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書籍の注文にメール出していました。自宅より娘が熱があるの報。致し方なくこれより帰宅します。私は年末の人間ドックで眼底に出血有とのことで本日眼科に行きました。少し目が乾き見にくい為も有り意を決して。診察の結果は異常なし。出血も無しとのこと。安堵いたしました。眼底の写真をとりその前に瞳孔が開く点滴を行ったため診察後明るい場所では歩行に困難を致しました。二時間くらいたちようやく目が開くようになりました。元々怪しい算術医と考えていましたが、誤診では困ります。儲かるから遣っているだけでしょうか。
2005.01.31
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初めて上海に行った頃の事です。滞在場所の路地という路地に自由市場があり、良く散歩をしました。殆どのものが生きたまま売られて居ます。野菜は泥付きの状態です。朝訪れると店主が上半身裸のまま食事を取っている風景に出会います。鳩の購入風景です。籠よりめぼしい鳩を取りだし腹の部分を見せていました。太っている状況の確認でしょうか。購入の意思を表すと鳩を力を込めて路上にぶつけました。こんな状況で絞めて仕舞いました。そのそばに別料金で羽をむしりとるサービスがあり、そこで数分後に毛の無い状態の鳩を受け取るようでした。川魚は洗面器の中に酸素を送る器具を入れた状態で販売をしています。魚は小骨が多く食するに注意が必要です。鶏生きたまま籠の中に入れ販売しています。良く足を縛った状態で生きたまま手に提げて帰宅している姿を拝見しました。マーケット店舗に入る前に手提げ袋等は預けていました。警備員が彼方此方に居て盗難防止の役割をして居りました。またレジを済ませた後警備員に品物とレジシートを再度見せる知ころも有ります。ビール・酒ビールは日本円で大瓶一本が140円くらいです。ハワイも安いですが中国でも安いと思います。紹興酒良い紹興酒で20元位です。日本円で280円くらいでしょうか。上等の紹興酒を購入したときの事です。ビニールの容器を購入し、それに量り売りをしていました。一リットル80元位しました。日本で換算すると7000円くらいの酒となるのでしょうか。マオタイ酒は上海でも日本円で3000円位します。大変高いお酒です。煙草安い煙草はワンカートン10円位の物が有ります。高級品では一箱65元(950円)の高級品が有ります。食事中に友人に煙草を進めているところを良く観ます。関が離れていると投げています。セブンイレブン昨年の光景ですが、日本のおでんの販売があり子供たちが学校の帰宅途中でしょうか食している姿を見ました。人気なのでしょうか。トイレトイレはよく言われて居ます。扉が無いこと、又有料である事等。空港のトイレを利用したときの事です。紙の備え付けが有りません。表に出ると入口のところに監視員が居りそのそばに紙をつるしてありました。入る前に監視員の前で紙を切り中に持参するようです。中に置くと持ち逃げされるからと警戒をしているとのことでした。到着後用を足しにトイレへトイレの前にかばんを置き扉を開けたまま力んでいた人が居ました。かばんの安全のためでしょうか。もう数年前で現在はそんな事はありません。
2005.01.30
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銭湯の情景滞在中は良く銭湯に行きました。朝から営業をしております。風呂桶垢すり石鹸を持参します。料金は14元位だったと思います。但し垢すりが付いています。まず入口で金を支払うと竹の棒とお茶の包みをくれます竹は二本くらいだったと思います。それを持参し休憩室のような広いところに入ります。なかはベッドが沢山あり好きなところに自分の場所を決めます。下着はベッドのそばにある小物入れに入れ、その他の衣類は脱ぐと係員が来て竹の棒で壁の上部にあるフックにつるしてくれます。貴重品も衣類の中に入れたままです。手が届かないところのため安全だというのでしょうか?。スリッパを履き浴場に行きます。浴場の前室はシャワー室です、といってもパイプがむき出しの水道で先に破れ雑巾が掛かっていました。其処よりお湯が流れているだけです。二ヵ所くらいしかありませんでした。浴槽に入る前ですが体を流しません。そのまま入浴します。日本人だと知ると偶々日本滞在の経験がある人が居り話しかけてきました。入浴前に体を洗うと後で垢すりがあるため勿体無いという説明でした。その方の取り成しで垢すりの番となりました。裸のままで浴槽の縁に仰向けで寝ます。裸の係員が居て手ぬぐいを絞った状態で手首に念入りに巻きそれで局部以外を念入りに擦ってくれます。子供でも大人でも一緒でした。その後風呂のお湯を汲み垢を流します。浴槽の中にも流れ込みます。浴槽は石鹸と垢で白濁していました。私は特別にシャンプーもしてくれました。シャンプー後も同じ要領で風呂のお湯を掬い頭に掛けます、流れた湯は銭湯の中に流れ込むのでした。入浴後は再び脱衣室に帰りベッドでくつろぎます。日本のサウナのような雰囲気です。従業員が汚いタオルを一掴み持参してくれました。蒸しタオルでそれで体を拭くようですが汚いためいい気持ちがしませんでした。最初に渡された包みを破りお茶を飲みます。その後はぼんやり体をほぐします。帰るときは従業員を呼び自分の衣類を下ろすように支持をします。係員が来て竹の棒で上部にある衣類を下ろしてくれます。こんな状態でした。実は汚さは除外しても、銭湯は面白いなと思います。観光客では絶対に行かないところでしょうが一度庶民の生活の場である銭湯に出かけては如何。その後その銭湯でも庶民には高値だとのことでした。もっと安価なところもあるようです。
2005.01.29
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初めて訪れたときの記憶。夕暮れ空港から自家用車で上海市内に向かいました。ところが途中で警察官に呼び止められライトの一方が消えている事を指摘されました。運転手はあわてて線を引っ張ったりしていましたが一向に直りません。そのうちエンジンが掛からなくなりエンスト状態となりました。車外に出て暫く佇みましたがその間自転車で通る人たちから意味不明(たぶん危ないという意味でしょう)声を掛けながら通りすぎて行きます。暫くしますと単車で近づく人があり修理をするというのです。値段は一ヶ月くらいの給料でした。日本では故障車を見かけることはありませんが上海では彼方此方で見かけます。移動しながら故障車を見つけ声を掛けているのでしょう。商売も色々有るなと思いました。寝る前に足を洗う習慣があります。洗面器にお湯を入れてきて足を洗うように言われました。何のためか不明でしたが郷に入れば従いました。お風呂事情が悪く体を洗う機会が少ないのでしょうか。洗面顔を流水では洗いません。手ぬぐいをぬらしそれで拭きます。一般的なのか不明ですが、其処ではそのようにしていました。食べものおつゆが好きで良く飲みました。家庭で調理したものには骨付きのものが多くおいしそうと思い齧り付くと細かい骨が口に当たります。かじる前に骨を確認しないと大変な事になります。テーブル食事前にテーブルに薄いビニールを引きます。ずれないように水を打ちフィットさせます。何のためかというと骨、ガラをその上に吐き出します。食後ピニールを丸めて片付けるのです。案外便利なようでした。喧嘩上海駅で列車を待っていたときのことです。公衆電話で長々話す人が居りその後ろで待っている人が我慢の限界に達したのでしょう怒り始めました。大声を張り上げます。また通行人も良く集まってきます。お互いに聴衆に向かい相手の非を説明しているようでした。中より駅の服務員が出てきていきなり電話線を外しました。暫く様子を見ていてその後、並んでいた次の待ち人ではなく更に後に居た私にどうぞ使用をと申しました。ルールが無いのでしょうか。唖然としました。気持ちは毎日悲涙です。
2005.01.28
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著者田中信彦さんは中国関係の書籍を以前にも著しています。ぼくの上海行商紀行です。予算100万円で日本の商品を購入し、舟で上海に運びそれを販売する話です。商品の選択、運送、販売手段等工夫をしながら中国人の行動を良く見ておられ面白い書籍だと思いました。私の知る限りはこの表題の書籍が二作目ではないかと思います。信太謙三さんも中国関係の書籍を多く著しておられ此方の著者の書籍も面白く拝見しました。経済、世界の工場、近代都市など話題は多いですが、アナログな生活の中国人を垣間見る事が出来ます。因みに、この書籍は著者から購入を戴いたことが有ります。品切れで版元にも無く売り出されていると偶に購入するとのことでした。
2005.01.27
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本日の朝日新聞によると04年のGDP成長率は14.2%中国・広東省。上海地区と並び「世界の工場」を形成する同省のGDPは全国の約9分の1を占め、全国一だ。 上海の挨拶は不動産を購入したかだそうです。日本より帰国した友人が話していました。その方も上海で投資用マンション1000満くらいを購入したとのことです。マンションの法律は完備していません。占有面積にはエレベータホール、テラスが含まれて居ます。又販売はスケルトン状態が多く内装は自分で行います。そのため完成間もない新築のマンションでは彼方此方で内装の騒音がします。また構造壁にはつりを入れたりするため大変大きな音が出ます。またレンガブロックを運び込み間仕切りを増やすような事もします。占有面積150平米くらいで2000万くらいで購入できます。然し場所がいいところでは投資目的の購入が多くスケルトン状態で転売をしたりしています。その為当局も少し頭を使い?現在は契約と時期を同じくし決済を要求されます。日本では有り得ません。完成前の預かり金は5パーセント、前金保証をして代金の20パーセントとしています。消費者保護のためです。建物は完成していませんし、引渡しを受けているわけではありません。考えるに転売を阻止する目的でそのような状況になったものでしょう。銀行は利息を考えると笑いが止まらないと思います。日本で2000万のマンションは高価とはいえませんが中国の年収から言うと大変高価な買物です。しかも殆どのマンションが超高層マンションです。街をタクシーで走ると彼方此方に分譲マンションの広告が目に付きます。まだ二年間は値上がりが見込めるといい余裕のある上海人は物件の投資に熱を上げています。
2005.01.26
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通勤途中にある国のの大使館が有ります。毎日同じ時刻にすれ違う方が居り何時しか挨拶をするようになりました。余裕があるときは少し会話もします。大変流暢な日本が語をしゃべり、家柄も良さそうな方です。いつ頃か話しかけると今独立記念日前で大変忙しいと話されました。また国には年に4度くらい帰国するそうです。お国では家柄がいいのでしょうと聴くといいやとさりげなく答えました。昨年の末頃より姿を見なくなり、あわや自然災害でと考えたりしました。然し数日前大使館の中に後姿を見つけました。そして今朝久しぶりに笑顔ですれ違いました。同僚が一所でお声は掛けませんでした。
2005.01.25
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ロマン・ローランにはその他生涯ものがあります。ベートーヴェン、トルストイ等です。ルネッサンスを代表する彫刻家、画家ミケランジェロは幼少の頃フィレンチェのメディチ家を絶頂期に押し上げた豪華王ロレンツォ・イル・マニフィーコに見初められこの王の家族と一緒に育てられたとの記載が何処かに有りましたが、この著者には描写はありません。生来の偏狭な性質、無理な依頼をすべて引き受ける事、法王の見栄を満たすための仕事等自己のペースをすっかり崩しながらひたすら芸術に没頭する姿は其処に神の化身を見るようです。しかし弟子たちには優しかったエピソードを載せています。人間の弱さを多く持ち、また比類なき世界唯一の才能を有したミケランジェロ。人生は何かを貫き通して生きる事が素晴らしいと教えてくれます。
2005.01.24
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倉庫で過ごす時間が多くエアコンを利用していましたが、前借用人が置いて行った物で余り効果がありません。 近くの安売り店で電気の器具を購入しました。12畳位の部屋で余り効き目はありませんが無いよりは快適です。午前中息子が遊びに来て二人でとぼとぼ買物に行きました。安売り店の入口で2回ムシキングの遊戯を行い子供はご機嫌でした。その後帰宅。自宅より娘の様態が悪いのでと言われ急ぎ救急病院に連れて行きました。
2005.01.23
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家族の誕生日で友人の子供同伴で夕刻より食事。途中より海外より帰宅した妻の友人と落ち合い二時間ばかり食事をしました。その後全員でカラオケに行き子供たちの歌声を利きました。「津軽平野」を入れると娘が何時もこの歌なんだと耳元で呟きました。大変寒い日でした。友人を駅まで送ったところ人身事故で普通になっており他の線までタクシーで迂回しそれから帰宅となりました。
