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岡山へ行ったもう一つの目的は、美味しい牡蠣を食べること。とは言っても、どの店がいい、という当ては無かった。適当に繁華街を歩いてみれば、牡蠣を食べさせる店が見つかるだろう、というアバウトさだ。そんな中、街で目に入ったのか、この幟。「かき」とある。と思ったのは、瞬間。「かき氷」の幟を、牡蠣の店の幟と思ったのだ。というワケで、本物の牡蠣屋を見つけて、牡蠣にありついた。一皿10個で1400円。地元だけあって、安い。牡蠣は好物。つるりと牡蠣を味わった。そろそろ本格的な牡蠣のシーズン。牡蠣の浜焼きが食べたくなる時期だ。
2014.09.30
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岡山へ行った目的の一つは、「ままかり」を食べること。ままかり(飯借り)とは、魚の一種で、サッパという名の魚のこと。ままかりの酢漬けがあまりにも美味しいので、ご飯が足りなくなり、隣家にご飯(まま)を借りるほどだ、という意味だという。関東に住む者としては、ままかりと言えば、酢漬けしか知らないが、焼いたものや、寿司もあるという。画像は、ままかりを焼いて、酢に浸したもの。酢漬けしか知らない者には、頭の付いているままかりは異様な感じだ。どれほどの時間、どれほどの酢に漬けるのかは、それぞれの店の特徴だと思うが、なかなかの美味しさだ。頭も食べられるの? と聞いたら、お好きなように、とのこと。がぶりと噛みついてみたが、少々骨っぽかった。もう一つの画像は、トウモロコシのから揚げ。メニューを見て、想像ができなかったので、頼んでみた。岡山名物ということではないようだ。一言で言えば、トウモロコシの団子。何でトウモロコシを繋いでいるのかは分からないが、芯になるようなものや、衣はない。美味しいのかと問われたら、トウモロコシのから揚げ、としか答えようがない味だった。
2014.09.29
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某居酒屋のトイレに、終電の時間表が貼ってあった。終電までごゆっくりどうぞ、ということなのだろうが、この店、入る時に「2時間でお願いします」と言われた。2時間では、終電まで居ることはできない店だ。終電近くまで居られる、最後の客向けの張り紙なのだろうが、「2時間でお願いします」と言われた者としては、割り切れないものを感じる。第一、2時間で客を追い出すと、どのようなメリットがあるのだろう?2時間を過ぎると、酒も料理も、注文が少なくなるからだろうか?次の客が来なかったら、損失ではないか!来たとしても、ビール1杯だけだったら、これも損失だ。酒を飲む客なのか、料理を食べる客なのか、伝票の数字を見て判断したらどうなのか?盛り上がっている客を「2時間ですから」と追い出した場合のデメリットは、後々尾を引くのではないだろうか?バブルの時ならいざ知らず、この過当競争の時代にあって、「2時間でおねがいします」はないと思う。
2014.09.19
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東海道を歩いていて、色々なご当地B級グルメを食べてきた。 つけナポリタン(富士市) かつ皿(富士市) みしまコロッケ(三島市) 富士宮やきそば(富士宮市)などがそれで、静岡ばかりである。静岡は町おこしが上手ということなのだろうか?で、清水の居酒屋で、もつカレーに出会った。もつカレーを食べに行ったのではない。すっかり忘れていて、隣の客が話題にしていたのを聞いて、私も、モツカレーを食べたい、と注文したのだった。モツカレーの歴史は古く、60年以上前から食べられているという。「モツとカレーが嫌いでなかったら、誰でも美味しく食べられる」という店主の言葉に偽りはなかった。居酒屋なので、正にモツとカレーだが、白いライスに、本物のカレーライスのように添えるもの、串差しのモツをカレーで煮込んだもの、と、色々あるという。そう・・・缶詰まで売られているという。
2014.09.16
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富士山本宮浅間大社の門前に、「お宮横丁」があり、富士宮のB級グルメが食べられる。なので、B級グルメ発祥の地富士宮で、B級グルメグランプリに輝いた焼きそばを食べた。B級グルメだからというか、B級グルメでもというか、そこには定義があるようだ。富士宮焼きそばは・・・・ 富士宮やきそば専用の麺を使用する 油かす(肉かす)を使用する 仕上げに魚の削り粉をふりかけるというのが基本だという。画像は、門前のお宮横丁で食べた焼きそば。 麺が短く 魚の削り粉が掛けてあって、魚臭いが イカや桜エビが入っていて、なかなかの味だった。名物に美味いもの無し、などと言われるが、この焼きそばは美味しかった。ま、暑い中にたどり着いた昼食で、冷えたビールもあったので、美味しく感じたのかも知れないが・・・B級だと思うと、更に美味しく感じた。
2014.09.14
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大神神社は、JR万葉まほろば線(桜井線)の三輪駅の近く。大神神社(おおみわ神社)の「おおみわ」から「三輪」となったのかと思ったが、ホームページなどをざっと見る限りでは、大神と三輪との関係は分からない。三輪駅から大神神社を往復する間に、三輪素麺の幟を立てた店が何軒もあった。そうか・・・ここが三輪素麺の地元か・・・下調べがいい加減なので、こんな調子だった。そうと分かったら、お腹の具合に関係なく、三輪素麺を食べなければならない。地元で三輪素麺を食べなければ、あとあと悔やまれるのは分かっている。門前の素麺屋に入った。氷の上に乗った素麺と椎茸エビ玉子、そして、勧められた柿の葉鮨。広い境内を歩き回った後の冷たい素麺は美味しかった。三輪素麺を名乗るには、何らかの定義があるようで、何年か前に、九州の方の業者が「三輪素麺」を売り出して問題になったことがあるが、はたして、私の食べたのは、正真正銘の三輪素麺だったのか、調理された素麺では、ブランドの確認のしようがない。信じる者が救われる・・・・ということのようだ。
2014.09.01
