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2018年05月01日
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 目玉の大会を失った富士スピードウェイ(FISCO)は、
新たな客
を呼べるモータースポーツイベントの必要に迫
られた。

     ​

 1970年に2回開催したスポーツカーレースが、格好の
モデルとなった。
 9月の「フジインター200マイル」では、イタリアから
最新のフェラーリ512Sを持ち込んで走らせたことで、多
くのファンを引きつけた。

     ​

 これをシリーズ化し、年間チャンピオンを競うイベン
トに仕立てるのである。
 これが「富士グランチャンピオンシリーズ」で、
“グラチャン”の愛称で親しまれた。
 グランはフランス語、チャンピオンは英語で「グラン
チャンピオン」は造語。

​  

 1971年4月25日。
「富士300kmレース」で初のグラチャンが開催された


 30度バンクを含む6kmのフルコースで50周で争う。
 ポルシェ908/2、7リッターエンジンのマクラーレンM12
などのレーシングカーから、日産フェアレディ240Z や
ホンダS800の改造車までが混走した。
 生沢 徹、高原敬武、風戸 裕などのドライバーが、
プライベートチームを作って参戦。
 自動車メーカー主導のレースと異なり、ドライバーの
腕、実力勝負で、スポンサーを募って参戦する、欧米と
同じレース環境が生まれた。

     ​
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最終更新日  2018年10月09日 19時30分22秒
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