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2009年02月15日
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テーマ: お勧めの本(8032)
 上橋菜穂子さんの守り人シリーズの外伝です。守り人シリーズの主人公バルサは名前しか登場せず、チャグムが主人公となっています。
 「精霊の守り人」で11歳だったチャグムは、この話では14歳になっています。もともとこの年代の3歳差ってのは大きいですが、そのうえチャグムは「精霊の守り人」と「夢の守り人」でたいへんな体験をしていますから、めざましく成長しています。
 話のはじめに、とくに何年後の話といった説明がなかったので、「16か17ぐらいかなあ」と思っていたら、読み終わってからカバーの見返しを見て14歳と知りました。たいした14歳です。
 それにしても、弱冠14歳の少年をお供ひとりかつけずに外交使節にする新ヨゴ皇国の皇帝って……。冷たい父親というだけでなく、皇帝としてどうかという気もします。
 今回の話の舞台は、チャグムが新王即位の儀式のために赴いたサンガル王国。独立心の強い島々をとりまとめるため、為政者として高い能力をもつ王家の女性が各島の統治者のもとに嫁いでいる……という制度がおもしろいですね。
 この話でも、守り人本編と同じ異界が微妙に名前を変えて登場します。魂を異界に捕らわれた幼い少女が、一種のいけにえにされようとします。
 ただし、それに大きく絡んでくるのが、南の大陸からの侵攻という、政治と外交と陰謀の話。それだけに、守り人本編1~3作に比べて幻想性が薄らぎ、現実的でちょっと生臭いかな。


虚空の旅人


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最終更新日  2009年02月15日 16時37分45秒
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