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お一人様のレストラン お一人様のパッケージ・ツアー お一人様のマンション住まい一時、お一人様のナンチャラ、という言葉が流行ったが、最近はあまり聞かなくなった。お一人様は元気なので、このような企画をしなくても売れるものは売れる、ということなのだろう。で、某食事処に、“お一人様”で入ったら、カウンターの席に案内された。一人なのだから、カウンターでいいし、カウンターの真ん中というのも変だから、このような、カウンターの曲がり角の席になる。それは、分かる。しかし、カウンターの角の席は、面積が狭い。カウンターが、向こう角の席と共有になる部分が多いからだ。こんな時に限って、周囲が見えなくなっているカップルが来るんだよな・・・と思っていたら、案の定、自分たちの世界になっている二人が座った。幸か不幸か、女はこちら側。男が女の方へ体を寄せてくるから、女の位置がこちらにずれてくる。「男の向こうが空いているんだから、向こうへ詰めろ」と言いたかったが、“お一人様”なので、黙って酒を飲んだ。ま、すべての責任は、カウンターの角の使い方を知らない店にあるのだが・・・・
2014.08.27
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某中華料理店で会合があった。飲み放題だったので、飲むのが忙しかった・・・という話ではない。店員が、男も女も、同時通訳のようなマイクロホンを口元に付けていたことだ。中国人だから、通訳を通すのか、とも思ったが、そうではなかった。口から唾などが飛び出さないように、透明な器具で、口元を覆っているのだが、それが、マイクロフォンのように見えたのだ。今は、高速道路のサービスエリアなどにも、このスタイルの店員がいるようだが、私は悪いビョーキをもっているので、口元を覆っています、という姿勢に見えてしまう。確かに、客席担当の店員は、客席で料理などの説明をするので、出した料理などに唾が飛ぶこともあるだろうが、だからといって、この格好はいただけない。マスクの方がおとなしくて上品に思える。誰が考え出したのか・・・妙なものが登場したものである。この「唾防護壁」にどれだけの効果があるのかわ分からないが、マスクの比ではないと思われる。
2014.08.19
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新宿の某所をさまよっていたら、オイスターバーなる看板があった。もちろん、看板だけではない、牡蠣を提供する店があった。この時期、生牡蠣を出すのだろうか・・・と思いながら、店に入った。ザッと見、生牡蠣を食べている人はいない。やはり、この時期だからな・・・と思いながらメニューを見ると、なんと、生牡蠣が載っていた。ので、即注文。牡蠣が届くまでの間、ワインを、ということで、赤ワインを注文した。周囲の「何で赤なんだ。牡蠣には白と決まっているだろう」という視線を感じたが、やはり、飲むなら赤でしょ~、を押し通した。当然ながら、オイスターバーでも赤を用意している。ということで、ワインで乾杯!ついでに、視線の方向を見たら、牡蠣フライを食べていた。『この店に来て牡蠣フライはないでしょう・・・』という視線を送ってみた。
2014.07.26
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ブログ友のご家族が、パスタの店を開店したというので、行ってきた。文字通り、枯れ木も山の賑わい、ということでの訪問だ。店がすてき、美味しい、店員君が可愛い・・・・という一般的な感想はどなたかに任せて、私とあの子の感想を・・・折角のパスタ屋さんだし、ハ-トランドビールを出す店だからワインも美味しいだろう、ということで、赤ワインを頼んだ。グラスはこれ、ワインは人肌を超してぬる燗のような温度。世間では、赤ワインは冷やさないと言うが、ぬる燗ではいかがかと思う。あの子は、「熱のある厨房に出しっぱなしなのでしょう」、と言う。ハートランドを出すのに・・・シェフはお酒が飲めない人なのだろうね、と二人言。スパゲッティーは、外国製の製麺機で抽出した丸麺。平たくもなく、蕎麦のように包丁切りをした角もないのでなめらか。予約をした時に「昼で麺が終わってしまったので、麺作りに少し時間が掛かります」ということだったので、麺を乾かす時間が足りなかったのか、茹ですぎなのか、シェフの好みの柔らかさなのか・・・我々には、柔らかで麺が絡みすぎ、という感じだった。打ち立ての生パスタということは、ソースがスパゲッティーによく絡む、ということで、4段階ある麺の玉で、一番大きい玉を、二人とも完食した。
2014.07.16
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某居酒屋の壁に、こんな「0円メニュー」が貼られていた。 携帯電話の充電 傘の貸し出し 膝掛けの貸し出し テイクアウト 写真撮影「写真撮影」はカメラのシャッターを押します、ということのようで、メニューに載せる程のことではないが、傘や膝掛けの貸し出しはいい。チト気になるのが、「テイクアウト」だ。テイクアウトが0円、ということは・・・お持ち帰り自由ということか?そんなハズはないだろう。お持ち帰り用の、プラの器を用意してあるということだろう。「テイクアウトならタダだろう・・」と、酔客とトラブルになったことはないのだろうか?私なら・・・ちょと酔ったら・・・言ってしまうかもしれない。
2014.07.10
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ワールドカップ予選リーグで日本が敗退して、新聞のニュースは静かになったが、居酒屋でこんな酒を飲んだのを思い出した。「サムライブルーのビール」だというので、注文した(画像上)出てきたのは、甘ったるいカクテル風。アンチャン姉ちゃんが飲むアルコールだ。「ビールって言ったじゃないか」と店員君に言うと、「ビールが少し入っているんです」「この泡だけじゃないの。フローズン生の泡だけでしょう」ま、サムライブルー色したビールが有るはずはないので、そう言われて頼む方が悪いのだが、あまりにもビールとかけ離れた味なのでガッカリした。口直しに、フローズン生を注文したのだが・・・・居酒屋の思おうつぼだったようだ。
2014.07.06
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新橋(都内)の某居酒屋で、マグロの中落ちを食べた。なぜ「中落ち」と言うのか、若干意味不明なところもあるが、マグロの中骨に残った肉のこと。魚の捌き方が上手だと、中落ちが少なく、電動ノコなどで捌くと、多くなるという。これを、蛤の貝などで、そぎ落として食べる。店にしてみれば、そぎ落とすのは面倒だが、客の方は、これを面白がってするから需給が一致する。で、蛤の貝では清潔感がいまいちなので、この店ではスプーンだった。背中側と腹側、そして、裏側、と計4カ所からそぎ落とす。そぎ落としたものは、醤油とワサビで、口に直行。作りたて、というか、そぎ落としたてなので、最高に美味しい。もちろん、この中落ちがあるということは、新鮮な刺身もあるということ。お酒が進むことすすむこと。しっかりと、居酒屋を堪能した。が、狭い店内でのタバコの煙がすごかった。タバコを吸っていて、刺身の味が分かるのだろうか?
2014.07.04
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某所でお酒を飲んだ。出所の分からない生ビールは、基本的に注文しない。なので、瓶ビールだ。出てきたビールがこれ。ワールドカップバージョンのラベルが貼ってある。サッカーには興味はないが、目新しいのは好ましい。もちろん、ビールの味は変わらない。だが、隣りのテーブルで生ビールを飲んでいた人たちの視線を感じた。『いいなぁ~ あのビール』という感じだ。だからね、発泡酒だか何だか分からないビールより、瓶ビールの方がいいんだよ。とは言わなかったが、そんな視線を返した。で、このラベルにすると、一番搾りの売り上げが伸びるのだろうか??
2014.06.22
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落ちぶれ果てても 平手は造酒(みき)じゃ・・・違った・・・武士じゃ!という感じで、このレシートにクレームを付けた。この時代、POSシステムになっていると、店員君が店の金をネコババしようとすると、このように、手書きで合計額を書き直す。レジの中の現金は合っているので店には分からない。悪い店員は、この手書き数字との差額をネコババするのだ。ささやかな金額だが、何回かすれば、それなりの金額になる。「何なのこの手書きの金額は」と言うと、「消費税が乗っていないのです」との答え。落ちぶれ果てても、平手は造酒じゃ!そんなことでは欺されはしない。「この合計に8%加えてもこの数字にはならない」「はい、計算してきます・・・」「まて、暗算してみろ」「できません・・・」ということで、戻っていき、「間違っていました。5480円でいいんです」「いいんです・・・じゃないだろう。変なこと考えたんだろう」「落ちぶれ果てても平手は造酒じゃ・・・ 第一、消費税が上がってどれだけ過ぎていると思っているんだ」落ちぶれた爺さんなので、欺せると思ったのだろう・・・・そう見られてしまったことが情けない・・・・
2014.06.19
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焼き鳥屋は居酒屋か・・・焼き鳥屋というネーミングがあるのだから、居酒屋ではないのか・・・串焼き屋、おでん屋・・・・となってくると、焼き鳥屋は焼き鳥屋か・・・という議論は置いといて・・・焼き鳥屋でお酒をした。そっか、酒を飲むのが主なら、どこでも居酒屋なのかも知れない・・・そういう意味での、焼き鳥屋でのお酒だ。で、店のレジの横を見たら、そろばんが置かれていた。そろばんは、ソロバンがいいのか、算盤がいいのか・・・これまた、置いといて・・・いまどき、そろばんとは、何とも嬉しい。POSシステムで、ピピっとするのも、安心会計でいいのだが、そろばんでパチパチというのは、親しみを覚える。この店には30数年前から、お酒をしに行っているが、経営者の代が変わって、客が少なくなっている。味も雰囲気も、そろばんも変わってはいないと思うのだが・・・
2014.06.10
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東海道は富士市で食べた「かつ皿セット」1080円。ミニかつ皿と蕎麦のセットなのだが、かつ皿って何?・・・である。東海道ウォークの予習で、かつ皿というご当地メニューがあることは知っていたが、実際に見ると、これ何? という感じだ。カツライスの上に、甘い出汁で溶いた玉子が掛けてあり、カツの下には茹でたキャベツが敷かれている。カツは柔らかく、スプーンで食べる。ミニのかつ皿だというが、すごい量がある。聞くと、「ご飯が少ないだけで、カツの大きさは同じです」という。東海道ウォークで、静岡に入ってから、あん掛けスパゲッティー、つけナポリタン、など、ユニークなご当地メニューを食べてきたが、このカツ皿もユニークだ。量は多かったが、完食した。
2014.04.22
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居酒屋以外は行ったことがないのか、と思われてもいけないので・・・・と、見栄を張ることもないのだが・・・ちと、居酒屋以外のことを・・・で、こんな器で料理が出てくる店で食事をした。ちと気取ったお姉さんがいる店だ。上品なところで上品に働くのは精神的にいいと思われるが、経済的にはどうなのだろうかと思う。5時開店の10時閉店だから、おそらく、6時間勤務で、予約の少ない日は出勤の要請はないだろうから、お姉さんの多くは、パート勤務ではないかと思われる。パート、フリーター、アルバイトの存在が、将来の日本経済をダメにする、と言われているが、これを心配しているのは、一部の人だけのようだ。特に、現在その状態にある人達は、それを考えていないように思われる。雇う方も、雇われる方も・・・で・・・食事の話だった。小市民は、このような食事を出されると、添えられた桃の小枝が可愛そうで、「持ち帰っていいですか」、とお姉さんに聞くのだった。
2014.04.10
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柔らかい日差しがテーブルに届く午後、きゅんと冷えたビールを飲んだ。そこで、気づいた。デジカメをしていないことに。ということで、デジカメをした。あの子は、ビールを注いでから写したら、と言うが、これが正直な状態だ。第一、ここは炭火焼きの居酒屋だ。気取ることはない。お通しは、キュウリとキャベツとカブ。これを、辛い味噌で食べさせる。おそらく、味噌は、焼き鳥の味噌と同じ物なのだろう。この素朴感が飲兵衛にはいい。町中にチェーン店の居酒屋が溢れていて、店を開拓する面白みも楽しみも無くなった。店の作りは同じ、テーブルの大きさも同じ、似たようなメニュー、融通の利かない店員、質の悪い生ビールとワイン、どこへ行っても同じだ。瓶ビールだけははどこで飲んでも品質は同じ。なので、居酒屋では瓶ビールを頼むことにしている。帝国ホテルのラウンジと同じビールなのだから。あれ・・・何を書こうとしたんだっけ・・・・・
2014.04.06