2005.01.22
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昨日は組合の打ち合わせがあり、その後近くの居酒屋で反省会を居たしました。議論白熱し二軒目に雪崩れ込み気がついたときは午前1時30分でした。駅前で車をひろい帰宅しました。労働基準法は果たして労働者の権利を救いうるものでしょうか。救いうると結論しますが、実を言えばなかなか現実は左に有らず、貧困なる知性を有する経営者のご無理、ご難題をしょっ引いて日々不満を内にかみ殺し権利義務と申すより現実は有りのまま、有りのままと諦めるしかないのが現状です。権利の上に安住している分けでは有りませんが。
2005.01.21
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銀行で順番待をして居たときの事です。行内は数名の客が居りました。然し込み合っている状態ではありませんでした。入口から初老の老人が杖をつきながら来店しました。何をする事もなく行内を歩き過ぎました、その時顔見知りの女性行員らしき受付穣にに手を上げ挨拶をしました。女性は気が付きませんでした。老人は恥ずかしそうな顔をし其のまま別の出口より何をする事もなく無く出て行かれました。
2005.01.20
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とある会社に会社の部長と新年の挨拶に参りました。大手の企業で会場に通されました。100名近い社員の方が暗い会場にコの字型で居並んでいました。知り合いの顔を見つけ挨拶をしながら紙コップを受け取りました。すぐに紙コップに日本酒が注がれました。知り合いと言葉を交わしながら横を見ると会社の部長は既に飲み干して居ります。遅れては不可いと思い急いでコップの酒を飲み干しました。飲み干すと同時くらいに司会者らしき方の音頭で「○○会社様新年あけましておめでとうございます。乾杯」。驚きました。既に空っぽに成ったコップを高々と持ち上げのど元に運ぶのが精一杯でした。その後の恥ずかしい事、言い表せません。酒は急いで飲まないことです。
2005.01.19
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アグリッピーナ物語 弓削達 河出文庫を読む。古代ローマ人の名前は同名の親子、孫等が居て系譜を見ていても誰が誰なのか大変苦労をします。また結婚、離婚、情婦など名称が溢れこれを理解するのも骨が折れます。著者は淡々と主人公を描写していますが全体的に同情的だと思います。アウグストゥス以後帝国の繁栄の下、権力者の放蕩と皇帝の次期を狙う一族の闘争が日夜すさましいエネルギーで展開をしていたのでしょう。世界史に名を残した女性は悪女が多く男勝りの性格の人が多いようです。小冊子で息子ネロの行状は触れていません。また、権力を把握した後も軽く触れただけで物足りない気が致します。権力に近い立場の中でいかに生き残るか、身の安全を確保するのか。ぎりぎりの綱渡りであったのでしょう。合掌。
2005.01.18
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くいねー、くいねー江戸子ッだってね。神田の生まれよ。この台詞は意味は解らなくとも小さい頃から知っていました。現在の子供にこの台詞を聞いて解る人が何名居るのでしょうか。そもそも浪曲が現在でも行われているのかも不明ですが。娯楽は当時の状況とすっかり様変わりしました。浪花節を聞く人も少なくなったものでしょう。メディアで取り上げられていない事でも遥察できます。私の勤務した会社の会長はジャガーにステレオをつけて梅鴬の灰神楽の三太郎を聞いて涙を流していました。好きな人はこのように単純明快なストーリーをこよなく愛しているのです。宮崎市定さん曰く三国志の由来のように世間で広く流布した物語を伝承伝承し現在のような語りとして完成されたのでしょう。物語の展開、節回しは聞く人の興味を惹きつけて離さない現在のような話芸が出来上がっていったのでしょう。後世にも引き継がれる事を望んでいます。
