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2020.04.13
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カテゴリ: ◆母・いろいろ

コロナにBCGは「有効」なのか?
東北大・大隅教授が緊急解説
(ダイヤモンド・オンライン)
- Yahoo!ニュース
世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。国によって死亡率に差があることから、BCGワクチンの接種が「有効」ではないかという仮説が広まり、一部の国で臨床研究が始まった。BCGはコロナとどう関係するのか。東北大副学長東北大学副学長で、東北大学大学院医学系研究科の大隅典子教授に、緊急寄稿してもらった。

● 100万人当たりの死者が多いスペイン、イタリア 新型コロナの死亡率に国別で差がある理由はなぜか

 4月7日に緊急事態宣言が発せられた。日本はあと1カ月で新型コロナウイルスに打ち勝つことができるのだろうか? こんな時期だからこそ落ち着いて考えてみたい。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界の感染者数は178万人を越え、死者数は10万人を超えた。現在、感染者数がもっとも多いのは米国で53万0006人、次いでスペインが16万6019人、イタリアが15万2271人と続く(4月12日時点、米ジョンズ・ホプキンズ大学の集計https://coronavirus.jhu.edu/による)。 一方、重症化して死に至る人の数でみると、米国が2万人を超え第1位に。次いでイタリアで1万9468人、スペインが1万6972人、フランスが1万3832人となっている。

 感染者数は新型コロナウイルス陽性者なので、検査数によって大きく異なる可能性がある。また、死亡者数も国の人口と比較する必要がある。そこで問題となるのが死亡率だ。

 Our World in Data(https://ourworldindata.org/grapher/total-covid-deaths-per-million)というサイトのCOVID-19情報(図1参照、4月11日時点)によれば、人口100万人に対する死者数の割合の上位3国はスペイン(338.8)、イタリア(311.7)、フランス(202.1)。米国では56.7、日本は0.69となっている。

 当初、COVID-19の蔓延は中国、韓国に限局した感染症と捉えられていた。しかし3月以降、欧州や米国での感染爆発の方がはるかに凄まじい。従って死亡率も時系列に沿って見ていく必要がある。
● コロナの死者数と結核感染率や BCGワクチン接種率は負の相関?

 札幌医科大学フロンティア医学研究所の有志によって、世界の国々の報告をもとに人口100万人あたりの感染者数や死亡者数を時系列にグラフ化したサイト(https://web.sapmed.ac.jp/canmol/coronavirus/death.html)が立ち上げられている。このインタラクティブなグラフから主要な国を抽出したものが下の図2だ。

 死亡者が初めて報告された時期や、最新の人口100万人あたりの死亡者数は異なるものの、グラフの“傾き”の大きい国と緩やかな国があることが一見して分かる。

 傾きが急であることは、COVID-19感染によって死亡者が急増しやすい国であることを意味する。やはり、イタリア、スペイン、フランス等の欧州諸国や米国の傾きはきつく、中国や韓国、そして日本(茶色)の傾きは緩い。

 なぜ国によってこのような違いがあるのだろうか。

そもそも、普通の風邪にせよ、季節性のインフルエンザの場合にせよ、周りで感染症が流行っていても発症しない人がいる。COVID-19の場合も、重症化する感染者は2割程度とみられ、特に高齢者や基礎疾患のある人のリスクが高いと思われた(最近では若い感染者も増加しつつある)。

 従って、感染者数や死亡者数を国別で比較した場合には、人口構成比で高齢化率の高い国の方がCOVID-19に対して脆弱になることは容易に想像できる。そして日本は代表的な超高齢化国だ。

 ただ日本では、挨拶のときの接触が少なく、風邪をひいたときや花粉症の予防などを目的としてマスク着用が一般的である。このような生活習慣などに加え、それぞれの国の医療制度やその充実度などの要因も、国による死亡率推移の差としてあるだろう。