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某所でキュウリを食べた・・・違った、某所で、キュウリをツマミにお酒を飲んだ、だ!お酒は、紹興酒。いや、こちらも正しくは、台湾産の酒なので、紹興酒もどきを飲んだ、だ。というわけで、キュウリをツマミにしたのだったが、静かに考えてみれば、キュウリが酒のツマミとは・・・不思議だ。最近の若者は、トマトスライスなるものをツマミにするようだが、この歳になると、トマトでなく、キュウリを選ぶ。なぜか・・・若い頃・・・子供の頃・・・おやつに、キュウリがあった。味噌を付けて。もちろん酒のツマミではないが、居酒屋のメニューにキュウリがあると食べたくなるのは、昔を思い出してのことなのか、それとも、単にオッサンだからなのか?で、このキュウリに添えられた味噌が、ミソだった。四川系の味噌ラーメンに入れる味噌と思われた。なるほど、その辺のどうでもいい味噌でなく、味噌にこだわったようだ。ニンニクの風味があって、紹興酒にピッタリだった。
2014.03.17
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つけ麺と、ナポリタンを併せて、つけナポリタン。昔懐かしい喫茶店のメニューのナポリタンを、つけ麺風にしたもの。静岡県富士市の吉原商店街の町おこしのメニューだという。今回の東海道ウォークの終点は、吉原商店街近くの吉原本町。3時半という、昼食には遅く、夕食には早い時間だったが、お仲間さん全員の目的の一つが「つけナポリタン」だったので、お腹の具合とは関係なしに店に入った。出てきたのは、これ。店によって、麺の素材やトマトのソース(つけ汁)が違うようだが、この店のは、中華風の麺と、チーズと牛肉が入った、生姜風味のするつけ汁だった。ナポリタンだからフォークで食べるものと思ったのだが、店の案内には「箸で食べるべし」とあった。箸を使えば・・・ズルズルと啜りたくなるのは日本人の性。ラーメンを啜るが如く、ナポリタンを啜った。なかなかの味である。以前に、トマトラーメンなるものを食べたことがあるが、何のなんの・・・さすがにナポリタン、という美味しさだった。で、中華麺風のパスタを啜ったのだが、この丼を手に持った方が、絡んだソースが落ちないうちに食べられるのではないか、ということで、丼を(・・・気取って、ボウルと言うのか?)手に持って食べたら、更に美味しかった。
2014.03.04
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あるところで、食事をした。どこでもよかったのだが「ズワイガニ食べ放題」の看板があったので、引き込まれたのだった。ズワイガニの食べ放題って、どういうシステム・・・と思ったのだが、早い話がバイキングだった。バイキングの一品にズワイガニがあるのだ。バイキングだから、ズワイガニに限らず、何でも食べ放題なのだが、ズワイガニと言えば客が寄ってくるだろう、という店の思惑のようで、その思惑に従ったというわけ。ま、世の中、そんなにうまい話はない。ズワイガニは痩せていて、思ったほど太くない。しかも、10センチ程に切ってある。切ってあった方が食べやすいという意見もあろうが、丸のまま食べた方が美味しいと思う。ということで、食べたズワイガニの殻はこの程度。食べ放題と言われても、そんなに食べられるものではない。食べ放題の元が取れたのか・・・
2014.02.14
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井の頭公園は寒かった。かいぼりのついでに梅を見ようという思いもあったが、梅のつぼみは固く、かろうじて、数輪が開いているだけだった。で、あまりにも寒いので、近くの「いせや」で熱燗で暖まった。4時少し前だったが、ほぼ満席。適当に腰を下ろしたら、隣は韓国人、少し向こうはアメリカン、店員嬢は中国人。nikさんの縄張りなので、さっちゃんが姿を見せるのではないかと期待したのだが、叶わなかった。この寒さの中、若者は生ビールを飲んでいたが、年寄りには毒なので、熱燗にした。最初から熱燗を飲むのは、我が人生、初めてだと思う。「いせや」は焼き鳥屋。なのに、焼き鳥を食べてしまってから、デジカメしていないことに気づいた。もう10本頼もうかとも思ったが、隣のテーブルの餃子と焼売が美味しそうなので、それらにした。お酒も肴も、みんな暖かい物。寒い日には、熱燗がいい。そんな年頃である。
2014.02.13
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所用があって、長野県の小諸へ行った。雪があるかもしれないので、車でなく、新幹線と在来線にした。小諸駅に着いたのは、13時頃だったので、先ずは、腹ごしらえ、となった。長野と言えば蕎麦、小諸と言えば蕎麦。なので、駅前の手打ち蕎麦の店に入った。冷たい盛り蕎麦にしようか、暖かい天ぷら蕎麦にしようか、とメニューを見たら、「ソースカツ丼」の文字を見てしまった。ソースカツ丼は、LINE仲間で盛り上がっている話題だったので、蕎麦を止めて、ソースカツ丼に決めた。普通、カツ丼と言えば、ご飯の上のカツが玉子でとじられたものだが、ところ変われば品変わるで、地域によっては、玉子でとじてなくてソースが掛けられている、とLINE仲間が言っていた。ということで、出てきたソースカツ丼がこれ。分厚いカツが3個、サラダと味噌汁が付いて、900円。この画像をLINEしたら、「キャベツが無い」とのコメントがあった。なるほど、ソースカツの下に千切りのキャベツがあったら、美味しいかも、である。これも、ところ変われば、の一つのようだ。
2014.01.28
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昔の歌に、♪ガンダーラ♪ というのがあったが、おそらくそのガンダーラだろう。壁のメニューに「ガンダーラ古代岩塩のピザ 480円」とある。ここは、おじさんやお父さんを相手にした居酒屋。ガンダーラは、古代インドの北に存在した王国。その岩塩を使ったピザというわけだ。とは言っても、ピザの生地に岩塩が使われているのではない、一言でいえば、「塩ピザ」だ。おじさんやお父さんにはコッテリしたピザは無理だろうから、塩味のピザはいかが、というメニューだ。食品偽装、産地偽装が問題になる昨今だが、おじさんやお父さんは、「本当にガンダーラなのか」などとは言わない。「塩味のピザはビールに合うね」と言う程度だ。日本中にチェーン店の居酒屋がはびこる中、こんな居酒屋は貴重な存在だ。生き残って欲しいものである。
