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2022年01月29日
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テーマ: 住宅コラム(1809)
カテゴリ: 生活、家族、仕事
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マンション業界の秘密
タワマンから戸建てへ…流れは変わるか
テレワークでの不都合管理費・修繕積立金の値上げ
2022.1/17 zakzak
 最近、タワーマンションに対する否定的な記事や論調を目にすることが多くなった。十数年前に私が「タワマン批判」的な記事を書き始めた頃は、まったくの孤立無援だったことを考えれば、隔世の感がある。
  …  (略)  …
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 そもそも、タワマンは都心か、その周辺部に多い忙しい人向きの住まいだ。彼らは本来あまり自宅には滞留しない人々だった。それがテレワークでにわかに自宅にいる時間が長くなり、不都合に気付いてしまう。
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 例えば、タワマンの戸境壁は薄い。普通のマンションなら戸境壁は鉄筋コンクリートの躯体になっている。しかしタワマンは乾式壁と言って、石膏ボードに遮音材を挟んだような建材が使われている。これでは必然的に隣戸の生活音が聞こえてしまう。
 お互いに普段は昼間不在だったのが、24時間滞留すると、嫌でも生活音が聞こえてしまう。場合によってはくしゃみの音すら漏れてくるのだ。
  …  (略)  …
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 住むためのコストについても最近クローズアップされてきた。管理費や修繕積立金が値上がりしているのだ。
 原因は、人手不足で、直接的には管理員や清掃員が人手不足によって賃金が上昇している。
 さらに建築関係の職人さんが少なくなったことで、大規模修繕工事の費用もかなり値上がりしている。タワマンの場合、通常のマンションに比べて大規模修繕工事のコストが2倍以上とされる。だから、タワマンの月々の修繕積立金が、新築引渡時の3倍から4倍に値上がりするケースは珍しくない。5倍以上ということもある。
 こういった理由により、世の中のタワマンに対する幻想は崩壊しつつある。
  ―  引用終り  ―
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 タワーマンションの長所・短所が明らかになったからと言って、
日本人の住宅選びが 一挙に戸建て志向になるかは疑問。郊外の拠点となる駅周辺の高規格マンションなどの選択肢もあるからだ。
 戸建ての短所も数多い。
 中国の不動産投資熱の冷却は、日本のタワーマンションの買い手の減少となるだろうから、リモートワークの増加、候補地の減少と相まって、タワーマンション建築ブームは終り。
 「分譲か賃貸か」「戸建てか集合住宅か」という住宅に関する選択肢の答えは、人生と同じく色々。










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最終更新日  2022年01月29日 06時00分07秒
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