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2024年08月21日
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カテゴリ: ヨーロッパ
 パリ五輪について、非営利団体と英ポーツマス大学の研究者、五輪選手が共同で作成された、酷暑の危険性を警告する新たな報告書が6月18日に出された。
 報告書は、北半球の夏の盛りが恒例となっている五輪の日程を再考するべきだと訴えた。
 7月26日、パリ五輪の開会式の夜は冷たい雨が降りしきった。
 大会第4日の29日と翌30日は、30度を超える暑さとなった。世界的な気候変動で、フランスにも近年は毎年のように熱波が到来。3年前の東京に続いて、「酷暑」という課題が今大会も浮かび上がった。
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選手村「劣悪環境」訴え公園に「避難」?
海外メディア衝撃
J-CASTニュース  2024年8月5日
 パリ五輪競泳男子100メートル背泳ぎで金メダルを獲得したトマス・チェッコン(イタリア)が、選手村の劣悪環境に不満を爆発させている。複数の海外メディアが2024年8月4日に報じた。
「多くのアスリートが引っ越している」
 パリ大会の選手村に関して、選手たちから食事やベッド、シャトルバスなどの不満を訴える声が多発している。
 チェッコンもそのひとりで、選手村内に与えられた自室に、エアコンがないことに不満をぶちまけたという。
 スペインメディア「LAVANGUARDIA」(ウェブ版)によると、チェッコンは「ビレッジにはエアコンがなく、暑くて、食事はまずい。このために多くのアスリートが引っ越している」とストレートに批判し、こう続けたという。
 「これは言い訳ではない。おそらく選手以外は誰もしらないだろう。私たちは皆、同じ状況で生活し、同じ状況に置かれている。多くの人が知らないことで、それを伝えるのはフェアなことだ」
 「夜も昼も、騒音と暑さで眠れないんだ」
 選手村の環境についての不満は止まらない。
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 満足に睡眠が取れないことで体に疲労が蓄積したことを明かし、「夜も昼も、騒音と暑さで眠れないんだ。ビレッジにはエアコンもないし、おいしい食べ物もないし、食事にも問題がある」と食生活での不満も口にした。
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 LAVANGUARDIAによると、チェッコンが選手村の環境を非難した後、SNSでチェッコンが公園で昼寝をしている写真が投稿されたという。
 同メディアは、チェッコンが公園の芝生の上にタオルを敷いて寝ている写真を添付し、「オリンピックチャンピオンのトマス・チェッコンがパリの公園で眠っているようだ」「チェッコンは数日前にオリンピック選手村の劣悪な環境について激しく不満を漏らしていた」などと報じた。
 記事によると、写真はサウジアラビア代表選手がSNSに投稿したものだという。
 公園が選手村内なのか、それともパリ市内にあるものなのかは不明だというが、「屋外に避難して休まなければならなかったのは驚くべきことだ」と指摘した。
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 チェッコンは7月27日に行われた男子400メートルリレーで銅メダルを獲得。29日の男子100メートル背泳ぎ決勝では金メダルに輝き、今大会2つ目のメダル獲得となった。
  ―  引用終わり  ―
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 パリ五輪開幕前、米国のオリンピック・パラリンピック委員会のサラ・ハーシュランド最高経営責任者は、アメリカ選手団の部屋にエアコンを設置することを発表。大会組織委員会がサステナビリティに尽力していることに敬意を表しつつも、「(エアコンの自前調達は)アスリートたちと彼らのパフォーマンスにとって最も有益な決断」と述べた。
 日本、オーストラリア、イタリア、カナダ、ドイツ、デンマークなどもエアコンを独自に設置する。大会組織委員会の担当者は「約2500台の移動式エアコンを注文している」ことを明らかにした。
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 近年は毎年のように死人がである酷暑のパリで選手村にエアコンがないことも驚くが、選手たちのシャトルバスにもエアコンがなく、窓が開かないという。
 エコ、環境負荷の低減を大義名分として、大会中選手村で暮らす選手の体力、パフォーマンスを奪い、地元フランスにより多くのメダルをもたらすための作戦ではなどと妄想すると、面白い。
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【パリ五輪】
「まるでサウナ」倒れた選手も?
J-CASTニュース / 2024年7月28日 15時10分
 パリ五輪のシャトルバスをめぐり、韓国競泳代表選手たちから不満の声が噴出している。複数の韓国メディアが2024年7月27日に報じた。
 「MKニュース」(ウェブ版)によると、複数の競泳代表選手らがシャトルバスの実情を訴えたという。
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「エアコンはつかず、窓も開けなくしてある」
 自由形のエース、キム・ウミン(22)は「バスの中が暑すぎる。エアコンはつかず、窓も開けなくしてあり内部温度が本当に高い。他の国のある選手がバスで倒れたと聞いた」と訴えたという。
 24年世界選手権男子200メートル自由形で金メダルを獲得したファン・ソンウ(21)も、取材に対して、次のように不満を漏らしたとのこと。
 「バスに本当に多くの選手が乗るからサウナのようだ。外の気温よりバスが暑くなる状況が発生する。選手村からプールまで、今日は1時間半かかり、とても大変だ。テロの脅威のせいか窓も開けられなくて安全要員がテープを貼っていた。解決策が必要だ」
 記事によると、通常、選手村と大会の本番会場プールまでは車で約20分ほどだが、選手が乗るシャトルバスは直通路線ではなく、40分から50分ほどかかるという。
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「ある女性選手は床に腰を下ろし...」
 「スポーツ朝鮮」(ウェブ版)は、韓国選手団関係者が撮影したシャトルバス内の写真を添付し、記事を公開した。
 記事では、「選手用シャトルバスの実態写真は衝撃的だ」とし、車内の様子を次のように説明した。
 「座席が絶対的に不足しているバスの中で、ある女性選手は床に腰を下ろし、狭い通路に入り込んだ選手が立ったまま移動している。 時には立つ場所すらなく、練習・試合時間より早く出発した一部の選手に降りるように要求する不合理なケースも発生した」
  ―  引用終わり  ―





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最終更新日  2024年08月21日 06時00分24秒
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