2014.01.19
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「国府津」と書いて、「こうづ」。神奈川県小田原市にある、町の名だ。東海道線の駅にも、「国府津」がある。なんでこれを「こうづ」と読むのか、“服部”さんに聞いてみたくなるが、読むものは、そう読む、ということで、ここは置いといて、国府津の駅前のラーメン屋で、腹ごしらえをした。初めての土地、初めての店では、味噌ラーメンが無難かと思い、味噌ラーメンを頼んだのだが、後から来た客が、「サンマーメン」と元気良く頼むのが聞こえた。サンマーメンは、ウォーキング仲間から、川崎や横浜では当たり前にあるメニュー、モヤシを載せた中華ソバ、と聞いていた。聞いてはいたのだが、「サンマーメン」という音声からは、サンマが載っているイメージがあるので、一度は食べてみたいと思っていたラーメンだ。店のメニューにあると知っていたら頼んだのに・・・と思って、壁のメニューを見たら、確かに、サンマーメンと書かれていた。サンマーメンを注文した客のテーブルを観察するも、よく見えない。普通のラーメンのようにも見える。なので、会計の時に、店員さんに聞いてみた。「醤油ラーメンに、野菜炒めのあんかけを載せたものとイメージして下さい」と言い、「決して、秋刀魚が載っていたり、入っていたりはしません」と加えた。ということで、サンマーメンの画像はない。
2013.11.07
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酒のアルコール度を示す時、なぜか「度」を使う。ビールなどの低アルコールの酒は、パーセントで示すことが多いが、日本酒やウイスキーなど高アルコールの酒は、度で示される。なぜなのだろう?という話ではなかった。これは、アルコール度数46度の日本酒、越後武士(えちごさむらい)。旧東海道は小田原手前の居酒屋にあった。地元の酒かと思ったが、名前のとおり、新潟の酒だという。越後武士は、普通の日本酒と同じ製法で醸造されているという。醸造酒で46度というアルコールが発生するのかという疑問もないわけではないが、残念ながら、越後武士は、酒税法上は清酒(日本酒)ではない。アルコール度数が22度を超すものは、清酒に区分されないからだ。で、この越後武士、泡盛のような味がした。アルコール度数が高いと、同じような味になるようだ。水で半分に割れば、23度、それをまた半分にすれば11度だから、チビチビ飲めばひっくり返ることはない。などと言いながら、飲んだのだった。
2013.10.23
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以前、両国のちゃんこ料理屋でスカイツリーのビールを飲んだのだが、先日、錦糸町の居酒屋で、こんなビールを飲んだ。こんなビールと言っても、アサヒのスーパードライだが、そのラベルが、スカイツリーなだけ。確か、以前に飲んだビールは、ラベルの中心にスカイツリーがあったが、なぜ、このビールはスカイツリーが端に追いやられているのだろう。こんなデザインでいいのだろうか、と思う。私がデザインするなら、Asahiの文字を突き抜けて、ドーンと大きく、真ん中にスカイツリーを持ってくるのだが・・・と、こんなことを言いながらビールを飲んだのだが、お通しだけで、つまみが遅い。テーブルが淋しかった。
2013.10.21
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某居酒屋にあったメニュー。A4にプリントした、本日のお勧めメニューだ。「戻りかつ」って何?最初はそう思ったが、カツライスのカツが(賞味期限切れで)戻るはずはない。「戻りかつお」の印字が漏れたのか、タイプミスなのか、であろう。店員嬢にこのことを言うと、「間違ったんです」と平気で言う。「あら、違ってましたね。ごめんなさい」と言うなら分かるが、知っていて直さないとは、どういう考えなのだろう?プリントし直すなり、手で書き加えるなり、何らかの方法は簡単に取れただろうに、誠意が感じられない。で、このメニューをデジカメする時に迷った。このまま単純に写すと、画像を加工して「お」を消したのではないかと思われる可能性があるからだ。なので、ビールグラスの影をメニューに落として、デジカメした。何やってんの?当然なる、あの子からの質問だ。ブログに書くから見て欲しい、と言って、その場での説明を回避した。
2013.10.15
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某百貨店のワイン売場を覗いてみた。買いたいものがあったわけではないが、なんとなく、入ったのだった。最初に目に入ったのが、このワイン。「血液型ワイン」と書いてあった。確かに、A、B、O、AB、と、血液のような雫に書いてある。こんなのがあるんだ・・・と見ていたら、売場のお姉さんが声を掛けてきた。「これ、今、人気なんです」「どこのワイン? 日本人的発想だね。外国では血液型はどうこう言わないでしょう」「イタリアです。B型がよく売れるんです。B型の人は好きなんですね、こういうの」「日本人が、血液型がいいと作らせたんだね」と、血液型の話になったものだから、お姉さんは話を続けた。「AB型は売れないんです。美味しいんですけどね。AB型の人は興味がないようです」「そうかな、AB型の人が少ないからじゃないの」「AB型って少ないんですか?」「少ないですよ。それを加味して仕入れないと、売れ残りますよ」「そうなんですか~」若い子だったが、ワインのことは知っていても、血液型のことは疎いようだ。で、このワイン、ラベルによって、色が濃かったり薄かったりするのだろうか?そうだとすると、嫌われると思うし、第一、このラベルがあからさまでよろしくない。発想はよかったが、ここまでデザインしては薄気味悪くなる。何とかならなかったのだろうか?
