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2021年10月25日
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テーマ: ホンダ(45)
 「五輪はよくても、二輪、四輪はダメ」という日本政府の方針で、幻となった2021F1日本GPスペシャルカラーリングのレッドブル・ホンダが、トルコGPで走行した。
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2021/10/08 共同通信社
 自動車のF1シリーズ第16戦、トルコ・グランプリ(GP)は8日、イスタンブールでフリー走行が始まり、レッドブル・ホンダが白を基調とした1戦限りの特別カラーリングのマシンで走行した。8~10日まで予定されたが新型コロナウイルスの影響で中止となった日本GPのために用意していた。
 ホンダは今季限りでF1活動を終了。日本での最後のレースを盛り上げるために企画されたもので、ホンダは「ファンの皆さまに感謝の気持ちを込めて製作した」としている。
  ―  引用終り  ―
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 自分の都合でF1参戦を止めておいて見苦しいような気もするが、「コロナ禍のせい」ということなのだろう。
 「脱エンジン」と同様、過去の栄光を振り返らない「ホンダらしさ」もあるのだろう。
 これでF1はお仕舞、いつまでも語らないでくれ、というサインのようだ。
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 過去を振り返らないという点でもう一つ例を挙げると、ホンダには現代の技術で作る過去に人気の高かったレトロマシンがない。
 S600・S800、CB750K0、CBX400など現代の技術を投入して復刻版を作ったなら、ニーズもあり確実に売れそうな2輪、4輪があるが、ホンダにそういう技術はない。
 個人的にはCB250RS、CB250RS-zの現代版を出してくれれば、ぜひ買いたい。
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 リターンライダーも多い今日、小さな日本2輪市場にこだわっていられない世界ホンダの先進性のおかげで、国内2輪市場は小さくなる一方だ。
 4輪はもともとたいした影響がないが、ホンダ・ディーラーは、値引きなど考えずに売れる車種が増えると助かるだろうが、これも新技術、研究開発に関係ない。
 TV放映権料を稼ぐことが最大の関心事になったF1GPから、ホンダと本田技術研究所は、とっくの昔に引退してもおかしくはなかったのだろう。

■2021年F1第16戦トルコGP決勝 暫定結果
1  V.ボッタス  メルセデス 
2  M.フェルスタッペン  レッドブル・ホンダ 
3  S.ペレス  レッドブル・ホンダ 
4  C.ルクレール  フェラーリ
5  L.ハミルトン  メルセデス 
6  P.ガスリー  アルファタウリ・ホンダ 
14  角田裕毅  アルファタウリ・ホンダ 





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最終更新日  2021年10月25日 16時00分07秒
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