「ND(検出せず)ってゼロじゃあないんだって」と人伝に聞いて、
じゃあどうやって安心すればいいんだ~~~
ていうかNDってなに!?
と思って少しでも放射線測定を咀嚼しようと試みました。…撃墜……
※この記事はすべて、理数系に縁のないうp主が専門用語をすっとばして理解したところを自分のために繋ぎ合わせたものです。ぜひ正確な理解のために最後尾に挙げている情報元をご参照ください。
放射線測定の結果でよく使われる 「ND(Not Detected)」 、 「検出せず」 、 「不検出」 。
これらはすべて、“ ある標的のある放射線について検出限界を超える放射線は検出されなかった ”ことを表しています。
新しいワードの 「検出限界」 、またの名を 「検出下限」 。一見して検出できるMAX値かと思ったんですが、真逆真逆。
これは、“ 自然放射線と明らかに区別できる有為な放射線が検出できる最小の量 ”になります。検出限界はバックグラウンドの自然放射線の変動によって異なるため常に変化するようです。
検出限界の標準誤差は、Kaiserの3倍とCurrieの2倍の考え方があるようです(詳しい定義や計算式は コチラ を参照して下さい)。日本はKaiser、欧米はCurrieが主流のようです。そして、測定値<測定誤差×3倍ないし2倍の値、のときは誤りの可能性があるとして「ND(不検出)」となります。
つまり 「ND(不検出)」とは、明らかにこれこれの放射線が増えたよ、と断定できないグレーゾーンのことで、決してゼロではない んですね。 分析する標的の保存方法や分析する空間や分析機器なども影響するみたいだし。。。専門家にとっても計測したい放射線に適した分析方法、計算を選ぶことが大事みたい。全然安心はできなかったけど…知らないよりマシだよね!
おまけ。「定量下限」という用語は、“標的を分析することができる最低量”のこと。
以下、参考にしたサイト様 (うp主の戯言より正確な理解のために是非)
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