2013.09.27
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赤羽に住んでいたことがあるのだが、小学生の頃だったので、繁華街の記憶はない。裏路地に入ると、開店60周年記念、という幟を立てた居酒屋がある。もしかしたら、亡父はこんなところで飲んでいたのかもしれない、などと思いながら、裏路地を探索した。で、裏路地と表通りの中間くらいに、生牡蠣を食べさせる店があった。「一年中牡蠣が食べられる店」とある。牡蠣は好物のひとつ。迷わずに店に入った。メニューを見ると、牡蠣だけ。生牡蠣から牡蠣ご飯まである。折角なので、この生牡蠣を注文した。岩牡蠣だという。メニューには、「お一人様3個まで」とある。普通の健康なら、身体に影響はないのが3個程度だという。風や発熱で体が弱っている人は、生牡蠣は食べないように、とも書いてある。9月という季節がそうなのか、日本の養殖環境がそうなのか、なかなかの注意書きである。そうそう、トイレではしっかりと手を洗うこと、とも書いてあった。健康第一なのだろうか、ここまで書かれていると、再訪はしたくなくなる。
2013.09.26
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赤羽の繁華街を歩いた。ビールを飲むため、年に一度の友と会うため、美味しい店を探したのだ。時間は5時少し前、サラリーマンの帰宅前の時間で、街は静かだった。ネットで見当を付けておいた店は、開店前のミーティング中。気の短い者としては、他の店に行こうかと思ったのだが、ミーティングの様子から、この店なら間違いは無いだろうと思い、数分待った。で、最初に飲んだのが、このビール。スペインのビールのようだ。どこの店でもそうだが、外国のビールは安くない。この小瓶で、600円もする。ま、値段が良ければ味もいいと思うのが素人なので、美味しい・・・と言いながら、味わった。いつものことながら、料理よりビール代の方が高い結果になり、次の店に行くことになった!
2013.09.25
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ご近所さんから、素麺カボチャをいただいた。「これは何? 料理方法は?」と聞いたら、「説明は面倒なので、ネットで検索して」と言われた。なので、言われたとおりに、ネットで検索した。素麺カボチャ・・・キンシウリ(金糸瓜)とあるが、かぼちゃの一種のようだ。分厚く切って、茹でて、中味を取り出すと、まさに、金糸(キンシ)のように、素麺のように、果肉がほぐれてくる。見た目は、カボチャ色の素麺だ。これを、素麺のように食べてもいいし、刺身のツマにしてもいいし、サラダにしてもいいという。画像下は、ゴマドレッシングを掛けたようす。美味しい、と叫ぶほどのことはないが、珍味である。
2013.09.05
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法灯、法統、宝刀、報答、朋党、放蕩、砲塔、訪島、宝塔・・・・ほうとう・・・・一太郎は変換しない。ほうとう・・・餺飥・・・この字だと思う。甲州へ行ったら、ほうとうだ。河口湖の湖底を見せてもらったのだから、地元になにがしかの経済的お返しをしなければならないと思い、ほうとうを食べることにした。とはいえ、暑い。ほうとうを食べる陽気ではない。とはいえ、ほうとう以外の食べものは思いつかない。ということで、ほうとう屋に入った。野菜から煮込むので、15分は掛かります、とのことで、待つこと25分、冷房で寒くなってきた頃に出来上がった。なるほど、この冷房の寒さなら、ほうとうも美味しいだろう。よく考えたものだ・・・・とは言え、店員嬢は、寒くて、腕を擦っていた。ほうとは、店によって、具材や麺や味噌が違うという。それぞれの店が独特の味を持っているようだ。で、このほうとう・・・また食べたい、という味ではなかった。
2013.08.31
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ねぶた祭が終わって、街も居酒屋にもやる気が感じられない。ホヤはない、モズクはない、ボタン海老はない、ホッキ貝はない、品切れオンパレードのメニューだ。どんな観光案内書にも載っているハズの新鮮市場にある居酒屋だ、ブログだのツイッターなどに「ナイナイづくしの居酒屋」などと書かれたら、先々困るだろうに、寝豚状態である。思うに、この店は、図書館などの公共施設があるビルの地下だから、市の観光的方針で新鮮市場を作り、食事処を作ったため、家賃がメチャクチャ安いのではないだろうか。なので、市の観光案内で来る団体客に、手間が掛からず見た目の良い、ウニ丼定食や刺身定食を出していれば安泰なのだろう。とはいえ、さすがは青森で、・・・・つまりは、定食物の食材なのだが・・・・定番の、ホタテ、イカ、ウニ、は新鮮なものがあった。ビールはジョッキごとギンギンに冷えていて最高!品切れメニューのことはいつの間にか忘れて、青森の居酒屋を楽しんだ。
2013.08.17
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青森へ行った目的の一つは、新鮮な魚介類を食べること。青森駅近くの、図書館などが入っているビルの地下が「新鮮市場」になっていて、その一角に、レストランというか、食堂というか、居酒屋というか、「りんご箱」という食事処がある。私的には、酒処のつもりだが、多くの人は、新鮮市場の定食を食べているようだ。ねぶた祭が終わった青森は閑散としていて、店内はこんな様子。りんご箱という店名どおり、りんご箱を積んで並べただけ(普通のテーブル席もある)の店内を見ると、ほとんど客がいない。呑兵衛としては客が少ない方が静かでいいのだが、なんと、メニューの大半が「品切れ」だった。ねぶた祭で、売り切ってしまったのだろうか?もしそうなら、隣の新鮮市場から仕入れてくれば済むはずなのに、どうも、やる気が感じられない。やはり「寝豚」になっているのだろうか・・・そうとしか思えなかった。
2013.08.16
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能ある鷹は爪を隠す・・・・略して、ノンアルではない。ノン・アルコールの、ノンアルだ。これは、某居酒屋にあった、ノンアルコール・カクテルのメニュー。カルピスミルク、メロンソーダ・・・・かき氷の親戚のような名が並んでいる。で、その中に、ジントニック、モスクミュールがある。これらは、ジンやウオッカをベースにしたカクテルだ。「お子様でも安心」の上には、普通(本物)のカクテルのメニューがあり、似たような名が書き連ねられている。メニューを書き間違ったのだろうか?それなら分かるが、それでは危険すぎる。同じ名が無いからいいのか?それも分からないではないが、ジントニックは、ジンだ!責任者はどう思っているのか分からないが、あまりにも危険なメニューだ。「お子様でも安心」なワケがない!
