳とると無理が聞かない体になりますね・・。
2023.05.01
コメント(0)
ビジネススクールの20年目のリユニオン(同窓会)に行って来た。うちの学校は、というかアメリカのたいていの学校では5年おきに学校の事務局主催の同窓会がある。私と相棒(実はビジネススクールのクラスメート)は5年目と15年目に続き3回目の出席です(10年目の同窓会はすっかり忘れててハワイに行っちゃってたので)。というかいよいよ20年!私はBスクールのために渡米して、卒業後も数ヶ月だけ日本にいてまたこっちに舞い戻って来たので、つまりは私のアメリカ生活も在学2年プラス20年で22年!人生の約半分をアメリカで過ごしたことになる。すごいわーー。あと私と相棒はビジネススクールの1年目と2年目の間につきあいだしたので、もう21年も一緒にいることになる。それもすごいわーー。ちなみに滞在何年目できっちり人生の半分になる?というのは算数の式で表すと「滞在年数=(渡米年齢+滞在年数)➗2」、というのをこないだ車の中でピコちんに暗算問題として出題しました。それはさておき、リユニオンのイベントは毎回決まっていて、土曜の昼間にカンファレンス(教授や卒業生の講演やディスカッション)、土曜夜にクラスソーシャル(卒業年度毎のカクテルパーティっぽいもの)、日曜昼にファミリーピクニック。私たちは今回もカンファレンスはスキップしてクラスソーシャルとピクニックだけ参加したんだけど、実は今回のカンファレンスの基調講演は私たちの代のクラスメートがスピーカー!他にもショートトークで登壇したクラスメートもいたので、カンファレンスも出ればよかったとちょっと後悔。視聴した別のクラスメートに後でビデオ共有してもらったけど 、やっぱ会場で聴きたかった。土曜の夜のクラスソーシャルは、前回に引き続きフットボールスタジアムのクラブハウス最上階にて。バルコニーからの眺めも相変わらず素晴らしい。会場では懐かしいメンツがたくさんいて話が弾みまくり。最近どうしてる?っていうのはもちろん、在学中の懐かし話もたくさん、私も含め本人が覚えてるのも覚えてないのも「あんなことあったよね」「こんなこともしたよね!」とたくさん話しあった。バルコニーからの夜景前回も思ったけど、みんなあんまり当時と変わってないのは、やっぱ大人になってから知り合ったからなのかも。ただし「Ladies age better than guys.」というのは女子だけでお喋りしてた時にこっそり頷きあった事実。。元々女子は髪のカラーリングしてる率高いから白髪が目立たないし、あと男子特有の事情というか、当時からスキンヘッドにしてたクラスメートが「スキンヘッドクラブのメンバー増えたよな!」と全開の笑顔で。。クラスソーシャルは夕方6時半から夜11時までで、家も遠いし途中で抜けるつもりだったのに話が弾みすぎて結局最後閉会してスタッフの人に追い出されるまでいちゃった。家に帰ったら1時近くで、喋りすぎて喉はガラガラだったしめちゃ疲れた! 2次会行った友達もいたんだけどタフだよなあ。。日曜はまたキャンパスでファミリーピクニック。しかし、なんと同じ日に大学構内で自転車のクリテリウムのレースが開催されるというので、朝のジュニアレースにピコちんが出場登録。前の晩遅かったのに朝7時には家出なくちゃいけなくて辛かったけど・・。クリテリウムということで距離の短いループのコースをものすごく何周もするんだけど、このレースのコースは他のクリテと比べても極端に短い半マイル(800m)くらいのコースをぐるぐる何周もするのが特徴みたい。大学は緩い傾斜の丘の斜面にあるので(というか大学のある街全体が西側のサンフランシスコベイから東側の丘陵地帯に向かってはっきり上っている)その傾斜を生かして高低差も距離の割にあるコースになっていた。ピコちんのカテゴリー(男子13-14歳+11-12歳)の出場者は14人。ピコはロードレースはほとんどやってないのでクリテリウム参加も5年ぶり、なんだけど、一緒にスタートラインに並んだのはMTBその他でチームメイトのSくん(実はクリテリウムの全国チャンピオン!)やそのライバルのDくん、1年下の地域王者Jくんといったマウンテンバイクやシクロクロスでお馴染みの顔ばかり。まあ地元でガチで自転車レースやってればそのうちみんな顔見知りになるもんだよね。ピコちんたちのレースは30分で、結局コースを24周か25周した模様。ピコは最初は王者Sくんたちリーダーグループにがんばってついてってたんだけど、途中速度が上がったところで振り切られてしまい、結局形成された第3グループの中で引いたりついたりし、最後の最後でリーダーグループにラップされながらもグループ内スプリントを制して7位でゴール。ふだんロードレースやってないにしてはなかなかの結果ではないでしょうか! キャンパス付近に滞在してた同窓生がピコちんの応援に来てくれたのが嬉しかった!あとバークレー在住のBMXチームメイトパパも来てくれたし。大学生やプロのレースもありましたそのままキャンパス中央のファカルティグラウンドに移動し(ピコは着替え)、同窓会ピクニックに参加。こちらは日曜昼間なので子連れで来てるクラスメートも多く、クラスメートの子ども同士で遊んだりもしててとっても和やかな時間を過ごした。ピコちんもキャンプ仲間のスティーブ家姉妹とキャンパス探索したりフェイスペイント一緒にしたりして遊んでました。あとで別のクラスメートが参加者チェックしてて、私たちの学年の同級生は57人が何らかの同窓会イベントに参加したそう。一学年240人なので、参加率約3割。20年目のリユニオンとしては、卒業生が世界各地に散らばったことを考えるとかなりいい感じの出席率だと思う。リユニオン関係のお誘いとか情報交換はWhats Upでグループ作ってやりとりしてて、同窓会終わってからも写真やビデオの共有などでまだまだグループチャット盛り上がっています。その中で判明したのが、うちの学年はクラスメート同士で結婚したカップルが7組いるということ。グループチャットで確認したのでこれがファイナルアンサー。240人中7組なので17人に一人がクラスメートと結婚したことになるそうです。成婚率やたら高くないか?これって他の学年でも他のビジネススクールでも同じような感じなのかな?しかも7組とも20年経っても離婚してなくて、同窓会にも一緒に参加してました。すばらしいですね。今回の出席者はやっぱりベイエリアに残ったメンバーが主だったけど、ヨーロッパや南アメリカ、アジアから駆けつけた人もいた。ていうかこれだけたくさんのクラスメートがまだベイエリアに残ってたんだねーー。私たちもだけど、みんなそれぞれふだんは仲いいグループとしか会わないから知らなかった!せっかくだから地元組だけでも1年に1回は集まろうよ!と盛り上がった。実現できるといいなー。
2023.04.30
コメント(0)
この日記を書いてる楽天ブログって、あんまり統計の機能はないんだけど、一応どの日の記事が前日にたくさん読まれたかくらいはわかるのね。でここ数日、2007年のアメリカのベイビー名付けランキングの日記がなぜかずいぶん読まれてて、どんなこと書いたっけーって読み返してみた。で、ついでに、久しぶりに政府公認の最新・ベイビー名付けランキングも見てみました。ということで2021年の名付けランキングがこれです!定番名前ばかりと思ってたアメリカの名付けだけど、さすがに15年も経つとけっこう入れ替わりあるねー。というか男児名はトップ10全部入れ替わり!2007年の時点で「1954年以来2位以下に落ちたことのない」ザ・アメリカン男子ネームだったMichaelがトップ10に入らないくらい凋落してる(17位)わ、1999年から2012年まで1位に君臨し続けたJacobがまさかの20位以下に転落してるわ(24位)、割と驚きです。女児名は男児に比べると割とまだ安定してるというか、2007年トップ10から5個の名前が2021年トップ10に残ってますね。ただ1996年から2007年まで1位に君臨してたEmilyがこちらも20位以下に転落(21位)してたり、2007年には100位だったCharlotteが3位にジャンプアップしてるなど、それなりに変化は見られます。まあでも日本の名付けほど変革の波は激しくないんだろうね。日本では読み以外に漢字っていう要素もあるもんね。まあ英語でも変わりスペリングというのがあるけど名前でスペリング変に捻るのはそこまで見ないような。このサイトでは州ごとのランキングも見ることができて、まあ思ったより州による違いはないんだけど、男女ともにちょっと他と違う感を出してるのがウェストバージニア州っていうのが興味深かった。あとハワイとサウスダコタも男児名トップ5は特色あり。てかキリスト教色が強いといわれる州(ミシシッピとかアラバマとか)で軒並み1位Williamだったのは何かあるのかな?Williamは聖書由来ではないと思うんだけど。あと州によって人口が違うので当然と言えばそうなんだけど、新生児の数が州によって2桁違うのに改めて驚愕。カリフォルニアでランキング1位名前の男児ノアくん2591人に対し、ワイオミングでは1位オリバーくんでも31人。この差、すごくない?赤ちゃん名付けの当事者じゃなくなって久しいですが、ランキング見るのはやっぱりおもしろいね。
2023.03.22
コメント(0)
今年は学校外のリーグにも参加しているピコちん。1月末でレギュラーシーズン全8試合を終了したわけだけど、なんとピコちんたちのチームは負けなし!いくら上級生が多いチームとはいえ全勝ってすごいよね。ピコちんも上手い選手の強いチームの中で揉まれて着実にレベルアップできました。で、2月最初の週末、ピコちん所属チームは全勝レコードを引っ提げてプレイオフに突入!プレイオフは、D1ボーイズディビジョンの6チームを2つのプールに分けて、プール内総当たりで順位を決め、プールAの1位とプールBの1位が決勝、プールAの2位とプールBの2位が3位決定戦をそれぞれ戦う、という形式。ピコちんたちのチームは、危なげなくプールAで2勝を挙げ、早々に1位通過を決めました。特に2試合目はダブルスコアに近い圧勝だったので、ピコちんたち補欠組もいつもより多くプレイタイムもらえたし、ピコちんにボール集めてシュート打たせるプレイを何回も走らせてくれたりしてかなり嬉しかったです。3ポイント決めた!ということで、満を持してのプレイオフ決勝。ピコちんたちチームの主力選手は、なんといってもコーチの息子さんたちを含む同校8年生の5人組なんですが、このプレイオフでは1ピリと3ピリに出るファーストユニットに3人、2ピリと4ピリに出るセカンドユニットに2人を入れて戦力を平均化させ、5ピリで主力をまとめて出して、もし点差に余裕が出たらどんどんサブ入れてって全員出場、という選手起用でした。決勝でも同じ選手起用で試合開始。前半はなんかシュートの入りがよくなかったこともあって、このチームにしては競った試合で、2点差まで詰め寄られる場面もあってドキドキでした。決勝だけあって、スタンド(基本的に親)からの声援も熱が入ったし、ベンチからも応援のコールがかかったりして、熱気に満ちた試合でした。選手みんながアスレティックに大活躍してて観てて楽しかったし、ピコちんもオールコートディフェンスのファーストトラップ役とかライン割りそうなボールを飛びついて拾ったりとかできる形でがんばってました。終わってみれば12点差の堂々の勝利で、全勝優勝という快挙を達成!すごい!!決勝の後は簡単な表彰式で、 リーグコミッショナーとコーチたちの短いスピーチの後、優勝チームと準優勝チームの選手全員がそれぞれ名前を呼ばれて金と銀のトロフィーをもらいました。チーム写真撮った後に体育館の廊下でデリバリーピザで打ち上げパーティ。コーチとか他の選手の親御さんたちと少しお喋りもできてよかった。折りしも、このあたりのミドルスクールの学校リーグではもうすぐ学校バスケのシーズンが開幕する予定で、まさに翌日から各学校でトライアウトが始まるところ。チームの選手たちもそれぞれの学校でトライアウトを受ける予定ということで、みんな選抜されて次は対戦相手としてあいまみえることができるといいね!
2023.02.05
コメント(0)
雨、雨、雨、雨、雨。12月末から始まって、これまで覚えがないくらい雨が続く毎日です。北カリフォルニアは冬が雨季なのですが、雨季といっても日本の梅雨のように毎日雨が降るわけではなく、いつもはせいぜい週に1〜2回小雨が降るくらいの穏やかなものです(だからすぐ夏に旱魃になるんだが)。それが今冬は、12月末からずっと雨。しかもただの小雨じゃなくいくつもの「レインストーム」が次から次へと波状攻撃をかましてくる。もともと雨が少ないお土地柄、大量の降雨を受け止められるようにできてなくて、あちこちで水が溢れまくり、冠水&浸水しまくり、土砂が崩れまくり、停電しまくり、根が緩んだ木が倒れまくり。ガソリンスタンドの金属のキャノピーが倒れてガソリン流出した事件もあったな。多大な物的被害はもちろん、尊い命が失われる事故もいくつも起きてしまいました。大統領が非常事態宣言出したほど。特に今回は、雨で緩んだ根っこに次やその次のレインストームの波状攻撃をかまされた大木が倒れるケースが多く、ご近所や知人など身近なところでも、家の屋根が破損したり、車が潰れたりという被害が出ています。庭木や公園の植栽は、ふだんスプリンクラーとかで水やりされてるせいで根が地表に広がってて地中深くに伸びてないので、野生の木より大雨で倒れやすいらしい。そんな豆知識知らなくてもよかったよ・・。今回のような連続の大雨は、「Atmospheric River(大気の川)」と呼ばれる、水分を多く含んだ細長い空気の回廊によって、熱帯からの水分が大陸の西海岸に運ばれて起きるんだそう。いやー今年の1月は、これまでの10年分より多くの「Atmospheric River」連呼を聞きましたよ。アトモスフェリックリバーの説明(英語だけど)あと「Bomb Cyclone(爆弾低気圧)」というのもよく聞いたけど、これは24時間以内に急激に気圧が下がって起きる気象現象らしい。これは東海岸とか熱帯とかでも起きるらしいけど、この辺りの気象ニュースでは今まで聞いた覚えがない。まあとにかくここまで大雨が連日続くのは、雨季の降雨量が記録的に多かった2017年ですら覚えがありません。明るい陽射しに慣れた心と体には、毎日暗い空が続くとちょっと堪えるけど、でも干上がってたあちこちの貯水池が水をたたえるようになって夏の旱魃が回避できそうなのはよかったよね。とりあえず我が家の隣家の庭のレッドウッドの大木が倒れないことを願って・・。
2023.01.16
コメント(0)
自転車レースに積極的に参加しているピコちんですが、彼が熱中しているもう1つのスポーツがバスケットボールです。毎年夏とかの長期休みにはバスケットボールのキャンプに必ず参加してるし、小学生時代(コロナ以前)は毎年YMCAのバスケットボールリーグにも参加してました。家の前にバスケットボールのゴール置いてるのでけっこう毎日1人でシュートアラウンドとか近所の子とワンオンワンとかやったりもしてるし、去年は学校のチームでもプレイしました(あんまり活躍はしてなかったが)。アメリカの学校スポーツって、日本の部活みたいに年間通して一つのスポーツのチームに所属するのではなく、シーズン毎に別のスポーツの学校代表チームが組織される形。たとえば野球は春〜夏、フットボールは秋〜冬、バスケは冬〜春がシーズンなので、その時期になるとメンバー募集がかかって、スポーツによってはトライアウト(選考)を受けて選ばれて、晴れて学校を代表するチームのメンバーになって試合に出場できるのです。とりあえずピコの中学はそんな感じ。高校になるとどのスポーツにフォーカスするかとかもっとあるのかもしれないけど。でもプロのアスリートでもバスケとアメフト両方とも学校のスターで最終的にどっちか選んだとかって話よく聞くので(レブロン・ジェームズとかね)、各スポーツにシーズンがあるっていうのは同じだと思う。学校内だけじゃなく学校外のリーグに所属するっていうのももちろんありです。これも大体シーズン決まってて、野球(春〜夏)とフットボール(秋〜冬)とか掛け持ちする子もいます。今年はピコちんも学校外のバスケリーグのチームに入ってプレイしました。バスケの学校外のリーグも、他のスポーツと同様、特色とかレベル別にいくつか存在します。「コンペティティブ」っていうと勝ち負けを気にするリーグで、「レクリエーショナル」だともっとゆるい感じ。コンペティティブなリーグのチームはトライアウト受けて合格して初めてチームに入ってプレイできます。この辺でコンペティティブなチームは、AAU (Amateur Athletes Union)に所属してることが多いらしい。AAUのトラベリングチームとかになると、ガチ勢というか、地元だけじゃなくて他の地域にも遠征して強いチームと対戦します。ピコちんが所属した「フットヒル・ユース・バスケットボール(FYB)」リーグは、コンペティティブだけどAAUほどガチじゃない・・という感じで、うちの市とその近隣合わせて4つの市域でこじんまり運営しているリーグ。3年生から8年生(中学最終学年)までの男女が対象で、ディビジョンは男女別・2学年混合ということで6ディビジョン。ピコちんの場合だと、7年生男子と8年生男子の混合ディビジョンD1ボーイズのチームに所属することになる。D1ボーイズ所属チームは6チームだったので、2ヶ月間のシーズンの間に他の5チームと対戦を重ね、シーズン最後のプレイオフで最終的な成績を決めるわけ。FYBは実はつい最近までNJB (National Junior Basketball)というもっと広域(カリフォルニア、ハワイ、アリゾナ、ネバダ)リーグの一部だったそうなんだけど、「方向性の違い」で脱退して自分達だけでやることにした、らしい。ガチじゃないとはいえコンペティティブなので、ちゃんとトライアウトあってピコもそれをパスして入団しました。どのチームに誰が入るかは、ヘッドコーチがドラフトして決めるんだそう。とはいえ、地元こじんまりリーグなので、運営もそうだけど、各チームのコーチも基本的に親です。FYBでは1チームは10人が定員。ピコちんが入ったチームは、8年生が7人、7年生が3人のチーム。コーチは8年生の双子男子のお父さんで、FYBコーチ歴6年目というベテラン。選手はもちろんコーチ自身の双子男子くんたち、それから双子男子くんたちの同級生が3人、他の学校の8年生が2人、7年生男子がピコちんも含め3人、という布陣。ピコはこのリーグに今年が初参加だけど、他の子たちは以前からこのリーグでプレイしてる経験者とのこと。11月にチーム編成決まって練習始まって(11〜12月は週2回、1月は週1回)、12月から1月末までがレギュラーシーズンで日曜に試合(8試合)、2月最初の週末にプレイオフ、というスケジュール。ということで、ピコのチームの試合、もう何度か観戦しました。てか、ピコたちのチーム実はめっちゃ強い!今のところ全勝!です。コーチのとこの双子くんはさすがにどっちも上手いし、あと双子くんの同級生たちは学校のチームでも一緒にプレイしてるらしくて、みんな上手いし息も合ってる。あとその同級生の中に1人、飛び抜けて上手くて運動能力もめっちゃ高い子がいて、彼はどうみても絶対的エース。まあ2学年混合だとどうしても上の学年の選手の方が体も大きいし平均的に個人としての力が高いわけで、8年生率が高いチームはやっぱ強い、というのは言えるんじゃないかと。そんなチームで下級生かつニューカマーのピコちんはまあ補欠な存在なのですが、でも幸いなことにこのリーグのルールのおかげで、試合にはしっかり出してもらってます。というのも、FYBの試合は1ピリオド8分間x5ピリオドで、最初の4ピリオドは全選手が2ピリはプレイするようプレイタイムが保証されているんです。例えばAチームが1ピリと3ピリ、Bチームが2ピリと4ピリ、みたいな感じで全選手が交代で出場するの(欠席者がいたら誰かが3ピリプレイすることになる)。5ピリはコーチが自由に出場者を決められるので、だいたい上手い子たちを揃えて出すけど、選手交代もどんどんするし、点差が開いてる場合は補欠メインで出して経験値を積ませたりもします。まあピコは試合に出場してもまだあんまり大きな役割は果たせてないんだが。でも5人の1人として、両翼で相手プレイヤーを引きつけたり、スクリーンかけたり、ディフェンスでトラップしかけたりと、できることをがんばってます。オフェンスのセットプレイ的なのとか、オールコートディフェンスとか、今までより高度なプレイを実地でやって、ピコにとってはいい勉強もさせてもらってるし。とりあえず残りのシーズンもがんばって!
