｜　藻緯羅’s Worlds　（食と健康＆富士山）

< 新しい記事

新着記事一覧(全13869件)

過去の記事 >

2008.05.30

高齢運転者の事故

テーマ：気になったニュース(31047)

カテゴリ：　藻緯羅の放談

　今日も、高齢者の運転による自動車事故が、起きていた。
原因は、恒例、
アクセルとブレーキの踏み間違えである。

なんで、間違えるのか？

そもそも、踏む足が違うだろう？
という疑問を抱くＡＴ運転者もいるだろう。
ブレーキを
　右足で踏むべきか？
　左足で踏むべきか？
という議論は置いておくとして。

高齢者が運転をマスターした頃は、
事実上、ＡＴ車はなかった。
クラッチですら、シンクロしなかった。

だから、
減速する時は、 アクセル を踏んだのである。
その習慣が、
減速させる時に、ふと、無意識に呼び戻されるのである。
　左足は、存在しないクラッチを踏み、
　右足は、機能するアクセルを踏み込む。
当然、予期せぬ自車の挙動にビックリする。
慌てふためき、頭脳は機能しなくなり、
さらにアクセルを踏み込むようなことも、
起こるのである。

これは、防止不可能である。
自覚したなら、ＡＴ車を運転しないことである。
運転しない事に、自信がないなら、
免許を返すべきである。

ところで、
減速時にアクセルを踏む のは、
エンジン回転数を上げる為である。

減速するには、ギアダウンする必要がある。
ギアダウンで、ギアを円滑に噛み合わせるには、
両方のギアの回転数を合わせる必要がある。

その瞬間、
車速が、それほど落ちていないから
一つ下のギアでは、エンジン回転数は高い
必要があった のである。

高齢ドライバー
ようこそ高齢ドライバー
高齢ドライバー・激増時代

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう