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この頃はご隠居と24時間ほとんど一緒にいる。ウサギのzoom授業の時だけ隣の部屋に行ってテレビ見ているが、終われば居間に帰ってくる。なぜか医者もほとんど一緒に行く。車で行って駐車場に入れて、どっちかが近くの喫茶店で待っている。ご隠居はマックとかドトールで待っている。先日ウサギはご隠居が医者に行っている間、勉強しながら待っていた。ドトールもマックも人の出入りが激しい。そこでアーケードの階段を上がったところに有る昔ながらの喫茶店に入った。広くて、お客が少なくて、多分常連さんしかいない。あっちの端でもこっちの端でも、年配のご婦人グループが大きな声で話していた。歳とると皆んな耳が悪くなるから声も大きくなるのだ。ご隠居が戻ってきて言った。「よくこんなにうるさいところで勉強できるね」。いやいや、ウサギが来るより前からずっと喋っているから、この喫茶店は客の回転が悪い。と言うことは自分も場所変えずにずっと勉強していられるんだ。コーヒーもおかわりできるから、長居しても嫌がられない喫茶店なんだ。こんなに広いから話し声も気にならない。読書灯も貸し出してくれるぐらい薄暗いから、ひっそり勉強していても誰も気にしない。ものの考え方って、一方方向じゃないんだ。何がその人に価値あるかは人によって違う。で、カードが使えないからごぞごそと現金でお茶代を払った。コインの財布を持たないからこういう時はちょっと不便。
January 30, 2024
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ホテルのロビーラウンジはホテルに出入りする人、ホテル内を移動する人を見ながら、ちょっとオープンな、ちょっとざわざわと活気のあるところだと思っている。自分の行ったホテルしか知らないけれど。だからアフタヌーンティーもそういった雰囲気の決して閉鎖的でない中で楽しむ。箱根の山のホテルもフロントから続く吹き抜けの一角にロビーラウンジがある。けれど、そこは一段下の階になっているので、ロビーラウンジを利用しない人が入ってこない空間。その分落ち着いて静か。そんなところも好きなホテルのひとつだ。急に御隠居がドライブに行こうと言った。箱根に着いたら12時。山のホテルに直行する。箱根、いろいろホテルが有るけれどお茶だけなら、ここが1番落ち着ける。その日はホテルの2、3日の休業明けということで、フロントが14:00まで閉まっていた。まだ時間があったので駐車場に車を置いて隣の箱根神社にお詣りにいった。僅か3分の距離なのに、ものすごい外国人。日本語が聞こえないほど。幸福柏餅も神社声援のジンジャエールも飛ぶように売れている。アジア人は餡子も平気なんだ。湖の鳥居までは多分押し合って危険なので閉鎖していて行かれない。道路も右左見ない、真ん中で立ち止まる人がいて車は怖い。そして戻ったホテルは喧騒からかけ離れた空間。真っ白に雪を被った富士山と湖の見える席で、アフタヌーンティーを楽しんだ。終わったらどこにもよらないで直帰。途中の江ノ電鎌倉高校前は相変わらず、いや、以前よりもっとアジアの若者で駅も踏切も海岸も若者で溢れていた。スラムダンク。その日の夕陽がとても綺麗だった。七里の方まで海岸に溢れていた若者たちも、その夕陽は心に残ったことだろう。
January 26, 2024
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3年ぶりに韓国語の授業に出た。全部忘れているから見学だけと言ったけど、新しい教科書を持って行ったら、勉強するつもりで来たと思われて、いきなり教科書読んで質問を考えて答える授業に参加。古巣はいいなあ。そのメンバーのうちの2人が台湾旅行へ行くと言う。旅行雑誌を広げてどこで食べようか、何を買おうかと聞いてきた。美味しいところは幾つかあるけど、自分で探したお店が1番美味しいよ。たとえ失敗しても成功の思い出より失敗の思い出の方がいつまでも心に残って話題が続くよと言っておいた。身の危険さえなければ、冒険がいちばんの思い出になる。シンガポールに行った時、旧正月でお店が閉まっているからと、いくつかのレストランを口コミの評価の高いのから選んで予約してから行った。他人がおいしいと言うレストランは確かにハズレがなかった。しかしそれだけ。後で、「あそこ美味しかったよね。」しか話題に上らない。自分で探し当てたレストランはたとえ美味しくなかったとしても、そこに辿り着くまでの過程、お店の人の顔、失敗した経緯が、毎回毎回話題に上る。そこには美味しさ以上の思い出が有る。他の人が味わったことがない自分だけの思い出の味だ。表彰式で、せっかくのモンゴル大統領に会う機会は逃したが、ご隠居が飛行機代浮いたからそれでお祝いのご馳走してあげると言う。なんだか取らぬ狸の皮算用のような訳わからない気もしたが、ラマーレドチャヤで食事した。ちゃんと車で行くと言っておけば、駐車場のガードマンが駐車スペースを確保しておいてくれるからそこは安心。クロークできちんとコートや帽子を預かってくれるのもいい。お気に入りの海辺のレストランだから、場所は変わり映えしないけれど、お祝い事はここと決めている。