 また生物学的な要因としては、いわゆる“人種”の差を生み出すゲノム情報の差異が考えられる。移民の問題も加味されると状況はさらに複雑だ。

 そうこうする間に、国ごとのCOVID-19による死亡率の違いは、古典的な感染症である「結核」の発症頻度や、関連したBCG接種のポリシーによる差が関係するのではないか、という話題がSNS上で盛り上がってきた。これは各種のデータがウェブ上に公開され、誰でも見られる時代となったからだ。

 WHOのデータによれば、結核が撲滅された欧米諸国では人口10万人あたりの結核感染者数は25人未満だ。その一方で、欧米のCOVID-19の死亡者は急増中だ。

 これに対し、中国や韓国では25人以上、100人未満。モンゴルでは結核の感染者数は人口10万人あたり300人以上報告されているが、なんとCOVID-19の死亡者はまだいない。

 では、日本はどうかというと、戦前の死因の第1位は結核だった。「肺病」とも呼ばれた一般的な疾患で、死に至ることも多かった。だが現在では人口10万人あたりの結核感染者数は25人未満。にもかかわらず、COVID-19の死者数の割合は非常に少ないのだ。

 ここでさらに「BCG接種」という要因が登場する。

 BCGとは、結核予防のためのワクチンで、結核菌を弱毒化したものだ。日本では、かつてはツベルクリン反応(ツ反)検査で陰性の(つまり、まだ結核菌に感染していないと考えられる)人にのみ接種されていたが、現在は生後1歳未満の赤ちゃんを対象に接種が義務付けられている。あの「9本針のスタンプ注射」の接種率は98%に上る。

 欧州諸国はほとんどの国でBCG接種のプログラムがない。ドイツと国境を接するポーランドではBCG接種が為されているが、図2のカーブの傾きはポーランドでは他の欧州諸国より立ち上がりが若干緩いように見える。

 まだ査読が済んだ段階ではないが、「プレプリント」としてmedRxivというサイトに公開されている分析結果では、BCGの接種プログラムのない高所得国のCOVID-19による死亡者の割合は、高齢化率を加味してもBCG接種が義務付けられている中~高所得国より高いとされている。

 これは単なる偶然の一致なのだろうか?
● BCGには結核予防以外の効果もある? 自然免疫を“訓練”する可能性

 ほぼ100年の歴史があるBCG接種。実は疫学研究者は、このワクチン接種が結核予防以外の効果があるらしいことに気づいていた。例えば、BCG接種によって小児の結核以外の理由、特に呼吸器感染症による死亡率も減少するという報告が、発展途上国だけでなく多数ある。

 また、約3000人を60年間フォローアップして得られた米国のデータでは、幼児期のBCG接種が成人期以降の肺がんの発生リスクを下げる効果があると示されている。さらに興味深いことに、BCG接種は膀胱がんの進行を抑えるという報告もあり、多数の臨床研究が進められている。

 いったいどのようにして、結核に対するBCGワクチンが、それ以外の疾患に対しても効果を発揮する「オフターゲット効果」を示すのだろう?

 そもそも細菌やウイルスが体内に侵入した場合に、生体はそれを排除する仕組みを備えている。そのやり方には2つある。

 まず、「獲得免疫」とは、血液の中を循環しているT細胞やB細胞といった免疫系の精鋭部隊の細胞たちが、病原体が侵入したことを“記憶”。次回の進入時には、記憶したターゲットを狙い撃ちする「抗体」を素早く産生することによって病原体を排除する優れたシステムだ。ただし、このシステムが病原体ではなく花粉に対して過剰に働くと、花粉症のようなアレルギー反応を引き起こしてしまう。

 一方、生体には“あらかじめ備わっている”免疫システムもある。外来の病原体が侵入すると、マクロファージやナチュラルキラー(NK)細胞といった免疫系の別の細胞たちが働き、ただちに「炎症性サイトカイン」と呼ばれる物質を分泌して対応する。

