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「アリータ:バトル・エンジェル」2019年アメリカ映画、原題も同じく"Alita: Battle Angel"です。原作は、木城ゆきとの漫画『銃夢』(GUNNM)です。2つのノミネートはありますが、受賞は(まだ?)ありません。アメリカでPG-13指定、日本ではPG-12指定と、珍しい事に日米のレーティングがほぼ一緒になっています。あらすじ2563年、没落戦争(ザ・フォール)から300年。URM(火星連邦共和国)との戦争で壊滅的な打撃を受けた地球は、一つ残った最後の空中都市ザレムに支配者ノヴァ(エドワード・ノートン)と選ばれし市民らが暮らし、地上にはその廃棄物を拾って使う残りの人々がアイアン・シティを形成しておりました。アイアン・シティの町医者ダイソン・イド(クリストフ・ヴァルツ)は、ザレムの真下で使えそうな部品はないか物色していたところ、300年前に失われたはずの、最先端サイボーグの奇跡的に無傷の頭部を見つけ、大事に持ち帰ります。本来のサイバーボディ部分は壊れていたため、イドは自分が持っていた体部分パーツとその頭部を、看護師のガーハート(アイダラ・ヴィクター)と共に接合手術を行います。目覚めた少女サイボーグは、過去の記憶は思いだせないといい、アリータ(ローサ・サラザール)と名付けられ、好奇心旺盛ですぐに外に興味を示し、イドが町を案内します。イドが目を離した隙に、警備ロボット、センチュリアンとぶつかりそうになり身構えたアリータを助けたのは、通りがかりの青年ヒューゴ(キーアン・ジョンソン)で、イドの知り合いで、イドが必要とする部品を調達しておりました。アリータは、すぐにヒューゴと打ち解け、町で人気の競技モーターボールの真似ごとを教えてもらったり、いつか行きたいとヒューゴが夢見るザレムがよく見えるお気に入りの場所にこっそり案内してもらいます。すぐにアリータに目を止めたのは、イドの元妻チレン(ジェニファー・コネリー)で、イドが死んだ娘のために作った体パーツをアリ―タのために使ったことに驚きます。時折、真夜中に怪我をして戻ってくるイドを、世間を騒がせる殺人犯ではないかと不審に思ったアリータは、こっそりとイドの後をつけます。そして女性と思しき相手を待ち伏せして襲いかかろうとするイドをアリータが止めようとしたところ、逆に複数の相手に囲まれてしまいます。イドは指名手配になった悪人を狩る賞金稼ぎのハンター戦士でした。武器を持たないはずのアリータが俊敏に武道で応戦し2人を倒しますが、残忍な殺人鬼の大男グリュシカ(ジャッキー・アール・ヘイリー)は手負いで逃げ、アイアン・シティを仕切るベクター(マハーシャラ・アリ)の下で働くチレンに助けを求め…。私の感想原作は、集英社『ビジネスジャンプ』に1991年から1995年にかけて連載されたSF漫画だそうで、英語版出版の際に、主人公の名前ガリィは英語では「不毛な」という悪い意味になるためアリ―タに改めて出版されたのだそうです。その漫画を読んでこれを映画化したらどう?とジェームズ・キャメロンに勧めたのは、日本アニメ・特撮・漫画・小説に造詣が深く、「パシフィック・リム」、「シェイプ・オブ・ウォーター」(2017年アカデミー賞作品賞・監督賞受賞)(こちらも見たけどまだ記事にしてませんでしたっけ)のギレルモ・デル・トロ監督だそうで、他のプロデューサーとの競り合いの末、キャメロンが映画化権を取得したのが2000年。「アバター」やその他の作品制作を優先させたので、本作が出来上がり上映されたのは2019年今年となったようです。足かけ19年ですか。なんとも長い道のりでしたね。主人公アリータ役を演じたのは、アメリカ人女優ローサ・サラザール。アリータは、実写とCGIで作り上げたそうで、ローサ自身よりも目がもっともっと大きくて、サイボーグらしさを感じさせます。確かに「アバター」は画期的なモーション・キャプチャーという新技術を使って制作されたと話題になった作品でしたが、本作はさらに進化したパフォーマンス・キャプチャーという手法で作られているそうです。俳優の動きのみならず、その表情まで取り込み、実写とCGIの完全融合が図られています。もちろん、アリータ役のローサ・サラザールは、激しいアクションシーンの大部分まで自分で演じ切るために、ローラースケート、カンフー、ムエタイなど特訓して備え、さらに撮影時には高感度カメラ2台をつけたヘルメットやらレコーダーなどを着用し演技をしたそうです。(メイキング映像を別途ネットで見ました。)見ていて違和感が全くなかったのが驚きです。(*゜▽゜ノノ゛☆私は、音楽も気に入りましたし、何度見ても飽きない作品と感じましたので、☆5つにします。是非ともこの続編がみてみたいです。ヒットしたら続編を作るのではなく、3部作シリーズにして同じキャストで長く楽しめる作品作りを切望します。☆☆☆☆☆
2019.09.11
