K-POP 0
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変なタイトルの韓国映画は面白いという 個人的なジンクスがあって選んだ一作内容がまったく想像できませんでしたが とっても素敵なラヴストーリーでした軍の休暇で 久しぶりに恋人タヘの家にやってきたチョルスでしたが2ヶ月前にタヘは引っ越して そこにはチュニが住んでいたのです連絡を取ってようやく会えたタヘは 結婚することになったからと別れを告げましたそれから いろいろあって チョルスは軍に戻るまで チュニの部屋に居候することにチュニは コンクールに出すシナリオを執筆中でしたが チョルスも手伝ったりしますこのシナリオの内容が 劇中劇として挿入されるので 最初はちょっと混乱しますしかも その劇中劇の男女二人を演じるのが チュニが片思いしてるインゴンとチョルスが振られたタヘをそれぞれ演じている俳優さんが 二役で演じているのでますますややこしかったりしますが そちらはそちらで素敵なラヴストーリーだったりしますちなみに タヘを演じているのは ソン・ソンミさんですその不思議な同居生活の中で いつしか・・・というのは想像できる展開でしたが「でも 少しずつ染まる恋もあるのね」という チュニのモノローグはぐっときましたチュニを演じたのがシム・ウナさん彼女はこの映画で 韓国の大鐘賞主演女優賞を受賞したそうですほんとに キュートでエモーショナルな演技で 私もすっかり心とらわれてしまいましたしかし 残念なことに2001年には芸能界を引退されたそうで残された数少ない作品で また出会えたらと思います『美術館の隣の動物園』 監 督 イ・ジョンヒャン 脚 本 イ・ジョンヒャン、キム・ジン、イ・テキョン
May 31, 2023
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日本のサブタイトルにレイルウェイ・ラブなんて謳ってたものだから韓流お得意の ドキドキ・ハラハラの恋愛映画と思いましたが いやいやとんでもない心に沁みこむ人生ドラマが 静かに展開しました一人目の主人公は キム・ガンウさん演じる ソウルの地下鉄の運転手マンス前半は 彼の日常の業務がたんたんと描かれますトンネルを通過し 駅のホームに到着し 乗客の乗降の確認し早朝業務のためのルーティーンをこなし また乗車し電車を走らせるえ!乗務中にそれしちゃうってこともあったりして しみじみマンスの人生を追体験しましたもう一人の主人公は ソン・テヨンさん演じる ハンナごめんなさい ソン・テヨンさんには ひとめ惚れしてしまいましたそれにしても 韓国の主演級女優さんは どうしてこうもお美しい女性ばかりなんでしょうねそのハンナは 大学のドイツ文学科で非常勤講師を務めていますが指導教官の教授と不倫関係にありますそんなハンナの日常生活もまた淡々と描かれます大学での研究や講義 同僚とのピクニック 心配する母親との電話のやりとりヨガをするシーンなどでは スタイル抜群の美しさ あ これは物語とは無関係ですがそんなふたりが雪の降る日 ソウルから国境に向かう京義線の電車に 偶然乗り合わせますそして二人とも 乗り過ごして 終着のイムジンガン駅まで来てしまい 戻れなくなりますここから物語りは 静かにですが大きく動き始めますタクシーも頼めず 歩き出したふたりは やっと見つけたホテルに同宿することにそこで ふたりがこの日京義線の電車に乗っていた理由があきらかにされますハンナは 教授との不倫が教授の奥さんにバレてしまい失意の中であてもなく電車に乗込んだのですそしてマンスは運転していた電車に女性が飛込み自殺をはかり心理的にどん底まで落ち込み 運転手を続ける自信を失って 休暇をとりさまよっていたのですそんなふたりが ホテルの一室で・・・・その先も 映画的な展開にはならないのが この映画の良さでしたねということで ソン・テヨンさんギャラリーところで この映画にはもうひとり 謎を孕んだ女性がいますこの女性 駅のホームの売店で働いていて マンスの勤務時間を確認し4度ほどホームで乗車中のマンスに 雑誌とドリンクなどを差し入れしますマンスも気になって名前を聞きますが 決して答えようとしませんでしたそして ある日彼女は・・・・・・女優さんを調べたけどよくわかりませんでしたとにかく物語でも 映画の鍵を握る人物なのに 全てが謎のままエンディングを迎えたのですそして もうひとつ気になっているのが一年後 ハンナが出版した「京義線」というタイトルの書物何が書いてあるのかマンスも地下鉄の運転手に無事に復帰していましたがあの日以降 ふたりはどのような 一年間という時間を過ごしたのでしょうこれが 映画の余韻というものかもしれませんが・・・ 気になるでしょ
Nov 23, 2022
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最初 北朝鮮国内の情景が映し出され かなり政治的な映画かと思いましたある一家が 当局の追及を逃れるため 韓国にいる親族の助けを受けて亡命を計画しますしかし 息子のソノには 結婚を約束した ヨナという恋人がいましたソノは 必ずヨナも迎えるからと約束して 亡命したのですソウルに辿り着いたソノは なんとかヨナを救い出そうと努力しますが様々なトラブルに見舞われたこともあり 時間ばかりが虚しく過ぎ去っていきましたそんなある日 北朝鮮から ヨナが結婚したという情報が流れてきたのです・・・ここから先 見ていて 泣けるというよりも ずっと胸が苦しかったです離れ離れになった恋人達が 間違った情報で悲劇に陥るというのはシェイクスピアの『ロミオとジュリエット』以来 定番の物語ではありますが答えの出ない悲恋のさまは 辛すぎますラストシーンで一枚の写真を見つめるソノその写真の中で微笑んでいるヨナそこにあるのは現実的な答えかもしれませんが・・・ふむ どうなんでしょうかそのヨナを演じていたのが チョ・イジンさんまたひとり 素敵な韓国の女優さんに出会ってしまったようです
Oct 16, 2022