2023.01.08
コメント(0)
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。今年こそはもう少し定期的に日記書いていきたいです。がんばります(といいつつ1ヶ月以上放置しちゃって慌てて遡ってアップしてってるのですが・・)。新年といっても大したお祝いはせず。一応おせち料理は用意しましたが、相変わらず日系スーパーで買ったのを重箱に詰め替えただけ。お雑煮はさすがに作ったけど。元旦は降り続く雨の中で束の間の晴れの気持ちのいい日だったので、相棒のおじおばいとこファミリーと地元の自然公園にハイキングに行きました。あと日本の家族(私の両親と弟家族)とスカイプもした!で、3が日のうちにということで、我が家の恒例家族行事となりつつある「書き初め」を敢行いたしました!確か最初にやったのは一昨年で、今年で3回目。年々枚数が増えていって、一昨年は1人1枚だけだったのが、去年は15枚、今年は家族3人で22枚の傑作を生み出しました。一応書き初めなので、お題は「今年の目標・希望」。ということで、私は定番っぽく「幸福」「家族」、ピコは「安全」とか書いてたら、相棒(もう5度目?か6度目?とかの脳震盪が現在進行形)が「自分に一番必要なものはこれだ!」とかいって「健康な脳(Healthy Brain)」って書いた。そこからは「我が家に一番必要なものは整理整頓でしょー」、ピアノやサックス練習するから「音楽」「サキソフォン」とか、「旅行行きたい!」「いい雪でスキースノボやりたい!」「やっぱ自転車だよね」とか、なんなら字じゃなくて絵描いちゃう、みたいな自由な作品作りに走り。あとスカイプで聞いていたピコちんいとこ@日本在住の書き初めのお題「平和の光」とか、相棒一族の「輩字」4世代分にあたる漢詩の1行(だそう)の「福禄寿長」も書いてみた。ちなみに「輩字(generation character)」とは、中国の伝統的な名付けの慣習で、一族の同世代に属する人の名前に共通して特定の漢字を使うことをいう。例えば相棒の中国語名は漢字2文字なんだけど、そのうちの最初の漢字「長」が輩字で、相棒のいとこ男子はみんな「長」から始まる2文字の中国名を持っているの。これは、中国では姓のバリエーションがそんなにないので、同じ姓でも一族かどうかわからないことも多いけど、同じ姓と同じ輩字(またはその前後世代の輩字)を持っていたら一族だとわかる、みたいな意味があるんだよ、と相棒の叔父さんに教えてもらった。で、ひいおじいさんが残した文献によって、相棒一族の輩字は漢詩(四言絶句)から代々とってきたことはわかってて、該当の漢詩の1行も残ってたので、おじいさん→お父さん→相棒の世代まではその残った1行から輩字をとってきた。だけど、相棒いとこのところに男の子が生まれた10数年前に、そういえばその次の世代(ピコちんたちですな)からはどの字を使うべきかわからない、という問題が浮上してしまったの。しょうがないので、相棒のおじさんの1人(爆誕した男子の祖父)が漢詩に心得のあるお友達に相談して次の1行を作詩し、親族会議での決議の結果、一族のハワイ分家だけの輩字4世代分が決定したのです。まーとは言っても、その輩字、有名無実になっちゃったんだけどね。っていうか私たちが有名無実にしちゃったというか。だってピコちん世代に男の子は2人しかいないのに、私たちピコちんに中国名つけなかったんだよね・・。今からでも非公式の中国名つけるか?ちなみに相棒は中国系と日系のハーフなので、公式のミドルネームは中国名だけですが、非公式の日本語名も一応持ってます。使わないけど。それはともかく、書き散らした「作品」のうちよく書けたのを選んで、ダイニングの壁にディスプレイ。これは1月中はこのまま貼り出しておく予定。相棒やピコちんはこの壁を背景にビデオコールすることが多いので、相棒の同僚とかピコちんのオンライン日本語家庭教師の先生とかに好評です。
2023.01.02
コメント(0)
そういえば、なのですが、我が家の王子様ピコちんは今年で12歳になりました。いやー月日の流れははやいですねーー。しみじみ・・。誕生日当日は平日なので、誕生日パーティはその前の日曜にやりました。この歳になるとクラス全員招いて!とかの大きなパーティじゃなくて仲いい子数人となんかアクティビティする感じになるので、ピコはお友達5人に来てもらってレーザータグをやりました。レーザータグみたいな屋内遊戯施設は、コロナの影響をモロに受けてほとんど閉店してたのが、今年からのいろんな活動が自粛終了・再活性!な流れを受けて、再開店してるところが多くなってきた。ピコのパーティやったとこも、前は別の店名のレーザータグ施設だったのが、別のチェーンの配下になって再オープンしたばかり。紙皿とか前の店名が入ってるやつそのまま使ってたり。来てくれたお友達は、赤ちゃん時代からの幼なじみ1人、小学校から今の中学でも一緒の仲良し、中学に入ってから親しくなった友達3人。特に中学に入ってからはどんな友達と仲良いのかとかわかりにくいので、ピコの友達関係を観察できるのも貴重な機会だった。親御さんとも挨拶できたし。レーザータグ施設の誕生日会パッケージで、レーザータグのプレイ(20分を2回)とパーティルームでのパーティタイム1時間という内容。ラージのピザ2枚を注文し、飲み物やスナック、ケーキは持ち込み。とりあえず楽しかったということでよかったよかった!レーザータグ場にはプレイヤーしか入れないので中がどうなっているのかは?最後に順位発表!その日の夜はピコのリクエストでモンゴリアンBBQ。食べ放題を十分に活用して、ピコなんと3回もお代わりに行きました。なんか体育会系男子!って感じだーー。誕生日当日は、12歳の定期検診(定期検診は実は3年ぶり・・親として汗)で放課後にかかりつけのお医者さんへ。健康&順調な成長のお墨付きをいただいたのはよかったんだけど、大嫌いな予防注射を3本も打たれたピコちんは「誕生日なのに注射なんて・・」とマミーにちょっとおかんむり。だって当日しか予約取れなかったんだもん。。まあそれでも夜は普通に家でご飯食べて(ケーキはまた買ってきた)、ピコちん待望のプレゼントオープンタイム。今年はとうとう任天堂スイッチをもらったのでピコちん大喜びでした。好きなゲーム3つも買っていいよってことで、ピコは「NBA2K」とマインクラフト、マウンテンバイクのゲーム「Decenders」を選んでました。他には、ピコの部屋用にパパサンチェア、チョコレート詰め合わせ(フィロロシェル)。あと、アングラ仮装(異性装)シクロクロスレース「dfl」出場用のドレス!ドレスにはピコちん苦笑・・dflにはピコちんは以前仮装で出たことあるんだけど「12歳なら大人の男だから女装で参加だ!ベリエリアのシクロクロス男子の成人儀礼だ!」と相棒がノリノリでGoodwillでドレスを買ってきたのです。ということで、ちゃんと翌日ラプンツェルのドレス着てレース行ってました。赤のスカート付きレオタード(フィギュアスケートのコスチュームだったんじゃないかと思う)着た相棒に連れられて・・。
2022.10.04
コメント(0)
実は今週あたまから4週間の長期休暇をとっています。ちょっとねー、エネルギーが切れちゃったというか。ちょうど定期検診があったので医者にも相談して、あと会社が契約してるセラピストとも話して、たぶんストレスが原因だけど、仕事でもプライベートでもいろんなことがわーっといっぺんに来た!って感じで何が最大のストレス源なのかわかんないから、とりあえず仕事休んで仕事っていう要素を生活から排除してみよう、ということになりまして。まあストレッサーは仕事だとは思うんだけどね。ただ年齢的な体調とか、家族の健康とかもあってね。セラピストと話してて、自分でも「おお、なんか実は随分いろいろ起きてんな、これはけっこう確かにクるのもしょうがないかもな?」と思いました。有給休暇も8週間分溜まってたので、エイッと半分使っちゃった。バタバタと休みに入っちゃったので、仕事の引き継ぎも大急ぎだったんだけど、上司と同僚が快くサポートしてくれたのでありがたかった!ずっと長い間働いてきてて、こんなことしたの(っていうかこんなことを必要としたの)初めてだったので、ドキドキはしますが。1ヶ月って長いようで短いけど、でもやっぱり普通の休暇に比べたら長いから、何しようか色々考え中でっす。
2022.09.01
コメント(0)
地元の子供トライアスロン大会「シリコンバレー・キッズ・トライ」にピコが参戦してきました!ピコのトライアスロン出場は2年ぶりだけど、前々回&前回はメンローパーク大会に出たので、シリコンバレー大会への出場は2017年以来になります。 このシリコンバレー大会は3歳〜15歳対象で、子供オンリーのトライアスロンイベントとしてはアメリカ全体でも最大規模らしい。コロナパンデミック前は1500人とか出場しててトランジションエリアも激混雑だったもんなあ。このイベントも例に漏れず一昨年去年はコロナパンデミックで中止を余儀なくされていて、久々の再開となった今年は参加者約800人と半減だったそうです。トランジションエリアもだいぶ余裕がありましたね(その割に自転車ラックのスペースは少なくて場所取り熾烈でしたが)。 あと、この手のキッズレースって、年齢が下の方が参加人数多いんだよね。なぜなら子供が小さいうちは親がいろんなことにチャレンジさせたくて進んでいろんな種類のイベントに出場登録するから。そして年齢が上がるにつれて子供本人が好きなこと・得意なことに集中しだすから、参加人数は減るけどガチ度はアップする。ピコの年齢性別カテゴリーの優勝者は全米大会でトップ10に入る子だったし、1つ年上のカテゴリーには全米3位入賞の子がチームUSAのトライスーツ着て出場してたからね。 会場はクパチーノのデアンザ・カレッジというコミュニティカレッジ。ピコちんの11-12歳の部の距離は、スイム150ヤード(プール3往復)、バイク6マイル、ラン1800ヤード(トラック4.5周)です。ちなみに、メートル換算すると、だいたい1ヤード=1m、1マイル=1.6Kmなので、スイム150m、バイク10km弱、ラン1800mになります。コースマップ この日に向けて、ピコは夏休みの間自主練に励んでました。自転車は相棒と一緒に方々のライドに参加するので十分練習になるので、トライアスロン用のトレーニングとしてはランとスイム。ランは2〜3日に一度、距離とタイムを測って近所のランニングまたは地元の高校の陸上トラックで練習。スイムはだいたい週1で私の送迎で市営プールでラップスイムしたり、ハワイでは海で泳いだり。自主練のかいあって、ピコちんのレース結果は・・・・・11歳男子の部・・・・・4位入賞でした!おめでとう!すごいよピコちん!!いやー最初のスイムで周回の差がついた時には、今回は上位は無理かと思いましたが、さすがピコちん、やってくれました!種目毎のタイムでは、スイムは11歳男子トップの子から1分半遅れ。実はピコちんは11歳トップの男子と女子と同じヒートで、この2人はほんと飛び抜けて速かったの。しかもピコはトップ女子とスイムが同じレーンだったので、周回遅れが際立っちゃってたんだよね。右から3番目のレーンで中腰になってるのがピコちんトランジション1は上位入賞者の平均的なタイム。そして相変わらずバイクでは安定の強さを見せつけて、堂々の最速タイムを記録!して、スイムの遅れを相当取り戻しました。まあ周りのレベルもアップしてるので以前ほどぶっちぎりではなかったが。そしてここでも注目はトップ女子のタイムで、なんとピコちんとたったの8秒差。あとピコのヒートには一輪車で参戦の女子がいて、沿道の声援を一身に集めていました。自称「トライアスロンもやる自転車レーサー」ですからトランジション2は上位平均からは30秒遅れ。実は自転車ラックにピコちんが確保してたスペースに別の子の自転車が置かれちゃってトランジションにちょっと手間取ったらしい。ここで30秒余分にかかってなかったら3位入賞だったのに惜しい!まあこういうハプニングはレースにつきものではありますが。ランはやや遅め。まあかなり疲れてるのが応援しててもよくわかりましたからね。でも最後までがんばってゴール!した姿にマミーは感動しました。いやーピコちんすごい!今回のレースでは次への課題の洗い出しもできました。まずはなんといってもスイム!ここ数年水泳教室に通ってなかったので、来年またスイムレッスンに復活するかもしれません。あとは全体の耐久力アップで、もう少しランも長めに走る練習もすべきだったと本人が言ってました。そういう自分で課題を見つけて対策考えるところもピコちん素敵すぎです(←親バカ)。 相棒の仕事(自転車関係のNPO)がボランティアで自転車チェックを請け負ってたので、相棒は当日もテントで駆け込み自転車チェックに大忙し。もちろんピコちんのレースだけは抜け出して応援してたけど。で、当日チェックした中に、母親の自転車借りてきたっていうティーンの子がいて、でもその自転車にはユースの大会では規定で許可されてないエアロバーがついてて、「これじゃ出走できないよ」って言われて当然その子は「え!!」と半パニックになったそうで、かわいそうに思った相棒が自分が家から乗ってきた自転車貸してあげたんだそうな。そしたらなんとその子15歳の部で優勝!したんだって!おおーかなりちょっといい話じゃん!相棒も「俺(の自転車が)優勝した笑」と喜んでました。
2022.08.14
コメント(0)
今ちょっと仕事でスクランブルな状況が1ヶ月ほど続いてて、さすがのストレス溜めない私もちょっと疲れてきました。なんかプロジェクトからメンバーがぽろぽろ脱落しちゃって、残りのメンバーでなんとか砦を守って前進もしようとがんばってるんだけど、なかなか過去の遺産を整理して新たなスタート、ができるとこまで持ってけなくてねー。そんな中気になるのは、同志たちのメンタルヘルスです。今ってみんな在宅勤務で、昔みたいに毎日会社でお互いの顔見られるわけじゃないからお互いの調子の良し悪しがわかりにくいし、一緒にランチしながら雑談に紛れてヘルプ求めたりとかもしにくいから、問題が重症化しやすいんだよね。今のプロジェクトはとにかく毎日のようにオンライン会議やってるので(必要なの)、外部の方とのミーティング以外の内輪のミーティングでは、雑談とか気遣いとかちょっとの愚痴とかを意図的にやや多めにして、お互いのガス抜きとコンディション調整に努めています。で、なんか一番効いてるかなーって思うのが、自分たちを褒めまくる!ことなんだよね。最近、「Aさんのミーティング進行、最後のあのフリが神がかってました!」とか「Bさんが素晴らしい資料作ってくれたので助かります!」とか「Cさんはいつも難しいあのタスクをサラッとこなしててすごいです!」とか、お互い毎日言いまくり。だって自分たちのいいところ一番気づくの自分たちだし。自分たちで褒めなきゃ誰も褒めてくんないもんね!(まあボスが「がんばってくれてありがとう!さすが!」とか言ってくれたけどさ)これは多分心理学的にも正しいっていうか、ポジティブな言葉を聞いてる方がポジティブな気持ちになるのは確かだと思う。positive reinforcementにもなるしね。あと、ばくっと全体的に褒めるよりも、具体的な褒めポイントや褒めアクションを取り上げて褒める方が更に気持ちアゲ効果が大きいとも思う。具体的であるほど「あ、やっぱ?今回自分ちょっといい感じにできてた!」って実感しやすい気がする。愚痴言ってガス抜きするのも大事だけど、ネガティブな言葉を口に出してるとネガティブに汚染されるからね。やっぱポジティブが大事よ!能天気と言われようとも!ていうか、いつも能天気でいたいのよーー。早く仕事落ち着いてちょーだい!