 BCG接種は、どうもこの「自然免疫」を刺激するらしいことが分かってきた。2012年にオランダのグループが行った研究では、BCGワクチンは、インターフェロンγの産生を促すだけでなく、ヒトの免疫系細胞の1種である「単球」(マクロファージや樹状細胞に分化する細胞)を活性化し、種々のサイトカインを分泌させることがわかった。

 この研究グループは、BCGのこのような効果を「訓練免疫(trained immunity)」という新たな概念として提唱している。つまり、自然免疫が働きやすくなるように“訓練された”状態になるというのだ。

 さらに彼らは、BCG接種を受けた健常人血液に含まれる単球の“遺伝子スイッチ”の状態(専門用語では「エピゲノム」の状態)を全ゲノムレベルで調査。一回のBCG接種でサイトカインや様々な増殖因子を分泌しやすくなる方向に、スイッチの状態が変わっていることを18年に報告した。

つまり、「訓練免疫」とは

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久米宏『新型コロナ』の予防には
BCG接種が効果的?
かつての”戦友”や山中教授も”注目”…
「信頼できない話ではない」
芸能・社会中日スポーツ(CHUNICHI Web)
フリーアナウンサーの久米宏(75)が11日、レギュラー番組のTBSラジオ「久米宏 ラジオなんですけど」(午後1時)で、新型コロナウイルスの予防にBCG接種が効果的ではないか、との説を紹介した。

かつてテレビ朝日系「ニュースステーション」でコメンテーターを務めた元朝日新聞論説委員で現在、スペインのバルセロナで豆腐店を営む清水建宇(たてお)さんから届いたメールが元。日本はスペインの2倍の人口なのに、なぜ新型コロナウイルス感染者数は20分の1以下なんだろうと疑問に思い、いろいろ調べた結果、BCG接種の有無と感染者数のデータについて興味深いことが分かったと清水さん。それによると、接種を継続しているイラクに比べて1984年に接種をやめた隣国イランは60倍が感染。81年にやめたスペインは、接種を続けているポルトガルの13倍。さらにドイツでは、接種を継続していた旧東ドイツと98年まででやめた旧西ドイツでは感染者の発生地点がかつての国境できれいに分断されるという。

オランダでは新型コロナウイルスを抑制する可能性があるとみて医療従事者へのBCG接種をスタートさせたほかオーストラリアは臨床試験を始め、米国、ドイツも検証を始める予定という。

久米は、「ネットでも日本ではアビガンばかり頼りにしてるけど、BCGの方が効くんじゃないかって」と一部反響を披露した上で、「(ノーベル賞受賞者の)山中伸弥先生も、(BCGが)もしかして効果があるというのは否定はできないんじゃないかと言ってますので、それほど信頼できない話ではないと思い、紹介しました」と話した。


★BCGが注目されたことで

思いがけない行動をした人たちがいる。

まあ、考えてみれば

なるほどねー

と思えるのだけど。

その行動力

実行力。

そして、応じた病院。


ホント驚いたのですが

大人でもお願いすれば

接種できるの?ということ。


注射でしてもらった人がいるらしい。

それで

副作用で大変なことになった

という話しが、、、

ツベルクリン反応の注射とかもしたのかなー


ていうか


生まれてくる赤ちゃんの分しか

生産しないらしいので

そんなことしないでって話し。


自分が危険なだけじゃなく

未来を担う赤ちゃんの健康も奪う結果になる。

関連2

BCG、成人接種し健康被害
 新型コロナで目的外使用 - 毎日新聞
 細い9本の針を刺す「はんこ注射」と呼ばれるBCGワクチン接種について、誤って皮下注射し、発熱やじんましん、血尿などの健康被害が出ていたことを厚生労働省が10日、明らかにした。BCGは0歳児が対象の結核予防ワクチンだが、新型コロナウイルス感染症を予防しようと接種を受けた成人だった。乳児向けの在庫が不足しており、製造元は目的外の使用を見合わせるよう医師らに求めている。

