家曜日~うちようび~

家曜日~うちようび~

2017.08.06
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今回の主役は、フレンチブルドックのモモちゃん。
僕の恐妻の宝です。もといっ、愛妻の宝です。
2002年1月30日生まれ。15歳と6ヶ月のヨボヨボ婆さんベイベー。
フレンチの平均寿命は10歳~12歳とのこと。
ヨッ!モモちゃん!ご長寿!


もう大好きなソファーにジャンプで飛び乗る力はないので、ペット用の階段を設置。
おしりでソファーを汚すので、ソファーと同色のタオルを敷いてます。


お気に入りの場所、お気に入りの姿勢で、爆睡中。
次女にいたずらされてます。


モモのトイレゲージの収納場所は、リクシル製キッチンの収納棚の下部スペースを利用。
収納棚はフーリープランで購入したので、妻がめっちゃこだわったポイントです。


わっ!きっちきち。
設置場所がキッチンのデカい換気扇の真正面というのもポイント。
迅速かつ強力な臭気対策が可能です。

こんなこと言うとアレですが、僕は普段、妻の話はあまり聞いていないことが多いのだけれど、
愛犬モモちゃんのことについては、夫婦で真剣に話し合う「夫婦会議」的なことを幾度となくしてきたんですね。
誠にせんえつながら、今回はその「犬と暮らすにあたっての僕と妻の決め事」みたいなものを、簡単に10項目にまとめてみましたので、どうぞ。

「犬との暮らし、僕と妻の10の決め事」

① 犬のために働く。
愛犬家の方はご承知のとおり、犬を飼うには大変お金がかかります。うちのモモちゃんの購入費から、
エサ代、雑費、幾度の手術代、通院代、等々、この15年間の費用を概算でざっとはじいても、軽自動車の1.2台は買えておつりがきますな。
手術などのいざという時、お金の工面に困らぬよう貯金は必要。「お金がない」が理由で愛犬を見殺しにしないで済むように、とにかく働くべし。

② 仕事より犬をとる。
上記内容と逆のことを言っているようですが、「忙しい」「ヒマがない」を理由に愛犬を見殺しにしないってことです。
モモに何かあった場合、妻は必ず仕事を欠勤してモモのケアに専念します。
手術日、その後の通院日、安静のため付き添いが必要な日など、全て妻は休みます。
モモのためのお金が必要な時に働けないので、まさに負のスパイラルですが、その時は僕が休日出勤などして金銭の不足を補います。
さっきからお金の話ばかりでひんしゅく買ってますかね。確かに愛犬のことを語る際に金銭の話はタブーのようなところがあります。
でも僕たち夫婦は、この金銭の予算立てを常に重視してきたっす。愛情だけでは愛犬は長生きせぬと考えるからっす。

③ 子供より犬をとる
モモちゃんを飼うと決めた時妻が言った言葉です。その時まだ僕たちは新婚で子供はいませんでした。
その後子供は2人できましたが、妻の中では一貫した信念みたいです。今でも全てにおいてモモが優先。
傍から見れば、そこまで信念を持ってして、やっと子供と犬を平等に扱っているように映るんじゃないかなと思います。
「子供第一、ペットは二の次」と思った瞬間から、実際の扱いは「五の次、十の次」の扱いをしているものです。
さてさて、モモちゃん最優先の妻の気持ちと裏腹に、モモちゃんは自らを家族の最後尾に位置づけしている様子で、
子供たちにいつも優しく、そして遠慮気味。情の深さに泣けてきます。


④ 過保護にする。
エアコンは年中つけっぱなし。エサは高価でも体に良い物を。思い出づくりに家族旅行には何度も同伴してます。
犬の過保護を非難する方もいますが、妻曰く、飼い主の勝手な都合で我が家につれてきておきながら、
過保護はダメと不衛生で過酷な環境をわざと与え、あえて早死にさせる意味が解らない。とのこと。
うちはこれからも信念を持って過保護っす。

妻の指示に従う
別に妻が怖いからって訳じゃねっす。責任者を明確にし、その者の指示で他が動くということ。
愛犬の世話を一人に押し付けることなく、家族で分担するのはよいことだと思うのですが、
散歩は誰の責任、エサは誰の責任、健康管理は誰の責任というように、責任まで分担してしまうと、
愛犬の思わぬ事故や病気につながる恐れがあると僕は思います。
厳密な意味で飼い主というのは何人もいない方がよい。モモの総括責任者、つまり「飼い主」は妻一人。
もちろん、モモの世話やモモについての相談は家族でしますが、あらゆる判断や決定は妻がします。