見ているとお祝いディッシュのサービスプレートがいつも出ているから、他の人もここでお祝いをしているのだろう。サーバーとの会話も楽しく雰囲気がいい。アットホームな和ませてくれるレストランだ。アレルギーとかの記録も覚えていてくれるから安心だ。今日の隣の席の奥さん「ずっと海老アレルギーと言ってたけど、ハワイに行くから検査したら海老アレルギーは無いんですって、エビ食べられることに訂正しておいて」なんて言っているのが聞こえた。常連が多いんだろうな。相変わらずのシェフの創作料理は想像を飛び越えているけれど。コース料理のお品書きはない。サーバーがソースの味から使っている食材全てを自分で説明するから。それに毎回変わるから、印刷していたら紙代金が大変だろうなと思う。こちらのデザートは、それほど飛んでいない方。私が食べた方はどこからこの発想が来るんだろうと、サーバーと盛り上がってしまった。
January 23, 2024
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前の投稿からの続きその後1月2日、地震や航空機事故に心を痛めながら、家族で過ごして忙しくて見られなかったメールチェック。え、なんだろう知らない人からのメール「急ぎ連絡乞う」詐欺?新聞社の名前だけ書いてある。全く思い付かないわけではないので、「何か用ですか」と返事をした。次の日、私の写真入りの記事原稿が貼り付けられたメールが来た。モンゴル語で。え、え、どうやってこの写真見つけたの?これ今は使ってない昔のFacebookのプロフィール写真じゃない。こわ〜い。しかしモンゴル語の内容は、「あなたの作品がコンテストで外国人部門の1位になりました。11日表彰式には来られますか。」と書いてある。写真の件と言い、にわかには信じがたい。にわかでなくても信じがたい。とにかく先生に連絡する。先生のその新聞社知人経由で連絡とってもらった結果、どうやら事実らしい。「表彰式に行けば、大統領から直接表彰されるらしい。写真送る?これで良いかって聞いている」だ、大統領!モンゴル国大統領!動揺して動悸が激しくて、思わず「その写真でいいです」と言ってしまった。山の家で撮った普段着のスナップ写真である。今から航空券の手配して、荷物まとめて、マイナス25度のウランバートルに行って、習い始めて2年ちょっとのモンゴル語の実力でモンゴル人表彰者に混じって出席なんてできない。新聞社のインタビューだってあるだろうし。怖い。結論大統領と主催新聞社に出席できないお詫びの手紙をモンゴル語で記した。それ以来、今日まで勉強のためにフォローしている幾つかのモンゴル文字教室のFacebookに、各教室の学生受賞者の記事が載る。すでに発行された新聞記事の私の写真もついでに載る。私1人普段着。みんな民族衣装の正装。その度に動揺し、勉強も手につかなくなる。急いで写真探してると、ご隠居が「もう遅いよ」と笑う。今日、ウランバートルでは大統領が来て表彰式。その後街の美術館で16日までプロフィール写真と共に展示される。私1人普段着の写真が。半ば「参加することに意義あり」と投げやりに出品した作品。こんな大々的な国家プロジェクトだなんて知らなかったんだもの。
January 11, 2024
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去年の12月、モンゴルでモンゴル縦文字(うちモンゴルで使っている古いモンゴル文字)のコンテストに出品した。外国人部門は課題について作文を書いてモンゴル縦文字をペンで書くか筆で書くか。締切が迫っていたので急いで作文して、先生に助けてもらって縦文字にして、それを毛筆で和紙に書いた。墨の乾かないうちに郵便でモンゴルに送る。EMS で追跡していると、モンゴル空港に着いたのに税関で止まる。次は首都の郵便局で止まる。担当局に行ったのに、次の日また空港局に戻った。え〜、日本に戻ってくるの?そして次の日また首都の中央郵便局に行く。もう8日も止まっている。どうなってるの?仕方ないので、コンテストの主催新聞社にメールして郵便局に探しに行ってもらった。なんとか締切ギリギリセーフ。モンゴルって郵便システムどうなってるんだろう。そして、応募のことはすっかり忘れてた。怒涛のお正月。
January 10, 2024
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今年もまた失敗した。「今年こそデパートのお節を買ってみたいんだけど」と言ってみたけど、「お母さんのお節が食べたい」と却下された。「鮑も海老も要らない。お母さんの柔らか黒豆ときんとんが食べたい」ということです、31日は朝から料理。材料あれこれ買えば3万円なんてあっという間に超えてしまうが、まあ良いか。鯛を焼いて、ローストビーフ、鰤、カンパチ、マグロ、タコの刺身を切る。鯛のカルパッチョや田作り、パティを塗ったカナッペは娘が作ってくれた。長年作ってきたから同時進行でどんどん作れる。あと何年自分で作れるか。デパートのお節はもう少し先かな。年越しは洋風で、お正月は伝統料理で娘達が持ってきたシャンパンとチーズでだらだら過ごすお正月。
January 2, 2024
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