2013.07.15
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その昔、「貧乏人は麦飯を食え」と言った総理大臣がいたが、貧乏人はアナゴを食え、という感じで、アナゴ定食を食べた。見た感じはウナギだから、貧乏人にはありがたい。山椒まで付いているので、雰囲気も鰻重だ。確かこれで、1050円。鰻重の4分の1の値段だ。アナゴは骨っぽいので、ウナギと同じとはいかないが、中国産の固くなったようなウナギよりも段違いに美味しい。それにしても暑い。朝から氷を浮かした水を飲んでいる。スタミナの付くもの、元気の出るものを食べないと、この暑さにやられてしまいそうだ。
2013.07.13
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多い素行・・・じゃなくて、大磯港だ。大磯にある港なので、大磯港。決して、素行が多いワケではない。で、大磯の松並木を過ぎると、そこは大磯宿。今回の旧東海道ウォークは大磯まで。東海道ウォークの楽しみのもう一つは、ゴール地点での打ち上げ。その日のウォークを振り返りながら、お酒を飲むことだ。打ち上げなのだが、お仲間さんの中には、打ち上げだけに参加する人もいる。で、大磯港の桟橋にあるのが、「めしや・大磯港」で、今回の打ち上げはここだった。自社ブランドというか、ラベルだけブランドというか、店名を付けた日本酒がある店だ。経験上、こんな酒を出す店は見栄ばかりで中身が無いところが多いのだが、この店は、大磯港という名を付けているだけあって、魚が飛び抜けて美味しかった。印刷したメニューはなく、黒板に本日の魚などが書かれていて、売り切れると、横線で消すようになっている。店のお姉さんが、魚の名を教えてくれたのだが、右から左へと忘れてしまったので、画像のみではあるが、大いに盛り上がった。で、帰路は普通列車のグリーン席。2階席は他の客が無く、貸し切り状態で、もう一度盛り上がりながら帰ってきた。
2013.07.11
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新橋駅(東京)の近くで見た店の看板。「何でも焼いちゃう 男の焼焼」とある。どんなものを焼くのか?何でも焼くというのだから、何でも焼くのか?入ってみたかったが、まだまだ日が高い時間だったので、諦めた。新橋はサラリーマンの町。勤め帰りのサラリーマンが立ち寄るのだろう。野菜、肉、魚・・・何でも焼いて出すのだろう・・・でも、この看板の色の緑は何だろう?男の焼焼、と、男に限定するのはなぜなのだろう?現役の男に限るのか・・・?男を卒業した爺さんではダメなのか・・・?やはり、行って、食べて、飲んでみる必要がありそうだが、まさか、焼き餅を焼くとか・・・・ニューハーフ御用達ではないと思うのだが!
2013.07.09
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最近のメニューは写真入りのものが多い。写真入りというか、写真そのものという感じだ。字が読めないワケではないが、写真を指差して、「これ2つ」などど気軽に頼めるのがいい。で、先日、某居酒屋で写真メニューを見たら、何とも不味そうなピザがあった。ピザに、焼いた椎茸を細く切ったものが載せてあるのだ。これはピザじゃないだろう、などと、おじさんは言わない。なんでもアリが居酒屋だ。椎茸ピザって有りかもね・・・などと言ったら、あの子から、椎茸じゃなくて、うなぎでしょう、と言われた。確かに、メニューをよく見ると、うなぎピザと書いてある。うなぎピザか・・・椎茸ピザよりはいいかも・・・ということで、メタボから脱することが遠のいた。
2013.07.03
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年に1、2回しか行かない居酒屋がある。電車で20分ほどのところにあるので、何かのついでの時に立ち寄る程度だが、新鮮な魚と、ゆったりとした空間が売りの店だ。で、久しぶりに、あの子と2人で、寄ってみることにした。階段を下りていくと、なんだか様子が変わっている。店のドアも変わっている。ドアを開けたら、すぐに店内。こんな店じゃなかったのに・・・帰ろうとしたら店長らしき男が声をかけてきた。新規に開店したワイン酒場だという。狭そうだし、うるさそうだし・・・・と、断ったのだが、奥の4人席のテーブルに案内しますから、と言うので、ワイン酒場なる店でワインを飲むことにした。4人席に2人なら、どんなテーブルでも狭さは感じないはずだ。ワインの味はよく分からないので、値段で判断し、つまみは、店のお姉さんのお薦めに従って、生ハムを頼んだ。で、出てきた「生ハム」がこれ。トマトの缶詰を卓上テーブルの足に見立てて、その上に、プラスチックの板に貼り付けた生ハムを置いていった。この上に生野菜を乗せても美味しいですよ、とお姉さんは言う。この時代、何か人目を引く工夫をしないと生き残っていけないのだろう。味はまあまあだった。
2013.06.26
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その昔、小就学生の頃、 Are you a Sakana? (鮎は魚?)なんて言ってたことを思い出すが、その、鮎の簗場(やなば)が熊本にあった。幹線道路を走っていたら、道路案内の標識に「鮎のやな場」とあったので、鮎の解禁は6月1日、おいしい鮎が食べられるだろうと思い、ハンドルを切った。公共の道路案内にあるので、公共の施設だと思ったのだが、行って見ると、きれいな竹張りの垣根で囲まれた料理屋だった。パフレットによると、ここは元藩主の細川忠利が、鮎を食べるために作ったもので、以来、代々の藩主が鮎遊びに来た所だといい、仲居さんに聞くと、建物などは町の所有で、個人が店を経営している、という。なるほど、箸袋にも、メニューにも、甲佐町(こうさ町)の名が記されている。これも、町興しのひとつのようである。鮎の塩焼きが一尾630円。熱々で、柔らかくて、美味しい。埼玉や東京の町中で食べたら、この値段では絶対に無理だ。これは、下り梁。落ちてくる鮎を捕らえるためのもの。落ち鮎の季節に、再訪したいものである。
2013.06.10
