家曜日~うちようび~

家曜日~うちようび~

2019.11.10
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なんかよー、妻が、ディズニーランドへ行く計画を立て始めたぞコノヤロー。
なんかよー、今回は、妻と娘二人とお義母さん、女だけで行くらしいぞバカヤロー。
なんかよー、パパ、置いてきぼりらしいぞコンチキショー。

ちなみにこれは、去年の写真。

そうそう、こないださー、U子さんが、
「パパ、冷蔵庫にタラコが残ってるから、新鮮なうちに食べてね」
ちゅうから、僕、そんなに腹減ってなかったけど、がんばって喰ったんよ。
そしたら、U子さんが、冷蔵庫見るや否や、
「ちょ、おま、全部食べたんか?! あたし、食べとらんよ!」ちゅうんだよ。
なんかよー、すんげー怒ってんだよ。
いや、あんたが、喰えっちゅうから・・・。

んで、翌日。

「パパ、冷蔵庫に美味しい梨が残ってるから、新鮮なうちに食べてね」
ちゅうから、僕、そんなに腹減ってなかったけど、がんばって喰ったんよ。
そしたら、U子さんが、冷蔵庫見るや否や、
「ちょ、はげ、全部食べたんか?! あたし、食べとらんよ!」ちゅうんだよ。
なんかよー、昨日にも増して、すんげー怒ってんだよ。怒り狂ってんだよ。壁とかばんばん蹴ってんだよ。
いや、だから、あんたが、喰えって・・・。

僕、怖ぇーから、寝室に避難して、布団に包まって。

んで、翌朝、ふと見るとリビングの棚の上に・・・。





こ、怖ぇ・・・。



んで、


ふと、ラインをみたら・・・。







やめろよ!

マジ、怖ええよ!

ミザリーか!




さて。


ここんとこ、会社で色々あってね。

現在、すっかり仕事脳なので、今日は仕事の事を書きまする。

人と人との板挟み、中間に立つ人よ。

ちょっくら、読んでけええ。


えーっと、学歴は地元で二流の高校を卒業した程度、工事監督としても二流、
今日まである程度の売り上げを維持してこれたのも、たまたま条件の良い仕事に恵まれ、
ただもう眼前の仕事を実直に処理してきた結果でしかない。         
そんな僕が、今の会社で他の社員より唯一秀でていたことといえば、
全く手前味噌はなはだしいが、それは 「調整力」 ではなかったかと思っています。         
社長と社員の間を調整する。社員間のいざこざを調整する。元請業者と自社の業務を調整する、等々。       
「人と人との間に立って、双方が円満になる最善の着地点を模索すること」       
恐らくただこの一点のみが、僕が他の社員より僅かながら秀でていた能力ではなかったかと。         

このような「調整」「交渉」「外交」業務を遂行する際に、
いつも僕が心得ていることがあります。         
それは 「自分を捨てる」 ということです。
これは「自分の考えをもたない」という意味では決してはなくて、         
人と人との中間に立って調整をする者は、己の性格、私利私欲、趣味嗜好、イデオロギーなどで、
判断に勝手な味付けをすることを避け、双方にとっての最善策を自我を捨てて考えなければならないということです。         
更にいうと、おこがましい書き方ですが、 「天からの視点で考えてみる」 ということなのかもしれません。         
そうすると、何事も自然と丸く収まったような気がします。         

世の中には、「さあ、お前ら、我の能力を見よ!」というタイプの調整役がたくさんいます。         
そういう輩が、己の自己顕示欲にまかせて無理矢理かすめ取ってきたような条件には、必ずムダ・ムリ・ムラがあり、
その後、その条件下で業務を遂行する現場の者たちは、必ず四苦八苦してしまいます。
だからマウンティングタイプの調整役は、いつも「まわりの不甲斐なさ」に首を傾げているのです。 
俺様がお前らのために、これほどの好条件を得てきたのに、何故お前らは結果を出せない?とね。     
僕は 「優秀な調整役ほど表には出てこないものだ」 と考えています。         
まわりに「やり手」などと言われた時点で、己に注意喚起を促します。
やりにくくなるばかりだからです。         
「そう言えば、業務部長のまわりは、何や知らん揉め事が少ないね」
と言われるぐらいの評価を、僕は常に意識しています。         

20年に及ぶこのサラリーマン生活を自分なりに振り返ると、
「会社の為」に働いた時間であったと、迷うことなく思います。         
兎にも角にも「会社の為」を第一に考えて仕事をして来ました。         
夏休みの小学校の耐震補強工事で不眠不休で働いた事も、
社員に嫌がられながらも、業務改善提案書を発案・促進した事も、         
頼まれもしないのに、社員に国家資格合格の為の勉強会を開催した事も、
自己顕示欲が動機でなし得るものではありません。
全ては「会社の為」。
だからこそ出来た。         

僕は、問屋や協力会社からの接待交際は一切断ってきましたし、
いわゆる闇営業(バイト)ってやつもしたことがありません。
建設業界で横行しているバックマージンという類の金銭を手にしたこともありません。         
労働者の権利をあてにしたこともありません。
安定が欲しいとか、楽をしたいとか、あまり考えませんでした。         
社長が決める給与に不満を呈したことも、
社長が下す決断や処分に異議を申したことも、一度もない。         

どたい私利私欲を捨て、会社の為に働いて来た。

「会社の為」。そう呪文のように自分に言い聞かせなければ、正直これほど働けなかった。         

そして、その果てに、自分なりに行き着いた思いが、ふたつあります。         

一つは、 「結局のところ、会社って、経営者のものなのね・・・」 ということ。         

もう一つは、 「いつか、思いっきり自分のために働いてみてぇー!」 ということである。      

まあ、このまま中間管理職人として、人生を全うするってのも、

ありっちゃあ、ありなんすけどねえ。

・・・うーん、どうしたもんかねえ。ははは。


兵隊は何も考えなくてよい。悪いようにはしないから、トップの指示に黙って従っていればよい。
という経営者が多い中で、うちの社長は、
この馬鹿!もっと考えろ!馬鹿は馬鹿なりに考え抜け! という社員育成をしてきた。    
故に、この馬鹿は、すっかり物事を考える馬鹿になってしまった。     
本当に頭のよい人は、
ここまでは考える。でもここから先はサラリーマンとして、あえて考えない。         
という判断が出来る人なんだよね。     
んまあ、分かってはいるのですが、僕は根が不器用なのか、ヘソが曲がっているのか、         
諸事万端、片っ端からあれこれ考え散らかす人間に成り果ててしまった。とほほ。     
「この僕の珍奇な性格も、社長の人材育成の成果のひとつですね」 なんつったら、
うちの社長、喜んでくれるだろうか?


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最終更新日  2019.12.07 10:38:43


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