2022.07.28
コメント(0)
我が家のピコちんは、例に漏れず大のハリポタファンです。本もシリーズ全巻+スペルブックとか魔法生物図鑑とか揃えてるし、映画もカンスト&リピです。そんなピコちんの熱いリクエストにお応えして、舞台「ハリーポッターと呪われた子」のサンフランシスコ公演を観てきました。実は、私自身はハリポタの本読んだことも映画観たこともないんだよね。1冊めと2冊めはピコちん読み聞かせで最初の方(1冊めはハリーが電車に乗ってホグワーツに到着したところまで、2冊めはハリーがロンとロン兄と空飛ぶ車に乗って叔母さんちを脱出したとこまで)読んだけど、それだけ。これでも私生粋のファンタジー好きで、ナルニア国物語とか指輪物語とかゲド戦記とかドリトル先生とか、日本からわざわざ持ってきて今でも本棚にあるくらいなんだけど、なぜかハリポタには縁がなくて&手が出なくて。あ、そういえば「ファンタスティック・ビースト」の麒麟が出てくる映画は観た!そんな、ハリポタ知識は一般常識レベルでしか知らない私でも、「呪いの子」けっこう楽しめました。舞台装置と舞台の奥行きとプロジェクションマッピングを駆使した演出がすごいよかったです。舞台なのに人が空飛んだりふわっと消えたりするのがちゃんと再現されてて、世界観が保たれてたというか。ストーリーはやっぱりハリポタ読み込んでる人じゃないと理解できない部分がけっこうあったとは思うんだけど。さすがに主人公格の登場人物はわかるけど、それ以外のメンバーは誰が誰だかわかんなかったし。ピコちん(「呪いの子」の本も持ってる)に後であらすじ&解説聞いて「あ、そーなの、そーいうことだったの!」って感じでした。セリフがブリティッシュ英語なのも今となっては聞き取りにくかったし・・(すっかりアメリカナイズされた自分)。まあ、父親を知らずに育ったハリーが父親としての在り方に悩むのは、そういうこともありそうだよねって感じで、要は盛大な父子喧嘩&仲直りの話?だよね?こないだ観たミシェル・ヨーの映画「Everything Everywhere All at Once」はアジア風マトリックスな壮大な母娘喧嘩&仲直りだったよなーってちょっと思い出しちゃった。サンフランシスコ公演の会場はユニオンスクエア近くの「カラン・シアター」というクラシックで素敵な劇場でした。ハリポタの世界観にもマッチした劇場内はもちろん、ロビーやトイレも素敵で、観劇気分が盛り上がりましたよー。劇場内メザニンレベルのロビー窓もおしゃれ
2022.07.24
コメント(0)
半年以上放置しちゃってたこの日記/ブログですが、ぼちぼち復活します。放置中も意外に読んでくださってる方もいたみたいで、なんともありがたいことです。今は6月後半ということで、アメリカ(というかカリフォルニアというかこの辺)では既に義務教育の夏休みの1/3も過ぎたところです。我が家のピコちんは中学の最初の学年を無事に修了し、夏休みを満喫しております。私は引き続き100%在宅勤務、相棒は週に3日オフィス(というかショップ)に通勤しております。この半年は本当に色々ありまして、、特に家族の健康面での問題が立て続いた半年でした。一番大きな問題は、義母の突然の下半身麻痺発症です。1月に原因不明の下半身麻痺になってしまい、入院して、リハビリもがんばって、歩行器を使えば歩けるところまで回復したんですが、3月にまたリラプス(再発して悪化)してしまい、再入院・度重なる転院と更なるリハビリを経ても、6月現在も全く下肢の感覚がない状態です。2ヶ月以上の入院生活を経て、とりあえず自宅に戻れたのはいいんですが、ハワイのネイバーアイランド在住でもともと医療リソースが手近ではそこまで充実してない上、コロナ渦の人手不足なども相まって、在宅ケアのサポート体制がなかなかすぐに確保できず、うちら含め子供たちは海を隔てた遠方在住(義姉に至っては地球の反対側だし)で親戚も近くにいないので、義父1人に負担がかかりまくっていて、義父の心身の健康も心配です。しかも義父はもともとなんでもできちゃう人なのがこの際良くない方向に作用して、完全に1人で抱え込んじゃうタイプなんだよね。。ただでさえ本人も持病抱えててストレスとか避けるべきなのに。。4月のピコの春休みには相棒母のお見舞いにハワイに行きました。病院からの眺めは最高義母ほどの大問題ではないんだけど、相棒の脳震盪も生活にインパクトありました。2月に車で追突されちゃいまして、ムチウチとかは大したことなかったんだけど、まんまと脳震盪を発症しちゃったんだよね。うちの相棒は自転車レースその他で何度も脳震盪やってるので脳震盪を発症しやすいんだよね。脳震盪って鬱にもなりやすいっていうし(アメフトプレイヤーとかボクサーとかが引退後に鬱で自殺とかしちゃうのが問題になっている)、認知症のリスクも飛躍的に増大するっていうし、本当に心配なんですよ。。あとピコが体育の授業のハードル競技中に肉離れやっちゃったのも、結果として長引く怪我ではなかったものの、フィジカルセラピーを100%自己負担(保険適用外)で受けたのでお財布への影響はちょっと大きめでした。ピコはNICA(National Interscholastic Cycling Association)のマウンテンバイクレースの州大会シリーズに出場してて、最初の2戦ではどちらも表彰台に上がる好成績だったので、肉離れのせいでシーズン最終レースに出られなかったのが残念でした。まあミドルスクール部門にはシーズン賞はないのでまだよかったけど。そして、直近では、、とうとう私とピコがコロナウィルスに感染してしまいました!!今までなんとかかからずにやり過ごしてきたのに、とうとう来たかって感じですよ!どこでどうやってウィルスもらったかは割と特定できてて、6月の最初の週末に家族で参加したピコちんのマウンテンバイクチームのシーズン打ち上げ会だと思います。チームメイトのおうち(豪邸)のゴージャスなお庭でのプールパーティだったんだけど、参加者多分大人とティーンが入り乱れて50人以上いて、しかも屋外なのでもう誰もマスクもしてなかったんだよね。それでも屋外だけなら多分リスク低かったと思うんだけど、パーティの最後にピコちんが30分くらい屋内のゲームルームで他のチームメイトと遊んでて、屋外パーティからの流れだから誰もマスクしてなくて、多分そこでウィルスもらったと思う。打ち上げパーティでは私たちが聞いてるだけでも他に3人は感染者出たらしいし(私たちが聞いてない感染者もいるはず)。で、そのパーティが日曜にあって、火曜の夕方にピコが「なんかちょっとだけ調子悪い」とか言い出して、水曜にいきなり40度まで熱が上がってつらくて泣いたりしてて、でも火曜夕も水曜もコロナのホームテストではずっと陰性だったんだよね。だから私もマスクとかせずに看病したりハグして慰めたりしてたんだけど、とりあえず熱が微熱まで落ち着いた木曜になってまんまとテストが陽性になってコロナ感染が確認されてしまいました。そこからは家の中では睡眠時以外全員マスク着用、ピコは基本的に自分の部屋に篭り、ピコの部屋以外の家中の窓とドアを開け放して風通しよくして、ご飯はみんなで庭で食べ、、と対策をしていたんですが、土曜になってピコちんの熱が下がったと思ったら今度は私もちょっと体調悪い?ってなってきて、テストはまだ陰性だけどこれは、、と思ってたら、まんまと翌日曜に陽性が出ちゃいました。実はその週はもともと休暇で土曜から山の湖に行く予定で、家族全員すごーーく楽しみにしてたんだよね。なのに予定通り行けなくて超がっかりしてたんだけど、月曜になってピコちんが回復し、相棒は感染してなくて元気だったので、思い切って2人で出かけちゃってもらいました。私は1人で自宅に残って療養という名の自堕落生活を満喫?しました。私は熱はせいぜい38度くらいまでしか上がらなくて、それでもものすごい頭痛とか関節痛とか、喉の痛み、咳、鼻水なんかの症状がけっこうあってそれなりに辛かった。もともと休暇の予定で仕事も有休とってたので、そのままただただ寝込んで&寝転んで過ごしました。大人になってから1週間もこんなに何もしなかったのは初めてだ!ってなくらいに。結局ピコと相棒が翌土曜に帰宅した時も私はまだ陽性のままで、月曜にようやく陰性になりました。しばらく鼻水は続いたし、咳は10日以上経った今でもまだ続いてます。ちょっと疲れやすいのも後遺症なのかな。・・とまあ、そんな感じで、健康については踏んだり蹴ったりな半年でしたが。まあ夏にもなったし、コロナの洗礼も受けたし、2022年後半は巻き返していきたいと思いまっす!コロナテスト買い置きしといてよかった!けどもう2度と2本の線は見たくないーー
2022.06.29
コメント(0)
お久しぶり&メリークリスマス&明けましておめでとうございます。2ヶ月ぶり&既に3が日もとっくに過ぎてしまいましたが、また日記書いていこうと思います。11月に日本に帰省してから日記ご無沙汰しちゃってたんだけど、とりあえず日本帰省&実家滞在は堪能しました。唯一にして最大の目的だった両親と過ごす時間もじっくり持てたし、弟も一晩帰ってきてくれたので話もできたし、日本の優れものお取り寄せグルメをさんざん満喫したし(出かけられないから届けてもらう)、実家の庭の作物もエンジョイしたし(ハイライトは芋から作るこんにゃく!)、ボーナスで「お客さん訪問」アンド「友達と飲みにいく」も実現しちゃったし。とにかく実りの多い3週間でした!で、12月5日に日本からカリフォルニアに帰ってきたのですが、なんと私がサンフランシスコの地を踏むわずか5時間前にピコちんが大怪我!着陸して電源オンしたスマホに相棒からの「ごめん空港まで迎えに行けそうにないんだけど電話して」というテキストを受信。ピコちんはノースベイの自転車レース会場からオークランドの大学病院の小児科のトラウマセンターに救急車で輸送され、一晩入院。その後も1週間の自宅療養、10日間の抗生物質服用x2ラウンド、2週間の液体食オンリー、1ヶ月間激しいスポーツ禁止、とかなりいろいろ大変でした。とりあえず顎の骨も永久歯も無事かつ脳震盪もなかったのでそれはよかったんだけど、メインの怪我は口の中(歯茎)だったんですが骨とか見える状態でね・・組織が抉れ過ぎて縫合できないとかもうどんだけ・・、、だったんだけど、1ヶ月で綺麗にピンク色のつるんとした歯茎が再形成されててもーすごいです。顔の外側も腫れてるは擦り傷だらけだはですごかったけど、すっかり綺麗に元のかわいいピコちんです。人体の再生力というか子供の回復力に改めて感心しました。そんなこんなで迎えた2週間の冬休みも、オミクロンでコロナの感染者数がまた激増しているということで特に旅行にも行かず、しかも50年ぶりの降水量の多い12月ということで連日雨・雨・雨。コロナ対策で屋内での集まりを避けている上に雨のせいで屋外で集まることもできず、親戚にも会わない&新年でした。しかもクリスマスの当日に、3日前に一緒に練習したばかりのフラのクラブ仲間がコロナ陽性で寝込み中というニュースが届き、当日と3日後に家にあったテストキットで恐る恐るチェック。幸い陰性だったからよかったものの、もし陽性でてたらプチセルフ引きこもりが本格強制引きこもりになるところでしたね。。まーそんな引きこもりな冬休みでも、日帰り行楽はいくつか決行しました。サクラメントまで赴いてのNBA試合観戦(キングス対スパーズ!)はなかなかの良席でコーフンしたし(スパーズ負けちゃったけどねー)、ゴッホのイマーシブ(没入型)デジタル展示はプロジェクションアートを駆使した圧巻の体験だったし(360度スターリーナイトの世界に囲まれたり、ゴッホの自画像がウインクしてきたり、花びらが舞い散ったり、木炭のアウトラインに色が塗られてったり)、元弁護士の著名レゴアーティストによるレゴアート展示もすっごい楽しかったし!あとピコちんお気に入りで以前は年パスで通ってたテック・ミュージアムにも2年半以上ぶりに行きました!全部屋内だったからマスク着用&ソーシャルディスタンスでもちょっとドキドキしたけどね・・・。NBA観戦ゴッホのイマーシブ展示レゴアート展久々のテックミュージアム年が明けてからは学校&仕事に復帰。我が家のように引きこもった家庭も例年よりは多かったけど、それでも冬のホリデー時期ということでやっぱり帰省や家族集合などで旅行した人も多く、案の定ありえない勢いで感染者数が再爆発しています。2022年が、どんな形にせよ、少しでも状況落ち着いて、みんながもっと安心して、大事な人と楽しい時間を過ごせる一年になってほしいと願っています。今年のおせち(出来合いのを詰め替えただけだけど)プチセルフ引きこもり中に編んだクリスマスグッズ#1:雪だるま#2:ジンジャーブレッドマン#3:ツリーオーナメントはご近所さん&親戚へのギフトバッグに入れました
2022.01.05
コメント(0)
お久しぶり&メリークリスマス&明けましておめでとうございます。2ヶ月ぶり&既に3が日もとっくに過ぎてしまいましたが、また日記書いていこうと思います。11月に日本に帰省してから日記ご無沙汰しちゃってたんだけど、とりあえず日本帰省&実家滞在は堪能しました。唯一にして最大の目的だった両親と過ごす時間もじっくり持てたし、弟も一晩帰ってきてくれたので話もできたし、日本の優れものお取り寄せグルメをさんざん満喫したし(出かけられないから届けてもらう)、実家の庭の作物もエンジョイしたし(ハイライトは芋から作るこんにゃく!)、ボーナスで「お客さん訪問」アンド「友達と飲みにいく」も実現しちゃったし。とにかく実りの多い3週間でした!で、12月5日に日本からカリフォルニアに帰ってきたのですが、なんと私がサンフランシスコの地を踏むわずか5時間前にピコちんが大怪我!着陸して電源オンしたスマホに相棒からの「ごめん空港まで迎えに行けそうにないんだけど電話して」というテキストを受信。ピコちんはノースベイの自転車レース会場からオークランドの大学病院の小児科のトラウマセンターに救急車で輸送され、一晩入院。その後も1週間の自宅療養、10日間の抗生物質服用x2ラウンド、2週間の液体食オンリー、1ヶ月間激しいスポーツ禁止、とかなりいろいろ大変でした。とりあえず顎の骨も永久歯も無事かつ脳震盪もなかったのでそれはよかったんだけど、メインの怪我は口の中(歯茎)だったんですが骨とか見える状態でね・・組織が抉れ過ぎて縫合できないとかもうどんだけ・・、、だったんだけど、1ヶ月で綺麗にピンク色のつるんとした歯茎が再形成されててもーすごいです。顔の外側も腫れてるは擦り傷だらけだはですごかったけど、すっかり綺麗に元のかわいいピコちんです。人体の再生力というか子供の回復力に改めて感心しました。そんなこんなで迎えた2週間の冬休みも、オミクロンでコロナの感染者数がまた激増しているということで特に旅行にも行かず、しかも50年ぶりの降水量の多い12月ということで連日雨・雨・雨。コロナ対策で屋内での集まりを避けている上に雨のせいで屋外で集まることもできず、親戚にも会わない&新年でした。しかもクリスマスの当日に、3日前に一緒に練習したばかりのフラのクラブ仲間がコロナ陽性で寝込み中というニュースが届き、当日と3日後に家にあったテストキットで恐る恐るチェック。幸い陰性だったからよかったものの、もし陽性でてたらプチセルフ引きこもりが本格強制引きこもりになるところでしたね。。まーそんな引きこもりな冬休みでも、日帰り行楽はいくつか決行しました。サクラメントまで赴いてのNBA試合観戦(キングス対スパーズ!)はなかなかの良席でコーフンしたし(スパーズ負けちゃったけどねー)、ゴッホのイマーシブ(没入型)デジタル展示はプロジェクションアートを駆使した圧巻の体験だったし(360度スターリーナイトの世界に囲まれたり、ゴッホの自画像がウインクしてきたり、花びらが舞い散ったり、木炭のアウトラインに色が塗られてったり)、元弁護士の著名レゴアーティストによるレゴアート展示もすっごい楽しかったし!あとピコちんお気に入りで以前は年パスで通ってたテック・ミュージアムにも2年半以上ぶりに行きました!全部屋内だったからマスク着用&ソーシャルディスタンスでもちょっとドキドキしたけどね・・・。NBA観戦ゴッホのイマーシブ展示レゴアート展久々のテックミュージアム年が明けてからは学校&仕事に復帰。我が家のように引きこもった家庭も例年よりは多かったけど、それでも冬のホリデー時期ということでやっぱり帰省や家族集合などで旅行した人も多く、案の定ありえない勢いで感染者数が再爆発しています。2022年が、どんな形にせよ、少しでも状況落ち着いて、みんながもっと安心して、大事な人と楽しい時間を過ごせる一年になってほしいと願っています。今年のおせち(出来合いのを詰め替えただけだけど)プチセルフ引きこもり中に編んだクリスマスグッズ#1:雪だるま#2:ジンジャーブレッドマン#3:ツリーオーナメントはご近所さん&親戚へのギフトバッグに入れました
2022.01.05
コメント(0)
超・久しぶりの「女子会」!ビジネススクールからの友達3人と。しかもサンフランシスコはカストロ地域のおしゃれなワインバルで!前ならサンフランシスコだったら電車+ウーバー一択だったんだけど、まだ公共の交通機関はちょっと抵抗ある・・ということでわざわざ車運転していきました。駐車場が心配だったけど、カストロに面した駐車場になんと空きを見つけて停められた。もー女子会なんてめっちゃ久々〜〜。3人のうち1人とは家族ぐるみではけっこうちょくちょく会ってるし(ある意味アウトドア仲間)、もう1人とは相棒とピコも一緒に先週ご飯食べたけど、残りの1人は数年前のカナディアンサンクスギビングに集まって以来な気がする。家族、子育て、最近のバケーション、共通の知人、仕事、、と、話題は尽きないわけだけど、私が目ウロコだったのはなんといっても美容関係の話題。みんなちゃんとしててすごい!私もパンデミックに甘えずもっと綺麗にしよう〜と思いました。てか私以外はみんなちゃんと定期的に運動してた!テニスとか水泳とか。私はもうヨガもやってないし、週1のフラしかやってなくて、家から一歩も出ない日も珍しくないような生活してるんだけど、さすがにやばいよね。別に在宅生活でも体重増えてはないけど、筋肉が落ちた自覚は大いにある。相棒とピコちんがアクティブだからか、私もよく体動かしてる人みたいな印象を持たれるんだけど、私自身は最近はほんと何もしてないのよね。「えーじゃあピコたちが自転車やってる間何してんの?」と聞かれて「応援してんの、「わーがんばれー」って〜」と手振り付きで言ったらすごいウケてしまった。あと、もう1つ目ウロコだったこと。おしゃれな人はヘアカットとカラーを別のサロンでやってもらうのね!ちなみにカラーは1ヶ月おきくらいにサロンに行くんだって!男性またはベリーショートの人のカット並みの頻度、しかもカラーリングって1回に2時間とか3時間とかかかることもあるらしい。すごい!パンデミック前に3ヶ月おきにヘアカットに通ってるだけで「めっちゃ美容に時間かけてる自分」と思ってた私って・・。そんな私は、パンデミック以来ヘアサロンにすら行ってなくて髪伸ばしっぱなしです。顎くらいのボブだったのが既に背中の真ん中までのロングに。フラにちょうどいいから伸ばしとこーと思ってたけど、さすがに毛先とか傷んできたし、そろそろ髪切りにくらいは行こーかな。。。幸い私はカラーリングは不要、というか、今まで一度も髪のカラーリングしたことないんだよね。元々母譲りの天然茶髪だったので髪色明るくしたいとか思ったことなかったし、まだ白髪も表面に出ないので白髪染めの必要も感じず。髪質は年齢の割に衰えてない、と思うし。かといってそれに甘えていてはいけないな・・。今日も、友達の1人は美容院でのカラーリング「コンサルテーション」帰り(まず最初のアポでどんなカラーリングをするか決めてから実際のカラーリングのアポを入れるんだそうな。まじ未知の世界)、もう1人も朝フェイシャル行ってきたって言ってた。私ももう少し自分ケアしないと〜〜。バルでは、タパス9種類+デザートのプリフィクスメニューを頼んだんだけど、ちょっと当たり外れが大きかった感じ。ヒットはタコのトマト煮、エビのガーリックソテー、アンチョビのマリネ、スペインメロンのガスパチョ。素揚げのシシトウは味がシンプルすぎ&量多すぎ、フライドポテトも量多すぎ、鶏のエンパナーダはなんか食感が変だった。帰りの運転あるからワインも飲めなくて残念!この日はインディアンサマーというかとても暖かい日で、サンフランシスコ(=寒い)の夜に屋外席でもジャケットやヒートランプなしでOKの暖かさ。今はレストラン屋内で食べてる人も結構いるけど、まだやっぱり屋外の方が安心だしね。サンフランシスコ市内ではレストランでご飯食べるにはワクチン接種証明見せる必要があるはずだけど、屋外席だからか別にリクエストはされなかった。花金の夜のカストロ、もちろんそれなりに人はいるけど、やっぱりかつての賑わいからは程遠い感じでした。夕方はそれでもうちの辺り(ど郊外)より全然栄えてるな〜とか思ったけど、ご飯食べて車に戻る頃にはもう閉まってるお店も多くて、かつてのナイトライフ盛り上がり!って感じからは隔世の感があった。在宅勤務続けてる企業も多いし、サンフランシスコ市内に人が戻ってくるには年単位で時間かかりそう。っていうか、もしかしたら前ほど賑わうことはもうなかったりするのか・・。カストロはワンアンドオンリーなので他の地域とは違うかもですが。
2021.10.15
コメント(0)
ピコのお誕生日当日。今年は平日なので、その前の週末にメインのお祝い(土曜にお友達との遊園地行き+日曜はピコ希望の外食)を済ませ、当日は家でふつうに夕食の後ケーキを食べてプレゼントを開けるだけでした。プレゼントは、私たち両親からは、ピコが欲しがってたレゴ・テクニックの特大フェラーリ、本を数冊(ピコの好きな「Wings of Fire」シリーズ最新巻ほか)、GPS付きスポーツウォッチ。私の両親からは今年のお祝いメインだった土曜のお友達との遊園地行きのチケットがプレゼント(ありがとう!)。そして今回のピコ誕生日プレゼントの目玉は、なんと自分の楽器!相棒両親が「サキソフォン」を買ってくれました!前の週に私に相棒母から電話で「サックス買っといたから地元の楽器屋さんに取りに行ってね〜」と言われた時には、えええ!?と私と相棒もびっくり。だってまだピコがサックス始めて1ヶ月半だよ。ピコが管楽器に興味を示したのをことのほか喜んでくれていたとはいえ(相棒父も相棒もトロンボーンやってた)、相棒両親太っ腹すぎませんか?せっかくなので、当日、学校から帰ってきたピコを「ちょっと出かけないとだから一緒に来て」と連れ出し、地元の楽器店に連れ込んで、相棒両親が既にお買い求め済みの楽器をピックアップさせていただきました。ピコもまさか今の時点で自分の楽器を買ってもらえるとは想像もしてなかったらしく、まさしく超サプライズ。本人すっごい喜んでたので相棒両親に大感謝です。というかますます練習がんばってもらわないとね! 当日ズームで相棒両親にも早速サックス演奏してお披露目しました。本人「学校から借りてた楽器より音がいい」とやる気になってます。それにしても、今回の楽器プレゼントの件では、なんか「子供」と「孫」への対応っていうか存在の違いについて考えさせられたわー。というのも、相棒両親は相棒に対してはけっこう厳しめな親だったっぽいんだよね。もちろん愛情はバッチリあるし、やりたいことをたくさんサポートもしてもらってたみたいなんだけど、いろんなエピソードとかからの印象としては「甘くはない」って感じというか。特に楽器については、相棒は実はフレンチホルンをやりたかったらしいんだけど、家に相棒父のトロンボーンがあるからというだけの理由でトロンボーン以外の選択は許されなかったらしい。ちなみに相棒は中高とずっとトロンボーンで学校のブラスバンド入ってて、県のコンクールとかカーネギーホールでの高校総合コンサートとかも行ったくらいしっかりやってたんだけど、自分の楽器買ってもらったのはけっこう何年も経ってからだったらしいんですよ。それが孫のピコには始めて1ヶ月半で自分の楽器を新品で買い与えるという。やっぱ孫ってのはそれだけかわいいものなのかねー。というか、躾とか指導とかは親がやるから、ジジババにとっては気兼ねなく甘やかすのに専念できる存在ってことなんでしょうか。ちなみに私の両親からは子供と孫の扱いの差は特に感じないんだけどね。相棒の両親が特別に顕著な例なのかなー。ともあれ、双方の祖父母からの愛情を一身に受けるピコちんの親としては、自分も心から感謝しつつ、本人を感謝を忘れない子供に育てるべく努力する所存でございます。いつもありがとね!!
