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2022.01.08
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高田崇史『試験に敗けない密室 千葉千波の事件日記』
~講談社ノベルス、 2002 年~


 千葉千波くんシリーズ第2弾の長編小説。


 善人だけが助かるといういわれのある土牢に、慎之介さんが入ってしまい、柵が閉じてしまいます。何かの仕掛けでオートロックがかかるようで、内側から押しても外側から引いても動きません。果たして慎之介さんの運命や……。
 というところで、柵を壊すための斧を旅館に取りに戻る二人。しかし、斧を探しに納戸に入ったおばあさんを探しに行くと、納戸のカギは閉ざされ、中でおばあさんは何者かに後ろでに手を縛られ、しかも納戸のカギは口の狭いビンの中に入っているのでした。
 またまた、旅館で目撃される女性が、きれいさっぱり部屋から消えてしまったり。
 たくさんの密室のなぞに、千波くんたちが挑みます。

 前作よりは、パズルがそのまま小説になった感が少なく、個人的には読みやすかったです。
 カバーそでや作中のクイズも楽しいです。

(2021.11.21 読了 )

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Last updated  2022.01.08 22:15:28
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のぽねこ @ シモンさんへ コメントありがとうございます。 久々の再…
シモン@ Re:石田かおり『化粧せずには生きられない人間の歴史』(12/23) 年の瀬に、興味深い新書のご紹介有難うご…
のぽねこ @ corpusさんへ ご丁寧にコメントありがとうございました…

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