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ゴールデンウィークを利用して30年ぶりに名画座洋画3本立てに挑戦しました朝一から昼飯抜きで6時間肉体的にはきつかったけどやっぱり映画は映画館のスクリーンが一番だと再確認しましたで・・・1本目が『スノーピアサー』実は前情報がまったく入っていなくてB級のアクション映画だろうなと期待してなかったのですがいやいや面白かったですね流行の地球温暖化がらみの人類の愚考で氷河期を迎え完全に氷結してしまった地球でたった1両の列車で生き残った人類が地上を走り続ける・・っていうとんでもない設定はありえないけどその列車の中にも現在の超格差社会が持ち込まれ虐げられた底辺の人々によって反乱が画策されていたのですノアの箱舟の役割を担う列車という設定自体が線路の保守点検無しでどれだけ走れるかとか外部から物資やエネルギーの補給は必要でしょうとか言い出したらきりが無いほどですが世界を単純化するための手段とすればゲーム感覚に近いかもしくは舞台演劇とすればいいのかもしれません列車の底辺の最後尾から先頭車両を目指す戦いはまさに格差を打ち破る革命であり映画としては切れのあるアクションに手に汗握りますが多くの犠牲を伴うことになりますそして革命は・・・・実際ここ数年にアフリカや中東で起きてきた民衆による革命の行く末を見るようで考えさせられましたそんな映画にあってホッとしたのはラストのコ・アソンさん演じるヨナの希望の光をたたえた瞳かなネタバレになるかもしれませんけど【楽天ブックスならいつでも送料無料】スノーピアサー【DVD】【楽天ブックスならいつでも送料無料】スノーピアサー【Blu-ray】
May 4, 2014
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ほぼ一年ぶりの韓国映画の鑑賞になってしまいましたがやっぱり韓流のラブコメはいいですねタイトルにもあるように本作のテーマは「初恋」映画やドラマを観ていると韓国の方は「初恋」がホンとに好きなんだなって思います最近の日本のバラエティ番組などでは恋愛が打算的であったり即物的であったりして純愛とか初恋を軽んじているように思えてたとえコメディであっても真面目に純愛を描ききる韓流の作品に好感を持ってしまいます本作『あなたの初恋探します』も企業社会に上手く馴染めなくて初恋の相手探しという夢みたいな会社をはじめた男性と歌手の夢をあきらめ舞台監督の仕事に追われている女性のおなじみのもどかしい純愛模様をえがきますイム・スジョンさん演じるジウはインド旅行の時に出逢った男性が忘れられなくて婚期が遅れていることに業を煮やした父親にギジュンの初恋探しの会社に連れてこられますジウの初恋の男性を思い続ける気持ちも素敵だけれどそんな出逢いのゆえに反発してしまうジウとギジュンが面白いですジウに反発しながらも真面目に仕事を行うギジュン初恋探しなのにいつのまにかギジュンにひかれていくジウラブコメの王道とはいえこっちまで心配したり喜んだり・・ついつい二人を応援してしまいますそう最後の最後になってわかる運命のふたりをね【送料無料】あなたの初恋探します [ イム・スジョン ]
Apr 21, 2013
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『恋風恋歌』観ました1999年製作の韓国映画です14年前の古い映画ですがストーリーも古風な恋物語です済州島に旅行に来たソウルのビジネスマンと現地のバスガイドが出会いそして恋に落ちますそれは燃えるような激しい愛ではなく躊躇いながら行きつ戻りつするじれったい恋ですそしてわずかな行き違いで二人はすれ違ったまま別れます彼も彼女もそれぞれに相手を探すもののここでもほんの僅かな差ですれ違ってしまいますそんな二人の恋の結末は・・・というどこにでもあるような古風な恋の物語ですしかしそれが良いんですよね素直な感情の流れに身を任せていると恋ってこうだったなって懐かしい感情が湧き上がりしばらく幸せな気分で過ごすことができました恋愛小説読んだり恋愛映画観たりするのはこの為ですよね・・やっぱり主人公はチャン・ドンゴンさんとコ・ソヨンさん大スターで美男美女のお二人ですが落ち着いた演技で浮ついたスタームービーではありません地味といってよいほどのしっとりとした恋が心地よいですこんなシンプルでスタンダードな恋愛映画をこれからもずっと作り続けて欲しいです
Jan 20, 2012
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『喧嘩―ヴィーナスvs僕―』観ました2007年製作の韓国映画です『僕とスターの99日』観てから好きになったキム・テヒさん主演作ということで観ましたがとんでもなく強烈な映画でした一応ラブコメなんですけどまるで格闘バイオレンスムービーそこまでやったら死んでしまうでしょと思うほど過激なアクションのオンパレードです・・・あのキム・テヒさんが?!物語はひと組のカップルが人ごみの中で結ばれるシーンから始まりますしかし場面が変わるといきなり離婚が成立した後になっていますそしてチョットした行き違いから二人の格闘が始まります殴り合いやとび蹴りはまだ優しい方カーチェイスではキム・テヒさん運転のランドクルーザーが元夫の乗用車にぶつかるぶつかる・・・あっという間に乗用車はボロボロもちろん二人は血まみれ傷だらけ・・まあ過激なアクションは日頃ため込んでいる人にはスカッとストレス解消になるかもただし建国映画ではよく見られるんですが大声で怒鳴りあうシーンがホントに多くてキム・テヒさんは綺麗な女性なのでまだ見れますが男性のそれは自分の非を認めたくない的な苦し紛れな感じで観ていて鬱陶しくなりました・・国民性の違いでしょうか実際に韓国の口げんかは大声出した方が勝ちなんでしょうかねまあラストは観てのお楽しみ一応コメディのパターンのエンディングではありましたけどね喧嘩 -ヴィーナスvs僕-プレミアム・エディション
Jan 8, 2012
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『インフルエンス』観ました2010年製作の韓国映画です主演はイ・ビョンホンさんヒロインはハン・チェヨンさんとてもお綺麗でこの役にピッタリですねジャケットの言葉で時空を超えるラブストーリーと思いこんでいたのですが紀里谷和明監督の『CASSHERN』を思わせるようなスタイリシュな映像と死者に約束を守るチャンスを与えるというミステリアスな内容で時空を超えて現れる「DJC」というバーの説明もなくもちろんそこにあるジュビリーは完全に謎のままそしてハン・チェヨンさん演じる「J」とは何者?と思っていたらこの映画はもともとインターネットで公開されていたコマーシャルフィルムだったそうですね(ウィスキーの!)それで何となくすべて納得してしまいましたイメージ重視ということなのですね単純に考え過ぎかな・・でもこのイメージ好きですしかしラストは付け足し?個人的にはあの紙芝居をもってくるセンスは理解できないですイ・ビョンホンが踏み出すところで切るのも良かったかも・・インフルエンス
Jan 3, 2012