 BCGは本来、腕に塗ったBCG溶液のうち、細い針でわずかな量だけ体内に入れる。 説明文書には「絶対に注射してはならない」と記載されている 。同省によると、4月初め、BCG溶液を成人に全量注射し、発熱などがあり救急外来を受診したという。BCGを扱っていない医療機関だったため、誤った可能性がある。

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★多くのクリニックのお医者様方が

お考えを述べられています。

以下、一部を掲載

院長ブログ
BCGを新型コロナウイルス予防のために注射!!??
非常識にもほどがある(怒)



BCGワクチンと新型コロナウイルス感染症


当院では、推奨外でのBCGの接種は、現段階では行っておりません。
支持する論文も見られ接種したい気持ちも理解できますが、行政の判断で生産が拡大され、乳児の接種分がしっかり確保されるまではどうか冷静な判断をお願いします。


↑まだまだありますが一部のみです。


関連3


新型コロナ目的のBCG接種
「推奨せず 乳児への安定供給を」
NHKニュース
赤ちゃんが接種するBCGワクチンが、新型コロナウイルスによる感染症と関係しているのか調べる研究が海外で行われていますが、科学的にはまだ実証されていません。しかし、効果を期待して、大人で接種を希望する人が出始めていることから、日本ワクチン学会は冷静に対応するよう呼びかけています。

BCGは、結核を予防するワクチンとして、日本では0歳児を対象に定期接種が行われていますが、アメリカやイタリアなど海外では一律での接種を行っていない国もあります。

こうした中、海外の研究者からは、BCGの定期接種を行っている地域では、新型コロナウイルスの感染者や死者が少ない傾向があるという指摘が出ていて、オランダやオーストラリアでは、新型コロナウイルスの感染や重症化の予防とBCGが関係しているのか調べる臨床研究が行われています。

しかし、日本ワクチン学会などによりますと、こうした動きを受けて、日本でもBCGの効果を期待して大人でワクチンの接種を希望する人が出始めているということです。

このため学会は先週、「BCGが新型コロナウイルスに有効かどうかは、いまだに科学的に確かめられておらず、そうした効果を期待して接種することも推奨されない」とする声明を出しました。

声明では、海外に比べて日本で死者数などが抑えられているのは「国民一人一人の自制の効いた行動と心がけによるところが大きいと考えられる」としたうえで、「乳児へのワクチンの安定供給が影響を受ける事態は避けなければならない」として、冷静に対応するよう呼びかけています。

また、オランダで臨床研究を進めているラドバウド大学のミハイ・ネテア教授も「BCGに効果があるか調べる価値は十分にあるが、科学的にはまだわかっていない。現時点で、一般の人が新型コロナウイルスの予防などを目的にワクチンを接種する理由は何もない」と指摘しています。


厚労省「ワクチンに余りがなく、乳児接種制限のおそれも」

BCGは結核を予防するワクチンで、厚生労働省は公費で負担する定期接種として、生後5か月から8か月の間に一度だけ接種することを推奨しています。

ワクチンの製造会社によりますと、新型コロナウイルスの感染や重症化の予防に関係しているか調べる臨床研究が海外で始まったことを受けて、日本国内でも接種を希望する大人が増え、先月30日以降、通常の3倍の発注があったということです。

会社によりますと、BCGワクチンは毎年国内で生まれる乳児およそ90万人分しか製造していないうえ、ワクチンを作るためには8か月ほどかかり、すぐには増産できません。通常想定していない利用が相次ぐと、必要な乳児にワクチンが届かない事態になってしまうとしています。

さらにそもそも国内では、ほぼすべての人が子どもの頃にワクチンを接種しているか、接種のない時代に生まれた高齢者も一度は結核菌に感染しているケースが多いため、仮に新型コロナウイルスの感染予防効果があったとしても大人が接種する意味合いは薄いとされています。

さらに大人の接種による副反応の事例も起きているということです。報告されているケースではBCGで通常用いる「管針(かんしん)」と呼ばれる「はんこ」のような針ではなく、通常の注射針を使う誤った方法で接種していたということで、製造会社は「今後、結核に似た症状を起こす可能性もある」として調査を進めています。

