SAC.COM

2020年02月21日
XML
カテゴリ: 自動車
​​​​​
 ダイムラー株がさえない。
 排ガス不正に関連する費用が収益を圧迫。
 配当を減らして手元資金を確保し、電動化対応をすすめる。
     ​
〔海外決算〕
=排ガス不正疑惑が圧迫
2020.02.11 時事通信
 ドイツ自動車大手ダイムラーが11日発表した2019年決算は、純利益が前年比64%減の27億900万ユーロだった。
 ディーゼル車の排ガス不正疑惑に関連する費用に圧迫され、大幅減益となった。
 不正疑惑に関連する費用は約40億ユーロ。
 具体的には明らかにされていないが、罰金や訴訟費用などとみられる。
 ダイムラーに対しては、昨年9月に独検察から、排ガス基準違反に関する監督義務責任などを理由に、8億7000万ユーロの罰金が科された。
  ― 引用終り ―
     ​
 2020年は、コスト削減と投資抑制による大幅増益を約束したが、もちろん新型コロナウイルスによる世界景気の減退による売上減少は、まったく織り込んでいないだろう。
 世界的規模の自動車メーカーは、世界景気の停滞、資源価格の低迷で、中国や中近東の売上が大幅に減少すると予測される。
     ​
金融危機以来の低水準
-電動車シフトで資金確保
Christoph Rauwald
2020年2月12日 Bloomberg
 ドイツの自動車メーカー、ダイムラーは配当金を金融危機以来の水準に減らし、コスト削減をさらに進めると約束した。
 オーラ・ケレニウス最高経営責任者(CEO)は電気自動車のラインアップを拡充するため、今年は手元資金を確保する。
 CEO就任から9カ月が経過したケレニウス氏は、事業再編の推進で苦心している。
 同氏は11日にシュツットガルトの本社で投資家に対し、コスト削減と投資抑制で今年は前年比で「大幅な」増益を達成すると約束した。
 ダイムラーが発表した2019年の配当金は前年比7割減の1株当たり0.9ユーロ。
 同年の通期EBIT(利払い・税引き前利益)は前年比61%減少した。
 生産の一時停止やディーゼルエンジン車の修正、電気自動車へのシフトなどで費用がかさんだ。
 ドイツDAX指数構成銘柄のうち、同社株価は年初来のパフォーマンスが最悪。
 時価総額は約460億ユーロ(約5兆5200億円)で、規模がはるかに小さい米テスラの半分にも満たない。
  ― 引用終り ―
     ​
​​​​​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2020年02月21日 06時00分14秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

Ta152R

Ta152R


© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: