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2005.11.01

ホリプロ VS 国際放映

テーマ：株式投資日記(19623)

カテゴリ：　株の話

　昨日は、またまた、ホリプロがストップ高している。過日、コンテンツ重視なら、今ひとつあると書いたが、９６０４国際放映を指してのことであった。この両社を比較してみようと思う。時価は、それぞれ、1878円と293円であって、６．４倍の開きがあるが、株価は、どちらが、いわゆる「出遅れ」ているのであろうか。
指標的には、
　　　　　　　９６６７ホリプロ　９６０４国際放映　ホリプロ／国際放映
ＰＢＲ　　　　　　　　1.47　　　　　　　1.65　　　　　　0.89
ＰＥＲ　　　　　　　62.12　　　　　　　23.18　　　　　　2.67
配当利回り　　　　　　0.43　　　　　　　　0.68　　　　　0.63
さて、これを、どう読むか。
両社の規模を見ると、
　　　　　　　９６６７ホリプロ　９６０４国際放映　ホリプロ／国際放映
総資産　　　　　　　　23100　　　　　　7900　　　　　　　2.92
株数　　　　　　　14736800　　　　12000000　　　　　　　1.22
社員数　　　　　　　　　352　　　　　　　44　　　　　　　　　8
なかなか、面白い比較値である。
ホリプロは３倍の資産を、８倍もの人手をかけて動かしている。よほど効率の悪い部分があるのだろうか。それとも、国際放映が保有資産を動かし切れていないのだろうか。株数が、これだけの規模差があっても、発行株数は、さほどには変わらない。どちらにも、企業再構築の余地がありそうである。株式的には、ホリプロには分割への期待、国際放映には株式流動化策への期待があるのではないだろうか。
おやおや、東証が、こけているようです。楽天だけかもしれませんが。ホリプロ、買えないなら、国際放映でという投資家も、何人？楽天ではなく、東証自体が、こけてるようです。代替で大阪に注文を出す人は皆無に近いようです。よって、銘柄まで変えようという人は、いないようです。
◎まだ、出来ません。
株主分布は、どうかと言うと
　　　　　　　９６６７ホリプロ　９６０４国際放映　ホリプロ／国際放映
株主数　　　　　　　　4432　　　　　　　546　　　　　　　　8.11
特定株　　　　　　　　69.2%　　　　　　70.9%　　　　　　　0.9
小口株　　　　　　　　12.6%　　　　　　20.3%　　　　　　　0.62
それぞれの事業所は、いずれも２３区内で
　　　　　　　９６６７ホリプロ　９６０４国際放映　ホリプロ／国際放映
本社所在地　　　　　目黒駅至近　　　　成城近し　　　　　？？？
さて、簿価は？
　　　　　　９６６７ホリプロ　９６０４国際放映　ホリプロ／国際放映
設立年　　　　　　　１９６３　　　　　１９４８
であるが、今の事業所地の取得時期は不明である。有価証券報告書を見れば、わかると思うので、Macintoshでない人は、必見。国際放映の重要な事業地（東京メディアシティ）については、ココで。
東証は、まだ、再開出来ないようです。でも、国際放映は、
◎まだ、出来ず。
国際放映は、タレント事業は、本体でなく関連会社でやっているようである。
このまま、東証が丸１日、止まるとすると、後場は、個人の換金売りが動いている店頭市場に集中するかもしれない。それで、落ちてくるところは、ほぼ間違いなく、拾い物。こういうこともあるから、株式投資は余裕資金で、ということなのである。それにしても、大阪が淋しいですね。代替しても良さそうなものだが、証券会社が「談合」して、つながないようにしてたり、機関投資家に協力要請しているのかな。
大阪に、少し人手が出てきましたね。個人が、大阪に出せば良いことに気がついたかな。売買注文を出す時に、［東京］・［大阪］のどちらかを選ぶようになっているので、［大阪］を選べば良いだけの話。もちろん、［東京］で買って、［大阪］で、売ることも出来るはずである。楽天は、大丈夫。証券会社のオンラインシステムよっては、不便なものもあるかもしれない。

東証は後場の一部だけでも、開きましたが、ホリプロは暴落。国際放映同様、荒っぽくなりそうです。東北新社は、比較的、大人しい。明日は、どうなりますかね。