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2009年04月12日
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テーマ: お勧めの本(8030)
 上橋菜穂子さんの守り人シリーズの外伝です。刊行の順番では、「虚空の旅人」と「蒼路の旅人」の間に「神の守り人」が出ているのですが、図書館に「神の守り人」がなくて「蒼路の旅人」があったので、こちらを先に読むことにしました。外伝だし、「虚空の旅人」まで読んでいれば、「神の守り人」を読んでなくても話がわかるんじゃないかと思ったので。
 そう思ったのは正解でした。「精霊の守り人」や「虚空の旅人」を先に読んでいなければよくわからないだろうと思いますが、「神の守り人」を読んでいなくても、わからないエピソードとかは出てきませんでした。
 「蒼路の旅人」でも、現実世界サグと重なって存在する異世界ナユグが登場しますし、ナユグの季節の変化がタルシュ帝国侵攻の一因らしいこともほのめかされています。
 でも、ナユグの存在感は「虚空の旅人」以上に薄いです。ナユグよりも、北に侵攻しようとするタルシュ帝国、その支配下に入って枝国となった南の大陸の国々、タルシュ帝国の支配を受け入れたサンガル王国など、政治と外交と国際社会の話という要素がいちだんと強くなっています。
 チャグムは15歳になっており、「虚空の旅人」のときよりいちだんとおとなになっています。
 やさしくて繊細で、もともと帝位や政治に関心の少なかった少年なのに、圧倒的に強い大国の侵攻にどう対処するか……なんていう、おとなでも途方に暮れるような重荷を背負わされ、それを受け止めている姿がけなげです。
 そういう状況だけに、これまで読んだこのシリーズの他の話と違って、ラストでも一件落着とはいきません。
 きりのいいところとはいえ、「続きはどうなるんだー?」という終わり方。ほんとにどうなるんでしょうねえ。


蒼路の旅人





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最終更新日  2009年04月12日 18時38分30秒
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