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2019年04月10日
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カテゴリ: 自動車
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 日本の自動車も西欧のように文化性を帯びつつある。
 各社もブランド価値を高めることに配慮するようになった。
 ブランドが継続しているものも、廃絶されたものも含めて、「日本の名車」を祝えるようになったのは嬉しいこと。
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ロードスターもセルシオも
2019年2月17日 Forbes JAPAN
 今月、シカゴ・モーターショーでマツダ・ロードスターの30周年記念モデルが発表された。
 驚くのは、その限定500台が、なんと4時間半で完売となったことだ。
 しかし、30周年を迎える日本の名車はロードスターだけではない。
 今年は数多くの30周年記念版が発売されることだろう。
 日本のカーカルチャーを語るには、1989年の黄金期を忘れることはできない。
 黄金期というのは、つまり、世界が認めた日本の名車が数多く登場した年だ。
 ちなみに、1989年というと、 ベルリンの壁崩壊、天安門事件、昭和天皇崩御、任天堂ゲームボーイ発売、横浜ベイブリッジ開通、 消費税施行、NHK衛星放送開始など、激変の年でもあった。
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 それはちょうど僕が日本にやって来た頃で、伝説的なクルマがぞくぞくと登場した時だった。
 日産スカイラインGT-R(R32)、スバル・レガシィ、トヨタ・セルシオ、マツダ・ロードスター、日産300ZX(Z32)、トヨタMR2などが誕生し、高級車ブランドのレクサスやインフィニティが米国で生まれた年でもある。
 今年、その全てが30周年を祝う。
 そして、眩しいレーシング・オレンジという色で発表された限定版ロードスターが、祝福すべき年の開幕を飾った。
  …(略)…
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 初期のコンセプトに原点回帰したマツダ・ロードスターは世界的にも評価が高い。
 マツダはロードスターを大切にして欲しい。
 世界戦略のおいて、自動車メーカーのイメージリーダーは重要。
 「自動車」が過剰な消費であれば、ブランド価値は購買動機を大きな部分を占める。
 イメージリーダーは、メーカー各ブランドにも影響を与える。
 カルロス・ゴーンは日産のリストラ(再建)にあたり、フェアレディとGTRを捨てなかった。
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「GT-R」開発プラン
2019年2月17日 Smart FLASH    
 コモディティ化した大衆車メーカーでは、スポーツイメージは大事な要素。
 環境性能、安全重視の日本だけ見ていては世界戦略から離れていく。
 圧倒的なブランドイメージと少数しか販売しないロールスロイスは、モータースポーツに参加しないが、ベンツ、アストンマーチン、ジャガーは参加する。
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トヨタ「スープラ」、
の裏にしたたかな戦略
2019年2月17日 Business Journal
  …(略)…
●トヨタ「スープラ」復活はマーケティング的には安全策
――トヨタ自動車のスポーツカー「スープラ」が17年ぶりに復活することが話題を呼んでいます。
 これに限らず、スポーツカーは一般向けの車種に比べて販売台数も見込めず、トヨタも一時期開発を中止させていた分野ですが、なぜ今、スープラを復活させたのでしょうか。
有馬賢治氏(以下、有馬)
 車名は車好きにとっては、象徴的な意味合いを思い起こさせます。
 特にスポーツカーでは、それが顕著で「ポルシェ」「フェラーリ」「ランボルギーニ」のように、車種に対する憧れを一部の消費者に強く抱かせることができます。
 つまり販売台数が少なくとも、スポーツカーはブランドのイメージリーダーとしての役割を担うだけの強さがあるということです。
  …(略)…
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 トヨタのマーケティングは素晴らしい。
 ヤマハに製造委託するなりしてMR2や2000GTも復活して欲しいものだ。
 ホンダは自動車もバイクも、古いブランドの復活は好きではないようだ。
 新しい技術へのチャレンジ重視では致し方ないところか。
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最終更新日  2019年04月10日 06時00分24秒
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