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2019年07月18日
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カテゴリ: 自動車
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 プリウスミサイルなどと呼ばれ、高齢者の暴走事故が目立つプリウスについて、トヨタ自動車の株主総会で株主から質問があった。
 6月13日10時に開かれた株主総会の出席株主数は5,546人。
 4議案が可決され、所要時間は1時間49分。
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株主の質問に役員は
トヨタ株主総会
2019年6月13日 産経新聞
 トヨタ自動車は13日、定時株主総会を愛知県豊田市の本社で開いた。
 株主と、豊田章男社長ら役員との質疑では、「CASE」と言われる電動化や自動運転などの次世代技術・サービスや株主還元のあり方、働き方改革などについて幅広い質問が出た。
  …(略)…
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 吉田氏は「プリウスの事故、心配をおかけして申し訳ない。死傷者ゼロがトヨタの目標だが道半ばだ。個々の事故は警察の調査に全面的に協力しており、お客の安心・安全を第一に、厳しい基準で評価され、世に出している」と強調。
 「年配のお客を中心に、大変多くのお客にご愛顧されている」と話し、プリウスの事故が目立つのは、販売好調が続き、多くの車が使用されているからだとの認識を示唆した。
 また吉田氏は、踏み間違い防止の後付け装置の対応車種を年内に12モデルに拡大する方針を改めて強調し、「安全な車社会のために、できることは全てやる」と話した。
  人工知能研究子会社、TRI(トヨタ・リサーチ・インスティテュート)最高経営責任者(CEO)のギル・プラット氏も「(開発中の高度安全運転支援技術である)ガーディアンが、悲惨な事故を回避して死傷を予防するのが私どもの夢だ。こういった技術は社会が必要としており、他メーカーの車にも提供したい」と説明。豊田氏も改めて「交通事故がゼロになるまで戦いを続ける」と述べた。
  …(略)…
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 2018年に死亡事故を起こした75歳以上のドライバーは前年比42人増の460人。
 全体に占める割合は14.8%と過去最高。
 事故原因は、ブレーキやアクセルの踏み間違いなど「操作不適」が136人で30%。
 積極的な「踏み間違い防止装置」、センサーと連動した「誤加速防止装置」がのぞまれるところ。
 池袋の事故事例から「上級国民批判」が噴出。
 加齢で認知力や判断力が衰えているにもかかわらず、自信満々で周囲の意見に耳を貸さない。
 そんな「傲慢な高齢者」がプリウスのオーナー像として表されている。
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 トヨタの車は全般に(全部ではない)軽いハンドル、柔らかなで急に効くアクセル、ブレーキ、ふわふわしたサスペンションが多い。
 安楽で間違いのない車だ。
 車好き、飛ばし屋に好まれない特性を備えている。
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 イージーで快適な運転、乗車特性は、時にドライバーに全能感のようなものを与えてしまうのかもしれない。

 プリウスが、老いても「車を使う高齢者」の多くのドライバーの心をとらえたことが分かる。
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最終更新日  2019年07月18日 06時00分13秒
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