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2021年11月16日
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 マイクロソフト社の創業者の一人、ビル・ゲ イツ氏は約20年前に、今後世界が直面する多くの死者を出す恐れは戦争ではなく感染症のパン デミック、と警告していた。
 感染拡大の初期には、陰謀論者らが作成した加工写真や偽ニュース記事で、ゲイツ氏が新型ウイルス流行の黒幕だと非難するものが散見された。
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 ゲイツ氏は2015年のTEDトークで、世界はエボラ出血熱の流行に続く新たな感染症流行の準備ができていないと、予言のような警告を発していた。
「もし今後数十年の間で1,000万人以上が死ぬことがあるとすれば、最も可能性が高いのは戦争ではなく感染力の非常に高いウイルスだろう」
「仮にスペイン風邪のような感染爆発が起こった場合、今は医療が進んでいるからそれほど深刻にならないと思うかもしれないが、世界が密接に結びついた現代だからこそ、世界中の大都市に瞬く間に感染が拡がる」。
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 ビル・ゲイツ氏が共同議長を務める「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」は、20年以上に亘り感染症対策に取り組んできた。具体的には、「検査の拡充」「接触者の追跡」「治療薬の開発」。
 特に「ワクチン開発」に重点的に取り組み、
米・モデルナや英・アストラゼネカなどのワクチン開発に資金提供してきた
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 ヒト、モノ、マネーが世界を自由に行き来するグローバル社会は、ウイルスや細菌が進化し疫病をまん延させるには実に都合がよい。現代はまさにパンデミック(世界的大流行)の時代といえる。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の大流行が終息しても、近い将来、間違いなく新たな感染症がわたしたちの経済や社会を脅かすだろう。 
 ゲイツ氏は「2022年末には、我々全てが基本的また完璧に以前の正常な状況へと戻ることができるだろう」と述べた。
 世界がコロナ禍前の姿に戻ることがあるのだろか?
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「来年は今年よりも良くなる」
とビル・ゲイツが確信する理由
2020/12/25 Forbes JAPAN
 「今年は破滅的な年だった」。ビル・ゲイツは22日、自身のブログの2020年を締めくくる投稿を、言わずもがなのそんな一文で書き始めている。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックは世界全体で160万人の命を奪い、7300万人をウイルスに感染させ、途方もない規模の経済損失をもたらした。
  …  (略)  …
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 だが、ゲイツは読者をこう鼓舞する。「2021年には明るいニュースが届く」。ゲイツは、新型コロナワクチンの開発と供給で科学がめざましい進歩を遂げていることにふれ、「人類が1年で病気に関してこれほどの進歩を遂げたことはかつてなかった」とたたえる。ワクチン開発には10年かかることもあるが、科学者たちは今年、1年足らずで複数の新型コロナワクチンの開発にこぎつけた。
 モデルナとファイザー・ビオンテック連合がそれぞれ開発し、食品医薬品局(FDA)が緊急使用を許可したワクチンは、来年春には「世界的な影響をおよぼす」ほど普及するとゲイツは予想する。その結果、 富裕国では死者数や感染者数が減り、「生活は今よりずっと正常な状態に近づくだろう」
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 新型コロナワクチンをめぐっては、世界全体に十分な量をどう確保するかが課題になる。世界では、必要な投与回数が1回か2回かに応じて50億〜100億回分が必要になるとみられているが、現状では、インフルエンザや子ども向けの予防接種分など、各種ワクチンの年間生産量は世界全体で60億回分ほどとなっている。
 ゲイツはこの点に関して、ほかのワクチンを犠牲にすることなく新型コロナワクチンの生産を増強できるように、自身の財団が、富裕国のワクチン開発企業と、発展途上国の大規模生産企業を結びつける取り組みを進めていることを紹介している。前者が有効なワクチンを開発し、後者が安全で安価なワクチンを大量に生産することで、互いの強みを最大限に生かしてワクチンを世界に普及させるねらいだ。
  …  (略)  …
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 ゲイツは投稿の最後に、科学にとってまた別の、だが重要な課題である気候変動に言及している。ゲイツはこのテーマを扱った新著を来年2月に出すことにふれつつ、 バイデン次期政権のもとで「米国は来年、世界の温室効果ガス排出の削減で再び主導的な役割を担うことになりそうだ」 と期待を示している。
 ゲイツは「向こう1年には明るい展望をもっている」とつづり、2021年は2020年と比べて、非常に大きくはなくても「はっきり感じとれる改善」がみられるだろうと結んでいる。
  ―  引用終り  ―
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 確かに先進国では2020年より2021年はましな姿になった。
 途上国ではワクチン接種は遅れており、国際的な人の往来が回復したといえる状況からは程遠い。
 世界各国は感染拡大抑止・防止に努めるべきであったが、国際紛争、国内紛争は止まらない。
 中ロは領土的野心をあからさまにしており、イスラム過激派は軍事的勢力拡大を強化している。

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次のパンデミック
「戦争の脅威並みの対応を」
ゲイツ、巨額投資訴え
2021/01/29 Forbes  JAPAN
 米マイクロソフトの共同創業者で慈善活動家のビル・ゲイツは、将来の新たなパンデミック(感染症の世界的流行)に備えたグローバルな取り組みが必要だと考えている。
 それには、科学の発展や大規模な検査、グローバルなパンデミック警戒システム、発生後最初に対応する「感染症ファーストレスポンダー」などへの巨額の投資も含まれる。
 ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団の年次書簡のなかで、世界4位の富豪であるゲイツは、富裕な国々に対して、現在猛威を振るう新型コロナウイルス感染症の次に来るパンデミックに集団で対処するため、年数百億ドル投資するよう呼びかけた。
  …  (略)  …
「この1年のような苦難を繰り返さないために、パンデミックへの備えは戦争の脅威と同じくらい真剣に取り組まなくてはならない」(ゲイツ)
  ―  引用終り  ―
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最終更新日  2021年11月16日 16時00分07秒
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