2021.10.04
コメント(0)
我が家の王子様ピコちんも今年ではや11歳。まだまだ続くコロナウィルス制限でパーティとかはできないけど、せっかくなのでなんかしたいことある?と聞いたら「遊園地に行きたい!」という返事。ということで、仲のいいお友達3人を誘って行ってきましたよー。目指すのはベイエリアで遊園地といえばここ!の「カリフォルニアズ・グレートアメリカ」。メリーゴーランドから絶叫系ライドまで充実したアミューズメントパークです。夏の間はウォーターパークもあるけど秋は週末にライド系だけの営業。というか秋冬はシーズンテーマの夜営業もあって、10月はハロウィーン(お化け屋敷とか)。この時期は昼間もカボチャやお化け、蜘蛛の巣などハロウィーンのデコレーションが各所にあって気分が高揚します。ゲート近くでドロップオフしてもらったお友達と合流して、午前11時のオープン直後に入場。さっそくどのライド目指す?と話し合いながら歩いてく子供達の後ろをついていく相棒と私・・と思ったら、相棒はすっかり子供たちに混ざって「このライドに行こうよ!」とか提案してました。もしかして一番乗り気?11歳男子@遊園地といえば、もーガンガン絶叫系をハシゴして乗りまくるだろーと思ってたんだけど(もう親はそこまで付き合えないのでここは若いもん同士で行っといで〜〜と言うつもりでお友達お誘いした)、意外や意外、ピコの友達3人のうち「絶叫系ばっち来い!」な子は1人だけ、他の2人は「あんま怖いの苦手・・」「ぐるぐる回るのは乗り物酔いが・・」と少々腰が引け気味だった。ということで、初っ端からいきなり怖さ度マックスの乗り物は避けて、まずは回転ブランコで足慣らし。そして次は水に突っ込む系ライド「ホワイトウォーター・フォールズ」。子供たちが最前列、私と相棒はその後ろに乗ったんだけど、まー濡れた!!笑うくらいずぶ濡れました!その次は、あんまり速くなさそうなローラーコースター「サイコ・マウス」。これは子供たちだけで乗ったんだけど、乗り物が4人乗りで小さい&角度のきつい曲がりで体が投げ出されそうになるので、ぱっと見よりも意外に怖かったらしい。その後、ゴンドラ風ライド兼移動の「デルタフライヤー」やコーヒーカップの高速回転系みたいな「セントリフュージ」みたいな怖さ度中級のライドに乗ったり、ゲームアーケードで遊んだり、ピザやアイスクリームを食べたり、トリックオアトリートのブースに寄ってお菓子ゲットしたり。子供たちもだんだんに慣れてきて、最後の方は「乗ってみたら大丈夫だった!」「全然楽しい!」とか言いながら、自分たちだけで元祖ダブルループコースター「デーモン」やインバーテッド(足元ブラブラ)絶叫系コースター「パトリオット」なんかをリピートして、5時の昼営業クローズギリギリまで楽しんでました。ということで、今年のピコちんお誕生日祝い第一弾は楽しく完了。ピコちんはもちろんお友達もとっても楽しんでもらえたしよかった!グレートアメリカには、他にも元祖木造ローラーコースター「グリズリー」とか、巨大木造コースター「ゴールドストライカー」、インバーテッドループコースター「フライトデッキ」、恐怖の回転系「デリリウム」とか、絶叫系ライドがたくさんあるんだけど、そっちは待ち時間がものすごかったりメンテのため運休してたりして乗れなかった。子供たちも絶叫系への耐性ができたことだし、次回のお楽しみかな?
2021.10.02
コメント(0)
コロナウィルスのパンデミックが始まって19ヶ月。中国からヨーロッパ、そしてアメリカに広がってきて爆発したこのパンデミック。今週、全米でのコロナウィルスによる死亡者が66万3000人を超え、人口約3億3270万人のこのアメリカで、500人に1人がコロナウィルスで亡くなったことになるそうです。こんな状況だというのに、それぞれの郡や市がマスク必須を条例化しようとするのを州レベルで違法にする州があったり(逆じゃないんだよ!)、レストランやイベントでワクチン接種証明または陰性証明を求められて係員に暴行する事件が相次いだり、信じられないようなことが起きてるのがアメリカなのですが。現時点でカリフォルニアは全米で一番コロナ感染率の低い州になっています。カリフォルニアの感染率は10万人中の陽性が94件で、今100人以下なのはカリフォルニアだけらしい(テキサス州なんて386件だとか)。他州よりも厳格な在宅勧告やビジネス制限、マスク必須の徹底、ワクチン接種の推進など、反発もあったし、そのせいで州知事リコール騒動も起きたりしたけど(今月の投票で無事リコール回避されました)、これってニューサム知事のリーダーシップの大きな成果だと思います。中でも抑制効果が高いのはやっぱりワクチン接種だそうで、カリフォルニアは州全体でも対象人口のほぼ7割近くがワクチンフル接種済(2回打ってから2週間経過)だそう。一般的に都市部の方がワクチン接種率高いので、サンフランシスコベイエリアは州平均より更に接種率高くて、うちの郡は83%だし、マリン郡やサンマテオ郡では9割を超えてきました。 カリフォルニア州のワクチンスタッツサイトサンマテオ郡はともかく、マリン郡が9割超えなのは実はちょっとびっくりした。というのも、マリン郡はベリエリアの中でも白人率高いところなんだけど、うちの郡のワクチン統計サイトの人種別ワクチン接種率では白人は7割しか接種してなかったから。見てわかる通りアジア系は摂取率95%越えで郡の高いワクチン接種率を牽引してた。アジア人と白人ってどっちも比較的裕福だし情報強者でもあるので、てっきり同じようなワクチン接種率だと思ってたので、この結果見てちょっと驚いたんだよね。なんでうちの郡の白人は接種率低いのか、あとなんでマリン郡ではそーじゃないのか、不思議だ。ヒスパニックとアフリカンアメリカンも約7割に留まってるんだけど、これは情報アクセスの問題(接種の予約とかどこで受けられるか調べるとかネットがないと難しかったり)や接種資格への不安(米国滞在資格に問題があったり、無保険でもOKなのが知られてなかったり)などいろんな要素が影響してることは理解できる。アフリカンアメリカンだと歴史的経緯から政府や権威からの方針を疑問視する傾向が強かったり。まあ、とにかくこの辺りは今現在全米で一番安心できる場所ってことで、引き続き自分と家族と公共の安全と福祉を第一優先にして生活していきたいものです。
2021.09.21
コメント(0)
まだまだ続く在宅勤務。うちの会社は、全体では7月の独立記念日の連休明けから、希望者はオフィス勤務再開してもいいことになったんですが(在宅のままでもいい)、私が働くオフィスは実は年末に移転を控えていて、わざわざ数ヶ月だけ再開する必要もないということで、引き続き年末まではフルタイム在宅勤務が決定しています。今の家では自分のオフィス(物置兼)もあるし、wifiもストレスない速度だし、気分転換に庭でとか座ってる姿勢が辛くなったらリビングのカウチに寝そべってとかでも仕事できるし、仕事環境としてはけっこういいかなという感じなんだけど、カフェテリアがないので朝も昼も自分でご飯を作らないといけないというのが意外に時間を取られるのは盲点だった。そして、もう一つが朝のコーヒー。在宅になる前は平日朝は時間ないので家では飲まず、オフィスのエスプレッソバー(ちゃんとバリスタが淹れてくれる)か通勤途中のカフェでラテを頼むことが多かったんだけど、在宅勤務ということで、当然ですが毎朝自分で淹れて飲んでます。でも改めて、ごくごく一部の専門店を除き、家で好みの豆を使って自分で淹れるコーヒーが実は一番美味しいと思う。特に私の好きなポアオーバー(ドリップコーヒー)は好みに合うカフェがなかなかないし。毎朝コーヒー淹れるようになって、もう完全にルーティーンの手順ができました。豆は、数年来ハワイ島で訪問したコーヒー農園から直送のコナコーヒーを愛飲してたんだけど、他に好みの豆を見つけて、去年とうとう農園のコーヒークラブをキャンセルしてそっちに完全に乗り換えました。その好みの豆は、、割引スーパー「グロサリー・アウトレット」の自社ブランド「Hollis St. Coffee」のエチオピアのライトロースト、です!割引スーパーのストアブランドとはいえ、ちゃんとエチオピアの香りするし美味しい。私はコーヒーの香りは大好きだけど苦いのも酸味も別に好きじゃない。なので酸味も苦味もなくマイルドなコナはは消極的というか守りの美味しさで気に入ってた。それに対してエチオピアは、ちょっと酸味あったりはするけど、とにかく香り(エチオピアとイエメン特有のいわゆるモカ臭)がもう大好き!という、私にとっては攻めの美味しさなのね。近所のロースターでイエメンやエチオピアを見かけたら豆買って、コナと日替わりにしたりブレンドしたりして飲んでたんだけど、グロサリーアウトレットでエチオピアを見つけてからはエチオピアを飲む回数とブレンドに占める割合がどちらも増えてきた。グロサリーアウトレットは割引スーパーだけあって品揃えは一定じゃないんだけど、ストアブランドのコーヒーは割と安定して棚に並ぶこともわかった。しかもHollis St. はコナ農園直送の1/6のお値段なのでお財布にも優しい!ならもうHollis St.のエチオピア一本でいいじゃん!ということでコーヒー農園直送キャンセルに至ったわけです。コーヒーミルはBassani Macininoの手動のセラミック・コニカル式=陶器の臼ですりつぶす式のミル。臼の隙間は割と荒めの挽きになるように調整。前は電動の金属プロペラ式のミルを使ってたんだけど、金属は熱を持つので豆を変質させる可能性があるし、プロペラ式は均等に挽けないので淹れ上がりのコーヒーの味が整わない、ってコナコーヒー農園で言われたんだよね。手動ミルはぐるぐるするのが面倒なんだけど、まあ1杯分だけだし、もう慣れて毎朝の「儀式」の一部な感じ。挽いてる間香りで癒されるし。お湯は相棒にいつかのクリスマスにもらった専用ケトルで沸かします。注ぎ口が細いので少しずつお湯を注げるのが本当に便利。普通のヤカンで注いでた時はドバッとお湯が出てしまうので大変だった。お湯は沸騰してからも火を少し弱くして更に熱するようにしています(1−2分)。コーヒー淹れるお湯の適温は92−97度とどっかで読んだんだけど、温度低い方が酸味が出やすくて、温度高いと焦げ味/苦味が強く出るとも読んだので。うちで使うのは浅煎りの豆なので元々酸味の方が出やすいと思うので、お湯は熱めにした方が酸味を抑えられるかなあと。淹れるのは、Coffee Gatorのステンレスフィルター&ガラスのデキャンタで。ステンレスフィルターは扱いが楽なので重宝しています。ペーパーフィルターよりも味が重い気がするのもお気に入り。豆とお湯の比率は、ブルーボトルに倣って?豆23gに対しお湯350g。毎回秤にのせて計ってます。まずお湯を30gくらい注いで30秒待って豆を膨らませて、それから残りのお湯を2回くらいに分けてゆっくり小さな円を描くように注ぎます。実際違う淹れ方して飲み比べたわけじゃないので、温度とか時間とかどれくらい味に影響あるのかよくわかってるわけじゃないんだけど、でもまあどうせ淹れるならいいって言われてるやり方で淹れようかなくらいの気軽な感じで。こうやって自分好みに淹れたコーヒーを庭のテーブルで飲む。なんかちゃんとした1日の始まり!という感じで、実は毎朝のプチ贅沢の時間です。
2021.06.16
コメント(0)
ということで、今年もアメリカンアイドルが誕生しました!ABC局に移ってからのシーズンを通しで見るの初めてだったんだけど、いやーなんかあっという間でしたね。けっこう長々とやってた各地オーディションが終わって、ハリウッドウィークを経て、視聴者投票になってからは、なんかどんどんどどん!という感じでフィナーレまで来ちゃった感じ。毎週1人ずつ落選してったFOX時代と違って、トップ10→7→5→トップ3でファイナルとがんがん進んでくんだからまあ当然だけど。あと番組生放送中にパフォーマンスから投票締め切っての結果発表までやっちゃうから、週1回しかオンエアにならないので(FOXでは初日パフォーマンス放送後に投票→翌日結果発表の週2回放送だった)、FOX時代と比べてコンテスタントのパフォーマンスを視聴する回数が半分以下になってるから、私や相棒みたいな復活オールドファンにとっては「え、もう?」感が強いのかも。それにしても、「WGWG(White Guy with Guitar)」は相変わらずアメリカンアイドルでは最強ですね。トップ3に残ったのが、女の子、アフリカンアメリカンの男の子、WGWGときたら、もう鉄板、賭けてもいい! 私は3人の中ではチェイスくん推しだったので結果には満足してるけどね。他の2人の方が歌手としては優れてると思うけど、チェイスくんが一番売れそうなのは間違いないというか。トップ5で辞退したカントリー少年ケイレブくん、トップ4で落選したロッカー少女ケイシーちゃんのそれぞれのファン層の票もチェイスくんになだれ込んだと思うし。先週、トップ7に残ったコンテスタントがそれぞれシングルをリリースしたんだけど、チェイスくんのオリジナル「23」はなんとiTunesのUSオールジャンルとカントリーの両方のチャートで1位にランクインしてたんですよ。彼のポテンシャルが窺えるよね。彼自身のアルコール中毒との戦いについて歌っていますそれにしても、今シーズンはレベル高かった!ランナーアップのウィリーくんは、声質といい声の完璧なコントロールといい毎回素晴らしかったです。ジャッジが「彼の歌を聴くことは宗教的体験」って言ってたけど、本当に心の底から感動が湧き上がるようなパフォーマンスがあった。太くて柔らかくて滑らかな声はイズラエル・カマカヴィヴァオレを思い出させます。3位のグレイスちゃんも声量と声のコントロールは素晴らしいです。職業大学生、とだけ伝えられてるけど、実は名門バークリー音楽院の学生さんだそうですよ。専攻はなんと歌ではなくて作曲だとか。彼女にも素晴らしい未来がひらけてると思いますね。フィナーレには私の他の推しコンテスタントであるケイシーちゃんやアリッサちゃんも出演してて大満足。ケイシーちゃんはジャッジのルークとデュエットでボンジョビを熱唱してたんだけど、ふつうにケイシーちゃんの方が断然上手かった。ルークが歌うとなんでもチージー(陳腐な感じ)になるのはどうしてなのか、でもそこがルークの魅力なのかも? でもフィナーレのパフォーマンスの中で一番よかったのは、ファイナリストたちの熱唱でもなく、もう1人のジャッジであるケイティ・ペリーとハンター・メッツくんのデュエットでした。ハンターくんまったくノーチェックだったけど、これはよかった!!ケイティも実はやっぱりめっちゃ歌上手いね!そういえば、ケイシーちゃんがトップ4でモトリークルーをまた歌ったので思い出したんだけど、私のオールタイムフェイバリット1位はモトリーの「ホーム・スイート・ホーム」でした。なのでサンタナの「スムース」とインキュバスの「ドライブ」を併せてトップ3です。オリジナルのミュージックビデオも好きだけどこれも好き(ヴィンスの衣装がちょっと謎だけど)。ピアノで弾き語れるようになりたいなーモトリー好きって公言しにくいけど、実は高校生の頃すっごい好きで、下敷きにヴィンスニールの雑誌の切り抜きとか入れてたくらい(←あったよねー切り抜き入れられる下敷き)だったんだよね。「ドクター・フィールグッド」ツアーの来日コンサートにも行って、トミー・リーのドラム一回転も生で見たし!懐かしいなあーーー。
2021.05.23
コメント(0)
我が家でプロスポーツ観戦といえば、自転車レース以外ではNBA。今まではESPNやTNT、たまにABCによるごく一部の試合中継とスポーツニュースでハイライト観るだけで我慢(満足)してたんだけど、パンデミックで在宅が長いしということで、とうとう今シーズンはNBAのリーグパス買っちゃいました。ケーブルテレビのNBAチャンネルで全試合を見放題!どうせなら元とってやるという勢いで、テレビがついてる時は8割方バスケの試合です(他はニュースと週一のアメリカンアイドル)。うちの相棒は割と長年のサンアントニオ・スパーズファン。テキサスにもサンアントニオにも全く関係ないんだけど、スパーズの堅実でチーム優先のプレイが好きでずっと応援してます。うちの相棒って「好き」の伝播力が強い人なので、いつの間にか私もスパーズファンにコンバートされてました。昔ナッシュのサンズのファンだった頃は、私にとってはスパーズなんて敵役だったんだけど。でもやっぱ過去20年のスパーズってすごいと思うんだよね。ずっと同じコーチ、同じフロントエグゼクティブ、同じフランチャイズスター、同じコアサポートメンバーで15年ってほんとすごいと思うのよ。しかも勝ち優先、チームプレイ優先、地味上等!っていうチームカラーも職人集団ぽくてかっこいい。そしてそんなスパーズを体現する長年のフランチャイズスターがティム・ダンカン!基本に忠実なプレイスタイルから「ビッグファンダメンタル」とあだ名され、時には「華がない」「退屈」呼ばわりされつつも、その圧倒的な実力と成績で「史上最高のパワーフォーワード」の呼び声高い偉大なプレイヤーです。もーね、ダンカンの素晴らしさを語り始めたらキリがないんだけど、オフィシャル記録だけでも、優勝5回、シーズンMVP2回、ファイナルズMVP3回、新人王、オールスター出場15回、オールNBAファーストチーム選出10回、オールディフェンシブチーム選出8回、、とものすごい。とにかく、キャリア通算1072勝438敗で勝率7割1分ってすごすぎない?しかも1つのチームで19年間のキャリアの中で一度も!プレイオフを逃したことがないんですよ!ダブルダブル達成試合数歴代第1位とかの歴代系タイトルもたくさん保持しています。選手としてだけじゃなく、人間としても素敵な方だそうで、いろんなところでステキエピソードが満載です。NBAブログ「TunaDrama」さんのこの記事がダンカン愛に溢れててサイコーです。で!そんなティム・ダンカンのバスケットボールの殿堂入りのセレモニーが本日ありました。パンデミックのせいで10ヶ月遅れでのセレモニーでしたが、待った甲斐あって、広いホールで聴衆を前にしてのダンカンのスピーチは、彼のバスケットボール人生を振り返りつつ関係者に感謝の気持ちを表する素晴らしいものでした。普段無口な彼だからこそ一つ一つの言葉が率直で真摯で重みがありました。スピーチ動画!もちろんコーチ・ポップは試合をアシスタントコーチに任せて出席!ビッグ3の残り2人のマヌ・ジノビリとトニー・パーカーももちろんいたし(パーカーは殿堂入り特製ジャケットをダンカンに着せる栄誉ある役を担ったらしい)、提督はステージ上で見守ってたし、RCビュフォードは泣いてましたね。感動〜〜。ポポビッチによる談話。コーチ・ポップとダンカンの関係性は本当に唯一だと思います。ダンカンのキャリア振り返りビデオダンカンと一緒にNBA選手として去年殿堂入りが決まったのは、同じ2016年に引退した「ブラックマンバ」コービー・ブライアントと「ビッグチケット」ケビン・ガーネット。引退5年後すぐにノミネートされる「ファーストバロット(初年度選出)」は本当に誰もが認める偉大なプレイヤーばかりなんだけど、この3人は誰も異論のないファーストバロットでしたね。てかこの3人が揃い踏みって2020年度クラス最強すぎる!コービーがこの場に不在だったのは本当に悲しく残念なことだけど、彼のレガシーはこれからも最大の尊敬を受け続ける、と思います。そしてメディア功労者として殿堂入りしたのが、TNTの人気番組「インサイドNBA」だったのも嬉しかった。アーニー、チャック、シャック(ケニーは欠席)はステージ上でも自然に楽しそうにやりとり。あとチャックがアーニーの素晴らしい為人がわかるエピソードを紹介したりして、心温まる内容でした。実はうちのピコちん、名前の一部をティム・ダンカン様から(勝手に)いただいているんですよ!プレイヤーとしても人間としても尊敬できる人の名前を(勝手に)いただくことができて、親としてすごく良かったと思っています。もちろんピコちんもダンカンの大ファンですよ!何年か前、ダンカンのチャリティからクリスマスカードをもらって歓喜に打ち震えるピコちん
2021.05.15
コメント(0)
