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2013.04.01

原発容認で出演なら、「意見変えて」とＮＨＫ

テーマ：気になったニュース(31240)

カテゴリ：　藻緯羅の放談

　産經新聞のサイト↓によると、
sankei．．．130401
＝＝＝
ＮＨＫのＬＮＧ高騰問題に関する番組で、
出演依頼を受けた研究者が取材過程で
原発再稼働を容認する発言をしたため、
出演取りやめになっていたことが３１日、
分かった。
ＮＨＫは「原発ゼロを前提にしており
趣旨にそぐわない」と説明したという。
研究者は
「ビジネス交渉のカードとして最初から
　原発ゼロを前提にするのはおかしい。
　公正・中立に疑問を感じる」
としている。
＝＝＝

同記事によると、
取材後、ディレクターから
「番組に出演するには意見を変えていただくことになる」
との電話があり、
研究者がＮＨＫに説明を要求したところ、
チーフプロデューサーから連絡があり、
「原発ゼロを前提にしていない。
　総選挙前であり放送の公正・中立に配慮した」
との釈明があったという。

マスコミの中では、産経グループは
ハッキリと原発再稼働を表明していると、
藻緯羅は思っているが、
当に、それを補強するような記事に思える。

「クローズアップ現代」のような番組に、
主張があるのは当然である。
その主張は、時の与党に沿うものもあれば、
野党側に組するものもあるだろうし、
中立に徹する場合もあろう。
「総選挙前であり放送の公正・中立に配慮した」
ということであれば、
ＮＨＫは番組の作成を延期するべきであった。
また、
番組にそぐわない主張をする人に、
放送を前提に取材するのも妙な話である。

確かに、
ＮＨＫ側の態度には、不透明なものを感じる。
それゆえ、
ＮＨＫを、「国営放送」と民間放送に分割し、
民間放送部分を入札方式で「売却」して、
国債の償還原資とすれば、スッキリすると思うが．．．

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