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『なつかしの庭』観ました2005年製作の韓国映画ですオープニングひとりの男が刑務所から釈放されます17年ぶりの釈放のようですがどんな罪で服役していたのかも触れられないまま釈放後の男の行動を映画は静かに追っていきますそして彼の出所を喜ぶ母親からひとりの女性の死を告げられます思い出の地を訪ねた男のフラッシュバックのような回想によりこの男が1980年の光州事件の政治犯であることがわかります画面では多くの死者が映しだされますが私の知識では韓国の光州市で民主化運動に対して武力鎮圧が行われ多くの犠牲者が出たという程度の理解でしたのでそのまさに戦場そのものの光景は衝撃的でしたしかし監督はその政治状況を細かく描くのではなく光州事件で政治犯として指名手配された男と彼を匿った女性との出会いと愛と別れを描きこの非情な時代を浮き彫りにしているのでしょうかこの女性を演じているのはヨム・ジョンアさん男が逮捕された後も彼を待ち続け出産しそして彼の釈放を待つことなく癌で死んでしまったのですそんな知的で強い女性をヨム・ジョンアさんは情熱的にそして美しく演じておられますこんな人生を見てしまうとただ安逸だけを求めていたような自分の人生が滓のように感じられますしかしラストシーンで彼らの苦難がもたらしたものを見て男が微笑みをうかべるのを見て救われた気持ちになりました労働事件で女性が焼身自殺するシーンなどかなり重い内容でしたがじっくり心に沁み渡る恋愛映画として心に残るものとなりましたなつかしの庭
Dec 29, 2011
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『フー・アー・ユー?』観ました2002年製作の韓国映画ですちょっと古めの映画ですがゲームクリエイターの青年ヒョンテと聴覚障害を持った女性インジュとのラブストーリーですヒョンテが開発に携わっているゲーム「フー・アー・ユー?」がきっかけで出会った二人しかし同時に二人はアバターを使ったゲームの中でも出会ってしまいます現実の世界では素直になれない二人がゲームのなかのチャットでは素直に語りあえるヒョンテはすぐに相手が同じ人物であることを知るが・・・インジュはもと有力な水泳の選手でしたが聴覚障害を患ったため水泳を諦め心を閉ざして生活していましたそんなインジュの心をヒョンテが融かしていくことができるかどうかけっこう二人を応援したくなってやきもきする展開は楽しかったですインジュを演じているのはイ・ナヨンさんちょっと中山美穂さんに似た感じの別嬪さんですね恋愛映画を見たあとで時々思うことはこうして二人が結ばれてハッピーエンドでよかった・・・でもこの幸せはずっと続くのかなってこと余計なお世話かもしれませんがずっと幸せでいてほしいですまあそこまで考える私が変わってるのでしょうけどフー・アー・ユー?
Dec 8, 2011
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『テレシネマ7/顔と心と恋の関係』観ましたこのテレシネマ7は日韓共同企画で脚本を日本の脚本家が担当し製作・監督を韓国が担当したもので本作を含め7本製作されました本作はイ・ジアさんが主演ということで選びました2009年製作作品で脚本は大石静さんです物語はお気に入りジャンルのラブ・コメディですイ・ジアさんが演じるのは「ブス」の動物雑誌編集者ワン・ソジュン特殊メイクで歯並びを悪くしたりして「ブス」に扮しての熱演ですそんな彼女が出会うのが有名建築家でイケメンのカン・テプンその日彼は道に飛び出してきた小犬をよけて交通事故を起こし一時的な視覚障害に陥っていたのですそれは美人が「ブス」に見え「ブス」が美人に見えてしまう厄介なものでしたすっごくファンタジーだねぇともあれそんな二人が出会って恋に落ちますがやがてカン・テプンの視覚が元に戻った時・・・タイトルが「女神たち」というブログを立ち上げ美人の女優さんやアイドルのことばかり書いてる私が何かを語る資格は無いかもしれません山や海の風景を眺めて美しいと感じる感情とこの映画でイ・ジアさんを見て美しいと感じる感情は私の中では区別することができず等価なのですしかし人間としての価値はまた別のものであることもわかっていますどんなに美人でも苦手な人はいるし嫌な人は嫌です美人で無くて可愛くなくても一緒にいて本当に楽しかったり尊敬できる女性もたくさん知っていますいまは実際的な恋愛をする年齢でも無いけどもし恋愛対象を捜すのならやはり容姿からはいっていくのでしょうねしかし心から愛し合えることはまた別の問題ですよねこの映画でも「ブス」のソジュンの言動は他のどの美人たちより人間的に魅力がありますただし自分のことを考えてみるとそんな魅力的な言動を身につけることも容姿を着飾ることよりも難しいのですけどねひねくれた性格もどうにもならないし年とってるし容姿もだめだし自分の価値はどこにもないんじゃないかと悲観的にになってしまいます最後にひとこと特殊メイクまでしたイ・ジアさんですが私には全然「ブス」に見えませんでしたよスタイルのよさは隠しようがありませんし失恋したソジュンがチンパンジーとベンチで座っているシーンなんかは本当に美しいシーンでしたそして『太王四神記』のスジニのときのように無邪気に大声出して笑うイ・ジアさんがやっぱり大好きです!テレシネマ7 顔と心と恋の関係
Nov 10, 2011
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『女教授』観ました2006年製作の韓国映画です『太王四神記』や『私たちの生涯最高の瞬間』のムン・ソリさんが主演ですが数々のシーンでの体当たりの演技に驚かされました環境団体での活動も行っている大学教授ウンスクを演じていますがその後ろ姿はとてもセクシーで実際取材に来たテレビ局のプロデューサーと関係を持って突然ベッドシーンが始まります彼女の周りには教養ある人々が集まっているはずですが彼女を含めて人間の持つ痛々しい狂気が剥き出しにされてゆきます逆にエロティックなシーンは滑稽な音楽が流されあざ笑うかのようなコメディーとして扱われますやがてその大学に漫画家のソッキュが教師として赴任してくるが彼はウンスクの中学時代の同級生で映画では彼らの中学時代も描かれますがそこでも描かれるのは幼いなりの生徒たちに宿っている狂気とエロスの萌芽です人間のうちにある狂気とエロスそれは芸術としての映画の描いて来た重要なテーマですこの映画がそれを芸術として昇華できているかどうかは疑問ですが人間の何かを描こうとしてるのでしょうね私はそのメッセージを読み取るほどの能力はありませんがムン・ソリさんの熱演を観てもキワモノのエロ映画ではありませんよね?女教授
Oct 31, 2011