厚生労働省は8日、ツイッターで「ワクチンには余りがなく、このままだと乳児の接種が制限されるおそれがある」として、慎重な行動を呼びかけました。


「思わぬ副反応のおそれも」

日本感染症学会と日本小児科学会の指導医で、開業医の水野泰孝医師によりますと、ふだんは定期接種以外で接種を求める患者はいませんが、ここ最近は乳幼児の親ではない高齢者などからBCGワクチンを接種できないか、問い合わせが増えているということです。

水野医師は「赤ちゃんが結核にならないようにするためのワクチンで、本来接種すべき子どもたちを優先する必要性があることを理解してほしい」と話し、定期接種以外の接種は断っているということです。

国内では、日本ワクチン学会や日本小児科学会の委員会などが、ワクチンの安定供給への懸念を示しています。

日本ワクチン学会の岡田賢司理事長は「わらをもつかむ思いで再び接種したいという気持ちはわかるが、再び接種をしても新型コロナウイルスに対する効果があるのかは、わかっていないだけではなく、高齢者など免疫力が低くなっている人が接種した場合には、思わぬ副反応を引き起こすおそれもある」と話しています。


“BCG定期接種ない国で感染者や死者多い”

カナダのマギル大学が2017年に公表した世界のBCGの定期接種の状況によりますと、日本や韓国を含むアジアやアフリカ、それにロシアなどでは乳児などある世代を対象にBCGを一律で接種しています。

一方、フランスやドイツ、それにスペインなどは、過去に定期接種していたものの、現在は行っておらず、アメリカやイタリア、それにオランダなどは、これまでに定期接種を行ったことがありません。

ドイツのマックスプランク研究所のシュテファン・カオフマン教授は、これまでBCGの定期接種を行ったことがない国々で、新型コロナウイルスの感染者や死者が多いと指摘したうえで「こうしたデータは単に相関関係を示したものだが、BCGが新型コロナウイルスによる感染症に効果があるのかを調べる価値は十分にあると思う」と述べています。

カオフマン教授は近くドイツ国内の複数の病院でも、臨床研究を始めることにしています。

一方、オランダのラドバウド大学のミハイ・ネテア教授のチームは、すでにオランダ国内の8つの病院で医療従事者を対象に臨床研究を始めていて、対象者は1500人に上る予定だということです。

臨床研究ではワクチンを接種したグループと接種していないグループで、感染の割合に違いが出るかなどを分析することにしていて、最初の結果が出るまでには3か月から6か月かかるということです。

ネテア教授は「BCGは新型コロナウイルスによる感染症の重症化を防ぐ効果があるかもしれないが、感染の予防に効果があるのかも含めて分析していく」としています。

その一方で、ネテア教授はBCGが新型コロナウイルスによる感染症と関係があるのかはまだ科学的には実証されていないと強調したうえで「現時点で、新型コロナウイルスに対する効果を目的に、一般の人がBCGを接種する理由は何もない。研究結果が出るの待つべきだ」と指摘しています。


BCGと重症化予防で臨床試験を開始

オーストラリアのマードック・チルドレンズ研究所は、BCGワクチンが新型コロナウイルスによる感染症の重症化の予防と関係するのか、調べる臨床試験を先月末に開始しました。

2000人の医療従事者にBCGを接種する計画で、研究では接種した人としなかった人で、ウイルスに感染して発症した人の割合や症状などに違いがあるか、数か月にわたって調べるということです。

研究所によりますとBCGには、結核菌以外の病原体に対する免疫も、一定程度高める効果があるということです。

研究所のナイジェル・カーティス教授は「新型コロナウイルスによって引き起こされる病気の重症化を防ぎ、回復までの期間を短くする効果がBCGにあるのか明らかにしたい。仮に有効性が確認されれば、感染のリスクが高い医療従事者にBCGを接種すべきだ、ということになるだろう」と話しています。


