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2020年02月21日
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カテゴリ: 自動車
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 日産は2020年3月期3Q決算(9カ月累計)を発表。
 営業利益は前年同月比82.7%減の543億円、当期純利益は同87.6%減の393億円。
 2020年3月期第3四半期決算(10~12月の3カ月)の当期純損失が260億円の赤字。
 日産の業績はリーマンショックが到来して以来、11年ぶりの赤字転落となった。
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販売低迷
内田社長「業績は想定以上に悪化」
2020年2月13日 毎日新聞
 日産自動車は13日、2019年10~12月期の連結最終(当期)損益が260億円の赤字(前年同期は704億円の黒字)になったと発表した。
 これを踏まえて20年3月期の業績予想を下方修正し、売上高を前回予想から4000億円減の10兆2000億円に、最終利益を450億円減の650億円にそれぞれ引き下げた。
 米国や日本国内などの販売不振が主因で、日産は追加のリストラ策を検討する考えを示した。
  ― 引用終り ―
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 赤字の主因を日産は、新車投入の遅れ、不足としている。
 2020年3月期の販売台数見通しを524万台まで下方修正した。
 今回の業績を見て、更に引き下げる検討に入った。
 2022年度末(2021年3月末)までに世界で1万2500人超の人員削減を進行中だが、これに追加して生産体制の縮減を検討する。
 日産は世界各地で拡大した供給能力を新車の値引き販売(インセンティブ投入、残価を高く設定したリース)などで補っていた。
 残価設定の高いリースは、リース終了時に高額な中古車として貸手に帰ってくるというタチの悪いもの。
 販売が拡大一直線のときはカバーできるが、新車販売が停滞、低減するとそれらの構造が破綻する。
 ゴーン氏のトラブルがある前から、世界での日産自動車のブランド価値は、けっして高くなかった。
 ゴーン氏がコミットメントを達成できなかったEV(電動車)の拡販は、相変わらず期待の中国市場を含めはかばかしくない。
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 日産自動車、ルノー・日産・三菱自動車アライアンスはどこに向かうのか、吾身には見当もつかない。
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最終更新日  2020年02月21日 16時00分09秒
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