2005.01.17
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寒い日でした。倉庫の片付けをしながら三遊亭新圓生の落語を聴きました。以前は夜、良く聞いたものですがこの頃は時間が無く聴く機会がありませんでした。三井の大黒、弥次郎、高屋高尾、品川心中、大山参りなどなどテープですが大変面白いものです。落ち着いた語り口でじっくりと語ります。三遊亭新圓生がテレビでミイラとりを演ずるのを聴きました。お酒を飲むシーンで喉がゴクゴク成る成る音には感心しました。それ以来テープを蒐集していました。落語界の分裂が有、いくばかり無く逝去されました。残念です。その当時は五代目古今亭志ん生ばかり聴いていました。これも図書館で借りてきて聴いたものです。面白いなどというものでは有りません。どれを聴いても愉快になります。表の仕事が多く歩きながら良く聞いていました。最後頃聞いた「あなぐら」はカミさんに追い出され表に出た後のわびしさが溢れていました。後を継ぐといわれた息子さんが無くなり古典落語の継承者を失いました。上方のお笑いテレビタレントがもてはやされていますが、余裕のある時じっくり聞けば話の間、教養が随所に溢れています。古典落語を聴きましょう。また読みましょう。
2005.01.16
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初めて読んだ小説は「白夜」でしょうか。一番印象深いものをあげると「死の家の記録」です。多くの著作を当時20前半の頃よく読みました。死の家の記録は政治犯として死刑を言い渡されその後減刑を受けシベリヤに抑留されていた牢獄の記述です。犯罪者の得意な生活が人間愛を持って描かれていたように思います。「白痴」も何度か読みましたが謎に包まれている記述のためシチュエーションが不明のところがありました。現在も判然としていません。ある時北アルプスの縦走を思いつき一ヶ月を掛けて歩きました。針ノ木峠を越え蓮華岳を下山したコルで雨が降り続きコルの小さなテント場でカラマーゾフの兄弟前編を読みました。以前読んだ記憶と違い沢山予兆のような記述があり驚きました。その後小説には縁が無くなり開く事が余り有りません。
2005.01.15
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何時も土曜日はプールで泳いでいました。一日3キロ泳ぎ近くの繁華街で日本酒を二升購入し帰宅。その後はビールを飲み日本酒を聞こし召す週間でした。日曜日は将棋を午前中観その間日本酒を飲むのが大変愉しみでした。現在はプールではノンストップ1000メートルが限度です。体力がなくなりました。日本酒は昼前より聞こし召すことは完全になくなりました。酒にも拘りが有り、美味しいと言われる日本酒は幾らでも購入しました。好きな酒は三千盛、菊姫吟醸、天狗舞もその当時良く飲みました。又当時郷之誉などは女性に大変人気がありました。仲間と新潟村上の〆張鶴には蔵元見学にも参りました。将棋は大変面白いと思いますが、自分で指したたことはありません。見るのみです。ゲームも致しません。勝負の世界は善戦はありません。勝か負けるのみです。それも体力を消耗し優劣が決まるわけではありません。精神を集中し座した儘勝負を挑むのですから敗者の精神消耗は推して知るべしです。悔しさを表情に出さなくとも悔しさが溢れています。棋界は当時羽生さんが登場し活気がありましたが最近は停滞しています。居るように思います。若貴で盛り上がり意気消沈した角界のようです。観戦記では河口さんの書籍を良く読みました。先崎さんの書籍も面白い書籍です。
2005.01.14
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ゲーテが数日で書き上げたと言う表題の書籍は一時期よく読みました。一部は暗誦出来るほどです。ロッテに恋するウエルテルの深い恋心は良く理解できませんが、随所に青春のウント・ドランクの息吹が感じられます。最近話題にもなりませんが、古典の青春の書「若きウエルテルの悩み」を一読しては如何。クレッチマーの天才の中でゲーテはその才能より天才そのものであったと記載されています。著者はヘルマンとドローテアはその後も読み返したそうですが「若きウエルテルの悩み」は読むことをためらったそうです。
2005.01.13
