日本語で話そう

June 4, 2019
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カテゴリ: 香港
香港の続き

完全に娘に主導権握られているので、どこで食事するか行き当たりばったり。おまけに家族の中で一番英語が出来るのに人に道を聞く事は絶対しないという人なので、自分で道に迷うと機嫌が悪くなる。私だったら直ぐに聞いちゃうのになあ。
ガイドブックの地図片手の娘の後をついて行きながらこっそりgoogle map で調べるウサギ。
そうやって調べてたどり着いたレストランは入り口が分かりにくいエレベーターで2階に昇った店だった。
ドアが開くと物凄い喧騒の中、物凄く広い部屋の中にぎっしりと置かれた丸テーブル。心なしか部屋が湯気で霞んでいるような。その間を泳ぐように回って歩く飲茶の蒸し器が乗ったワゴン。
どこに座ったら良いのか見渡していると店員が、食事が終わって席を立ったお客の食べ終わったお皿や箸がまだ乗っているテーブルを示した。
我らテーブルに座って固まる。一体どうやって注文すれば良いのか。周りを見渡す。見るとテーブルの下にメニューの名前が書いた紙と鉛筆。
きっと回って来たワゴンから蒸篭を取ると料理名にチェックしてくれるんだよね。
それからは、ワゴンが回って来るたびに長女が立って中身を聞く。聞いてもわからないから、ワゴンのおばさんが蒸篭に蓋を開けて見せる。その速さが凄い。さっと開けてさっと閉める。一瞬の隙に娘は判断して首を振ったり注文の指さしをしたり。後の3人は黙ってテーブルに乗った物を分けて食べた。

この店での食事は全て周りの人を観察して真似する事だった。あのプリンみたいのはどこにあるの?じいっと観察して場所を突き止めると次女が注文の紙を持ってそこに行きもらって来た。

このローカル感なんとも堪らない。また来ようと言いながら結局再訪は果たせなかった。

食べるの夢中で写真なんて有りません。





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Last updated  June 4, 2019 09:18:37 AM
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