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2023年06月19日
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カテゴリ: 司法、検察、警察
 刑法の罰、懲役等は、復讐ではなく、一般に犯罪を犯した当事者の更生を期したものとして存在する。
 過去の同種の犯罪者の後の経緯等を踏まえ、更生しがたいと思われる種類の犯罪、犯罪者も存在すると思われる。
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容疑の19歳男2人逮捕
2023年6月1日 産経ニュース
 東京メトロ日比谷線の車両内で催涙スプレーを噴射して運行を妨害したとして、警視庁下谷署は威力業務妨害の疑いで、大学生の男(19)と建設作業員の男(19)=いずれも東京都荒川区=を逮捕した。
 逮捕容疑は5月4日深夜、日比谷線上野駅から入谷駅を走行中の車内で、催涙スプレーを1回噴射し、東京メトロ駅員に点検や乗客対応などを行わせ、業務を妨害したとしている。現場車両は乗客5人が目やのどに痛みを覚えたほか、南千住駅で約3分半にわたって停車を余儀なくされた。
 下谷署によると、2人は小学校の同級生。事件当日は酒を飲んで電車に乗り込み、車両の床に座り込んで大音量で動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の動画を再生するなどして騒いでいた。大学生が護身用に持っていた催涙スプレーを取り出して「電車内でぶっかけていい?」と言ったのに対し、作業員が「それえぐいんじゃね」とあおったところ、大学生が乗客がいるそばで噴射したという。
 調べに対し大学生は「悪のりの延長で大騒ぎになるとは思わなかった」、作業員は「一緒にやったというのは納得がいかない」と供述しているという。
  ―  引用終り  ―
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 悪乗りで違う分野で犯罪、迷惑行為を繰り返すのであろう。
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容疑者男女の知人が取材に応じる
2人の知られざる素顔とは
… 静岡・沼津市
Daiichi-TV(静岡第一テレビ) / 2023年6月6日 17時58分
 5月、静岡・沼津市の千本浜海岸に生まれたばかりの女児の遺体が遺棄されていた事件で、逮捕された20代の男女の知人が私たちの取材に応じた。2人の知られざる素顔とは…。
(容疑者男女の知人)
 「(容疑者の女は)息を吐くようにうそをつく子だった」
 こう話すのは逮捕された2人の知人。この事件は5月、沼津市の千本浜海岸に生まれたばかりの女児の遺体が焼かれて遺棄されていたもので、死体遺棄などの疑いで、24歳の女と、20歳の男が警察に逮捕された。関係者によると、2人は沼津市内の宿泊施設に約半年間滞在。宿泊施設での様子は「ごく普通のカップル」「周りとトラブルはなかった」ということだが、新たな素顔が明らかになってきた。
  ―  引用終り  ―
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 犯罪者自身の人の命を殺めることについての深刻さが微塵も感じられない殺人だ。言葉だけの反省が行われても、元の性格は更生されないと思われる。
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…動画売り上げ1.5億円か
読売新聞 / 2023年6月7日 6時43分
 100人以上の女性のスカート内を盗撮したとして、京都府迷惑行為防止条例違反などに問われた京都市の男(47)に対し、京都地裁は6日、懲役1年6か月(求刑・懲役2年)の実刑判決を言い渡した。
 判決によると、男は2021年2月〜昨年10月、阪急烏丸駅や大阪市の商業施設などで女性110人のスカート内などを盗撮した。
 安永武央裁判官は、 「盗撮を日常的に続け、常習性が強い」 と指摘。男はスマートフォンを分解してカバンに仕込むなど自ら細工を施した盗撮道具を犯行に使用していたなどとして、 「盗撮に対する意欲・執着は相当根深い」 と述べた。
 男は「Mr.研修生」と名乗り、盗撮動画をネット上で販売。1億5000万円以上を売り上げたとみられる。
  ―  引用終り  ―
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 「盗撮に対する意欲・執着は相当根深い」とのことで、ご本人にとって、盗撮は半ば人生のようなものなのであろう。
 盗撮といえば「ミニにタコ」田代まさし氏。
 