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長くお会いしていない先輩に久闊を叙しました。勤務していた会社が倒産し、数年前より別の会社に転職をしています。マンションの企画、用地の仕入れを行っており元気でした。土地の購入から設計、デザイン、価格設定までを一人でこなし良く勉強をされていました。会話の中で印象的な言葉をあげます。データを余り信用しない、データを無視するわけではないが過大に信用をしない。長年営業をしていた嗅覚のようなものを大事にする。マイナス志向をしない、自分はプラス思考で物を見ている。発注者で有っても出入りの業者さんに天狗な気持ちになることを戒めている等でした。吉田虎二郎曰く人生三十年意気に感じて生涯を送りたいものです。私も一時期仕事に疲れ友人の話を聞き山に行くようになりました。初期の頃は歩いていると生きている実感を膚で感じたものです。本多勝一さん曰くある時期山を知らない人がバカに見える時期がある。それ程強烈な印象を与えてくれました。未熟。未熟。
2005.01.12
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NHKで放送されたスペインのダイジェスト版を録画で見ました。朝日系で放映されている世界遺産は以前よりよく見ていましたが何れも興味深く見ています。三四郎の中で富士山はすばらしいが人間が作ったものではないという下りがあります。文化遺産は人類の歴史の重みを教えてくれます。帝政ローマの遺構は古代ローマ人の都市に対するインフラの整備、都市の機能を考えて構築されたもので美しいのみならず感動を与えてくれます。本日東京の下町を歩きましたが年端住むだけのもので遊び心の無い空間でした。
2005.01.11
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子供のスイミングの送迎で近くのプールに行きました。練習の合間古書店に行き星野道夫果てしなき旅路。岩波文庫ローマ衰亡史を購入しました。まずまずの成果でした。岩波の文庫は人気もあり又、良書にあふれています。岩波文庫1927ー1996 解説総目録 全三冊 岩波文庫編集部編 岩波書店 1997年2月第1刷 定価合計2500円 売価1500円も近くの古書店で購入しました。
2005.01.10
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弟子の一人漁師シモンに「お前はペテロ(岩)だ。この岩の上に、私の教会を立てよう。」マタイ伝。この言葉により地上での神の代理人ペテロに服従しなければならないと決まった。神の代理人はペテロの後継者ローマ法王の話である。神の代理人はいずれも人間臭く、個性豊かで、強欲で、自己顕示欲が強く俗生のあらゆる物を具備している。神の代理人というよりも悪の代理人と呼ぶほうがふさわしい。法王が有する権威がどんなものか理解は大変難しいが当時の皇帝、フランス王でさえも破門をされることを恐れていた。この代理人を選ぶコンクラーベ、代理人に選出されるまでの駆け引きなども面白い読み物です。神の代理人の行状を読むのも面白いと思います。現在日本人の枢機卿も居られるとのこと。但し当時の二十数名の時代と違い世界中に何百人という枢機卿が居られるようです。朝日新聞に写真が掲載されていた事がありました。
2005.01.09
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日本歴史に現れた快男児は坂本龍馬、高杉晋作のどちらかではないでしょうか?世に住む日々は前半は松下村塾をひらいた吉田松陰の物語です。ベリーの黒船に金子氏と二人舟で漕ぎ着けアメリカに連れて行ってほしいと依頼をし、断られる場面が有ります。また舟の知識が無く帯を解き櫂に結びつけた場面など端無くも笑いがこみ上げます。後半は高杉晋作であり破天荒な快男児のストーリーが展開します。若くして結核をわずらい短命ではありましたが維新の展開に大きく寄与したものと思います。お勧めの一冊です。
2005.01.08