カリフォルニアでは、4月1日から50歳以上、4月15日から16歳以上なら誰でもコロナのワクチンを受けられるようになりました。うちは私の方が相棒より歳上でちょうど50歳。なのでまずは私からということで、相棒が日付が4月1日に変わった瞬間に予約が取れるところを探して、週明けにアポを入れてくれました。今はけっこういろんなところで簡単に予約が取れるようになったけど、4月初めは全然取れなくて、空きを求めて車で3時間遠征みたいな話がザラにあったので、近場(市内ではないけど)ですぐに取れたのは奇跡的でした。相棒に感謝!私は全国チェーンのドラッグストアCVSでファイザーのワクチンを受けました。どの会社のワクチンになるかは第1回目に行ってみるまで分からなかったんだけど。ちなみにワクチン接種は無料。健康保険についても聞かれなかったので保険なしでもオッケーだと思われます。午前10時45分の予約の15分前にお店の外の専用窓口で受付&検温。SMSでチェックインしたり問診票提出できたりするのが便利でした。ワクチン接種はお店のバックヤードで。注射そのものは別に痛くなかった。インフルエンザの予防接種よりも痛くないくらい。その後、経過観察ということで横の待合スペースで15分待ち、晴れて接種完了!という流れでした。接種後も、注射したところが2-3日ちょっと痛いくらいで、副作用も全くなし。2回目のワクチン接種は、1回目からちょうど3週間後。同じドラッグストアで、接種してくれるナースさん?薬剤師さん?も同じ人でした。接種のプロセスもまったく同じ。ただ3週間でお店の側もさらに効率アップしたのか、接種までの待ち時間がほぼゼロでした(1回目は受付と接種でトータル30分くらい並んだ)。副作用は2回目がきついと聞いていた通り、当日はそうでもなかったんだけど、翌日まんまと寝込みました。まず当日夜に軽い頭痛と吐き気が来て、翌日朝は頭痛と吐き気がかなり重くなり、その後昼前くらいから熱も多少出てきて(といっても38度くらいだけど、私は元々平熱低めなのでちょっと辛かった)、あとひどい寒気。でも夜にはほとんど落ち着いて、翌日にはスッキリでした。相棒は私から遅れること1週間でワクチン接種開始。うちから歩いていけるご近所にある郡のワクチン接種センターの1つで、私と同じファイザーのワクチン。基本的なプロセスはドラッグストアと変わらず、ただ相棒はペニシリン系の抗生物質にアレルギーがあるので接種後の経過観察が15分でなく30分に延長されたそうです。相棒も1回目は副作用なしでしたが、まんまと寝込んだ私を見て、2回目の副作用を心配して戦々恐々としています。ということで、これであと2週間待てば私はコロナウィルスへの免疫ができることになり、一応安心して行動を広げていけます。周囲でもみんなどんどんワクチン受けてるし、交通量とか見てても社会が徐々に活動を再開しているのを実感します。子供への予防接種の目処がまだ立たないのが心配ですが、子供は元々コロナかかりにくいし拡散させにくいし重症化もしにくいということなので、とりあえずはこのままコロナ沈静化の方向に行けるといいのですが。とはいえ、世界全体をみるとインドの状況すごく心配ですね。。この辺りはインドとはつながりが大きいので(私が働いてる会社を含めこの辺りのテック系企業はインドにオフィスあるところが多いし、母国に家族を残してきてるインド系移民の友人知人同僚がたくさん身近にいるし)特に身に迫って心配です。国内の他の州でも突然変異が猛威振るってるところあったりするし、ほんともうこれからはウィズコロナを前提に生活していく時代になっちゃったんだなとしみじみ思います。気軽に日本に帰省したりとかできるのはいつになるのかな・・。日本でも早くワクチン接種が進むことを願っています。
2021.04.26
コメント(0)
今シーズン、アメリカン・アイドルをまた観ています。元・国民的番組のアメリカン・アイドルもさすがに一時の勢いはもうありませんが、15年続いたFOX局で放映終了してからも、ABC局に移って放映再開して今年で4シーズン目。司会は引き続きアメリカンアイドルの顔ライアン・シークレスト(この人じゃなきゃアメリカンアイドルじゃないよね)。ABCに移ってからのジャッジはライオネル・リッチー、ケイティ・ペリー、ルーク・ブライアンの3人です。この3人は楽しそうに出演してて観てるこっちも楽しいです。私のアメリカンアイドル鑑賞?歴は、シーズン通してじっくり追いかけたのはシーズン3と8から11まで、あとはチラチラ観たり観なかったり。シーズン8はアダムくんにどハマりして、毎週2時間ぶっ通しで電話投票したり、果ては夏のコンサートにまで参戦したほどでしたが。そんな私と相棒の私見ですが、今年はなかなかのタレント揃い、ではないかと思います。今トップ12まで進んでるんだけど、例年ならまだいる「この人下手」って人が今年はいない。けっこうすぐにデビューできそうな完成されたシンガーが何人もいます。そんな強力なコンテスタントが並び競う中、私のお気に入りは3人。19歳の長身パワーハウスボーカリスト、アリッサ・レイちゃんと、24歳のWGWG(アメリカンアイドルで無敵を誇る「ホワイトガイウィズギター」)チェイス・ベッカムくん、16歳のロッカーチックス、ケイシー・ビショップちゃん。アリッサちゃんはピンクのふわふわヘアとちょーかわいいスマイルと長身の迫力ボディから繰り出す成熟したパワフルな歌声がすごい!ケンタッキーの小さな町で「自分だけ違う」感を味わってきた彼女がスターとしてキラキラ輝いていくのを応援できて幸せ!(←おばちゃんファン目線)もう一人のパワフルボーカルのコンテスタント、グレイス・キンスラーちゃんとのデュエットが鳥肌ものでした。チェイスくんは「アメリカの心」とケイティ・ペリーに表現されてましたが、ヒリヒリするような感情がのったラスピーボイスがかっこいい。ルックスもいいし、ハンブルな感じだし、アメアイ参加前はフォークリフトとか動かしてたっていうのもアメリカ人の感情をそそりまくりで、この子は優勝候補じゃないかと思います。チェイスくんはインキュバスのブランドン・ボイドとのデュエットが最高でした。ケイシーちゃんは、なんとオーディションでモトリークルー歌ったんだよね!歌上手いし、かわいいし、ブレないし、女の子ファンにも嫌われなさそうだし、トータルパッケージですぐにも売り出せそう。とまあアメリカンアイドルも楽しんでいるわけですが、チェイスくんがデュエットで歌ったインキュバスの「ドライブ」という曲があまりにもかっこよくて、その後お気に入りのプレイリストに入れて聴きまくっています。もはや私のオールタイムNo.1好きな曲のサンタナft.ロブ・トーマス「スムース」並に好きかも。全然ジャンルは違いますが。私は本当に音楽に疎いのでインキュバスって知らなかったんだけど、「ドライブ」はロックチャートだけじゃなくてトップヒットにも入ってたくらい売れたらしいですね。だから聞き覚えあったんだー。それしてもこの曲かっこよすぎ!!歌詞もすごくいいです!ボーカルのブランドン・ボイドもかっこよすぎ。当時(20年前)もキレイだけど(若いミックジャガーを美形にした感じ)、歳とった今もすごい素敵〜(髪型のせいもあってスティーブ・ナッシュに似てる)。公式ミュージックビデオ、ブランドン・ボイドが美しい(えっちくさい)。このライブもすごくかっこいい。声がもう・・!!感情が溢れ出しててもう・・!!!アコースティックライブもすごいかっこいい!(口笛!!)んだけどなぜか埋め込みできないのでこちら。。ついでに、私のオールタイムフェイバリットのサンタナ ft ロブ・トーマス「スムース」ですが、サンタナのギターの泣きもロブ・トーマスのセクシーなボーカルもラテンのリズムも大好き!公式ミュージックビデオもいいのですがこのライブバージョンが最高!ちなみにオールタイム3位(「ドライブ」が2位にジャンプインしたので3位に格下げ)はプレイン・ホワイト・ティーズの「リズム・オブ・ラブ」です。ほんとにジャンルに一貫性ないな・・。
2021.04.18
コメント(0)
シェルターインプレイスが発令されて今日でちょうど一年が経ちました。 まさかこんなに続くとは、という感じですが、開始直後よりはまー落ち着いて生活できています。買ってきた食料品をいちいち消毒ワイプで拭いてもいないし、外から帰ってきたらすぐシャワー&服を洗濯もしてないし。 ピコと私はそれぞれ在宅学習&在宅勤務ですが(相棒は「エッセンシャルワーカー」なので週に3日午後だけ出勤)、アウトドア&ソーシャルディスタンス維持で友達と会ったりはできてるし。ピコは特定の友達とプレイデート、私もフラのクラブ練習に参加、相棒もお仲間と自転車ライド。あと家族ぐるみで友達ファミリーとハイキングしたり公園でお喋りしたり。 在宅生活は、自分たち家族にとって何が必要で何が不必要なのかが炙り出される機会でもありました。自分自身のことを言えば、私は引きこもりの素質ありありっていうか、家から一歩も出なくても本読んだり編み物したりしてれば十分幸せに暮らせるタイプだってことがよくわかりました。逆に相棒の方が外に出ないとダメなタイプで、山に行きたいとかそろそろ長い休みに旅行の計画しようとか熱心です。 ただやっぱり旅行に制限がかかっていることで家族に会えないのが一番辛いです。うちは私も相棒も両親や兄弟姉妹が海の彼方在住なので。 あと、家族三人がずっと在宅で3食家で食べるので、ご飯作りがけっこう日々の生活の大きな部分を占めました。外食できない分のマンネリを避けるため、パン焼いたり、スロークッカーで煮込み料理、餃子やワンタンを包むとこから作ったり(今までは冷凍頼り・・)、ケーキやクッキー焼いたり、中華まん作ってみたり、おこわ炊いたり、今までよりすこーしだけ手をかけてご飯作るようになりました。 アメリカではワクチンの接種がさらに急ピッチで進んでて、新規感染も年末年始のピーク時からはかなり減少傾向。 サンタクララ郡の新規感染者数グラフ このままワクチン接種の更なる普及とともに新規感染が落ち着いて、いろんな制限が緩和される日が待ち遠しいです。
2021.03.15
コメント(0)
カリフォルニアでは地域ごとに感染者数とか病院のICU空き状況などで4段階の色分けがされていて、各段階毎に在宅&外出自粛の内容が決められている。例えば最悪のパープルティアだったらレストランは屋外席のみ営業可、映画館や美術館も屋外のみ、その一つ上のレッドティアだったらレストランや映画館・美術館も定員の25%まで屋内OK、みたいな感じ(シェルターインプレイス時の制限はパープルよりもっと厳しくてレストランはテイクアウトのみ、美術館や映画館は閉鎖だった)。カリフォルニア州の色分け毎の制限一覧群毎の最新色分け状況私たちの住んでいる郡はずっと最悪レベルのパープルティアだったのが、ようやく年末年始の厳しめの在宅&ワクチンのおかげで最悪よりは1段階マシなレッドティアにレベルアップしました。まあ我が家は別に解禁になったからってすぐにレストランの屋内で外食しようとか映画観に行こうとかは思わないわけですが(美術館は行きたいけど)、レッドティアになったらピコの学校が在宅オンリーから在宅+通学のハイブリッドになる!!ということでレベルアップを待ち望んでおりました。通学再開のスケジュールとしては、レッドティアになった2週間後に第1グループが通学開始、そこから2週間空けて第2グループ、さらに2週間後に第3グループが復帰して完了!という計画。ピコたちの学年(5年生)は第2グループなので(最初は第3だったんだけど繰り上げられた)、3月29日にほぼ1年ぶりに祝・通学再開!!の予定です。通学再開といっても、教室に入る人数を抑える必要があるので、週2日通学&週3日在宅のハイブリッドだし、通学する日も教室でオンライン授業を受けることになるので(クラスの半分は家から授業に参加するから)、要は授業を受ける場所が変わるだけで内容は変わらないんだけど、それでも親と離れてクラスメートと同じ場所で勉強するのってやっぱりすごく大事だと思うんだよね。ピコはオンライン授業にもきっちり参加してたし(私も家で仕事してるのでピコがスペイン語で喋ってたりグループ学習したりしてるのが聞こえてけっこう楽しかった)、成績も維持どころか一部爆上げさせてたので、在宅でも学業面での心配は全然なかったんだけど。でも今ピコは小学校の最終学年が半分以上終わったとこで、このまま同級生にも先生にも会わずに卒業になったら残念すぎると思ってたので、とりあえず約2ヶ月とはいえ通学できるようになるのは嬉しいです。仲良しの子と同じグループになれるとなお嬉しいけど、どうなるかな?とりあえずパンデミックがこのまま落ち着いてって、再開した学校から感染者も出ないで(先生たち&学校のスタッフはワクチン受けた)、無事ピコたちが小学校卒業まで学校に通えますように!そして秋からの中学校生活もパンデミック前と同じように選択授業とかクラブ活動とかできるようになりますように!
2021.03.03
コメント(0)
お久しぶりです。なんと9ヶ月ぶりに日記書きます。たぶん一生に一度のパンデミック生活、こういう時にこそ日記書いて記録に残しとかなくてどーすんだという話なんだけど、なんか「書く」ということに気持ちが向かない日々を過ごしてました。他の人のブログとかも全然読んでなかったし。なんかみんな自粛生活のことばかり書いてあって気が滅入る、的な。。逃避の一種だったのかな?カリフォルニア・ベイエリアでは引き続き在宅生活が続いています。去年の3月14日から在宅が始まり、夏には段階的に一部経済再開(生活必需以外の小売店や美容院が定員減らして再開店したり、緊急以外の医療行為も再開したり、レストランもテイクアウトのみから屋外席でなら食べられるようになったり)はしたものの、ピコの学校も私の仕事も引き続き100%在宅のまま。カリフォルニアは割と他の州に比べれば善戦してたんだけど、11月のサンクスギビング後に感染数と死者数がうなぎ登ってしまい(我慢のできないアメリカ人が州とかまたがって親族集合した結果・・)、12月に州全体でまた厳しい徹底在宅生活が再開。年明けて新規感染数が落ち着いたところで先月末にようやくまた緩やかな在宅(レストランの屋外席&美容院再開)に移行したところです。アメリカ全体では新型コロナウィルスの累計の感染者数が2710万人、死亡者は46万人以上。カリフォルニア州では感染者数340万人以上、死亡者44440人。人口3951万人なので感染率は8%。ウイルス猛威をふるいまくりです。ちなみにカリフォルニアは人口あたりの感染者数ではアメリカ50州のうち24位。一番ひどいのはノースダコタ州で13%、一番少ないのはハワイ州で2%弱だそうです。うちの郡だけで感染者数累計は10万人以上、死者数も累計で1500人を超えています。人口192万人なので人口の5%が感染したことになります。うちの近所(同じ郵便番号エリア)では感染者数は人口の3.4%だけど、ベイエリア最大の都市サンノゼでは10%超えてます。年明けあたり一時期ICUの空き病床数もかなりギリギリのとこまでいってたみたいです。とはいえ、身近で感染したという人はあまり聞きません。一番近いところで友達ファミリーのダンナさんとピコのBMXチームメイトのお父さんくらいかな。チームパパは夏にユタに旅行に行って、そこで罹ったらしい。一緒に行ったチームメイトは罹らなかったし奥さんにもうつらなかったのでよかった。友達ダンナも14日間2階に自己隔離して家族の罹患は免れたし。ただ南カリフォルニアで老人ホームに入ってた相棒の大叔父さんがコロナで亡くなったと先月相棒母から連絡あり。相棒も会ったことない大叔父さんだけど、身内にも来たかという危機感はあります。LAはこの辺りより更に感染が深刻で、一説によると無症状を含め三人に一人が罹ってるとかいないとか(LAオフィスの同僚によれば「んなわけない」らしいけど、ダウンタウン限定とかでそうなのかも)。マスク嫌いのアメリカではワクチンの認可が急速で進み、既に接種が始まっています。まずはファーストレスポンダー(救急救命士や消防士)とヘルスケアワーカー(医者・看護師)から始まり、今は75歳以上の高齢者も対象ということで、相棒両親も接種受けました。市内のワクチン接種センターも稼働してるし、郡内では49rsのスタジアムが大規模接種センターになる予定だし、大手のドラッグストアチェーンもワクチン接種に名乗りをあげたりして、今後ますます急ピッチでワクチン接種対象が拡大していく感じ。←願望こみですが。うちは私も相棒も自分が対象になったらなるべく早く接種受けるつもりです。そしたら重症化の心配が少なくなってもっと安心して生活できるし、ピコの学校がオンサイト再開したら安心して行かせられるなと。でもなんか在宅生活に慣れちゃったので、またオフィスに通勤する生活を再開できるか実は自信なし。。在宅勤務でも仕事できることわかっちゃったし、なんなら通勤時間がない分時差のあるオフィスとは仕事しやすかったり(相手の朝の7時とかこっちの夕方7時とかにふつうにビデオコール入れられる)。ピコちんも「家にいるの快適」とか言ってるし、早くワクチン普及して通勤通学を再開しないと、我が家は社会生活に復帰できないかもしれません。。。
2021.02.08
コメント(0)
日本ではコロナウィルスの感染拡大はとりあえず下火になった感じのようで何よりです。アメリカでもだんだんに経済再開されつつありますが、実はまだ全然第一波も鎮静化しておらず、見切り発車の経済再開でまた感染数が上がってるという恐ろしい状況です。私の住んでるあたりでも、生活必需にカテゴリーされないお店も営業OKになったり、レストランも屋外のテーブルなら着席での食事がOKになったり、2家族での集まりがOKになったり、ちょっとずつ経済&社会の再開が進んできてますが、我が家は安全重視なのであんまりすぐに飛びついて外出増やしたりはせず、これまでの在宅生活とあまり変わらない毎日を過ごしています。で、在宅になって3ヶ月、私は実は電子書籍で日本のマンガを山のように買いまくっちゃってます。しかも普段なら絶対手を出さないような長編ばかり。「花より男子」「大奥」「逃げ恥」「深夜食堂」、そして今さらハマっているのが「ちはやふる」。長編って読み返すのに時間かかっちゃうし、そもそも完結してないマンガには手を出したくなかったんだけどね。。。それにしても「ちはやふる」はおもしろいですね!スポーツ青春成長物語を中心に、恋愛も撚り合わされたストーリー展開。長いから読み返すの大変だけど、長いだけあって主役級はもちろん他にも魅力的なキャラがたくさん出ててそれぞれのサイドストーリーも描かれてて重層的だし、百人一首のそれぞれの歌がストーリーや心情描写に色彩豊かに効果的に使われてて美しいし。スポーツ青春ものとしては、高校生で競技かるたっていう団体でも個人でも戦える競技を選んだのが話の幅を広くしてるよね。チームスポーツでチーム愛!チームで成長!青春!もできるし、個人競技の部分でライバルや目指す相手や個人の成長!もできるし、団体と個人のシナジーも描けるし。同じように団体×個人ができる競技他にもあるかなーと考えたけど、体操の団体&個人とか陸上や水泳のリレー&個人くらいしか思いつかないわ、と思ったけど、そういえば自転車(ツールドフランスとか)もそうだよね。恋愛ものとしては、ヒロイン+憧れの王子様+ヒロインを身近で見守る幼なじみ、という少女漫画の王道的な三角関係。こーいう三角関係の場合、展開としては1) 身近な存在は大事な親友だけど恋のお相手はやっぱり王子様!か、2) 王子様への気持ちはただの憧れでほんとに好きなのはいつも隣にいてくれたあなただって気づいたの・・という話なのかの二通りなわけだけど、ちはやふるの場合はまー前者で、千早ちゃんと新くんがくっつくのはほぼ確定だと思う。私は太一くん大好きだけどねー!ヒロインと王子様はとにかく自分の好きで得意なことに邁進してて迷いがなさすぎるキャラだけに、弱いとこもブレブレなとこもあって若者の成長ストーリーの部分を主担当してる太一くんが読者の共感と好感を集めてると思う。大丈夫、若い頃の大失恋はきっとこの後の人生の肥やしになりますよー(←おばちゃん目線)。ちはやふるがあんまりおもしろかったので、ついつい百人一首をアマゾンジャパンで買ってしまった。私は学生時代は国語が一番得意で、百人一首もけっこう好きでした。おばあちゃんちに行ったらいつも弟やいとこと坊主めくりしてたよ。かるたも何回かはとったことあります。競技はやったことないけど。さすがに我が家では誰も一緒にかるたとってはくれないと思うけど(そもそもピコでも上の句は読めない・・)、まー坊主めくりくらいなら家族でできるかなーと。ついでに買っちゃった花札の方がもしかしたら出番ありそう。というのも花札はハワイにも伝わってたそうで、うちの相棒@ハワイ出身もやったことあるんだそうな。私は逆に花札はやったことないんだけど、3人で遊べるなら我が家のゲームナイト(在宅になってから毎晩家族でカードゲームかボードゲームを遊ぶようになった)のレギュラーになるかも?