BCGワクチンとは

BCGワクチンを国内で唯一製造している、日本ビーシージー製造によりますと、BCGワクチンは、結核を予防するためにおよそ100年前にフランスの研究所で最初に作られ、ヒトに投与されるようになりました。

免疫学の世界的な権威であるドイツ、マックスプランク研究所のシュテファン・カオフマン教授によりますと、BCGにはヒトの体の免疫を担うマクロファージや樹状細胞などを刺激するとともに、サイトカインの分泌を促進することで、ウイルスが感染した細胞を壊すT細胞や抗体を作るB細胞の働きを強める効果があり、その結果、免疫力が一定程度高まることが最近の研究で分かってきているということです。

これまでのところ、季節性のインフルエンザウイルスや乳幼児に肺炎などを引き起こすRSウイルスに対して、一定の効果があるとする報告があるほか、ヒトパピローマウイルスによる腫瘍やぼうこうがんでも、治療効果があったとする報告があるということです。

厚生労働省によりますと、BCGの免疫の効果は10から15年程度は続くと考えられているということです。

日本では、平成17年までは4歳未満が対象でしたが、その後は時期が早められ、平成25年度以降は0歳児を対象に定期接種が行われています。

一方、欧米を中心に海外では日本のような定期接種を行っていない国があります。

この理由について、免疫学が専門の大阪大学の宮坂昌之教授は「結核の発生件数が減ったことや、生ワクチンであるBCGによって起こる一定程度の副作用への懸念などから、海外には、一律での接種を行っていない国がある」と話しています。


関連4


2020.03.27
結核予防に使われるBCGワクチン
新型コロナウイルスに効果があるかどうかを調べる?



2020.04.03
BCG接種が新型コロナウイルスに効果ある
と言われている件






コロナ関連




2020.04.12
「ついに鳥取でも…」
砂像制作の外国人から感染の可能性




吉祥寺はいつも通りのにぎわい 
繁華街人通り激減も
(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
緊急事態宣言が発令されて初の週末となり、東京都内は小池百合子知事による娯楽施設などへの休業要請から一夜明けた。新宿、銀座などの繁華街は人通りが激減したが東京・武蔵野市の人気スポット吉祥寺はにぎわいを見せていた。

「住みたい街ランキング」上位定着の街は、普段の週末より人の密度は少ないものの、アーケード街からは人が途絶えることがなかった。駅ビルやデパート、パチンコ店も休業していたが、家電量販店、飲食店、ネットカフェなどは営業。ガイドブックにも掲載される精肉店は長い行列ができ、ドラッグストアなどもレジ待ち行列と、いつも通りの光景だった。

スターバックスなど大手チェーンが休業する一方で、個人営業の飲食店が、その客を吸収している印象だ。人気ラーメン店では狭い店内のカウンター席が埋まっていた。緊急事態宣言の下でも繁華街には明らかな温度差があった。




2020.04.10
驚愕!でもヤッパリ。。
保健所長「病院あふれるのが嫌」
さいたま市の検査数少ない理由




2020.04.09
検査体制も入院体制も
整っていない体たらくを
隠蔽しようとする(怒)




2020.04.10
街で会えたら「最高!」
アマビエトラック作った社長の心意気 
「ひとつでもほっこりするものがあれば」




子どもが新型コロナに感染しないためには? 
学校再開で徹底したいトイレ対応

加藤篤

| 特定非営利活動法人日本トイレ研究所 
代表理事
3/26(木) 16:00
- 個人 - Yahoo!ニュース
前略
このような状況を踏まえると、
学校再開後は、学校でのトイレの衛生管理がとても重要になってきます。
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議からは、
保健管理や環境衛生を良好に保つような取組を進めていくとともに、
咳エチケットや手洗いなどの基本的な感染症対策を徹底することが
重要であるとの考え方が示されました。
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Last updated  2020.04.13 21:10:27


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