あいうえお道場/職業訓練編

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カテゴリ: メンヘラー!
出会い系サイトなんてやっている場合じゃないよな、こんな状況下で。ということを2日間で学習している。(私はようやく目が覚めたのか)他人との接触は自分と向き合うこと。誰もが社会において他人と交流しつつ、己という存在を確認しているのだ。観念的になってしまったが。鈴香容疑者にも友人や知人や近所の人がいたのだ。そういう社会環境の中で彼女の人格は成長した。

本日、私は久しぶりに外出ができた。そして繁華街を意味もなく徘徊しながら、目にしたテレクラに入店してしまった。まったく気がついてないのか。いやいや、私は理性を失ってはいない。インターネットの世の中にあってテレクラとはどんな存在なのかが知りたくなったのである。私が知るテレクラはバブル期の全盛時代のもの。不特定多数の女性とおしゃべりをし、もちろんセックスを目的としながらも、見知らぬ人と身の上話をした結果、泣いてしまったことも二度ほどある。ネットなき時代にテレクラは見知らぬ異性と屈託なく自分の背景をかくしたままに自分をさらけ出せる場所でもあった。要するにあの時代のテレクラにはネット掲示板やブログのような機能もあったのだ。私がこうしてブログに文章を書く衝動とテレクラのおしゃべりには同質性があったのだ。

誰かとおしゃべりがしたかった。が、私は時代によるメディアの変化をかろんじていた。

料金は2時間で3200円。3時間で4000円とのこと。免許証を取り出そうとしたが身分証の照会はしないとのこと。現在のテレクラは店員がまず電話を取って、取り次ぐのだ。だから年齢は訊かれた。私は素直に答える。「テレクラの経験は?」という問いに、『いやいや昔流行っていた頃のことしか知らないんだ。暇つぶしなんですよ。別にサクラでも構わないんです。おしゃべりができれば誰でもいいの(笑)。』「あのー、この6~7年でテレクラも大きく変わりまして、まず、完全取次ぎで、相手の年齢を確認します。それから、あの援助の方が多くて…。8割くらいは援助です。残りの2割が…」丁重な店員さんの態度に、『出会いはネットに移行したのだから仕方ないですよ。』と答える。「金曜日の夜でしたら…」とふたりの店員は良心的で、入会のやりとりですっかり意気投合してしまった。(お客さん、あの頃のテレクラをご存知でしょう。あの頃はよかった。それが近頃の若い者ときた日にゃ)みたいな連帯感だ。私も当時、通いこんでいたわけではないですよ。何度か経験があるだけといっておきましょう、奥さん。

フリードリンク、そしてアダルトDVDの棚があり、何本でもいいので選んでくださいとのこと。別に観たいとは思わなかったが、そう勧められてイラナイというのも野暮である。お店のシステムとしてここで1本選ばないと進まないようなので、ぱっと目に付いた『高級ソープ嬢が新人さんを教育しますよ』みたいなのを選んだ。ちなみに部屋で音声は聴けない。タバコはお吸いになりますか?とも聞かれた。時代は変わったな。喫煙、禁煙とでブースが二手に分かれているのだ。2時間を選択、時間内は出入り自由である。

それで、部屋に入る、といきなり電話が鳴り、取り急ぎ出る。20代と思われる女性からの割り切り目的である。私は戸惑いながらも、「私よりも適切な人がいるんじゃないかな。」という論調で、フロントへ電話を戻した。コールバックというのだが、気に入らなかったらフロントに戻してフロントは別のお客さんへつなぐしくみなのだ。その後も電話は断続的に鳴った。全盛時代よりも電話はやってくるのである。血走った目で早取りするためにフックを押してした時代はなんだったのだろうか。20代、30代といろいろな声がやってきた。すべてが援助・割り切りという名の売春なのだ。昔は女性から切られないようにと気をつかったものだが、現在は逆だ。女性のほうがコールバックしないように必死に話をしてくる。とにかく会おうと。15Kでどうかと。相場です、これが。私はおしゃべりがしたいとか、メールからではどうかという話も振ってはみるが、テレクラとはそういうモノとは違うのだという。みな、口々に「ワタシは会ってくれる人を探しているんです。え?好きな男性のタイプ?会ってくれる人、逃げない人が好きです。それじゃ、いけないんですか?」とまくし立てられる。この心理って、昔の男の側の心理だったよな。

私の部屋ではテレビ画面において高級ソープ嬢が研修生をレッスンしている。音はないが、けっこう面白い。日本のセックスビジネスは間違いなく世界一だな、と感心しながらレッスン3あたりを観ている。

ジュースを取りに行くたびに「時代は変わったね」とか「オレは浦島太郎みたいだ」というとフロントの店員が笑ってくれる。部屋にはPCとネット環境もありテレクラのイントラネットによる出会いや、動画チャットのシステムもあった。(別料金)おしゃべり目的ならばこちらが正解だなと痛感した。チャットレディと話をするほうが現在の私にはいいんだろうな。テレクラにおいて「いや、あまりがっついてないんだ」とかいう客のほうがおかしいのだ、現在のテレクラでは。でも、せっかくここ来て、誰とも会わないのも何かなとも思った。ブログのネタにもなるしと。ということで、テレクラ付近にいる援助目的の女性と取りあえず顔だけ会わせてみようという気になった。対面して話を聞きたいものである。



で、このお話はここでとりあえずおしまいとすることにする。「ヤッタのか?」という一件だけでも知りたい人もいるのかもしれないが、「結局、ヤリマセンデシタ」とだけお答えする。ひとつ伝えておくが、テレクラで援助交際する女性には神経がヤラレちゃっている人が多いということだ。もちろん昔からそんな人はいたが。私は分裂症になってしまったNのことを思い出した。ヤツは男なのだが。テレクラ常習の女性は精神的にヤラレている人が多い。これは事実。話の続きは楽天ブログのご婦人より、先が知りたいとのコメントがあれば考えます。

社会の底辺に生きる女性がテレクラという媒介を通して浮かび上がってきた。鈴香容疑者も利用していたかもしれない。私と鈴香がこうしてつながった。ちょい無理があるが。要するにそんな彼女らと接したこの私も社会的にヤラレちゃったところがあるということ。これが、今回のお話のサゲでございます。





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最終更新日  2006年06月20日 22時28分21秒
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