2020.06.15
コメント(0)
私はアメリカに住んで17年になる。その間、人種を理由とした警察暴力事件は絶えずあり、それに対する抗議行動も何回もあったけれど、今回の抗議ムーブメントは今までになく大きく幅広い層の人がサポートしていると感じる。なぜかと考えたとき、やっぱり明瞭な動画が拡散したことで、衝撃と痛みと怒りをたくさんの人がダイレクトに共有できたことが大きかったと思う。それから社会の分断をことさらに煽る人が今の大統領のポジションにいること。コロナで社会全体がストレス受けてて、持てる者と持たざる者の分断がより顕在化したのも無関係ではないと思う。とにかく今までにないほどに各地で、大規模なのから小規模なの、ごくごく平和的なのから暴動にエスカレートしちゃうの、オフラインからオンラインまで、様々な抗議活動が起きている。うちの会社でも今週は何度もBLM関連の社内イベント(経営陣からのメッセージのライブストリームとか社員の自由な意見交換会とか社外の専門家呼んでのトークとか)が開催された。ここまで集中して全社規模でイベントが開かれたことって過去の抗議ムーブメントではなかったと思う。それに自分自身も、今回はすごく感情を揺さぶられたし、自分に何かできることをしなきゃいけないっていう焦燥感を感じている。今までは、自分は外国人だしブラックじゃないマイノリティだしで黒人差別の構造に入れない感があったんだけど、今回は「当事者じゃなくても怒っていいし怒るべき」「傍観者でいることも加害者と同じ。被害者の側に立って声を上げて行こう・自分にもできることをしよう」って明確に思えるようになった。といいつつ、自分が何をできるかはまだよくわからないんだけど。とりあえず、まずは次世代への教育ってことで、ピコちんと構造的レイシズムについて少し話をしてみた。ピコは今までも学校でも親ともレイシズムについて話してきたけど、学校がらみではヒスパニック(スペイン語イマージョンだから)、親の私たちとはアジアンへの差別について話すことが多かったので、ブラックへの差別に特化して話したことなかったんだよね。ピコちんと一緒に見た構造的レイシズム解説動画(すごくよくできてる)https://www.youtube.com/watch?v=YrHIQIO_bdQあと、今日読んで特に気持ちを強く揺すぶられた記事。英語ですが。ほんと読むたびに涙が出てきてしまう。この気持ちを持ち続けられるように、自分用のメモを兼ねて。ブラックの幼い息子を持つママからの投稿(特に黒人男性については「差別=下に見られる」じゃなくて「差別=脅威と取られる」という要素があってそれが警察暴力を含む命の危険につながるっていうのがすごくよく理解できた)https://www.allmomdoes.com/2020/05/11/when-my-beautiful-black-boy-grows-from-cute-to-a-threat/ ノースカロライナ州における抗議デモ中の3世代の黒人男性の会話https://twitter.com/avril24th/status/1267402211778113536?s=20&fbclid=IwAR3RdBQzyFNSYk2ceMIhCO9Q2jzPw8FDW39CpXZpCC3kfHff5C8rTaNRODYそのうちの1人(会話の中心人物)へのインタビューhttps://www.charlottemagazine.com/the-man-at-the-center-of-that-viral-exchange-on-i-277/?fbclid=IwAR0gZRFoDPxEHF1Gnqw3b1fJSLkwTRUuEL0K_JzaZdBwXR1H_pvg9JOILes地元の抗議デモにもピコを連れて行ってきました。うちの辺りですら、毎日街のどこかでデモが組織されてます。マスクして、ソーシャルディスタンスを保って、手書きのプラカードを掲げて歩いて、発言したい人が順番にスピーチする、ごくごく平和な物です。ピコにもシェルターインプレイス 中でもこれだけの人がこのムーブメントを支援するために外に出てきてるってことを見て覚えておいてほしかったから。
2020.06.04
コメント(0)
些細なことではあるんだけど、在宅で「楽だけどちょっと問題あり」なことの一つに、美容への注意が甘くなる、って点はあると思う。オフィスに出勤もしないし、お洒落が似合うお出かけするわけでもなく、ずーっと家にいるので楽さを最優先した部屋着/カジュアルウェアにすっぴんが基本。そういう人って絶対多いはず(←私だけじゃないよね?)もちろん美意識の高い方々はこれまでと変わらず美しく装われていると存じますが。白状すると、私、在宅になってから一切お化粧してません。。お散歩行くから日焼け止めは塗るし、ビデオコールがある日は眉毛だけは描くけど(アイシャドウと色付きリップを使うことも稀にある)、コーンシーラーとかファンデーションとか一切使ってない。髪はもともと梳かすだけでまとまるように切ってもらってるので普段からブローとかしてないけど、かなり伸びてきちゃったんでハーフアップかひどい時は後ろで一本にまとめ髪で、常にデコまるだし。4月に髪切る予定だったんだけど、シェルターインプレイス(SIP)中は美容院も休業なので、SIPが延長されるたびに予約も延期されていく。。ネイルとか眉毛スレッディング(糸で眉毛抜いて整えてくれる)とかの他のサロン系も全面休業中なので、そこらへんもずっと放置だし。ネイルは、爪も伸びたしジェルがめくれてあんまりにもひどくなったので、自分でどうにかジェル剥がして、爪切って、たまたま手元にあった普通のマニキュア塗った。ここ何年も自分でやってなかったけど、少しは道具とかマニキュアとか残しといてて助かった。かかとの角質もひどかったけど、軽石とか家になかったので、余分の爪やすり使って擦ってみた。同僚はジェルネイル剥がすのにダンナさんの工具使って表面サンディングしたっていってた。みんな切羽詰まるといろんなことやるよね。眉毛もそろそろどうにかしないと、描くだけじゃモニター越しでもごまかせなくなってきたような気がする。でも毛抜きが見つからないんだよね。剃りたくはないしなー。あ、でも外に出ないのを逆手にとっての美容にもチャレンジ中!Amazonでハイドロキノンローション買ってシミ取り始めてみました。多少赤くなったり皮が剥けたりするっていうから普段はなかなかできないけど、外出自粛で人に会わない今がチャンス。あとハイドロキノンは紫外線が大敵なんだけど、今はSIP前より外に出ない&散歩や庭に出る時は帽子とマスクで紫外線を完全遮断できるから、夜だけじゃなくて昼間も塗れる! (このマスクがウィルス避けじゃなくて日焼け対策だとは誰も思うまい)歯のホワイトニングもやっとこうかなあ。そういえば歯医者さんから買ったキットまだ開けてなかったし。時間があるから、気分転換になるから、ということで、在宅になってから毎日エアロバイク乗ってるとかルームランナーで走ってるとかっていう話もけっこう聞きます。美容と健康のために、私もエクササイズもした方がいいのはわかってるんだけど、そっちにはなかなか重い腰をあげられなくて。散歩だけじゃなくてせめてヨガくらいはやらないととは思うんだけどねー。
2020.05.15
コメント(0)
この辺り(サンフランシスコベイエリア)では3月16日から施行されている「シェルターインプレイス」(=在宅退避≒ロックダウン)、当初は5月3日までと期限が切られていたんだけど、この度5月末までの延長が発表された。予想されていたことではあるけど、やっぱりガッカリ感は半端ない。ほんといつまで続くんだろう?とはいえ私のように在宅勤務できる人はものすごーく恵まれている。エッセンシャル(生活に不可欠)にカテゴライズされて外に仕事に行っている人は、いくらマスクしててもソーシャルディスタンスとっててもウィルス感染の危険に曝されるわけだし。うちの相棒も週に3日はショップに出勤してるけど。それでも仕事があればとりあえず収入の心配はないけど、コロナ渦で失業しちゃった人もたくさんいる。ファーロー(一時解雇)の場合は状況が落ち着けば同じ仕事に戻れるはずだけど、いつ落ち着くか分からないから失業保険がある間に復帰できるか不安だし、レイオフの場合はいつ再就職できるかもっともっと先が読めない。今はどこも採用控えてるし。自営の場合も生活の不安はもっと。特に非エッセンシャルのお店(食料品とドラッグストア以外)や美容院なんかのサロン系は全面的に休業しないといけないので、すごく大変だと思う。お店休業してても賃貸料とかの維持費はかかるわけだし。スモールビジネスは運転資金に余裕があるところの方が少ないと思うのでほんと苦しいと思う。飲食店もデリバリーやテイクアウトで凌ごうとがんばってるけど、やっぱりフル営業に比べたら売上大幅減だからコストを賄うのも厳しいって。だからってシェルターインプレイスを簡単に解除しちゃうと、せっかく今までみんなでがんばって抑えたパンデミックが第二波・第三波で復活しちゃって再度ロックダウンしないといけなくなって、経済への影響が長引く結果になるかもしれないし。命あってのものだねとはいえ、お金ないと路頭に迷うのも確かで、感染拡大を防げばいいだけじゃなくて、経済への影響も最小限に抑えたいわけで、その辺の見極めってすごく難しい。更にややこしいのが、アメリカならではの「個人の自由」ってやつで、ロックダウンは個人の自由の侵害だっていうデモも小規模だけど各地で行われたり。市民の安全、経済、個人の自由、どれも大事だけど並立できない状況だから、ほんと悩ましいよね。。世論調査では7割がたシェルターインプレイス継続に賛成意見だって記事を見たけど、実際どこに軸足を置くかはアメリカの場合州によってバラバラだったりする。例えばカリフォルニアは「命を守る」を優先しててかなり早い段階で州としてロックダウンを決行したけど、サウスダコタはある市が出したロックダウン要望を州知事が拒否したり。これは「経済」よりどっちかというと「自由」優先のケースみたいだけど。もちろん例外はあるけど、共和党は経済優先、民主党は命を守るの優先、みたいな対立構造。大統領スタッフが「ブルーステート(民主党優位の州)なんか知るか」みたいなことを言ったとか言わないとか。そんなとこで対立してどうすんのっていうか、そんなことまで政党政治のネタにするなんて終わってるっていうか。。それはともかく、カリフォルニアの中でもサンフランシスコベイエリアはかなりパンデミック拡大の抑制に今のところ成功しつつある感じ。例えばうちの近所の総合病院、この地域で最初のコロナ患者を受け入れた病院だし、この時期かなり入院患者も増えて大変なのかと思ってたけど、なんと今4人しかコロナで入院してる人いないんだって。ベイエリアは医療崩壊してないってほんとなんだーって思った。サンタクララ郡のCOVD-19ダッシュボード同じカリフォルニアの中でも、サンフランシスコベイエリアとロサンゼルスでは明暗が分かれてて、人口ではカリフォルニア州の1/4にしか満たないロサンゼルス郡がコロナウィルスの患者数と死者数ではカリフォルニア全体の半分を占めてるんだって。大規模集会の禁止とかバーやナイトクラブの閉鎖からシェルターインプレイス施行まで、いろんな対策を打つのがベイエリアの方がロサンゼルスより数日〜1週間くらい早かったんだけど、その数日でここまで差が出るかってすごい衝撃。シェルターインプレイスの施行も私たちの住んでるサンタクララ郡の公衆保健局が主導したらしくて、サンタクララ郡の公衆保健局のディレクターは「全米で一番たくさんの命を救った人」として全国ネットのテレビにも出演されてました。シェルターインプレイスは5月末まで延長されたけど、一部規制が緩和されて、建設業や製造業、造園業、そして関連する店舗(ホームセンターやガーデニングセンターなど)はソーシャルディスタンスを保った上で事業を再開していいことになった。ゴルフ場、テニスコート、一部の公園なんかもソーシャルディスタンスを保った上で再オープン可。これを第一歩に、全体的な再開が少しずつ進めていけるといいなあ。
2020.04.28
コメント(0)
シェルターインプレイス=在宅退避に入って6週間!が経過しました。それなりに生活のリズムもできてきて、良くも悪くも普通じゃない生活が「新しい普通」になってきた感じ。私は実は強度のおうち大好き人間なので、在宅生活そのものはあまりストレスに感じてません。まー相棒の私物で家が相変わらず散らかってるのは気になるし、仕事のこととか将来の心配とかはものすごくストレスだけど(アメリカの場合、この先食糧や生活物資の奪い合いになったら銃が出てくるかもしれない、そしたら子供を守って生き残れるか??というところまで心配がエスカレートするので・・)、まあもう今は自分たちにできることを続けるしかないので。そもそも私なんて恵まれているので文句言ったらバチが当たると思う。家族も今のところ健康で、職もあるし、自分も相棒もほぼ在宅勤務で、子供も一人だけで割と手のかからない子だし、学校も在宅学習がんばってくれてるし、今のところ食料や生活必需品の入手にも困ってないし、郊外だから家に庭もあるし、他人との接触そこまで心配せずに散歩とかもできるし。ピコの学校もオンライン授業(Zoomミーティングが週6回)やら家でできる課題やらでけっこう忙しくなってきた。仲良しの友達のママたちと相談して週に2回のZoomプレイデートも始めたし、土曜の日本語教室のオンライン授業も始まったし。私もフラのオンライン練習やその後のチャット、友達とZoomでお喋り&手作りの集いをやったり、親族とFaceTimeやラインのビデオコールでお喋りしたりしてます。同僚とバーチャルハッピーアワーしたり。そこまで社交的でもない私でも、さすがに家族以外とのお喋りに飢えるというか、何かの機会で知人と「社会的距離」を保ちつつ顔を合わせる機会があったりすると(私が作ったマスクを相棒の友達がうちまで取りに来るとか、私たちが散歩から帰って来たらちょうどご近所さんが前庭に出てたとか)、ドライブウェイ越しにずーっとお喋りしちゃったりして。ちょっとした社交に飢えているのはたぶんみんな同じで、散歩とかに出てもすれ違う他人同士で笑いかけたり手を振ったりして励まし合う光景をよく見かけるようになった。前庭に心が明るくなるようなメッセージの看板出しといたり、「よかったら絵描いてってね!」って家のまえの歩道にチョーク置いといて即興アート推奨したり。コロナウィルスでは、医療危機や失業その他経済の急速な悪化、格差の拡大、政治の分断、いろいろな社会問題が拡大されて噴出してるわけだけど、人の親切さとか助け合いとかの社会のいい面も見ることができる。そういう温かみはシェルターインプレイスが終わってからも持ち続けていきたいよねって思う。
2020.04.25
コメント(0)
全米に先駆けてシェルターインプレイス(屋内退避≒ロックダウン)に入ったサンフランシスコベイエリア。家に籠る生活もほぼ3週間が経過しました。感染が爆発的に広がって大変なことになってるニューヨークやニュージャージーと比較して、カリフォルニア州(とワシントン州)では早期の厳戒態勢が功を奏して感染拡大のカーブを比較的緩やかに抑えられているというレポートがぽつぽつ出てきてて、あと何週間になるかわかんないけどとりあえずがんばろう!という気持ちにさせてくれます。とはいえ、いつまでこの生活が続くかわかんないという未来の見えなさが精神的にツライところではあるけど。先行してロックダウンに入ってたイタリアとか6週間経ってもまだ状況好転しないみたいだし(現地在住の友達からの情報)。ベイエリアはもう早々に学校閉鎖は夏休み明けまで延期するって発表出したし・・。こんな状況下ではありますが、今日は相棒の誕生日。シェルターインプレイスでもできることを、ということで、相棒のリクエストを聞いてこじんまりとお祝いしたんだけど、結果的に私にとってはこの3週間で一番外に出た1日になりました。もちろんソーシャルディスタンスは保ってだけど、こんなに他人の存在を目撃したのは3週間ぶりだ!朝イチでまず誕生日プレゼントを受け取りに。相棒が欲しいものは「トマトの苗」だというので、隣町のナーサリー(園芸店)に注文してたのです。相棒ご贔屓のナーサリーは早々に閉店中だったので。隣町のナーサリーは営業中だけど、事前に電話で注文したものをお店の前で受け取る形のみ。門の前にいる係の人に名前を告げると、係の人が取り置き棚から注文の品々を持ってきてくれて、門の前のテーブルに置いて門の中に引っ込むので、お客はテーブルに近づいて品々を引き取って車に積む、というシステム。駐車場には他に何人か注文品受け取りの人たちがいました。やっぱり在宅で時間に余裕のある今、庭仕事に励みたい人いっぱいいるんだよね。春だし。ちょっと残念だったのは、電話で注文受ける人が慣れてない人だったみたいで、トマトの品種も選べなかったし、ついでの注文の他の商品も間違ってた。パセリの苗を注文したのに、家に帰ってきてよく見たら「ジャパニーズパセリ=ミツバ」だったよ。いくら私が日本人だからって?気を利かせすぎ。パセリが欲しかったのに・・。まあ営業しててくれるだけありがたいからしょうがないけど。午後には、相棒リクエストの「家族でハイキング」。屋内退避中も社会的距離(同居家族以外とは1.8m以上離れる)を保った上でなら屋外での健康維持のためのお散歩やジョギングはOKなので。人が殺到した自然公園なんかでは社会的距離の維持が難しいってことで駐車場は閉鎖されたりしてるんだけど、トレイルそのものはまだ開放されてることが多い。私たちは隣町のホーストレイル(乗馬の人たち用のトレイル)と自然公園を歩いた。他にも歩いてるグループはいたけど、そこまで混んでるってほどでもなくて社会的距離を保ちながらゆっくり歩けた。放牧されてる馬を近くで眺めたり(てか馬の方が寄ってきた)。カリフォルニアポピーがたくさん咲いてて綺麗だった!夕食は相棒のリクエストのサーモンのグリル。食後にピコと一緒にチョコレートラバケーキを焼いて、相棒両親とスカイプしながらキャンドルたててハッピーバースデー歌ってお祝い。こんな状況でも家族仲良くいられるのが一番のプレゼントかもしれないね。
2020.04.02
コメント(0)
