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2024年02月10日
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カテゴリ: 病院


​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​おはようございます





今日は以前より読み進めていた本を読み切ったので、その感想についてです






まず読んでいたのは 「死」とは何か という本です





「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 [ シェリー・ケーガン ]




最近本当に読書に費やす時間を確保できておらず、出勤してすぐの朝の時間や昼休みの休憩時間を使って読んでいるのですが






最初に読み始めたのはフットサルの職場の全国大会へ向かう途中の機内で読み始めたので、読み切るまでに3ヶ月以上かかりました








この本はタイトルからインパクトがありますが、そもそもこの本を読もうと思ったきっかけとしては 最近人生においてのメリハリや目標、モチベーションや充実感を感じられなくなってきていた ことに 自分自身で気が付いた ことが原因でした






購入したのは昨年の6月だったので、ちょうどその頃は自分が何に力を入れれば良いのか、直近の大きな課題も無く ただ何となく仕事と日々を送っている感覚 があったのだと思います






その後はフットサルの全国大会があったり、職場のローテーションで新しい環境に身を置くことになったり、係長への昇任の話があったりと刺激的なイベントが待ち受けていたのですが







6月頃はそういったイベントもなく、きっと 業務的にも時間的にも余裕があって色々と振り返ったり、自分を見つめ直すことのできるタイミング でした(仕事でもプライベートでも余白を作っておくこと大事です)






そこでこれからの自分の人生をいかに濃いものにしていくかを考えた時に、 「死」という終わりを具体的にイメージすることが出来れば今何をすべきか、自分に足りないものは何なのか答えが見つけられるのではないか と思いこのテーマを選びました





​​
「死」とは何か? イェール大学で23年連続の人気講義【電子書籍】[ シェリー・ケーガン ]
​​​​​​




そして読み終わっての感想ですが、この本は大学での哲学の講義をそのまま書籍化した様な本なので、何せ読みづらい





特に哲学に触れたことの無い私のような素人からすると特に、最初は言い回しが回りくどく感じたり、やけに屁理屈っぽかったり、結局何を言いたいのかを見つけながら読むのに非常に苦労しました





素人でもわかるようにわかりやすく丁寧に書かれた本とは違い、哲学を学んでいる生徒と教員のやりとりなので、理解するのにとても頭を使う本でした





ただ、内容はやはり死に関しての興味深いテーマばかりで、特に印象的だったのは 肉体の自分と精神の自分の話 (考え方が変わったり肉体が変化していく中で、過去の自分と今の自分は同一人物と言えるのか)




「死」はなぜ人々にとって悪いものなのか





「死」が悪いなら、不死は良いのか​​






自分がいつ死ぬのかは誰もわからないが、絶好の「死」のタイミングとはいつか





人生の形がわからない
(​人生の頂点と底辺なのか、これからの人生​もっとよくなるのか、悪くなるのかどんなグラフの形になるか読めない)





自殺について真剣に考える ​(自殺は必ずしも悪なのか、これから先の人生今より悪くなり続けるのだとしたら、自殺が合理的な場面はあり得るか)






など、普段考える機会の少ない(もしくは無い)テーマが溢れていて、読み終わった後に自分の「死」に対する意識や考え方を改めて気づかせてくれる、また 「死」について考える時間がとても楽しかった です







私自身としては今回の本を読み終えて、 いつ死ぬのかわからない中で限りある残された時間を有意義に過ごさなくてはと強く感じたのと、日々の生活の中でやり残しの内容に目の前の仕事も家庭も趣味も全力で取り組もうとモチベーションを高く してもらえました






また 自殺 に関しても、「今」が辛いだけではなく、 これからの人生がずっと悪い事のように感じる としたら(極端な話、戦争で相手に捕まって残りの人生を拷問されて死を迎えることがわかっているような状況なら、私も今死ぬことを選ぶだろうし、ここまで極端でなくても今後痛みや苦しみがずっと続くのだとしたらどこかで死んでしまいたいと感じると思う) 自殺を選ぶ選択肢もある のだと思ったのと





逆に、もしかしたら 今が一番悪い時でこれから右肩上がりの人生が待っていると思えれば、必死で今を耐えようと思える かもしれない






その先にどんな人生が待ち受けているのか、自分の人生の形、未来に何が起こるかは人類皆等しく誰にもわからないので、 その先を見ていきたいのであればやはり生きていくしかない んだなとも感じました






まだ読み終えたばかりで、これから本のまとめ作業に入っていくので完成したらまた改めて本のまとめの記事を出そうと思います






「死」や「お金」等、何となく話題にするのがはばかられるようなテーマに行きついてしまうあたり、やはり人とは違う感覚を持っているんだなと思う一方で、 本を読んだり自分自身で学びをしていなかった過去の自分を振り返ると今では全くの別人のようになっている なとも思います






一度の人生の中でも様々な自分と出会えたり、きっとこれから先も 多くを学んで実践して経験していくことでずっと今までとは違った自分に出会える んだなと思うと、これから先の人生楽しみでしかないのと





きっと自分が死ぬ時に これまでとずっと変わらない自分で居続けるよりも、「その時々によってあんな自分もいたんだ」と振り返られた方が良い人生だったと思える と思うので、これから先も学びと新しい事へのチャレンジをし続けていこうと思います





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最終更新日  2024年02月10日 07時26分05秒
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