田代まさし氏
「ミニにタコ」発言の真相を告白
「ギャグで逃げようという話に」
2018年10月30日 スポニチ
 元タレントの田代まさし氏(62)が29日深夜放送のAbemaTV「スピードワゴンの月曜The NIGHT」(月曜深夜1:00)に出演。10年ぶりにトーク番組に出演し、かつて物議を醸した「ミニにタコ」発言の真相を明かした。
 2000年10月、都内で女性のスカートの中を盗撮したとして書類送検された田代氏。その後行われた会見で「『ミニにタコができる』というタイトルのギャグ映像を作ろうとしていた」と弁明し、話題を呼んだ。
 田代氏は「本当のこと言おうか」と切り出し、18年前の発言の真相を告白。「(盗撮は)事実だったから、普通に謝ろうと思っていた。そしたら“上の人たち”がみんな集まって『ギャグで逃げちゃおう』という話になったんだよ」と明かした。
  ―  引用終り  ―
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 以下、田代氏の劇的な人生のほんの一部をメモ。

 2000年9月24日に東急東横線都立大学駅構内において帽子、サングラス、マスクという姿で、女性の下着を盗撮しようとしている様子を目撃者から通報され、不審人物として警察が任意同行し事情聴取、東京都迷惑防止条例違反で書類送検された。 
 テレビリポーターに盗撮した理由を聞かれ「『ミニにタコができる』というタイトルのギャグ映像を作ろうとしていた」と苦しい弁明をしてバッシングされた。
 同年12月14日に東京簡裁から「罰金5万円」の略式命令が下り、一時芸能活動を休止した。
 2001年12月9日、田代は近所の男性宅風呂を覗いたとして、軽犯罪法違反で現行犯逮捕された。さらに自宅から覚醒剤が発見され、覚せい剤取締法違反容疑(使用・所持)で12月11日、再逮捕された。 2002年3月、裁判で懲役2年・執行猶予3年の判決を受けた。
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 2004年6月16日、青梅街道の「転回禁止」の場所でUターンしてオートバイに乗った男子学生に衝突し大ケガをさせる人身事故を起こし、業務上過失傷害と道路交通法違反容疑で書類送検された。
 上記の執行猶予中の2004年9月20日夜に中野区新井の路上で車を駐車中、再び覚醒剤及び刃渡り8cmのバタフライナイフを所持していたとして、銃砲刀剣類所持等取締法違反と覚せい剤取締法違反で現行犯逮捕された。2005年2月7日、東京地方裁判所で懲役3年6か月の実刑判決が下された。
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 2010年9月16日、神奈川県横浜市の駐車場の身体障害者専用スペースに止めていた車内で職務質問を受けた際、コカインをポリ袋に入れて所持していたことが発覚し、直ちに麻薬及び向精神薬取締法違反で神奈川県横浜水上警察署に現行犯逮捕。違法薬物での逮捕は3回目。2011年7月1日、横浜地方裁判所で薬物の常習性が顕著であることなどをおもな理由とし、懲役3年6か月の実刑判決が下された。
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 2015年7月6日、東急田園都市線二子玉川駅のホームで女性のスカートの中を盗撮しようとしたとして、東京都迷惑防止条例容疑で書類送検。

 2019年11月初旬、宮城県塩竈市の宿泊施設並びに東京都杉並区の自宅マンション敷地内に於いてそれぞれ覚醒剤を所持していたとして、2件の覚せい剤取締法違反(3回目)の容疑で再び逮捕された。違法薬物としては4回目の逮捕。
 2020年3月4日の判決公判で、懲役2年6月、うち懲役6月を保護観察付き執行猶予2年とする判決を受けたが控訴。7月29日、仙台高裁は、一審仙台地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。
 2022年10月27日、福島刑務所を出所。





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最終更新日  2023年06月19日 06時00分10秒
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