しろうと自然科学者の自然観察日記

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2014.08.19
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カテゴリ: 昆虫
☆2012年8月、ウォーキングコースで初めてハグロトンボを見かけました。それ以前にも見ていたかもしれませんが、意識していなかったので気づきませんでした。ハグロトンボは、本州・四国・九州に分布するカワトンボ科アオハダトンボ属の昆虫だそうです。ハグロトンボ(羽黒蜻蛉)の名は、文字通り羽が黒いトンボでしょうか。
  • ハグロトンボ1.JPG

  • ☆ハグロトンボが、一つの岩にオス(左)メス(右)仲良く並んで止まっています。
  • ハグロトンボ2.JPG

  • ☆ハグロトンボのオスは、体に青い金属光沢があります。羽に紋様がうすく見えます。
  • ハグロトンボ3.JPG

  • ☆ハグロトンボのメスは、体の色が黒褐色です。オスよりも、黒い羽に褐色の紋様がはっきりとわかります。
  • ハグロトンボ4.JPG

  • ☆メスが紅葉の小枝にとまって、水中に産卵しているようです。
  • ハグロトンボ5.JPG

  • ☆なお、甲虫類などに特徴的な金属光沢は、光の波長や微細構造による発色現象である「構造色」の一つ「多層膜による干渉」で見えるものだそうです。多層膜による干渉とは、薄い膜を何層も重ねたような構造による光の干渉で、甲虫類の金属光沢のような色はキチン質の層構造によるものだそうです。体に青い金属光沢があるハグロトンボのオスの体色も、同じ原理なのでしょうか。
  • ハグロトンボ6・カナブン.JPG

  • ☆カワセミの羽の鮮やかな色も、同じ原理による構造色の一つで、羽の色素によるものではなく、羽毛にある微細な構造によって見えるものだそうです。
  • ハグロトンボ7・カワセミ.JPG

  • ☆夕焼けについて調べる中で、夕焼けは構造色というもので、光の波長や微細構造による発色現象であることがわかり、さらに自然への理解が広がりました。構造色については、2014年1月5日の日記で紹介しました。
    ◎夕焼けを科学してみました。
    http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20140105/





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    Last updated  2014.08.19 05:31:22
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