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「ハンターキラー 潜航せよ」2018年イギリス&中国&アメリカ映画、原題も同じく”Hunter Killer”です。原作はドン・キース、ジョージ・ウォレス著の小説"Firing Point"です。アンドロポフ艦長役を演じたスウェーデン人俳優ミカエル・ニクヴィストの遺作の一つになっています。受賞はありません。イギリス本国で15指定、アメリカでR指定、日本ではGです。あらすじロシア領バレンツ海内でロシアのアクラ級原子力潜水艦コーニクを追跡中だったアメリカ海軍ロサンゼルス級潜水艦USSタンパベイは消息を絶ちます。軍上層部は詳細を調べるため、救難艇付きのバージニア級原子力潜水艦USSアーカンソーの派遣と、その艦長には士官学校出身ではない海軍叩き上げのジョー・グラス(ジェラルド・バトラー)を起用することに決めます。休暇中で狩りの真っ最中にヘリで迎えが来て任務に戻ることになったグラス。ちょうどその頃、ロシアのザカリン大統領(アレクサンドル・ディアチェンコ)がコラ半島のポリャルヌイ海軍基地を訪問したことに気付いたアメリカは、ロシアの動向を探るべく、海軍特殊部隊Navy SEALs、ビル・ビーマン隊長(トビー・スティーブンス)他部下3名を派遣します。実は、ロシアのドミトリー・ドゥロフ国防大臣(ミハイル・ゴア)がクーデターを起こしザカリン大統領の身柄を基地内に拘束していることをSEALsの撮影した偵察映像で事態を察知したアメリカは、状況の打開策を模索し始めます。バレンツ海に入ったアーカンソーは魚雷で穴が開き海底に沈んでいるタンパベイを発見、するとすぐさま氷の真下に隠れ待ち受けていたロシアの別の潜水艦ヴァルコフに攻撃を受けたものの見事かわしてヴァルコフを返り討ちし本国に報告します。さらに、タンパベイが追っていたはずのロシアの潜水艦コーニクも沈んでいるのを見つけ魚雷の跡のないコーニクにはまだ生存者がいるかもしれない、すぐさまコーニクの救援に向かえというグラスに、ブライアン・エドワーズ副艦長(カーター・マッキンタイア)は敵の救援隊が来たらこちらが攻撃されると反対します。救援艇の隊員2名が恐る恐るコーニクに近づき扉を叩くと、内側から応答があり、 セルゲイ・アンドロポフ艦長(ミカエル・ニクヴィスト)他2名の部下を救出し捕虜として低体温症の治療を受けさせます。 その頃、アメリカでは、ドゥロフ国防大臣が思い描くシナリオは、大統領が倒れたらロシアの実権は軍隊に移ると規定したロシア憲法であろうから、なんとしても米露開戦は回避したい、偵察に行ったSEALsにザカリン大統領を救出させ、アーカンソーが港まで行ってザカリン大統領とSEALs隊員を回収するという作戦をジョン・フィスク海軍少将(コモン)が提案し、アイリーン・ドーヴァー米大統領(キャロライン・グッドール)が承認します。アーカンソーが何重にも機雷を仕掛けられたロシアの海を進み軍港内まで迎えに行くには、ロシアの海を熟知したアンドロポフ艦長の協力を仰ぐ他ないと考えたグラスは…。 私の感想一つ間違えば米露開戦、すぐに全面核戦争になって世界崩壊となろうかという一大事を打開するべく、海の中の攻防そして陸上でもロシア大統領の救出劇をアメリカ特殊部隊が演じるという、異色のスリラーアクション映画でした。確かに世界の危機ともいえますが、よくよく考えるとアメリカがロシアの内政干渉してる映画をイギリスが作るとは。 ( ̄∇ ̄;)小説の映画化ではありますが、イギリスはアメリカの危機を描いた映画をよく作ってますが、今回はロシアの危機をアメリカが救いに行くという新しいパターンです。しかも中国も出資してるので英米中制作映画です。政治的な作品にまで中国が出資してくるなんてね。 w(゜o゜)w まあ、本作には中国色は見られませんでしたけど。見ていて予想がつかないので飽きませんし、世の中捨てたものではないなと思わせる展開で楽しめました。主演のジェラルド・バトラーは、近年「エンド・オブ・ホワイトハウス」、その続編「エンド・オブ・キングダム」(さらにその続編「エンド・オブ・ステイツ」も今年11月劇場公開予定)、「ジオ・ストーム」(これは見ましたが、実はまだ記事にしてません。そのうち必ず載せます)とあらゆる危機的シチュエーションに強いヒーロー役が目立っていますね。確かにいつも冷静で敵を打ち負かしそうで頼りになりそうですものね。2017年に肺がんで亡くなったというアンドロポフ艦長役を演じたスウェーデン人ベテラン俳優ミカエル・ニクヴィスト(うーん、残念ながらポスターや映画のパッケージに載ったものが見つけられなかったのでお見せできません)は、スウェーデン本国では「最もセクシーな男性1位」に輝いたり「ミレニアム」3作に出るなどご活躍だったようですが、ハリウッド映画ではなぜか「ジョン・ウィック」のロシア系マフィア役や「コロニア」ではチリのカルト教祖役となんだか悪役を演じることが多かったようで可哀そうな印象を受けました。ちなみに、主演俳優と一緒にポスターに写っているイギリス人俳優ゲイリー・オールドマンは、本作では大した役まわりではありませんでした。わめき立てるアメリカ参謀司令官役ですね。なのに、なんでポスターに写っているんだろう。きっとギャラも主役級の高さなんだろうな。('ε') ☆☆☆ちなみに、「ジョン・ウィック」シリーズ第3作目「ジョン・ウィック:パラベラム」は来月10月4日公開予定です。(敵の女性がどしゃぶりの中、日本らしき街の小奇麗な寿司屋台の大将に刺客依頼にいくシーンが予告編で見れます。なんだか摩訶不思議な要素たっぷりのシーンでした。(・m・ ) 寿司の屋台はいくらなんでも、ないやろ。大将は白人だな。その後ろに控えた小さい男性2人は日本人らしくなーい。インドネシア系かしらん。)
2019.09.01
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