昨日に続きましてニュージェネのデータを見ていこうと思います。
今日は、スタートタイミングです。コースによって早い、遅い、得意、不得意があるかないか見てみましょう。
では各選手の平均STをコース毎に並べた表です。
まず、茅原選手の中では、1~4コースと5、6コースで傾向に差がありますね。アウト5、6コースのSTが遅くなっています。この傾向は他の選手のデータからは見られないので、茅原選手の特徴と言えるでしょう。茅原選手がアウトコースの時、STが遅くなる理由はわかりませんね。
次の表は、前回と同様、上記のデータを順位付けをしたものです。(平均ST順のことではありません。)
他の選手に比べて、茅原選手のSTが早いことがわかります。平均値を見てもらうと一番数値が小さくなっていますね。茅原選手のなかで1~4コースのSTが早かったですが、同時に他の選手と比べても早いです。スタートが得意なコースと言えます。
平均値が小さいので、5、6コースも茅原選手の中では遅めですが、他の選手と比べると遅いわけではないと期待していましたが、5、6コースのSTは、他の選手と比べても遅い方ですね。
時間で見るとたったの0.03秒の差なんですが、こうやって考えると茅原選手の中で1~4コースと5、6コースのSTにはっきりと差があるということですね。ということは、そこには何らかの要因があるのも必然なのですが、それが何かわからないのがもどかしいところです。
平均STの話をしているので、ついでに平均ST順もまとめてますので、貼り付けておきます。平均ST順データと、それを順位付けした2つの表です。
こちらも、STと基本的に同じ結果ですね。茅原選手のスタートは早い、上手いと言えそうです。
ただ何点か気になることがあります。
まず、平均STと平均ST順と比較して、各選手の優劣の傾向がほぼ変わらないということです。STが遅くてもST順は悪くない勝負強い選手がいたり、その逆の選手がいたりするのかと思ったのですが、優劣の傾向が変わらないというのは面白い結果です。タイムが悪くても順位はいいこともあると思うのですが、素直に考えれば順位が良いということは、相対的にタイムもいいということなので傾向に差が出ないというのもわからなくないですね。ということはSTだけ見ていればいいということでしょうが、STの差は1/100秒の世界なので優劣がつけにくいところがあるので、そこの差を明確にするための補助的なデータとしてST順があると理解してみましたが、いかがでしょうか?
次に茅原選手の中では、STとST順では傾向が異なるということです。STでは1~4コースが早く、5、6コースが遅めでしたが、ST順で見ると、2コースが一番悪いというデータに変わります。これまた興味深いデータです。昨日の1着率のデータから2コースからの成績は悪くないと言いましたが、ここでちょっと怪しいデータが出てきました。このことについて説明のつくデータがありますが、それについては次回書きます。
5コースについては今のところどのデータを見てもいいデータは出てきませんね。唯一5コースのST順は他の選手と比較しても遜色ないというぐらいでしょうか。5コースの1着率が低い要因の一つにSTの悪さもあると思います。ただ、6コースも同様にSTは良くないですが、1着率は5コースより良いとう結果があるので、STだけが5コースを苦手にしている要因ではないというのは当然です。
ST、ST順両方を通して思うこととして、毒島選手の(ニュージェネのなかでは)スタートは良くないということです。8選手の中では際立って遅いのですが、残した成績は1着率でも、賞金額でも良かったんですよね。これって単純に道中が早い、ターンが早い(上手い)ってことなんでしょうね。茅原選手が毒島選手のターンを参考にするはずです。
もう一人思う選手は、峰選手です。1着率も良かったですが、STやST順もいいですね。なにかと安定感抜群ですね。なぜSGが獲れないのか…。
では、今日のまとめです。
・茅原選手のSTは早い!スタートは上手い!
・5コースが不得意な要因の一つにSTが遅めなことが考えられる
・2コースのST順のデータが気になるので続けて考える。
今日も勝手なこと書いて失礼しました。
2023年の成績 その9 3コースの成績 2024.04.25
2023年の成績 その8 1コースの成績 2024.04.24
2023年の成績 その7 5コースの成績 2024.04.23
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