アメリカ杉の森に球形の宇宙船が着地し、中から小さな宇宙人が出てきた。
彼らは地球の植物を観察し、サンプルを採集する。
1人だけ宇宙船から遠く離れた宇宙人が、崖の上から光の海を見て驚く。
それは郊外の住宅地の灯だった。
突然、物音がした。
宇宙船の着陸を知った人間たちが、宇宙船に向かってきたのだ。
宇宙船は危険を察知して離陸する。
先ほどの宇宙人は、ひとり地上にとり残された。
その頃、住宅地の1軒では、少年たちがカード遊びをしていた。
10歳のエリオット(ヘンリー・卜ーマス)は、小さいという理由から、
兄マイケル(ロバート・マクノートン)らの仲間にいれてもらえない。
ピザの出前を受け取りに外へ出たエリオットは、物置小屋で音がしたと、
みんなを呼びよせた。
しかし、中には誰もいない。
深夜、エリオットはトウモロコシ畑で宇宙人を目撃。
翌日の夕食時、エリオットは宇宙人を見たことを話すが、誰も信じない。
エリオットがポーチで見張っていると、宇宙人が彼の前に姿を現わす。
エリオットは宇宙人を部屋に隠した。
翌日、エリオットは仮病をつかって学校を休み、宇宙人との接触を試みた。
そして帰宅した兄、妹ガーティ(ドリュー・バリモア)に紹介する。
宇宙人は太陽系を遠く離れた星からやって来たことを、
超能力でボールを宙に浮上させて説明した。
学校で授業をうけるエリオットと家にいるE・Tとの間に心が通いあい、
E・Tが冷蔵庫からビールを取り出して飲むと、学校のエリオットも酔っぱらう。
E・TはTVを見ながら英語を覚え、家に電話したいといい出し、
ノコギリや傘を使って通信器を作る。
ハロウィーンの夜、子供たちはE・Tに白い布をかぶせて森に連れ出し、
E・Tは故郷の星に連絡をとる。
翌朝、E・Tは瀕死の状態となり、エリオットが彼を家に運ぶ。
E・Tを始めて見て、驚くメリー。
突然、宇宙服を着た科学者たちが家にやって来た。
NASAの科学者キース(ピーター・コヨーテ)がエリオットに、
「私も10歳の時からE・Tを待っていた」と話しかける。
E・Tは死んでしまい、最後のお別れをエリオットがしていると、
E・Tの胸が赤くなる。
彼は死んでいなかったのだ。
エリオットは兄妹、兄の友人グレッグ、スティーブ、タイラーの協力を得て、
E・Tを森に運ぶ。
久しぶりに見ました。
というか、これをリアルタイムで映画館で観た私(笑)。
何度もTVではやってたけど、映画館で観て、やっぱりいいなぁ、と。
宇宙人が出てくる映画はたくさんあるけど、これほど夢の溢れた、
SF映画ってない気がする。
満月をバックに、自転車に乗って飛ぶシーン。
あれは、名シーン中の名シーン。
あのシルエットを見るだけで、「E.T.だ」って分かる。
そしてまた音楽が、いい。
珠玉の名曲の1つ。
一番好きなシーンは、しおれてた花がよみがえって来て、
お兄ちゃんが頭を天井にぶつけちゃうとこ。
妹のドリュー・バリモアも、可愛いことこの上ない。
名画はいつ観ても、いくつになって観ても、いいモンだね。
『パッセンジャー』 Passengers 2017.04.01
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』… 2015.08.30
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』… 2015.08.29
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