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2023年06月28日
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カテゴリ: 生活、家族、仕事
 転職サービス「doda」を運営するパーソルキャリアが、2023年の転職人気企業ランキングを6月に発表した。
 TOPは20年から4年連続で1位の「トヨタ自動車」。トヨタグループは日野自動車、ダイハツなどの不祥事がたびたび報じられたが、経営トップが自ら速やかかつ適切に対処していることが、若年世代を含めて好感されたのだろう。世界有数の企業であるトヨタが転職先として評価されるのは当然至極。
 2位は本国、米国の業績不振から人員削減の進む「グーグル」。3位は長年の業績不振から回復著しい「ソニー」。いずれも世間に名の知られた大企業。
 調査は2023年2月17~24日、インターネットで実施。20代以上の働く男女5083人が転職したい企業を自由形式で1~3位まで記入し、志望度に合わせて持ち点(10点)を振り分け、合計点が高い順にランク付けされた。
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賃上げ企業が上昇
ITmedia ビジネスオンライン / 2023年6月12日 15時44分ITmedia ビジネスオンライン
  …  (略)  …
●トヨタ自動車は17の調査区分で1位をキープ
 トヨタ自動車は、グーグルとの投票差が22年は約600ポイントだったのに対し、今回は1591ポイントと、差を広げる結果に。自社メディア『トヨタイムズ』などで自社の取り組みを積極的に発信している影響もあってか、アンケートでは「社風がよさそう」「社員の満足度が高いイメージ」といった声が多く見られた。
 総合ランキングに加え、「業種別 メーカー(機械・電気)」「職種別 営業系」など17の調査区分で22年同様1位をキープ。さらに「職種別 事務・アシスタント系」「年代別 30代」の区分でもグーグルを抜き1位だった。
●4位以下は
 総合ランキングの4位は「楽天」(前回5位)、5位は「パナソニック」(同6位)。前回4位の「アマゾンジャパン」は6位だった。以下、7位「Apple Japan」(同7位)、8位「キーエンス」(同8位)、9位「任天堂」(同13位)、10位「リクルートホールディングス」(同9位)と続いている。
●賃上げ企業の人気が高まる
 11位の「ファーストリテイリング」は、前回48位から大幅に順位がアップした。初任給の引き上げを含む最大40%の給与アップのニュースに好感が集まり、「初任給が高くなったと最近話題だから」「物価上昇の中、給与の引き上げが話題になったから」「賃上げで給料が良さそうだし、働きやすそう」など、給与水準に関するコメントが多く寄せられた。
 34位から24位へと大きく順位を伸ばした「オリエンタルランド」も、4月からパートやアルバイトを含む社員の給料を平均で約7%引き上げ、話題となっている。9位の任天堂も、4月から全社員の基本給と初任給を一律10%引き上げている。
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●経営理念や経営方針に共感を集めた企業が15位以内にランクイン
 任天堂については、22年調査の13位から順位を4つ上げ、TOP10入りしている。19年に30位だった同社は、コロナ禍の20年に15位にランクインし、その後も15位以内を4年連続でキープし続けている(20年15位、21年7位、22年13位、23年9位)。
 同社には「ゲームが好きだから」との投票コメントが多く寄せられているが、ゲームは、巣ごもり消費の一つであったため、「コロナ禍でより身近になった人が増え、支持につながった可能性がある」(パーソルキャリア)という。
 そのほか、「福利厚生が良い」「日本のゲーム産業のトップ企業で、顧客を大事にする姿勢に好感が持てる」「企業価値が高いだけでなく、安定性もあって離職率が低そうだから」などのコメントが寄せられたことから、企業イメージや企業方針が高評価を得ており、それがランキング上位をキープしている要因の一つだと推測される。
 また、5位のパナソニック、15位の本田技研工業(ホンダ)など、歴史的に名経営者と呼ばれる社長が率いてきた企業の人気も安定しており、経営理念や経営方針への共感や将来性についてのコメントが多数集まった。
  ―  引用終り  ―
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 世間の企業に関する思いは過去の評判・実績に根差しているようで、消費者からの距離を大きく離しつつあるパナソニック、エンジンからの脱却で2000人が早期退職に応じたホンダの評価が高い。グーグルに至っては現在リストラ中だ。変わり身の早さ、適切さによる将来性を評価しているのであれば素直に頷ける。
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大規模リストラの一環で
2023年6月6日 共同通信
 IT大手グーグルの日本法人から退職勧奨を受けたのは、育休中であることを理由とした不利益な取り扱いに当たるとして、元社員の女性が東京労働局に指導を求めたことが6日、分かった。女性の加入する労働組合によると、グーグルが進める大規模リストラの一環で、女性を含め産休・育休中の男女少なくとも6人が同様の勧奨を受け、うち4人は退職した。
 労組「アルファベットユニオン支部」は育児・介護休業法などに違反すると主張。5月に労働局に指導を要請した。
 グーグルは1月、全世界で約1万2千人の従業員を解雇すると発表。労組によると、日本法人では3月に一部社員に、退職に応じるよう促すメールが届いた。
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 コロナ禍の移動制限が解除され、業績の回復の如何に関わりなく観光・交通関連企業の人気が回復している。
 テーマパークでは「オリエンタルランド」34位から24位へと大きく順位を伸ばした。ランク外から、鉄道業界では「小田急電鉄」(173位)、「京阪電気鉄道」(210位)、「近畿日本鉄道」(258位)、「北海道旅客鉄道(JR北海道)」(267位)、「東急電鉄」(286位)の5社、旅行業界では「日本旅行」(275位)がランクインした。現時点では公共交通機関の近未来は決して明るくない。
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戦略を検証
コロナ後に乗客が「戻る」「戻らない」
2023年06月12日 ITmedia ビジネスオンライン
 新型コロナウイルス感染症が「5類」に移行したのは5月8日のこと。その直前のゴールデンウイークには、JRの混雑がコロナ前とほぼ同等になった。
 『日本経済新聞電子版』(5月8日付)の記事によると、JR旅客6社の4月28日から5月7日までの新幹線および在来線特急の利用者数は、前年同期比32%増に当たる約1100万人だったという。2018年度に比べて94%の水準である。
 このところ、鉄道の混雑が目立っている。コロナ禍に入ってから本数を減らしたところに、乗客が戻っているのだから、混雑が目立つのは当然のことである。
 先日、用事がありJR北海道の特急に乗った際、平日の昼間でも指定席はほぼ満席だったことに驚いた。ちなみに、羽田空港や新千歳空港も混雑しており、多くの人が移動していることが分かる。
  ー  引用終り  ー





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最終更新日  2023年06月28日 06時00分13秒
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