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『母なる証明』観ました2009年製作の韓国映画です原題の「mother」が示すようにこれは母親の映画ですそのためポン・ジュノ監督はベテラン女優のキム・ヘジャさんの役に役名を付けなかったといいますその母親の息子トジュンは軽い障害を持っていますが純粋無垢な心の青年で母親の愛を一身に受けていましたしかし女子高校生が殺される事件が起こり突然この母子は試練に見舞われますわずかな証拠でトジュンが逮捕されはっきりした受け答えのできないトジュンは警察の高圧的な取り調べにあって犯行を自供したとされる供述調書に拇印を押してしまいますトジュンの犯行を信じられない母親は真犯人を捜し始めますオープニングこの母親が曠野の真ん中で突然踊りだしていったいどんな映画が始まるのかと驚かされます母親の真犯人探しが始まり被害者の背後にあった闇も明らかにされハードボイルドな母親の愛を描いた映画だなって思ったとたんポン・ジュノ監督は次々と新たな攻撃を仕掛けてきて母親の愛の本質を問いかけ続けますつまり一筋縄ではいかない観客の甘っちょろい思考を殴り飛ばすような強烈な映画なのですキム・ヘジャさんは多くのドラマに出演されている超ベテランの女優さんということですがさすがに存在感は抜群でこの強烈な母の愛を鮮烈に表現されてますね母なる証明 スペシャル・エディション母なる証明 スペシャル・エディション 【BLU-RAY DISC】
Oct 24, 2011
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『甘いウソ』観ました2008年製作の韓国映画ですちなみに第23回福岡アジア映画祭最優秀作品賞受賞作品ということです主人公はパク・チニさん演じるジホひったくり犯を追いかけて車に突っ込み転倒してしまいますその車を運転していたのはジホが高校時代にあこがれていたカン・ミヌさんひょんなことから事故で記憶を失ったとウソをついたためカン・ミヌさんの家に住むことになり夢のような生活が始まりますが・・・韓国の人って初恋とかひとりの人を思い続けるっていうことがかなり価値ある素晴らしいことと考えているのでしょうか一途な初恋をテーマにした映画が多いですよねこの映画でもそんな思いを持ち続ける人物がふたりも登場しますそして「ほんとうの愛すぐそばにあったのね」テーマの映画でもありますつまりラブコメの王道ですよねひたすらカン・ミヌさんを思うジホがだんだんいじらしくなって必死のウソが巻き起こすドタバタが楽しかったですパク・チニさんは表情がとても豊かで恋に揺れ動くジホを可愛らしく表現してて素敵でした甘いウソ
Oct 20, 2011
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『オルガミ~罠~』観ました1997年製作の韓国映画ですチェ・ジウさんの初主演映画ということで観ましたがやはりこのタイプの映画は苦手です母ひとり子ひとりで育てられた男性と結婚したチェ・ジウさん演じる主人公が息子を溺愛する母親から追いつめられていく過程が執拗に描かれ悲劇のエンディングに突き進んでいきます息子にたいして異常な愛情を抱く母親を映画で描くことの意味をすみませんが私は理解できませんので感想も控えさせていただきますチェ・ジウさん22歳頃の作品で『冬のソナタ』の5年ほど前になりますほんとうに若くて美しいチェ・ジウさんの姿と演技を観ることができたことは大変満足しています 【中古】美品 オルガミ~罠~
Oct 11, 2011
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『恋愛術士』観ました2005年製作の韓国映画ですプレイボーイのマジシャンのジフンとパク・ジニさん演じる高校の美術教師ジフンが主人公のちょっとセクシーなラブコメなんだけどこの映画のテーマはラブコメ恋愛映画には重すぎでしょう今は別れてしまっているふたりが恋人時代にモーテルに入っているところを盗み撮りされてしかもネット上に公開されていたなんてこんな重大問題で笑っていていいの?って思ってしまいましたストーリーとしては犯人探しのため以前行ったモーテルをふたりで調べていくうちその頃のことを思い出したりお互いに相手のことを再発見したりして真実の愛に気付いて行くパターンの映画だけどでもやっぱりこの問題は重いよねその意味でこの映画の悲劇とコメディのバランスは居心地が悪いもっと深刻になってしまうでしょう普通だったらその部分と最初のジフンの間抜けプレイボーイぶりを描いた部分を除くとパク・ジニさんの笑顔は可愛いいしふたりが少しづつ理解し合っていく流れは素敵なのでこの映画を十分楽しむことができました恋愛術士 ~ Love in Magic ~
Oct 5, 2011
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『恋の潜伏捜査』観ました2005年製作の韓国映画ですとにかくキム・ソナさん演じるジェイン刑事が強くて一直線で痛快でとても面白かったですヤクザ組織のナンバー2のチャ・ヨンジェに組織を裏切らせるため身柄を確保したい警察はジェイン刑事に娘の高校への潜伏捜査を命じるが・・というストーリーなんですがとにかく強いジェイン刑事は学校の中で勤務以外でも大活躍番長をのしちゃったり先輩刑事と酒を飲んでるところを担任教師に見つかったり・・そのうえイケメンの謎の転校生カン・ノヨンに心ときめかしたりしてそんななか事件は二転三転大乱闘あり裏切りありで圧倒的クライマックスへキム・ソナさんのアクションはひたすら凄いですそんな流れで言うとラストシーンにはビックリしてそして爆笑してしまいましたこの映画の本質はここにあったんだ!?アクションコメディ映画だと思っていたのに!それはそうとキム・ソナさんが鈴木砂羽さんに見えてしかたないのは私だけでしょうか・・・ 恋の潜伏捜査
Oct 1, 2011
