＊モナミ＊ SMAP･映画･本

実は5月の末から、母が入院しておりまして。
先日無事、退院したのですが。


年末に風邪をひいてからずっと、咳が止まらず。
近所の呼吸器科で診てもらったら、
間質性肺炎 の疑いがあるかもとのことで、
私のかかりつけの病院に行ったところ。

最初は内科で、特に所見ナシ、とのことだったけれど、
私の膠原病の主治医に血液データを見せたところ、
要精密検査ということで、その結果、大学病院に緊急入院。

母は、外せない仕事があるとか何とか渋っていたけれど、
早く治療しないと歩けなくなりますよ！と先生に脅され。


入院してあらゆる検査をした診断は、間質性肺炎と、
特定疾患である 皮膚筋炎 と、 強皮症 。

それを聞いた時は、自分がSLEだと言われた時よりもショックだったね。
母はいつでもいつまでも元気な人、ってイメージあったから。

そんな元気な母に、私が悪くなったらいつでも面倒見てもらえる、
母が生きてる間は甘えてりゃいいやー、なんて思ってたのに、
逆にもし母が動けなくなったら、私が面倒見なきゃいけないよな、
その気持ちはあっても、私の病状が落ち着いてればいいけれど、
私も悪くなった時どうすりゃいいんだ？とか、色んなこと考えちゃって。

って、冷静になって考えてみたら、ウチには私以外に、
優秀な？弟と妹もいるので、なにも全て私一人でやらなきゃ！
なんて思う必要ないのだけれど（笑）。


しかしやっぱりかなりのストレスかかっちゃったのか、
母が入院してから、皮膚にものすご炎症が出ちゃって。
2週間毎日、点滴に行くハメに。

先生が、「やっぱりストレス感じちゃったかな」って、
自分では、そんなに感じてないつもりだったんだけど、
というか、気づかないフリをしようとしてたただけで、
体は感じてたんだろなぁ。

それがますます、母が病気になった上に、
私まで病状が悪化してどうするんだよ！ってな不安と焦りが、
一層あったのは確かだけど。

不安に思ったって、仕方ないんだけどね。
私は私で、私の病気をしっかり治そうとするのに、
専念しないといけないんだけども。

私の炎症はお陰さまで、1週間ぐらいで治まりました。
お高い点滴らしく、最大で2週間までしかできないらしいんだけど、
フルに2週間してもらいました、もちろんタダで（爆）。


母の治療は、私と同じ メドロール（ステロイド） を36mgと、
エンドキサンパルスにより、お陰さまで数値もぐんと良くなって、
思った以上に短い入院で済みました。

けれど、病気そのものも、もちろん心配だったけど、
薬の副作用が、それよりも心配だった。
ステロイドの副作用の苦しさは、身に沁みて知ってるからね。

エンドキサンパルスだって、これ抗ガン剤だし。
量は全然少ないけれど、多少なりとも副作用はあるという、
先生の説明に、あぁ大変だぁ、と思っていたら。

母は今のところ、全く副作用なし。
もしかしたら、1年ぐらい ノニジュース を飲んでたお陰かも？

病気そのものもイヤだけど、副作用ってほんと、苦しいもの。
特に母なんて、どこも痛いところもなかったワケだから、
副作用の方がツラいかもしれない、って思ってたから、
どうもなくってほんとによかった。


しかし、何年もちゃんと健康診断も受けてるし、
それで肝臓の数値が悪いとかで、精密検査も受けたことあるのに、
なんでもっと早くちゃんと分からないモンかね？

私もそうだったけど、あの健康診断ってほんとアテになんないね。
そりゃー通り一遍の表面的な検査しかしないから、
しょうがないっちゃしょうがないかもしれないけれど、
それで異常ナシって言われても、安心できないどころか、
異常ないって言われたから大丈夫なんじゃないの？
なんて安心しちゃう方が、怖いかも。

現に母も、ずっと皮膚の荒れが酷くて、皮膚科にも何年も行ってて、
単なるアレルギーでしょうとかで塗り薬もらったりしてたり、
秋頃から、脚が上がりにくくなってつっこけそうだとか、
飲み込みが悪くなっただとか、そりゃー老化じゃないの？
なんて言ってたら。

どこが痛いとか、熱があるとかだったら分かるのに、
そういう症状は、全く皆無だったし。

母も、「あのまま分からなかったらシャンシャン働いてたのに」
なんて言ってたけど、それで将来的に悪化するのは困るけどね。
悪くなる前に分かって治療できて効いたから、よかったけれど。

でもこれ、見つかっても良くならないような病気だったら、
知らないまま死にたい。


あーあ、これで病人という専売特許は私だけだったのに、
そうも甘えていられなくなりました（笑）。

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ノニ