ちまちま草子
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
2005
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
全1件 (1件中 1-1件目)
1
ヴァイオリン:小池彩織ヴィオラ:徳高真奈美チェロ:渡邉辰紀コントラバス:小笠原茅乃ピアノ:小埜寺美樹クラリネット:エマニュエル・ヌヴー(ゲスト)ミヨー/ヴァイオリン・クラリネット・ピアノのための組曲ボッテジーニ/クラリネットとコントラバスのためのグランデュオピストン/ヴィオラとチェロのためのデュオハルヴォルセン/ヴァイオリンとチェロのためのパッサカリアストラヴィンスキー(城谷正博編曲)/「兵士の物語」初回の演奏会でゲッツという作曲家の曲を演奏し、お笑い芸人のネタとも合わせてアンサンブル名にしてしまったという、「ゲッツ」の第4回演奏会。三軒茶屋にある小さなサロンは満員御礼、当日券を求める方を泣く泣くお断りしていました。クラリネットのヌヴーさんは東響の首席奏者。南フランスのキラキラした風が吹く。それぞれの音が小さなパステルカラーのタイルになってはめ込まれていくみたい。ボッテジーニはコントラバス界のパガニーニと言われ、超絶技巧満載。対してあくまでも優雅なクラリネット。ピストンは初めて聞く名前。辰紀さんのチェロは言わずもがな、ヴィオラがこんなにもふくよかな音だなんて、ちょっとビックリ。休憩時間にワインを一杯。お客様にヴァイオリンの大御所もいらしていて、その方がお隣でお茶休憩。なぜか緊張。石田&山本組で聴きなれたパッサカリア、奏者が違うとまったく違うんだなぁ。聴き比べると面白い。そして「兵士の物語」何回か聴いているのに、その都度結末を忘れているのはなぜだろう?兵士が勝った?悪魔が勝った?私は睡魔に負けて、後もう少しというところでうつらうつらし始めた時、ヌヴーさんのフランス語のセリフが。きれいな響きだなぁ。もちろん、何て言っているかわからないけど。小さな会場での濃密なひととき。日頃のあれやこれやを脇に置いて、身体の中が浄化されていく感じ。楽しかったな~。下界に降りたくないなぁ。
2015.06.07
コメント(0)