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2024年08月02日
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テーマ: 電気自動車(301)
カテゴリ: 自動車
 7月19日、大阪・関西万博の会場、夢洲(ゆめしま)への交通アクセス課題を話し合う協議会が開催され、万博協会は、パークアンドライド駐車場に料金変動制(4500円~7500円)を導入することを明らかにした。
 万博会場へ自家用車でのアクセスは舞洲、尼崎、堺の3か所に設けられたパークアンドライド駐車場を利用することになる。また、事前予約通り利用されているかどうかをチェックするため、ETC情報を活用して、通過履歴と駐車場の利用状況を照合するとのこと。
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 7月23日、2025年大阪・関西万博の会場などを走る大阪メトロの自動運転EV(電気自動車)バスの発表式が、おおきにアリーナ舞洲で行われた。式後の試乗会では、舞洲から夢洲までの約7kmを30分で走行。うち約3.5kmは操作の一部をシステムが担う「レベル2」の自動運転に切り替え、最高時速40km/hで走行した。
 大阪メトロは万博開催時、車で舞洲を訪れた来場者を会場の人工島・夢洲まで送迎する大型バス(25人乗り)と、会場外周を走る小型バス(10人乗り)の計約150台を運行、うち約10台は自動運転とする計画。一定の条件下で無人運転が可能な「レベル4」での運用を目指す。
 四輪、二輪、歩行者などの混合交通の危険性を熟知するバス運営者ではなく、専用線を定時運行することに長けたメトロの運営というところがミソ。
 自動車専用道路などでの自動車の自動運転の技術の基本はほぼ確立されている。進路上に不意に現れる障害(人、他車両など)への対処レベルの課題が残っている。
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4つのカメラと3つのセンサーで周囲確認
大阪メトロが実証実験
ABCニュース / 2024年7月23日 19時12分
 大阪・関西万博で走行予定の「自動運転バス」がお披露目されました。
 大阪メトロが発表したのは、来年の大阪・関西万博で来場者が利用する予定の自動運転EVバスです。
 バスは舞洲と夢洲を結ぶ25人乗りの大型と、会場内を移動する10人乗りの小型の2種類で、23日は大型バスが会場までのルートの一部区間を自動運転で走行する様子が公開されました。
(記者リポート)「今からカーブにさしかかろうとしています。バスの運転手の手はハンドルに添えられているだけです」
 バスは4つのカメラと3つのセンサーで周囲の状況を確認し法定速度で走行する仕組みで、大阪メトロは人の手を介さない完全な自動運転での走行を目指し、実証実験を進めています。
  ―  引用終わり  ―
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 2024年2月1日、本田技術研究所は、自動運転で走る小型電動モビリティーを一般客に使ってもらう実証実験を始めた。2025年中に無人で走る「レベル4」へ移行し、高齢化やドライバー不足が深刻化する中、地方での移動を支える足として実用化をめざす。
 2024年2月28日、日産自動車は、2027年度に自動運転車を使った乗り合いシャトルバスサービスの事業化を目指すと発表した。2024年度に横浜市のみなとみらい地区でミニバン「セレナ」を使った自動運転車の有人走行実証実験を開始。25―26年度に同市内の桜木町や関内といった地区にエリアを広げ、20台規模のサービス実証を実施する。
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それで何がどう変わる?
デイリーコラム 世良 耕太
2023.03.27  webCG
 運転の主体がシステムに2023年4月1日に改正道路交通法が施行され、自動運転レベル4の公道走行が解禁される。
 振り返れば、自動運転レベル3が解禁されたのは2020年4月1日のことだった。完全自動運転のレベル5が最終到達点だとすれば、法的には最終目的地のひとつ手前までたどり着くことになる。
 自動運転の段階はレベル1からレベル5まである。 レベル1は運転支援で、前後・左右いずれかの車両制御にかかわる運転操作の一部を実施 する内容。
 レベル2は部分運転自動化
 レベル2まではドライバーによる監視が必要だが、レベル3より上はシステムが運転を監視することになり、 レベル3は「特定条件下における自動運転」 に分類される。2021年3月5日に発売された「ホンダ・レジェンド」がこの機能を搭載。同年4月には「レクサスLS」のハイブリッド車と燃料電池車の「トヨタ・ミライ」に、限りなくレベル3に近いレベル2相当の機能「アドバンストドライブ」が設定された。特定の条件下で、ドライバー監視のもと、ハンズフリーでの移動が可能になる。4月1日に解禁される レベル4は「特定条件下における完全自動運転」 だ。
 レベル3の場合はシステムが手に負えなくなった場合、ドライバーに運転の権限を委譲するが、レベル4はドライバーが関与する必要はなく、システムが安全に停止させる。レベル2までは運転主体がドライバー、レベル3はドライバーとシステムを行き来、レベル4より上は運転主体がシステムになる。
 無人運転が可能になるのもレベル4の大きな特徴だ。法的には無人運転も可能。ただし、自動運転中のクルマに作動を監視する「特定自動運転主任者」を置く必要がある。この主任者は自動運転車に乗っている必要はなく、遠隔システムの監視でもオーケーだ。
  ―  引用終わり  ―
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 7月23日、GMのマリー・バーラCEOが、ホンダとアメリカのゼネラルモーターズ(GM)、そしてGMが出資するベンチャー企業のクルーズの3社が共同開発してきた、完全無人の自動運転専用車両「クルーズ・オリジン」について、無期限で開発中止すると発表した。
 米国で許認可の見込みが立たない完全無人運転を日本の国交省が先行して許認可を下す見込みはない。
 ホンダは2026年初頭に東京都心部でサービスを開始する予定の完全自動運転サービスについて、大きく修正または方向転換せざるを得ない状況になったとみられる。





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最終更新日  2024年08月02日 06時00分16秒
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