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2012年08月30日
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カテゴリ: 生活、家族、仕事


 富士山レーダーは、1964年に富士山頂の富士山測候所に設置され1999年に運用を終了した。

 NHKのプロジェクトXで放送されたように、富士山頂にヘリコプターで運ぶ関係から、レーダー・ドームの骨格は軽量化が要求された。

 また、毎秒100メートルの冬の風に耐えられることも要件とされた。

 出来上がった直径9mの半球状ドーム骨格の重量は620kg。

 この強固なドームは、R・バックミンスター・フラーが考案した“ジオデシック・ドーム”の構造。

 また、環境問題等で使用される「宇宙船地球号」という言葉もフラーの概念。




 リチャード・バックミンスター・フラーは1895年7月12日、米国のマサチューセッツ州に生まれた。

 哲学者で、デザイナーで、構造家・建築家、発明家、詩人であるとされる。

 1983年7月1日没。

 フラーを象徴する言葉のひとつがダイマクション。

ダイマクション (Dymaxion) は、アメリカの発明家バックミンスター・フラーが発明品のいくつかにつけたブランド名。

 動的最大張力 (dynamic maximum tension) の略とされる。

 その心は、天然自然の力、エネルギーを利用、活用し、最大限の効率を目指すこと。




 ダイマクション・カーがクルクルと小回りするシーンはもの珍しい。

 内部容積をたっぷり確保し空気抵抗の少ない紡錘型の車体の後部にエンジンを搭載。

 効率を追求したかにみえる3輪車は、転倒しやすい欠点を持っていたため普及するに至らず。














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最終更新日  2012年08月30日 15時31分50秒
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