シェルターインプレイスに伴い、ピコの在宅学習も2週間が経ちました。当初3週間の予定(+4週めは春休み)だった学校閉鎖も、今週末には5月頭までの延長が発表されて、長丁場化が決定。6月頭の学年末まで学校再開できないかもという話もあるので、更に長期化する可能性も高く・・。在宅学習大変すぎる!という声もいろんなところで聞くけど、我が家はおかげさまで今のところ割とスムーズに行ってます。私も相棒も在宅かつある程度フレキシブルな仕事だし、ピコは一人っ子だから、大人2人で手分けして1人をサポートするだけだからね。あとピコは我が子ながら感心するくらい学習意欲が高いというか、自分で勝手に課題とか片付けていくので、親はラクできてます。実はピコの方が朝起きるの早いので、私や相棒が起きる頃にはピコは自分で用意した朝ご飯食べて課題を始めているという。ピコちんすごすぎ!ほんとにあなたは私の子供ですか?日本語教室の宿題ではそろばんも登場ピコの学習内容としては、学校から出された課題(英語とスペイン語のワークブック+英語と算数のオンライン学習プログラム数種類)と日本語教室の宿題(国語と漢字と算数のワークブック)が中心。他の在宅学習の課題もGoogle Classroomでアサインされるし、追加で「興味と時間があったらやってみて」的な学習内容を先生たちが送ってくれるので、やることはたくさんある感じ。第2週に入ってからは、週に2回のZoom(ビデオ会議)での朝のクラスミーティングも始まった。担任の先生とクラス全員。授業はなくて、お互いの無事の確認とか今週の課題の確認とか。久しぶりにお友達の顔をモニター越しにでも見られてピコも嬉しそうだった。週に1度30分のスペイン語グループ授業も開始。たぶん大人数だとオンラインでは授業にならないのを見越してか、先生1人に対し生徒3人の少人数制。来週からは英語のグループ授業も始まるらしい。学校からの課題以外に、せっかくのホームスクーリングの機会を捉えて、いつもはできないプロジェクトラーニングもいくつか始めてみた。相棒は写真についてピコに毎日少しずつ教えてるし、ガーデニングの手伝いも。私はピコと一緒にアートやったり、ランチを一緒に作ったり。ピコはScratchのプログラミング(ゲーム制作)も始めたし、今週はキーボードで音楽レッスンもやろうと思ってる。(理科・社会・美術・家庭科・技術・音楽)シェルターインプレイス下では運動して健康維持するのも大事なので、相棒がピコを伴って自転車ライドに行ったり、ドライブウェイと家の前の道路(ほとんど車通りなし)でバスケのトレーニングしたり。(体育)バスケのオンライングループトレーニング休み時間や放課後、週末には、ピコはマインクラフトで遊んだり、家族でボードゲームやったり。あとお友達と遊べないのが一番ツライみたいなので、ママ友さんにせっせとメッセしてはFaceTimeやZoomでのオンラインプレイデートを設定してあげたりしてます。まだまだ長丁場の序盤なので、親子共々、無理せず楽しみながら、仲良く有意義に日々を過ごしたいなと思ってます。
2020.03.27
コメント(0)
シェルターインプレイス(在宅避難)も2週間めに入りました。だんだん日課もできてきて、家族3人それなりに過ごしてます。私の一日は、だいたい午前中に集中して仕事(ピコは学校の課題をやる)、午後は仕事をしつつピコの在宅学習のサポート、合間に家事をしつつ、夜ピコが寝た後に残りの仕事を片付ける、というのがだいたいのルーティーン。今週のアートの時間は粘土細工屋内退避勧告でも食料品など生活必需品の買い物はできるんだけど、なるべく頻度を下げて外に出ないことが推奨されてるので、買い物は週一以下に抑えたいところ。今のところ我が家では相棒が買い物に行ってくれてるので私は全く外出してません。近所の散歩と庭仕事くらい。買い物はやっぱりスーパーの棚が空だったりみんながお互いに近づかないように気をつけてたりするので異様な雰囲気らしいです。今のところ食料品がまったく手に入らないという状況ではないので当面は飢える心配はなさそう。この状態が長引いたらもっと不便が出てくるかもだけど。 除菌ジェルとトイペがなかなか買えないのはずっと続いてて、あとパスタと缶詰の棚はすぐ空になるらしい。日によってだけど卵、ミルク、ヨーグルト、鶏肉あたりも売り切れることが多いとか。あと意外なのがパンを焼くためのイーストがスーパーでもオンラインでもまったく手に入りません。せっかく家にいるからパンでも焼いてみようかと思ったんだけど、みんな考えることは同じなのか・・。相棒には買い物にはゴム手袋とマスクしてってもらってる。帰ってきたら玄関で外着を脱いですぐにシャワー行き。買ってきたものは除菌ワイプで表面を拭いてからキッチンに持ってくようにしてる。 マスクも買えないので手作り。というか、病院ですら医療用のマスクが足りないということで、家庭でマスク縫って寄付するという取り組みがあちこちで発生してたりする。世界一の金満国アメリカの病院でお医者さんが手作りマスクして治療にあたるっていうのもディストピア感に溢れてるけど、全国チェーンの手芸屋さんが在庫から材料を無料提供したり作り方の動画を配信したり、ご近所SNSで有志が作り方指導したり寄付の取りまとめしたりしてて、そういうところこの国も捨てたもんじゃないなと思ったりする。コロナウィルスが中国からきたってことでアジア人差別とか(私も道歩いてたら通りすがりの車からコロナウィルスがどうこうって叫ばれたりしたし)、パンデミックの社会不安で銃砲の売上急増のニュースとか、いつもひっそりしてる近所の銃砲店の前に長〜い行列ができてるのをこの目で目撃したりとか、普段隠れてた毒蛇がニュッと鎌首を持ち上げて向かってきたみたいでアメリカって怖いって思ったりするけど、そういうとこばかりじゃないっていうか、いい人・いい行いもたくさん存在するんだよね。
2020.03.25
コメント(0)
アメリカではコロナウィルスのアウトブレイクが急速に拡大中。最初はワシントン州でクラスター発生したりカリフォルニア州でコミュニティ感染(感染源不明の感染)が見つかったりして騒ぎになってたんだけど、あっという間に全米に広がって、特にニューヨークで爆発的に感染者が増えてる。無能な大統領が率いる連邦政府が右往左往するなか、カリフォルニア知事はがんばってると思う。あまりにも状況が刻々と変わるので先手先手とまではいかないまでも、けっこう厳格な対策を先頭きって導入・徹底してて、顔が見えるリーダーシップで頼もしい。3月9日の週の時点でも、大規模イベントの延期やキャンセル、なるべく在宅勤務、ソーシャルディスタンシング(他人と密着しない)あたりは推奨されてたんだけど、それだけでは拡大が防げないことが目に見えてきてた。特に私の住んでるサンタクララ郡はサンフランシスコベイエリアの中でも感染事例が多いところとあって、州や国全体に先駆けてかなり厳しい施策を展開(ちなみにルールが厳しいことを英語で「draconian」と言います。コロナウィルス対策でよく使われるので覚えた)。金曜にはサンタクララ郡がとりあえず4月半ばまでの公立校閉鎖を決定。私立は既に学校閉鎖してるところも多かったので、これでこの地域のほぼ全ての学校が閉鎖になった。同じ日に私の会社の在宅勤務勧告もでた。実はその数日前から自主的に在宅勤務にしてたんだけど、一部の遠隔勤務できない社員(データセンター保守要員とか)以外は全員在宅にするようにとのお達し。そして週あけて月曜には、サンタクララ郡を含むサンフランシスコベイエリアの6つの郡で、翌日からの「シェルターインプレイス(=屋内避難)勧告」が発令されました。• 不必要な外出の自粛(食料その他生活必需品の買い物、通院、金融機関利用などの必要最低限以外の外出を避ける。健康維持のための散歩やジョギング程度はOK)• 必要な外出時も他人(世帯を同じくする人以外)とは1.8mの距離を空ける「ソーシャルディスタンシング」の徹底。• 娯楽施設の閉鎖• レストランやカフェは持ち帰りまたはデリバリーのみ営業(イートイン不可)• 社会的に必要と認められた業種(食料品店、医療機関、社会インフラ、その他)以外の店舗やオフィスの閉鎖および在宅勤務の徹底。ということで、1週間で日々の生活がガラリと変わってしまいました。。私と相棒は在宅勤務、ピコは在宅学習で、基本的に家族3人だけで家の敷地内で過ごす毎日。幸いうちは2人ともある程度フレキシブルな仕事だし、子供も一人だけ(しかも勉強好き)なので、割となんとかなってるけど、兄弟がいたり、親がこの状況下でも職場に通勤要だったりしたら、かなり大変だと思う。。あと、こうなって思うのは、今の家に引っ越してきといてよかった!ってこと。今の家は庭もそれなりにスペースあるので、気分転換に庭のテーブルに座って仕事したり、ピコも庭で遊んだりできるし。前の家は狭かったから、ずーっと3人で籠りっきりだとかなりストレス感じてたと思う。。
2020.03.18
コメント(0)
刻々と変化するコロナウィルス状況。郡内での陽性の数も毎日増えてるし、昨日はとうとう郡内で初めて死亡者が出ました。感染例のあったクルーズから帰ってきて自宅隔離中だった方だそうだけど、911コールで救命対応した救急隊員7名もすぐさま隔離だって。この調子で救急隊員が隔離されたら救急活動が崩壊しそう。。そして昨日はなんと私の職場のお隣の会社でも陽性が出ちゃいましたよー。まあお隣さんといっても、お互い広いキャンパスの中に建物が点在するような造りなんで、社員同士が接する機会なんてほぼ皆無ではあるんだけど。ほとんどみんな車通勤だし。とはいえ私は週の半分は路面電車で通勤してるので、お隣さんの社員の方と乗り合わせていた可能性もなきにしもあらず?シリコンバレーのテック系企業も在宅勤務推奨の社内通知を出してるとこが多いんだけど(Facebook、Google、Twitterとか。Appleも今朝出したらしい)、うちの会社は米国内オフィスについてはまだ在宅推奨はしてない。日本、香港、シンガポール、イタリアはちょっと前からオフィス閉鎖してて全員在宅だけど。うちも会社として通知出すべきじゃない?いやいや必要に応じて自分の判断で在宅勤務にすればいいだけでしょ?と社内のチャットチャンネルでも議論が湧き上がっています。今日は自主在宅勤務にした人も多いみたいで、社内はかなり静か。ランチタイムのカフェテリアも列が短かった。来週はどうなるかな?もうこの辺りでもコロナウィルス対策は次のフェーズに入るのかも。今後いつかの時点で7割の人が感染するなんて予測も出てるし、とりあえず感染拡大は避けられないものとして、拡大の速度を抑える方向にシフトしていくのかと。同じ10万人が感染するにしても、1週間に集中したら医療システムが破綻するけど、1年かけて10万人だったら対応できるもんね。とりあえず、手洗い&消毒の励行、不特定多数と近く接するようなところ(屋内遊戯施設とか大きなイベントとか)には行かないようにして、あとシニアホームとかの年配の方が多いところにも行かない(もともとあまり機会はないけど)。うちの家族は持病もないし重症化するリスクはそこまで大きくないと思うので、最悪感染しても気がつかない可能性もあるんだよね。自分たちが感染しないこともそうだけど、急激な感染拡大に寄与してしまわないようにも気をつけたいと思う。早くワクチンとかできるといいんだけど。
2020.03.06
コメント(0)
全世界でパンデミックが拡大しているコロナウィルス。最初は「海の向こうの話でしょ」みたいな傍観ムードだったアメリカでも、次々と陽性のケースが報告され始めて、対岸の火事ではなくなってきました。初期のケースは中国帰りの人やダイヤモンドクルーズからの帰国者関係ばかりだったけど、感染源不明の事例も各所で報告されるようになって、あーやっぱりウィルスもう市中に存在しちゃってるよねって改めて理解された。だってこの辺って中国人多いし、当然中国との行き来も多いし。。春節で帰省してた人とかもけっこういるだろうし、2月の初めから半ばくらいまではノーチェックで入国してたんだしね。。しかも、カリフォルニアで最初の感染源不明の患者さん、まさにうちのカウンティ(郡)でうちの市内の病院に入院してるそうで。つまりは私たちの行動範囲の中に既にコロナウィルスがいるってことですよ。。ワシントン州では最悪なことにシニアホームが感染の中心地になってしまって、より重症化しやすいお年寄りの患者さんに感染が広がってしまって、感染者数十人、10人以上もの方が亡くなるほどの事態に。カリフォルニアではまだそこまでの状況にはなってないので、ピコの学校は休校になってないし、仕事もオフィスに出社してるけど、うちの会社でも事業所によっては全員自宅勤務になってるところもあるし、仕事関係を含めイベントがキャンセルになったり、日本語教室が当面休校になったり、少しずつ日常に影響が出てきています。こっちではマスクはしないのでマスクの売り切れは話題になってないんだけど(そもそも今年の冬はインフルエンザの流行酷くて、1月半ばの時点でマスクや使い捨て手袋が店頭になかったし)、今品切れが深刻なのはピュレルとかの除菌ジェル。どこのドラッグストアにも売ってなくて、アマゾンでも在庫なし、買えるのはサードパーティセラー出品の1個80ドルとかの異常な高値を付けられた品くらい。うちにあった携帯用の小瓶をピコに持たせたら案の定学校でなくしてくるし。相棒伯父さんの80歳記念合同誕生会のノベルティで、伯父さんいとこの顔写真がプリントしてあるレアものだから、間違えて持ってく人なんていないと思うんだけどーーー(盗られたってこと)。しょうがないので、消毒用アルコールはまだ売ってるとこあったので、アロエベラジェルと混ぜて、自家製除菌ジェル作りました。とりあえずこれで当面は乗り切れるかな?郡内で陽性が報道された時はさすがのアメリカ人にも動揺が走ったみたいで、週末はスーパーの棚が空になってるところがけっこうあったみたい。缶詰とか、パスタの乾麺とか。あとここでもトイレットペーパー。お約束なのか?陽性になったら14日間の自宅監禁だから、14日間分の食料と生活必需品を備蓄しといた方がいいってどこかで言ってたんだよね。その後は品揃えは割と普通に戻った感じですが。除菌ジェル以外は。
2020.03.06
コメント(0)
今年のスーパーボウル、地元フォーティーナイナーズが7年ぶりに頂上決戦に出場しただけに、例年にも増して注目度高し。今週はどこへ行っても「スーパーボウル観るよね?」って聞かれたよ。テレビ観戦パーティやってる人も多かった。ただ我が家の場合、スーパーボウルって毎年シクロクロスの世界選手権とかぶるんだよねー。なので相棒は時差のあるヨーロッパで開催されるレースを夜中にカバーするので昼間はゾンビ。なのでおとなしく家でテレビ観戦してました。引越しの荷解きもあるし。試合はナイナーズファンにはかなり残念だった。同点で折り返して、3Qでリード取ってそのまま行くかと思ったら、最後に3つも続けてタッチダウン決められちゃってガックリ・・。でもチーフスQBのマホームズくんがかわいくて目の保養ができたからいいかな!アンディ・リードHCもとうとう優勝できてよかったね。でまあ試合もともかく、今年はハーフタイムショーが凄かった!シャキーラとジェニファー・ロペスというラティーナ姐御もといラテンの歌姫の共演・競艶!!きゃーーーー。実は私ラテンミュージック好きなんだよね!「Hips Don’t Lie」はシャキーラのラテンと中東のルーツをミックスした名曲だと思ってるし、ジェイローの初期のアルバムも持ってるもん(「Let’s Get Loud」「Waiting for Tonight」懐かしかった!) 。ジェイローの元夫のマークアンソニーのアルバムも何枚も持ってる!ディーバ2人のハーフタイムショーはもう圧巻!衣装の光具合もギリギリの際どさ度合も半端なかったけど、それより何よりあの存在感とダンスはすごい!2人ともなんであんなにお尻動くのー。シャキーラ昔「私には胸はないけど尻はある」って豪語しただけあるぞ!そしてあの鍛え抜かれたパワフルボディ。かっこいい〜〜〜〜!迫力満点〜〜〜!!目の保養でしたわ。周りのダンサーズもキレキレで、花火バーン!これぞエンターテインメント!さすがに衣装も振り付けもかなり過激だったんで賛否両論あったみたいだけど、私が後で見たオンラインメディアの記事やソーシャルメディアのコメントには「賛」の方が圧倒的に多かった感じ。特に中年以上の女性からのサポートの声。「女が40過ぎても子供いても可能性は無限よね!」「パワーもらったわ!」「私もジム行ってくるわ!」って感じの。だってシャキーラ43歳、ジェイローに至っては50歳!でどっちも子持ちだもんね〜〜(ジェイローの娘ちゃんも出演しててかわいかった!)。アメリカでは日本ほど「女は若くなきゃ圧力」は強くはないけど、それでもやっぱり若さプレッシャーってのはあるわけで。いやーせっかくいいもん見せてもらったし、私もズンバのクラスに復活しよっかな・・。
2020.02.02
コメント(0)
ということで、引越ししました。いやーまさか1年のうちに2回も引っ越すことになるとは思わなかった!前回と同様、かなりギリギリまでかかったけど、なんとか前の家からの退去と掃除を済ませ、大家さんのインスペクションも問題なし。今回は荷造りの大部分も引越し屋さんにお願いしたし、移動も引越し屋さんが効率的にサクサク進めてくれたので、Move outの部分は割と楽だった。あとは家の中に乱立してるダンボール箱のタワーを片付けていく「だけ」です・・。ダンボール箱に囲まれて漢字のお勉強をするピコ・・それにしても、たかが2ベッドルームの家なのに、荷造り1日+移動1日の2日がかり、しかもトラック2台(家の中の荷物用+ガレージ&屋外用の小さめトラック)必要な荷物の多さってのが、我ながらどうかとは思う。しかも結局屋外のは載せきらなくて、慌てて相棒がピックアップトラックレンタルして3往復したという。まあ屋外分は95%相棒の私物ですけどね。新しい家は同じ市内。ダウンタウンからは少し遠くなるけど、その分とても静かなエリア。ピコの学校へは歩いてでもいけるけど、自転車で行くことが多くなるかな?という感じ。部屋は1つ増えたし(一番小さい部屋はオフィスにする予定)、リビングルームは広く&天井高くなったし、キッチンとバスルームもリモデルしたばかりで白くて明るくて綺麗。あととにかく裏庭が広い(←我が家基準)!数本の木以外はほぼ砂利敷きなので手間がかからないし、たくさんプランター置いたりして自分たちなりに楽しめそう。お引越し屋さんにも「ナイスなアップグレードだね〜」と言われたよ。ところで、今回の引越しはDelancey Street Moversにお願いした。「デランシーストリート財団」という薬物乱用、前科のある人、ホームレスなどいわゆる人生のどん底を経験した人たちの自立救済団体のお引越し屋さん部門。デランシーストリート財団は、サンフランシスコで1971年に創立され、48年間で1万8千人もの卒業生を社会に送り出しているすばらしい団体。メンバーは最低2年間寮に住み込んで、生活改善や高卒認定試験の勉強、財団の実業部門(お引越し屋さん、レストラン&カフェ運営、ケータリング等)での勤労プログラムを通じて社会復帰を目指す。今はサンフランシスコ以外にもニューヨークやロサンゼルス、ニューメキシコなど6カ所に展開しているのだそう。昔ビジネススクール時代に創立者のミミ・シルバート博士がうちの学校に講演に来てくれたこともあったみたい。私たちが17年前!にオークランドからマウンテンビューに引っ越してきた時にもデランシーストリートにお願いして、とってもよかったのを相棒が覚えてて、サンフランシスコ市内からはだいぶ遠いけど今回もお願いできるかって聞いてみたところ、運よく空いてたのでお願いできた。すごくきっちりしてるし、効率よくキビキビ作業してくれるし、しかも見積価格が他より安かった上に、その見積価格を超えないようにきちんと材料や時間を管理してくれてありがたかった!元薬物中毒、前科のある人、、というとちょっと身構えてしまいがちだけど、そういうプログラムで自分からきっちり訓練を受けている人たちなので、その辺のお引越し屋さんクルーよりもよっぽどプロフェッショナルかつパーソナブル(感じよくやり取りできる)。元BMXレーサーの人とピコの部屋のトロフィーの山を見てBMX話で盛り上がったり、皆さん運悪く体調崩して寝込んでたピコをすごく気遣ってくれたり。また引越しすることがあったら絶対次回もデランシーストリートにお願いしようと思った。まあしばらくは引越ししたくないけど!