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『彼とわたしの漂流日記』観ました2009年製作の韓国映画ですラストシーンで不覚にも泣いてしまいました私にとっては大傑作ですソウルという大都会の片隅でおきた小さな奇跡の物語もちろんリアリティーだけを映画に求める方にはおそらくつまらない映画でしょうこの物語は優しいまなざしのファンタジーですからしかし扱っているテーマは日本でも起きているシリアスな問題です会社の業績不振によるリストラにあい彼女にも捨てられ借金で行き詰ったのキム氏はソウル市内の大河漢江の橋の上から飛び降り自殺を図りますしかし死にきれなかった彼が流れ着いたのは漢江の中州のようなバム島高層ビルの真ん中にあり橋の橋脚がたっていますが生態系保護のため一般人の立ち入りが禁止されている無人島で泳げないキム氏は脱出できずに島で生きていくことを余儀なくされやけっぱちのサバイバル生活が始まります誰も彼のことを気付いていないと思われましたが漢江を見下ろすことのできる高層マンションの部屋で3年間も引きこもりネットだけをその世界のすべてとしていた女性が偶然彼のことを発見し見続けていたのですこの映画はそんなふたりに起こった奇跡の物語です・・・偶然ですが昨日書店の古書のコーナーで日韓の引きこもり事情について書いた新書があったので(タイトルは忘れました)なにげなく立ち読みしていたところ韓国の引きこもりは日本以上にネットに依存する傾向があると書いてあってこの映画の引きこもりシーンを観ながらそんなことを思い出していましたそんな引きこもりの女性を演じているのはチョン・リョウォンさんほとんどノーメイクで頭もプリンどころではなく黒いほうが長くなったぼさぼさヘアーで引きこもり女性を熱演(?)されてますそんな彼女のしぐさや表情が少しづつ変化していくのが本当に切なくいとおしい走り出した彼女を本気で応援してしまいました彼とわたしの漂流日記
Sep 28, 2011
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『M(エム)』観ました2007年製作の韓国映画です本作はとんでもない傑作です・・あるいは監督の独善的な悪趣味の押しつけかもしれません・・どちらにしてもすごい映画ですオープニングから緊張感のあるスタイリッシュな映像が鋭利な刃のように突き刺さってくるそして現れる少女は夢か幻覚かすべてのシーンが謎をはらみ妖しい煌きを放ちますそんな映画がじつは少女の初恋の純愛物語だったとは・・それは言葉を失うほどの感動でした少女の名前はミミ演じているのはイ・ヨニさん可憐な美少女ですそして笑顔がとっても可愛らしい純真でいちずな愛を熱演ですそれにしても監督の映像へのこだわりは半端ではないですねスタイリッシュにブラック中心にまとめられた都市のシーンと雨の滴り落ちる路地裏にあやしくまたたくネオン幻想的な夕暮れの空の下ではぐくまれた初恋の思い出すべてが幻のように妖しく美しいこの映像美だけでもすごい映画だと思いますM-エム- スタンダード・エディション
Sep 24, 2011
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『止められない結婚 劇場版』観ました2007年製作の韓国映画です「劇場版」とあるのは後で同じタイトルの連続ドラマも製作されたからですユジンさん演じる韓国の伝統的な紙人形作家のウノと整形外科医のギベクは最悪のシチュエーションで出会い最初は反発していたもののやがて惹かれあい愛し合うようになるしかしギベクの母親は外国かぶれの成金で庶民や韓国の伝統的なものを軽蔑しており逆にウノの父親は伝統を愛する風水師でふたりはウノとギベクの結婚に反対し邪魔をし始めるなどと書くとドロドロの悲恋物のようですが実際は大笑いのドタバタラブコメディー特にギベクの母親役のキム・スミさんの下品な成金の演技は最高です同じような役で『家門』シリーズにも出てましたよねそんなキム・スミさんの熱演もあり笑いあり涙ありのコメディの王道行ってますウノ役のユジンさんは「初めまして」役にぴったりの清楚で上品な別嬪さんですねギベクの母親に嫌われながらも誠実に対応する姿が素敵でした止められない結婚 [劇場版]
Sep 18, 2011
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『愛の傷』観ました2005年製作の韓国映画ですオープニングで美しいキャリアウーマンが登場し昨夜お見合いをしたエリート弁護士のインソを追いかけインソが大学の特別講義に出かけるカンヌン行きのバスに乗り込んできますこのキャリアウーマンのソンジュさんががヒロインかなって思いましたがこのバスの中でインソがかつて愛した女性の思い出を語りだして物語は身分の違う女性との悲恋の物語へ登場したのはキム・ユミさん演じるファヨンところがファヨンの祖母がファヨンの母親と自分の物語を語りだしてなんと回想シーンの中でもうひとつの回想シーンが出てくるという二重構造女性三代のクロニクル愛と不幸と希望の物語韓国の連続ドラマだと60話の大長編になりそうな話になってこれが107分の映画にまとまるのかなって心配になりましたしかししかし待っていたのはあざやかなエンディングなんかその展開だけで感動してしまいましたファヨンを演じたキム・ユミさんがファヨンの母親チョンスンも二役で貧しさと不幸の中で耐える女性と明るく溌剌と自分の夢に向かってゆく現代の女性をどちらも美しく素敵に演じていますキャリアウーマンのソンジュ役のイ・アヒョンさんもラストシーンでとっても良い表情を見せてくれましたそしてファヨンの祖母を演じたチョ・ウンスクもよかったですやっぱり女性は皆それぞれに女神様ですね愛の傷
Sep 13, 2011
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『キッチン~3人のレシピ~』観ましたまさかのキッチン映画3連発ちょっと意地になってこだわってしまいました今回は2009年製作の韓国映画ヒロインは『最強彼女』に続いて2度目のシン・ミナさん『幸せのレシピ』『食堂かたつむり』とほんわかあったかい作品でしたが本作は一筋縄ではいきませんでした何しろシン・ミナさん演じる人妻のモレが開始早々初めて逢ったドゥレと・・・になってしまうんですからしかしそれは窓から差し込む光の中で息をのむほど美しいシーンでしたそのあとはモレと夫とドゥレの3人のドロドロが始まるのですがすべてのシーンがお洒落で綺麗に撮影されているのでドロドロがドロドロにならないのですしかもシン・ミナの演じるモレはフワッとしたキャラクターで二人の男性への思いを表現していくのですそんな彼女の願いはずっと3人でいること不倫はいけないことです夫にとっては信じられない悪夢でしょうしかしいけないとわかっていてもふたりを愛してしまうこともそれは事故でしょうかそれとも熱病でしょうかおしとどめることのできない感情でもそれが周囲の者を不幸にするこれはヒトの心にある永遠に答えのでない問題シン・ミナさんはそんなモレを透明感あふれる演技で演じていて憎めないんだなでも夫として考えたら落ち込みますねやっぱりキッチン~3人のレシピ~
Sep 7, 2011