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街道をゆくは私が経済紙に勤務していた頃掲載をされ始めました。その後読む機会がありませんでしたが一昨年頃、図書館で借用し読み始めました。好きな編はモンゴル紀行、台湾紀行、等です。挿絵は須田画伯のものが好きです。テレビで放映されていましたが大阪のある店主が画伯に譲り受けたく相談をした所、差し上げるといわれ店内に飾ってあるシーンを見ました。羨ましい限りです。須田画伯とのやり取りは文の中にも沢山あり画伯の人柄が偲ばれます。高杉晋作が挙兵をし下関を目指した街道、又その後萩を目指して攻め上った道など地図でも確認したい衝動に駆られます。但し、街道をゆくのなかには有りません。力士隊を引き連れ伊藤博文等と雪の中を出て行くさまは創造するだけでも男子の本懐を感じます。
2005.01.07
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表記書籍を読み始めました。ヴェネツィアに住んでいた著者が上梓した書籍です。どこを読んでも魅惑的な都市であることが解りますが住んだことの無い私にとっては言葉だけが浮ついていてもう少し門外漢の私でもよくわかる説明がほしいなと思います。都市建築の専門で設計図を紐解くような表現より、情緒的に雰囲気が伝わる書籍で有ればと思いました。ヴェネツィア、ヴェネツィア、ヴェネツィアああヴェネツィア。
2005.01.06
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都合で東京駅丸の内にいきました。道すがら皇居方面に向かう騎乗の数名と、空の馬車を見ました。肌刺す寒い日でしたが、細い馬の足、騎乗の人が印象的でした。通行人は少なく、目に留めた人は携帯の画像を写していました。
2005.01.05
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暫くぶりに表題の書籍を読み始めました。図表があまり無い書籍のため地図でも横にないと位置関係がわかりません。改めて地中海の辺りを見渡すと自分の考えている地形と随分違うなと思います。日本ですら不如意なのですからまして地理感の無いイタリアトルコ、ギリシャ辺りになると改めて世界地図で見ないと解らないのは当たり前かもしれません。貿易立国ヴェネツィチアの海にかけるロマンスが感じられます。
2005.01.04
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現在の日本の世情を見るとき日本の国に生まれ、育つ事が果たして幸せなのかと疑問に思います。子供たちにとって何処で暮らすことが幸せなのかと考えます。規制の法則に確り縛られた世界より、その国がそれであっても外部からの闖入者としてはそれなりに新しい感覚で観察が出来るのではないかと思います。既成概念に囚われず自由に人間としての社会を体験できる場所に移住を致したく夢希望を持しています。
2005.01.03
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清の天子 宮崎市定「雍正帝」清の独裁者雍正帝の伝記。宮崎先生の博学は知るとおりです。中国のどの時代、どのジャンルでも記載が出来たという泰斗。中でも雍正帝の時代は清の有名な康熙帝、乾隆帝の間にあり一般的に知名度は落ちますがこの天子の時代他の時代と違い、政治が引き締まり他の時代と隔絶の感があるとの指摘です。直接地方からの上奏文に目を通し、それに関する見解を自ら朱砒を行い全地域の情報を天子自ら批判を行った。上奏文を怠ったり、阿諛を行ったり、大事な事柄を上奏しなかったことには厳しい返書を返した。すべての課題に決済を行うその強靭な意志の持続には驚き以外のなにものも無い。ここまで自分の国を細大漏らさず把握しようとした意思に驚きを感じます。是非ご拝読したい書籍です。
2005.01.02
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ジュリアス・シーザー カエサルの「ガリア戦記」ローマ帝国の偉人カエサルが、ガリアヨーロッパ地方の領土拡張に赴いた報告書。繁忙の中是だけの報告書を元老院に送付していた事実。また、生死をさまよう戦場の記録には驚きます。何かと言い訳をして今日出来る事を明日に延ばそうとする自分の事を考えても戦場にありながら簡潔な文章で明晰な報告を行った皇帝の巨人を驚きをもってしのびます。但し人物の好悪は別の話題です。
2005.01.01
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