2020.01.31
コメント(0)
実は月末にまた引越しを予定しています。去年の夏に16年住んだ貸家から引っ越したばかりで、しばらくもう引越しなんてしたくなかったんだけど、しょうがなく・・・というのも、クリスマス前に大家さんがいきなり「家売ることになったから2ヶ月後に出てねー」と言ってきたの。しかもテキストで!そんなに気軽に言われてもねーっていうか、借家人の権利ってもんがあるので、そもそも賃貸契約が残ってる間は借家人は出る必要ないの。だから「出ないよ」って言って契約期間最後まで住み続けることもできたんだけど。でもまあ、居座ってても、売買の過程でオープンハウスやら内見をさんざん受け入れないといけないので不自由だし(ある程度受け入れるのは義務)、契約切れたらどうせ引っ越すことになるんだろうし、だったら今いい移り先が見つかったら出ちゃう方がいいかもねってことになって、クリスマス休暇の間にいくつか貸家を見たんだよね。冬はローシーズンなのでサプライ(貸し出し中物件)が少ないんだけど、デマンド(引っ越したい人)も少ないみたいで、けっこういい物件もあって、家賃も夏より若干低めだった。動きもゆっくりで、結局気に入った物件3軒に申し込んだら、全部のところからOKの返事をもらったので、その中では一番ピコの学校に近い家に決定。今(学校から2ブロック)よりは遠くなるけど、それはしょうがない。ということで、気に入った引っ越し先を確保したので、今の家の大家さんと交渉して、ちょっと違約金的なものを払ってもらって、引越し費用も負担してもらって、さっさと引っ越すことになったわけです。引っ越し先の家は、実は夏に引っ越す時、今の家に決める前に私がとっても気に入ってた家と同じ通りにあり、間取りも同じ。申し込み順が2番目になっちゃったせいであの家を借りられなかったのをずっと残念に思ってたので、私的には引っ越せるのちょっとかなり嬉しいかも。今回は荷造りも引っ越し屋さんにお願いしちゃう予定なので、前回よりは楽なはず。とはいえ荷ほどきは自分たちですることになるのでめんどくさいことには変わりないけど。次の家には年単位で住み続けられるといいなあ。ひとつ残念なのが、今の大家さんが日に日に嫌なヤツになってきてること。。私たちは大家さんの希望を入れて早く退去するんだから、ちゃんと最後まで敬意を持って接してほしかったわ。思ったほどすぐに家が売れなかったから焦ってるのかもね(テナントの荷物が詰め込まれて生活感たっぷりの状態じゃ売れなさそうなのは自明の理だと思うんだけど)。
2020.01.24
コメント(0)
オークランドのカリフォルニア美術館で開催中のバーニングマン・アートの展示に行ってきた。「バーナー(=バーニングマン参加者)」な相棒いとこと一緒に。バーニングマンっていうのは、毎年夏の終わりに砂漠で1週間開催される実験的フェスティバル的巨大イベント。サンフランシスコが発祥ということもあってか、ベイエリアに住んでるとバーナーはけっこう身近にいる。ビジネススクールのクラスメートもそうだし、前の家の大家さんもそうだし。私のイメージでは「バーニングマン=砂漠でパーティ三昧」だったんだけど(最初にバーニングマンを知ったきっかけのクラスメートがオルタナ系パーティーガールだったから)、もちろんもっと深いっていうかいろんな要素がある。貨幣経済や商行為の否定による贈与型経済の実験、全員参加型の自己表現の場、などなど。私も行ったことないので直接的には知りませんが。そして表現の場ってことでアート。バーニングマンはいろんな作品がが制作され実践され鑑賞されるとてもユニークなアートイベントでもあるってことで、アートやるならバーニングマンに一度は行ってみなくちゃ・・ってことで、アーティストな相棒いとこも今年の夏にバーニングマンに初参加してきたんですね。私はアーティストではないけど、アートに関心は多々あり。今回オークランドのカリフォルニア美術館でバーニングマン・アートの展示があるってことで、バーナーな相棒いとこをお誘いして行ってきたわけです。感想は・・おもしろかった!伸び縮みして形と色を変える幻想的な巨大キノコとか、寝そべって見上げる音楽に合わせて幾何学模様が万華鏡のように変化するLEDスクリーンとか、多種多様な白黒イメージを印刷した紙を切り抜いた装飾で覆われた精緻な凱旋門とか、巨大な回転パーツがついたグループ自転車とか、プログラムで静かな音楽を鳴らすガムランツリーとか、ちょっとイスラム美術っぽい繊細な模様の透かし彫りが施された金属板が組み合わされたオブジェ(中の照明から外向けに投影される影が美しい)とか、人力で移動する金属ドラゴンとか(アルミのキャンピング皿やマフィン型も使われてた)。あとはギブ&ギブを体現する「ガチャガチャ」とか。ギブしたい人があげるものを入れたプラスチックのボールをマシーンに入れておき、欲しい人が(お金を入れずに)ハンドルをひねるとボールがランダムに出てくるしくみ。他にもモノクロ映画?を流す移動映画館とかも。やっぱりバーニングマンというユニークな場を生かしたインタラクティブな作品が多い感じ。鑑賞する側の行動と反応まで含めて作品が出来上がるというか。あと過酷な環境に耐える素材選びとか、最後に燃やすことを念頭においての作品作りとか。屋外には「テンプル(バーニングマン会場における瞑想の場で毎年燃やされて翌年全く別のものが建てられる、らしい)」の複製もあったんだけど、こんなに凝ったものを毎年作っては燃やすっていうのも哲学的だなあと思ったり。全ては無に帰るというか、存在の一瞬の重みをありがたく受け止めるというか。相棒いとこがいろいろ解説してくれたおかげで、本来の場のコンテクストを垣間見ることができて、一人で行くより格段に理解が深まったと思う。まあでもバーニングマン・アートの真価はやっぱりその場に行って体験してみないとわかんないんだろうなーとは思った。白い地面に照りつける日光、乾ききった空気、前が見えないほどの砂嵐、夕焼け、冷え込む夜、24時間鳴り響くレイブミュージックとバスドラム、ネオンと照明、ギブ&ギブのやりとり、キャンプメイトと顔突き合わせての生活、そういう全ての中にいてこそ伝わってくる内容がきっとあると思う。相棒いとこといろんな話できたのも楽しかった。今注目してるアートをお勧めしあったり、カリフォルニア美術館の常設展示の中にあった「アートとは何か?」の問題提起を観ながら話しあったり。常設展示の他の作品もおもしろかったです。来場者がその場でデジタルパッドに描いた自画像をその他の肖像画と一緒に展示するというインスタレーション(モニターに明るく映ってるのが私の自画像です)
2020.01.02
コメント(0)
ということで、山の中のクリスマスツリー農園に行って自分で選んだ木を自分で切り出す「クリスマスツリー狩り」をやってきました〜。今までツリーは地元のボーイスカウトのクリスマスツリーパッチ(期間限定のツリー即売所)から生の木(切ってあるやつ)を買ってきてたんだけど、アメリカ在住19年目(もうそんなになるのか・・遠い目)にして初のツリー狩り!今週は相棒が出張でいないので、ピコとマミーの母子チームプロジェクトです。毎年ツリー切りに行ってるという同僚にオススメしてもらった農園を目指して、サンタクルーズ山塊を登って行く。とてもシリコンバレー圏内とは思えないようなかなりの山道。道沿いにはいくつもツリー農園の看板があったけど、せっかくなのでオススメしてもらった農園まで登った。ようやくたどり着いた入り口でノコギリを渡されて、そのままてっぺんの一番大きな駐車場へ。久しぶりの晴れた週末だったので混んでるかと思ったけど、それなりに人は来てたものの、敷地が広いこともあってて別に混んでるって感じじゃなかった。まあかなり奥まで登って来たしね。私たちが求めるクリスマスツリーの条件は、高さ5〜6フィート(ツリーとしては小ぶりだけどうち狭いから)、ダグラスファー(米松)かノーブルファー(米樅)、できれば均等な円錐形で枝がスカスカじゃないこと。ここの農園では、広―い敷地内に様々な「ツリー候補生」が特に秩序なくバラバラと生えている。サイズ毎や木の種類毎に分かれてれば探しやすいんだけど、ここでは見事にバラバラなので、好きな木を選ぶにはとにかく歩き回って探すしかない。無秩序というか自然ぽいというかサイズがバラバラなのは、ここの農園では木が再生するような切り方を推奨してるせいもあるみたい。地面に近いところで切るんじゃなく、下に7〜8本の枝を残して切ると、切り株から新しい木がまた生えてくるんだそうで、そういう木の世代交代でサイズが混在してるよう。実際切り株から生えてる木もたくさんあって、生木を使い捨てにする罪悪感から逃れられるというか。下草を踏み分けながら「あの木はどう?」「あっちの方がよくない?」と品定めしていく。一応少しは剪定も入ってるみたいだけど、上部に枝がなさすぎたり、片側だけやけにスカスカしてたり、幹が斜めに傾いでたりして、なかなか美しい円錐形の木ってないのよね。20分か30分くらい歩き回ったところで(それでも広い敷地のごく一部だけ)、ようやくピコも私も気に入った木を見つけたので、満を持して切断開始!どこで切るかを決め、借りて来たノコギリ(ハンドルの付いてない弓鋸)を幹に当てて押して引く。最初は力とコツが要るので私が切り始め、切れ目が十分入ったところでピコにバトンタッチ。鋸の歯が引っかかったり、力の方向がずれて刃が切れ目から抜けたり、悪戦苦闘しつつも少しずつ切っていく。「木がこっちに倒れて来たらどうしよう?」「倒れた時にそっち側の枝が全部折れたらどうしよう?」と心配するピコに、「こっち側から切れ目を入れると重心はどっちに傾くかな?」「そしたらどっち側に倒れるかな?」「枝はすぐ折れそうかな、柔軟性があるかな?」「木の重さはどれくらいかな?」と物理&生物なダイアローグを交えつつ。幹の太さ(小さい木なのでせいぜい直径5センチくらい)の3/4ほどまで切ったところで、幹を押してみたら向こう側に倒れた。残りのつながっている部分をピコちんが切り、無事にクリスマスツリーの捕獲(切り取り)成功!たぶん所要時間は20分くらい。悪戦苦闘からのおお、倒れた!仕留めた!ピコががんばって一人でツリーを駐車場まで運んでくれ、一緒に備え付けの器械でネットをかけて車に積み込む。ハッチバックなので後ろの席半分倒しただけで収まった。いやーピコちん頼りになるわあ。高さ5フィートってクリスマスツリーとしては小さめだし、木の値段はサイズにかかわらず一律(一本65ドル)だからちょっと割高にはなるけど、2人でもそこまで大変じゃなく切れたし、ピコでも一人で持ち運べる重さ、かつ車にも積みこめる大きさだったので、私たちにとってはちょうどよかった。これがもっと大きかったら車の屋根に載せないといけないところだったけど、ロープとかバンジーとか持って来てなかったし。一仕事終えたところで、駐車場横のピクニックエリアで休憩。無料のホットココアとホットサイダーをいただきながら、冬の冷たいけど爽やかな空気を楽しむ。周りには家族総出でお弁当持参でピクニック態勢整えて来てるグループがいくつもあった。うちも来年あたりはラブラブまたいとこVちゃんファミリーあたりに声かけても楽しそう。車で入口まで戻って、鋸を返して代金を払う。樅の枝で作ったリースやヤドリギの束(壁に飾る)も売ってるので、買おうか迷ったけど今回はやめにした。入口のおばさまは私たちを覚えててくれて、「あらーずいぶん早かったわね。いい木みつかった?」って声かけられた。1時間以上はいたと思うんだけど、たぶんツリーの間を散歩したりピクニックしたりして半日とか楽しんでいく人が多いんだろうな。うちにあったツリースタンド(幹に杭を打って固定するタイプ)が使えなかったので、荒物屋さんでボルト5本で固定するタイプのスタンドを購入。生木はちゃんと水をあげ続ければ1ヶ月近くもつので、ちゃんと面倒みないとね。その日の夜にはピコちんと一緒に飾り付けもしました。いい感じに仕上がって、一気にクリスマス気分アップ〜!
2019.12.15
コメント(0)
ピコと相棒が所属してるBMXチームで、来年版チームジャージ頒布会&2019年の総括ミーティングを兼ねたホリデーパーティ。ここ数週間はシクロクロスに集中しててBMXレースには出てないピコだけど、同じくシクロに集中してるチームメイトもいるので、チームとの絡みは絶賛継続中。相棒もよくチームパパたちとやりとりしてるし。会場はチームメイトJくんとAちゃん兄妹のおうち。Jパパの趣味ということで、ガレージには昔のアーケードゲームの筐体が何個も並び+リビングの大画面テレビとSwitch、お隣のJママ弟さん家と裏庭でつながっていてブランコやツリーハウスやカバナが揃ってるという、子どもたちにとっては夢のようなおうちでした。子どもたちが家の中に入るまでに1時間かかった・・暗くなる前に、チームマネジャーGさんのリードにより来年版ジャージ頒布と総括ミーティング。子どもたちはそれぞれ個人賞で表彰もしてもらって嬉しそうだった。ピコはシーズン後半の躍進ぶりを評価してもらって「最も成長した選手(MIP)賞」をいただきました。他には、世界選手権に出場した子(チームのエース格)が「ワールドワイド賞」とか、上級に昇格したばかりの子に「最もスムーズな昇格賞」とか、粘り強いレースする子に「絶対諦めない賞」とか。この一年でうちのチームはずいぶん大きくなった。ピコと相棒が1月にチーム入りした時はレーサー7人(4家族)しかいなかったんだけど、うちと同時にJくんAちゃん兄妹がチーム入り、その後も夏に1家族、州決勝後に一気に3家族が加入して、現在ではアクティブレーサー20人(10家族)の大所帯。レーサーは男女混合で5歳〜アラフィフ、レベルも初級から州チャンプまでと幅広く。このチームのいいところは、レースの勝敗や選手のランキングより、BMXレースを中心とした自転車アクティビティを楽しむこと&それを通じた心と体の健全な成長にフォーカスしているところ。なのでシクロクロスやトライアスロン、マウンテンバイクの競技会にも出るし、声かけあってパンプトラックに行ったり夏にパパたち主催でサマーキャンプやったりと楽しい活動がたくさん。あと大きなレースではチームらしくチームテントにみんな集まるんだけど、うちのチームのテントは毎回レース参戦&応援の傍らベイブレード大会が開催されるので密かに有名なの。他のチームの子たちも「僕も遊んでもいい・・?」ってこっそり寄って遊んでったりする。秋にチーム入りした3家族はみんなその前の週決勝大会のチームテントにゲスト滞在してたファミリーなのは偶然じゃないと思う。総括ミーティングの後は、走り回って遊ぶ子どもたちを横目に、ポットラック(持ち寄り)のお料理&ワインをいただきながらお庭のファイヤーピットを囲んでお喋り。いろんな話できてとっても楽しかった!今週末はフラとBMXチームパーティで忙しくも楽しく充実して過ごしたわけだけど、考えてみれば今週末一緒だったのってほとんどみんな今年に入ってから知り合った人たちだったんだよね。フラ始めたのもBMXチーム入ったのも今年に入ってからだから。フラのクラブメンバーもBMXチームファミリーも楽しい人ばかりで、もうバリバリ仲間意識とか帰属感持ってるから、まだ知り合って日が浅いっていうことに改めて気がついて我ながらびっくり。というか、この歳(アラフィフ)になっても新しいこと始めて新しい人間関係作って楽しめるってすごく幸せでありがたいことだなー、としみじみ思いました。相棒にその話したら、そうだよね、嬉しいことだよね、ってやっぱり言ってて、あと自分たちはけっこう新しい環境に行っても楽しめる幸せなタイプの人間だよね、とも言ってた。まだこの後の人生でも転職とか転校とか引っ越しとかあるだろうから、自分たちはきっとどこでも大丈夫って思えるのは心強いことだと思う。
2019.12.08
コメント(0)
1月に市の成人教育プログラムのクラスに通い始めたフラ。その後クラブにも入会して、この度めでたくクラブのパフォーマンスに初参加!土日で老人ホーム4軒を訪問して、それぞれ45分のホリデーパフォーマンス。セットリストはクリスマスソングとハワイアンを取り混ぜて全部で12曲。そのうちケイキ(こども)たちが3曲、ソロが1曲あるので、クラブメンバーが踊るのは8曲で、私はそのうちの3曲「クリスマス・アイランド」「ウィンター・ワンダーランド」「メレ・カリキマカ」に出演を果たしました。セットリスト1. クリスマス・アイランド2. ハワイアン・サンタ3. アロハ・ウィーク・フラ4. カウアノエアヌヘア5. ホワイト・サンディ・ビーチ6. ホワイト・クリスマス7. ジングルベル・ロック8. シンギング・バンブー9. ナニ・コオラウ10. ハワイアン・ルアウ11. ウィンター・ワンダーランド(ハワイ版)12. メレ・カリキマカナニ・コオラウ楽屋にてちょっとドキドキしたけど、老人ホームという場所柄(しかもクラブメンバーの家族が入居してるホームだったりして)もあってアットホームな雰囲気で、観衆の皆様が暖かく見守ってくれるのでリラックスして踊れました。自分の出番がない時は後ろで見てた&写真撮ってたんだけど、皆さん「まあ綺麗ねえ」と連発してくれたり、ノリのいい曲では手拍子打ってくれたり、有名な曲は一緒に歌ってくれたりと、楽しんでもらえてる様子がわかって嬉しかった。最後は何人もの方に「また来年も来てね」って声かけていただいたり。私が入ったクラブは、10年以上も一緒に踊っているお姉様方がほとんどで、私の直前の新入メンバーでさえもう数年は一緒にやっているそう。そんなお互いよく知った仲間の中にポンっと「久々の(期待の?)新人」として加入した私だけど、幸い皆さんとても親切な方ばかり。いろいろ教えてもらったり、私がまだ持ってない備品貸してもらったり、ショー準備でもたくさん助けてもらったし、自主練や控え室での雑談などでここ数日で今までの1年分よりもっと親密になれた感じで嬉しい。今回私が出演したのは全部クリスマスソングだったので、来年の目標はハワイアンの名曲も踊れるようになること。クラブのレパートリーの「カウアノエアヌヘア」や練習中の「カウルヴェヒオケカイ」をぜひ素敵に踊れるようになりたい!巨大なジンジャーブレッドハウス@老人ホームにて
2019.12.07
コメント(0)
全897件 (897件中 1-50件目)