毎日ボディーチェックをする。
妻は毎晩寝る前に、モモちゃんの体中の隅々までボディーチェックをします。
これまで、鼻のイボ、まぶたのイボ、肛門腺の異常、背中のイボ、左足の悪性腫瘍など、全てこのボディーチェックにて早期発見してします。
発見したら即対応、手術、通院、の繰り返しで、今日に至ります。モモちゃん、まだまだ元気です。



毎日歯磨きをする。
たぶん、まわりがまだあまりやっていなくて、うちが特に熱心にしていることがこの歯磨きです。
妻は昔歯医者さんに務めていたりして、歯磨きには強いこだわりがあります。
とりあえず、モモちゃんの歯ブラシは人間用。磨き方は歯周ポケットにぐいぐい毛先を入れるみたいな、スゲー本格的なやつです。
個人的には歯の健康と長寿は無関係だとは思ってませんが、妻の熱心な磨き方を見ていると、
「おい!嫌がってるじゃねーか!もうやめてやれ!」と言いたくなる時もあります・・・。
でもまぁ、歯磨きは、あなどれませんよ、ホント。

⑧ 災害時、置き去りにしない。
被災地にペットを置き去りにした人。それを非難する人。非難する人を非難する人。
ペットの命についての考えはそれぞれですが・・。
うちは、災害時、愛犬を置き去りにしません。一緒に避難します。
では実際何処へ逃げる?ペット同伴可の避難所ってあるの?エサは?トイレは?
実は僕たち、まったく情報不足の準備不足。
言うは易し。反省。

先ず、飼い主が健康でいる。
当たり前のこと過ぎて忘れがち。先ず、飼い主が心身共に健康であるべし。
経験上、僕や妻の心の状態が不安定だったり、体の調子が悪かったりすると、
連鎖的にモモちゃんにも不調がでました。
病気、不幸、災難、ストレス、
人間の世界は色々大変。
でも、くじけそうな時は
「愛犬の為ならぁ~エンヤコラァ~」とひと踏ん張りっす!
愛犬が見てるぜ!
心も体も強い飼い主でいたいものです。

⑩ 「死」を禁句にしない。
モモちゃんを飼ったばかりの頃、見ていると心配になる程の妻のモモへの溺愛ぶりをいさめる為、
「モモもいずれは死ぬのだよ。」という内容のことを妻に言ったことがあります。
若かりし妻は「そんな不謹慎なこと言わないで!」と半ベソかいて激怒しました。
その後も折につけモモの「死」について僕が述べると、
「辛くなるから言わないで!」「悲しくなるから言わないで!」と絶対禁句の一点張りでした。
時は流れて15年。「今日帰ったらモモが動かないから、いよいよ死んだと思ったら、ただの爆睡だった。」
とか、「あと2・3年は生きてほしいなぁ~、でも5年先はないなぁ~。」とか
「明日死んでもおかしくねー。」とか「安楽死についてどう思うか」とか
「死んだあとのペット葬について」とか平気で言ってます。
15年も深い絆でむすばれていると、モモちゃんはもう妻の一部分みたいになっているので、
「10年先も、20年先も、ずっと一緒だよ。」
なんていう白々しい感情はもう湧いてこないのでしょう。

妻は今日まで本当に献身的にモモちゃんのお世話をしてきましたし、
これからも愛情いっぱいでお世話するでしょう。
モモちゃんもそれに応えるように(かなり足元がヨタついてきましたが)今日も元気いっぱいです。
彼女たちは「たぶんそんなに遠くない死」から目をそらすことなく、
むしろ「死」というものを傍らに置いて、常に意識しながら、
絶対に悔いを残さぬよう、
毎日を楽しく過ごしています。

妻とモモちゃんの深い絆は、僕の誇りです。


そして神様。
その「別れ」の時。
もしも願いが叶うなら
人間の妻と、犬のモモちゃん
最後に一回だけ
言葉を交わせる魔法をかけてください。
そしたら彼女たちはきっとこう言うでしょう。

モモがうちの子で、ママは幸せでした。
モモ大好き。ありがとう。

ママが飼い主で、モモは幸せでした。
ママ大好き。ありがとう。




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最終更新日  2019.01.21 18:26:28
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