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『ビューティフル』観ました2007年製作の韓国映画です誰もがふり向き芸能人と間違われる美貌を持つ女性ウニョンしかし彼女はその美しさのゆえに不幸のどん底に落とされることになるホラー映画ではありませんがほんとうに恐ろしい映画でした強烈な個性と狂気を持つ登場人物と次々と降りかかる救いようのない悲惨な事件まるで彼女の美が悪魔を呼び寄せているようです最後に最悪の結末を迎えて映画が終わった後で人間の狂気と悲劇を映画で表現することの意味を考えてしまいましたいや映画だけではなくテレビドラマや文学作品でもそう正直私には人の不幸を面白いと感じることができないし人間の狂気の沙汰を正視する勇気もありませんそれを芸術として考えることができないのは私が未熟でありアーティスティックな感性が無いってことなのでしょうか主人公のウニョンさんを演じるのはチャ・スヨンさん役のとおりほんとにお美しいですね今度は笑顔が見れる映画でお逢いしたいですビューティフル
Sep 3, 2011
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『ユア・マイ・サンシャイン』観ました2005年製作の韓国映画です日本と同様に韓国でも農家の結婚事情は厳しいようで主人公ソクチュンは自らの牧場経営を夢見て真面目に働いているが36歳になっても独身をつづけていたそんなソクチュンの前に現れたのがウナ彼女にひとめぼれしたソクチュンは・・・本来コメディになりそうな題材ですがそこからは驚くような展開を見せます売春・HIV・DV・・・現代女性の不幸を一身に背負ったウナその中で純愛を貫くソクチュンしかもそれが実話だというのですから驚かされますラスト近くからずっと涙を堪えることができませんでした一目惚れ・・ひとめぼれ・・そのひとのことは何も知らなくても一目で恋に落ちてしますそのひとが美しいから?そのひとが可愛いから?全ての人が経験するわけではないようですがなぜひとめぼれしてしまうのでしょうそいつはとっても厄介な病気のようなものですこの映画のようにその愛を受け入れてもらえて幸せになるのは稀失恋して悲しむ結末を迎える場合がほとんどでしょうなかにはストーカー扱いされて人生誤ってしまうこともでもその「ひとめ」が強烈な一撃で心を射抜いてしまうのだから仕方ないほんとに厄介です・・・でも一生ものの良い思い出かも・・・ウナを演じるのはチョン・ドヨンさん笑顔がムッチャ可愛いですこんな笑顔をいつも見れたらホントに幸せだろうなって思えますユア・マイ・サンシャイン
Aug 30, 2011
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『サヨナライツカ』観ました観終わってからずっと脳裏に中山美穂さんが浮かんでは消えていきますタイのバンコクの高級ホテルのスイートを住まいとする女性真中沓子その華やかさと奔放な行動は男を虜にしそして駄目にするしかし本当は打算のない愛を求める寂しさを秘めているそんな沓子を演じる中山美穂さんは美しく魅力的です映画を見ていて主人公の東垣内豊に嫉妬してしまうほどに本作は原作が辻仁成さんでメインキャストも日本人ですが韓国映画なのです監督は『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハンさんオリエンタルホテルの美しいロケーションとタイの夕日のなかで悲恋の物語を情緒豊かに演出されてますこの映画はずっと心に残る作品となりそうですサヨナライツカ 【DVD】サヨナライツカ(Blu-ray Disc)サヨナライツカサヨナライツカ
Aug 22, 2011
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『おいしいマン』観ました2008年製作の韓国映画ですが半分以上が北海道の紋別でのシーンになっています池脇千鶴さんが演じるのはその紋別で民宿を営む孤独な女性韓国から来たイ・ミンギさん演じる主人公の青年とぎこちなく心をふれあわせていきます静かな映画です会話も少なく圧倒的な大自然の前でそれぞれの人生を思いますそれだけの映画です派手な展開もロマンスもありませんが美しく大切なものを教えてくれる映画です池脇千鶴さんといえば伝説の「ASAYAN」オーディションで「三井のリハウス」ガールに選ばれたのが1997年つい昨日の出来事のようですがもう15年もたっているのですねそれから数々の映画やドラマにご出演されて本当に素敵な女優さんになりましたねこの映画の一番の感想はこの民宿に泊まりに行って池脇千鶴さんの作った料理を食べたい!でしたおいしいマン
Aug 17, 2011
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『私たちの生涯最高の瞬間』観ましたアテネオリンピックの女子ハンドボール代表チームをモデルにした2007年製作の韓国映画ですストーリーはスポーツ映画の王道で最後の試合のシーンは感動しましたやっぱりスポーツはいいですよねベテラン選手ミスク役でムン・ソリさんが出てますね彼女は「太王四神記」の悲劇の敵役キハの印象が強いのでこんな役もするんだって意外な感じがしましたそしてそのミスクのかつてのライバルのヘギョン役のキム・ジョンウンさんはモロにタイプですスポーツ選手らしいキリっとした表情が素敵ですねところで映画前半選手同士などで言い争う場面がよく出てきますが韓国の方っていつもあんな感情的でけんか腰の会話してるのでしょうか結構韓国映画で気になっているポイントです韓国では日常会話の表現や言い方の問題でけんかしている訳ではないのかそれとも韓国映画の伝統的な演出による表現方法なのかどちらでしょうね最後にこの映画のちょっと残念なところを書くとしたら女優さんたちがハンドボールのプレーをしなければならなかったことみなさん頑張ってるとは思いますがスピードもフォームもやはり代表選手のプレイには程遠いです何しろ女子とはいえハンドボールのスピードと迫力は並大抵のものではありませんからゴール前の攻守のせめぎ合いはほとんど格闘技ですよねましてオリンピックの決勝戦なんですからもちろんそれは些細なことで物語の感動を奪うものではありませんが・・もし「ロッキー」や「スラップショット」のように試合のシーンの迫力があれば・・・すいません贅沢言い過ぎですねキム・ジョンウンさんまたお会いしましょう私たちの生涯最高の瞬間 通常版
Aug 13, 2011
