① 犬のために働く。 愛犬家の方はご承知のとおり、犬を飼うには大変お金がかかります。うちのモモちゃんの購入費から、 エサ代、雑費、幾度の手術代、通院代、等々、この15年間の費用を概算でざっとはじいても、軽自動車の1.2台は買えておつりがきますな。 手術などのいざという時、お金の工面に困らぬよう貯金は必要。「お金がない」が理由で愛犬を見殺しにしないで済むように、とにかく働くべし。
② 仕事より犬をとる。 上記内容と逆のことを言っているようですが、「忙しい」「ヒマがない」を理由に愛犬を見殺しにしないってことです。 モモに何かあった場合、妻は必ず仕事を欠勤してモモのケアに専念します。 手術日、その後の通院日、安静のため付き添いが必要な日など、全て妻は休みます。 モモのためのお金が必要な時に働けないので、まさに負のスパイラルですが、その時は僕が休日出勤などして金銭の不足を補います。 さっきからお金の話ばかりでひんしゅく買ってますかね。確かに愛犬のことを語る際に金銭の話はタブーのようなところがあります。 でも僕たち夫婦は、この金銭の予算立てを常に重視してきたっす。愛情だけでは愛犬は長生きせぬと考えるからっす。
③ 子供より犬をとる。 モモちゃんを飼うと決めた時妻が言った言葉です。その時まだ僕たちは新婚で子供はいませんでした。 その後子供は2人できましたが、妻の中では一貫した信念みたいです。今でも全てにおいてモモが優先。 傍から見れば、そこまで信念を持ってして、やっと子供と犬を平等に扱っているように映るんじゃないかなと思います。 「子供第一、ペットは二の次」と思った瞬間から、実際の扱いは「五の次、十の次」の扱いをしているものです。 さてさて、モモちゃん最優先の妻の気持ちと裏腹に、モモちゃんは自らを家族の最後尾に位置づけしている様子で、 子供たちにいつも優しく、そして遠慮気味。情の深さに泣けてきます。