なななかばといっしょ
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(久しぶりにブログ復活です。Facebookに書いたのだけど、木下映画を知ってほしいと思って、こっちにも転載します)今日は、東劇まで、木下恵介生誕100年祭に出かけた。お目当ては、「日本の悲劇」(53)。木下さんの中では、この映画が一番だと思う。初めて見たのは撮影所に入ってすぐのこと。ぼくは映画青年というほどではなかったので、好きな映画を時々見ていた程度だった。だが助監督になった以上、しかるべき映画は見ておかなくちゃなるまいと、ちょうど近代美術館でやっていた黒澤明特集、小津安二郎特集、木下恵介特集を見に通った。 木下映画は、小学校6年生のとき学校から見に行った「二十四の瞳」(54)しか知らなかったが、「日本の悲劇」を見て大感動したのだった。同じときに「女の園」(54)も見て、映画の面白さと力強さを知ったのだった。望月優子という女優さんを知ったのもそのときで、以来、日本の母というと、誰よりも望月優子だった。その後、ビデオでも見たのが、スクリーンでちゃんと見たのはあの時以来だから、実に半世紀...ぶり。色々と記憶違いに気づかされた。一番好きな、息子といっしょの墓参りの長いシーンはしっかり覚えていたが、最後の湘南電車に飛び込むシーンは思い違いが多かった。じっとベンチに座っていたように思っていたのだが、そんなことはなかった。階段を上ってホームに出たとき、入ってきた電車に衝動的に飛び込んだのだった。それにラストシーン。流しの佐多啓二と板前の高橋貞二の二人が、望月優子を偲ぶシーンはなかなかだった。あの頃はそれほどでもなかったが、今になってみると、何としみじみするものか。映画とはこういうものではないかと改めて思ったのだった。明日は、未見の「死闘の伝説」に行く。楽しみだ。
2012.11.26
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