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2006年製作の韓国映画『浜辺の女』観ましたDVDのパッケージは爽やかな恋愛映画のイメージなんだけどこれは恋愛映画ではないような気がしますここで描かれているのはずるい男とその男に振り回される女たち男は幼稚でずる賢く嘘がばれると大声で怒鳴り散らし泣きわめき屁理屈を捏ねくり回す男は誰も愛していないただ甘えているだけ女たちはそんな男に振り回されつつもそんな男にひかれそんな男を愛してしまうホン・サンス監督が描きたかったのはそんな男と女の織りなすコメディではないのかな美しいリゾートを舞台に決して美しくはないリアルな人間模様がここにありますそれにしてもホン・サンス監督の演出には???の場面が多数出てきます特にラスト近くでコ・ヒョンジョンさん演じるムンスクがソン・ソンミさん演じるソニと飲んだ後車を止め林の中に入って行って歩きまわるシーンとかぜんぜん理解できない???ですはたしてどのような意味があるのでしょうかコ・ヒョンジョンさんもソン・ソンミさんも大人の女の爽やかな色気があっていいですねそんなに美人ではないけどそれだけにリアルな女性の息遣いが感じられ近くにいたらいつの間にか好きになってしまうようなタイプですねまた逢えたらいいな浜辺の女
Aug 10, 2011
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2007年製作の韓国映画『ハーブ』観ました主人公の発達障害の女性をカン・ヘジョンさんが好演されてます障害児をかかえる家庭とそれを取り巻く人々の喜びと悲しみとても重いテーマですがカン・ヘジョンが主人公を明るく演じているのが救いです彼女を生んだ母親彼女に出会って恋してしまった男性不幸なのか幸福なのか・・・本当に考えさせられ涙しましたでも悲しみを乗り越えて成長していく主人公に希望が持てて好印象のラストでしたハーブ
Aug 3, 2011
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オープニングが日本のピンク映画みたいでドキドキしました2001年の下半期の直木賞受賞作品の唯川恵著「肩ごしの恋人」が原作ということですが未読につき原作との比較はできませんでも原作のことを知らずに観てる時に「日本映画みたいだな」って思ってましたから原作のイメージは表現されてるのかもしれません韓国映画といえば「初恋」「純愛」のイメージが強いですが現代韓国でも「不倫」や「結婚できない女」のような問題が起こっているのかなしかし大人の恋はどこの国でもかわらず疲れますね・・・正直なところ興味はあるけどそれだけのパワーは自分には無いです主演はイ・ミヨンさんとイ・テランさんおふたりともはじめましてだとおもうけど可愛さも残る大人の女性を好演されてましたねベテランらしく出演作のDVDを検索すると韓流ドラマがぞくぞく出てきてましたまたいつかお逢いしましょう肩ごしの恋人
Jul 29, 2011
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「花嫁はギャングスター」の第3弾「花嫁はギャングスター ソウルウェディング」観ました第3弾とはいうものの前2作とは主演を含む出演者も変わり設定も全く別物ですDVDのパッケージのタイトル「花嫁はギャングスター」に3がついて無いのは良心的かもでもハングルの原題には(読めませんが)3の文字が??主演は前2作のシン・ウンギョンさんから台湾の女優さんのスー・チーさんにバトンタッチというよりも全く関係ない作品だからバトンタッチはおかしいかスー・チーさんは初めましてですけど「トランスポーター」をはじめとして国際的に活躍されてるのですねアクションもキレがるし笑顔が可愛い素敵な女神様でしたお話はスー・チーさん演じる上海マフィアのボスの娘が韓国にやって来て韓国ヤクザの間抜けな3人組がガイドを務めることになって始まるドタバタコメディー途中チョットだれるところもありましたが最後は正統派ラブコメディーに変身して楽しめましたまあ子分がおバカすぎるのはいつものことですがやり過ぎですよね花嫁はギャングスター ソウルウエディング【中古】花嫁はギャングスター ソウルウエディングトランスポーター
Jul 25, 2011
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「サ・ブライド 花嫁はギャングスター2」やっと観れましたよかったよかった・・前作よりも面白くなってましたね笑いあり人情ありのストレートなコメディーで安心して観れましたシン・ウンギョンさんの笑顔もたっぷり観れましたアクションシーンのニヒルで厳しい表情から一転してニッコリ笑顔になるとなんだかこちらまでニッコリしてしまいましたそれは前作と違ってシン・ウンギョンさん演じる組長に共感をすることのできるしっかりした脚本だったからだと思いますでもでも前作ラストで伝説になったあの旦那さんはどこ行ったのでしょう最初は完全に別のお話かと思ったほどでしたが前作で死んだと思ってた敵役が生き残って復習にやってきたり前作で組長にひどい目にあわされた殺し屋の(間抜けな)弟が出てきたり組長の記憶や写真では前作のエピソードがそのままだったのであの愛すべき旦那さんが出てこないのはとっても残念でしたシリーズ3作目はすべてが変わってしまうのかなシン・ウンギョンさんは出てないようですのでまたほかの映画やドラマで逢えたらいいなザ・ブライド 花嫁はギャングスターII【中古】レンタルアップDVD ザ・ブライド
Jul 22, 2011
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2001年製作の韓国映画「花嫁はギャングスター」観ました主役は女ながらにヤクザの」組長となったウンジン演じているのはシン・ウンギョンさん無表情で強い組長をクールに演じてアクションシーンもバッチリです物語はそんな組長が幼いころ生き別れになっていたお姉さんに再開したところから始まりますせっかく再開したお姉さんは癌に犯されておりウンジンに花嫁姿を見せてほしいと願いますそこで何も知らない中年の公務員をだまして結婚したことから騒動が巻き起こりますコメディとしては申し分のない題材で楽しく観ましたただもっと面白くできそうなのに惜しいなあアクションシーンが多すぎてコメディ度や人情度が中途半端なのかな「ごくせん」観てきた者としては比較してしまって物足りないでも韓国ではヒットしたみたいで続編が2本も作られているのでそちらでの進歩を期待したいです偉そうなこと書いてすみません最後にひとことシン・ウンギョンさんの笑顔をもっと観たかった花嫁はギャングスター
Jul 15, 2011