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大分県から熊本県へ抜ける山越えの県境付近に、うどん茶屋があった。うどんを食べさせる店なら、うどん屋だが、団子を振る舞う店を団子茶屋と言う感じで表現すると、うどん茶屋である。店構えはそれらしいが、こんな店で(美味しいものと食べたことがないので)、食べていいものかどうか、との迷いが生じたが、トイレ休憩も兼ねて、車を止めた。昼を少し過ぎた時間だったが、先客はゼロ。ああ・・失敗だった・・・と思ったが、「いらっしゃいませ」と言われたら、座らないわけにはいかない。鶏うどんと、鶏のもも肉と椎茸の炭火焼きを頼んだ。椎茸は熱々でジューシーで美味。鶏肉もちとピリ辛でいける。ビールが欲しくなったが、運転手だ。で、うどんに乗っていたのがこれ(画像)こんな山奥で、エビ天はないだろう! しかも、半身だ。と、思ったのだが、箸をつけて、びっくり。細いタケノコ(山タケノコ)の天ぷらだった。どうりで、色の悪いエビ天だと思った。峠のうどん茶屋、なかなかの店だった。
2013.06.06
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豊後の味ではない、豊後鯵である。そう、水槽の中で泳いでいるのが、豊後鯵。豊後水道(ぶんごすいどう)で育った鯵なので、脂がのっていて、身の締りがいいという。脂身と身のしまりは比例するのかという疑問も無いではないが、豊後水道の荒波で育った鯵は美味しいと言われている。昨日の夕食は、生簀のあるここでとった。泳いでいる魚をその場で料理してもらって食べるのは、いささか野蛮チックだが、いつかはどこかで料理することになるのだろうから、注文させてもらった。ぷりぷりした歯ごたえは、鯵というか魚というか、その雰囲気を逸している。美味しいのかと問われれば、美味しいと答えるが、こんなにも身が締まっている魚を食べたことがないので、美味しいという言葉以外の表現は無い。関さばとか、関鯵とも言われるようだが、この店では、「豊後」と称していた。
2013.06.02
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某居酒屋に、ギョウザ・ハンバーグというメニューがあった。ギョウザ・ハンバーグって何??ギョウザの具でハンバーグ風に仕立てたモノ??店のオバチャンに聞くと、ギョウザとハンバーグが一緒になったモノ、とよけい分からないことを言う。なので、百聞は一見にしかず、ということで、注文した。で、出てきたのがこれ。第一に、ハンバーグでなく、ハンバーガーだ。店のオバチャンには、ハンバーグもハンバーガーも無いようだ。ギョウザの皮をハンバーガーのパンに見立てて、色々な具を挟んだ物が、ギョウザ・ハンバーガーだ。「今日はホタテを挟んでみました」と、オバチャンは元気に言った。元気が売りの居酒屋である。
2013.05.22
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某居酒屋兼蕎麦屋で、「チーズの漬物」なるメニューを見た。長いこと人間をしながら酒を飲んできたが、チーズの漬物に出会ったことがない。さっそく、お姉さんに聞いてみた。「チーズの漬物って何ですか?」「チーズのぬか漬けです」「この店で漬けているの?」「板前さんが漬けていると思います」「どうやって漬けたの?」「食べてみたら分かると思います」ということで、出てきたのがこれ。見た目はチーズとキュウリだが、両方とも、ぬか漬けだ。キュウリは普通にぬか漬けしたもので、チーズは、この形のまま、キュウリと一緒に、ぬか漬けに入れたものと思われる。美味いのか、と聞かれたなら、美味いと答える。不味いのか、と聞かれたなら、美味いと答える。珍しさが手伝って、美味しく感じさせるのだと思うが、不思議と、チーズ味とぬか味噌の味がマッチしていた。
2013.05.04
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某所で、ムール貝のワイン蒸しを食べた。メニューの写真では、ムール貝が器の中でみんな上を向いていて、美味しそうに並んでいたからだ。だが、出てきたムール貝は、このように、全部、横たわっていた。写真と違うじゃないか、と抗議すれば、ビールが不味くなるので、無言で受け入れた。ところで、ムール貝って何?あちこちの海辺のコンクリートに張り付いているカラス貝と同じ物?分かっていそうで分からないのが、ここだ。ネットを検索すると、ムール貝とカラス貝は違うモノ、いや同じモノ、カラス貝は食べられる、食べられない、と、様々なことが書かれていて分からない。分かったことは、「ムール貝」はフランス語・・・違うか・・・「ムール」は フランス語で、イガイ類の貝のことを指すということと、 寿司ネタのとり貝とはまったく違うモノ、ということだけ。ということで、どこで獲れたムール貝かわ分からないが、美味しかった。残ったスープでスパゲッティーにすると美味しいですよ、と言われたのだが、ビールにスパゲッティー・・・はないので、貝でスープをすくって飲んでみた。
2013.05.02
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サッポロビールのビヤホールで、このビールを飲んだ。トイレに行く通路に、美味しそうに、ポスターが貼ってあったからだ。「あそこに貼ってあるビールを下さい」、と頼むと、「エーデルピルスですね」、という答えが返ってきた。「ドイツのビールなの?」「いいえ、サッポロの自信作です」日本のビールか・・・という諦めモードで飲んでみたが、これが、美味い、おいしい!パンフレットを見ると、 高貴なピルスナ-ビールを意味する「エーデルピルス」の名を冠したプレミアムビー ルで、ファインアロマホップを3倍使用した高貴で清々しい苦味と、キレのよいおい しさが魅力で、本場の醸造家からも認められた。とある。美味しい、うまい!サッポロの宣伝下手が、このような美味しいビールを眠らせているのだろうが、ちょと、通ってみたくなった味である。
2013.04.23
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名古屋でお酒をした。どこへ行く、どこで飲む・・・なかなか難しい選択だが、折角の名古屋なので、チェーン店だけは遠慮したい。で、名古屋風の店を選んで入った。いくつかのチェーン店を持つ店のようだが、ヨソ者としては、いい選択をしたのではないかと思う。で、これは、味噌カツと味噌おでん。一緒に頼んだのではないが、こうして並べてみると、同じような色と雰囲気を持っている。素材の味を大切にする日本料理からすれば、超例外的な存在だろうが、名古屋に来た、名古屋で食べて飲んでいる、という雰囲気は万点である。
2013.04.14
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