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2018年12月28日
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カテゴリ: 自動車
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 11月28日、VWの米国法人のスコット・キーオ最高経営責任者(CEO)は北米に電気自動車の生産拠点を模索していると報道陣に語った。
 12月4日、フォルクスワーゲンのCEOは、VWが米フォードとの提携関係(アライアンス)の構築を模索していると明らかにした。
 世界自動車販売台数でVWは1位(1,074万台)、フォードは6位(660万台)。
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提携模索=CEO
2018年12月5日 ロイター
 独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)のヘルベルト・ディース最高経営責任者(CEO)は4日、VWはフォード・モーターとの提携関係の構築を模索しているとし、フォードの米国内の工場を利用して自社の自動車を製造する可能性があることを明らかにした。
 VWを含む独自動車メーカーの首脳はこの日、米ホワイトハウスでトランプ政権の高官との会合に出席。
 会合後、ディースCEOは「フォードと世界的なアライアンスの構築に向けて協議を進めており、交渉は進んだ段階にある。
 こうしたアライアンスは米国の自動車産業の強化にもつながる」とし、「第2の工場を建設することも検討している」と述べた。 
 この件に関してフォードからコメントは得られていない。
 ただ両社はこれまで、数多くの分野で協力を模索していることを明らかにしていた。 
 VWは現在、テネシー州チャタヌーガに組立工場を保有。
 ディースCEOは新たな工場について「テネシー州で交渉が進んだ段階にある」と指摘。
 ただ他の選択肢の可能性もあるとも述べた。 
 フォードとの提携については、アライアンスの一環として株式の持合はないと表明。
 「プラットフォームの共有を通して、フォードの欧州での足場を強化するアライアンスを構築する」とし、「米国内のフォードの工場を利用してVWの自動車を製造する可能性もある」と述べた。
 VWはフォードとのアライアンスについて1月に協議を進めたいとしている。
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 実現すれば超大型のアライアンスとなる。
 VWは現在テネシー州のチャタヌーガ工場で「パサート」、「アトラス」を生産している。
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 このアライアンスのメリットは、VWは販売が好調ではない米国内に生産拠点を設け、シェアアップがはかれる点。
 フォードは、米国向け乗用車、大衆価格の電気自動車の研究開発費を抑えて、最新のメカニズムを取り入れられる点。
 ただし、車作りの相性がよいかどうかは不明。
 メルセデスとクライスラーほどの違いはないとは思うが、ドイツ・メーカーと米国メーカーの製品を見る限りでは、考提携は容易ではない。
 プラットフォームといえども、高品質を厭わないVWと生産性重視のフォードが折り合えるのだろうか?
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最終更新日  2018年12月28日 16時00分08秒
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