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クォン・サンウさん主演の「青春漫画~僕らの恋愛シナリオ~」観ましたジャッキー・チェンにあこがれアクションスターを夢見る大学生イ・ジファンと子供時代からの友達で女優を夢見るチン・ダルレお互いに親しすぎて素直になれない微妙な関係を続けていたが・・・よくある話なんですがこのパターンの作品大好きですふたりのコミカルな会話のやり取りが面白くて切なくてでも現代日本でこんな話が好きなのは私のような大人になれなかったおじさんだけかもダルレを演じるキム・ハヌルさんは意地っ張りで可愛いところがほんとにキュートな女神様でしたそっれからダルレの子ども時代を演じたチョン・ミナちゃんも笑顔がとってもかわいい女の子ですね大人になった時が楽しみですそれから前回の「憑神」の原作読みました仕方ないこととはいえ小説に書かれている大政奉還前後の江戸の武士たちの様々な情報がないとラストの主人公の武士として死に場所を求める心を理解できないのかな幕末を扱った大河ドラマを観ていても(「新撰組」や「龍馬伝」です)わずか150年前のことなのに「武士道」という人生観を理解できないのですからこの映画の「死神」部分の時間だけでは何も伝えられないでしょうねだとしたらもっとシンプルなラストにしたほうがよかったのかな青春漫画 ~僕らの恋愛シナリオ~【中古】青春漫画 ~僕らの恋愛シナリオ~ コレクターズBOX 初回限定生産 DVD
Jul 11, 2011
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2008年の韓国映画「ファム・ファタール」観ました目的はソン・イェジンさん映画「ラブストーリー」「永遠の片想い」「四月の雪」「私の頭の中の消しゴム」・・連続ドラマ「夏の香り」「おいしいプロポーズ」「ソニジニ」・・その可愛さにすっかりはまってしまった女優さんですそのソン・イェジンさんがなんと韓国と日本をまたにかける武装スリ組織の女ボスを演じているのです彼女を追う刑事を手玉にとるセクシーさと情け容赦のない冷酷さなんかドキドキしてしまいましたでもそこはソン・イェジンさんやっぱり可愛いんだなどうしてもどんなSEXYな服を着てても化粧が濃くても可愛さは隠しきれないですそこがいいんだけど ダメですか? ☆ファム・ファタール【DVD】夏の香り DVD-SET 1【DVD】夏の香り DVD-SET 2[DVD] 永遠の片想い【中古】◆DVD◆ラブストーリー◆【中古】DVD 四月の雪
Jul 5, 2011
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2008年製作の韓国映画「最強☆彼女」観ました武術の達人の女子大生が主人公のラブコメです主人公のカン・ソフィを演じるのはシン・ミナサン最初の内はドン引きするほど強さが強調される演出もあってそうでもないのですがアイスホッケー部の先輩に恋してからがだんだん可愛くなってきてどんどん引き込まれていきましたん このパターンは仲間由紀恵サンを好きになった時のパターンに似てるな~こんなこと書いたら仲間由紀恵サンに失礼になるかも知れませんが最初「トリック」を観た時に「変な子だな~」って思いましたが役の面白さと可愛さでどんどん好きになってしまうのですそして「ごくせん」のドジで強い「ヤンクミ」で一生ついて行く決心をしましたよそうそう北川景子サンも「モップガール」で「変な子」って思ったのがさいしょでしたね私は「変な子」に弱いのかなという訳で、シン・ミナサンもどんどん好きになって相手役のオン・ジュワンくんもいい味出してましたしアクションも迫力があって面白かったですよただ「ワイヤーアクション」を多用してますがテンポが悪いように思いますそれがちょっと残念でしたクァク・ジェヨン監督が贈るラブコメディ【中古】最強☆彼女【25%OFF】[DVD] 最強☆彼女【送料無料】 仲間由紀恵人気ドラマ トリック(TRICK) DVD5巻セット(第1話~10話)
Jun 25, 2011
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昨夜観たのは2006年の韓国映画「愛するときに話すこと」もう若くはないそれぞれに人生の重荷を負っている二人が出会いそして恋に落ち・・・ここにあるのは地味だけどリアルな人生苦しみといらだちから逃れるように求めあう二人だが劇的なことは何も起こらない静かなストーリー観終わったとき この二人に幸せな未来が待っていることを願わずにはおれませんでした女神は主演のキム・ジスサン役のせいで華やかさはないけど本当に美しく可愛い女神様でしたまた会えるといいな〓新品DVD〓 50%OFF愛するときに話すこと
Jun 15, 2011
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昨日の夜観たのは2006年製作の韓国映画「とかげの可愛い嘘」子供時代に出会った不思議な少女「アリ」に恋をして一生愛し続けた青年「ジョガン」の物語アリはいつも黄色いレインコートを着て自分は呪われた子供だから 触れたら不幸になるといい周囲から距離を置いていたしかし ジョガンはそんなアリに心ひかれアリもジョガンには心開いていくところが そんなある日アリは突然ジョガンの前から姿を消してしまう。一途な初恋の感情と アリの隠された秘密。心地よく観ましたしかしYAHOO!映画のユーザーレビュー見ると評価はまっぷたつにわかれていますきっと私を含め この映画を好きな人はいつまでも子供のままのロマンチストなのでしょうたとえ現実離れしているとしても私は死ぬまでこのままなのでしょうね主役のアリを演じたのはカン・ヘジョンサンほんとにキュートでやっぱり恋してしまいましたまた会えるといいな再会と突然の別れを繰り返しながらも想い続ける・・・チョ・スンウ&カン・ヘジョン競演で贈る切ないラブストーリー!【中古】◆DVD◆とかげの可愛い嘘◆【25%OFF】[DVD] とかげの可愛い嘘
Jun 4, 2011
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今日は韓国映画を観ましたイ・ビョンホン主演の「バンジージャンプする」2001年の作品です名前のみ知っているだけで、前知識なしで観ました最初はよくある韓流恋愛ドラマかなって感想でしたが後半の展開は驚きの連続でした生まれ変わっても愛し続けるよその言葉が、こんな愛の結末を迎えるなんてネタばらしは私のモットーではないのでこれ以上は書けませんがとても考えさせられる、良い作品でしただけど、鑑賞後にネットで情報を調べて主演女優のイ・ウンジュさんがすでに自殺して他界されていることを知りショックを受けましたクールなふりをしながらも情熱的な愛に堕ちてゆくヒロインその笑顔も、怒った顔も、泣き顔もほんとに素敵でした他界されてますが、女神は作品の中で永遠に生き続けています今回の女神、イ・ウンジュさんです。【中古】DVD バンジージャンプする/その他アジア
Apr 11, 2011
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